タグ別アーカイブ: Prog Rock

NEW DISC REVIEW + INTERVIEW 【PANZERBALLETT : BREAKING BRAIN】


EXCLUSIVE: INTERVIEW WITH JAN ZEHRFELD OF PANZERBALLETT !!

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21st Century’s “Heavy Metal Bebop”!! German Progressive Funky Math Jazz Metal five piece, PANZERBALLETT has just released epoch making newest album “Breaking Brain” !!

ドイツが誇る高性能ジャズ式重戦車 PANZERBALLETT が最新作 “Breaking Brain” をリリースし海外で話題を集めています!!
実際、”Breaking Brain” というタイトルは、彼らの音楽を表現するのにピッタリですね。2本のギター、ベース、ドラムス、そしてサクスフォンが創造するジャズメタルは、強烈にして圧倒的。リスナーの固定概念を完全に破壊するでしょう。
アルバムオープナー “Euroblast” は毎年10月に行われる Prog/Tech Metal の祭典 Euroblast への挑戦状。「こんな強烈なバンド、出演してます??」と言わんばかりに畳み掛ける、ポリリズムとテクニカルでジャジーなフレーズ、そしてヘヴィーなグルーヴ。これ程まで Jazz/Fusion を重音領域に持ち込んでいるバンドは他に存在しないと思います。実にエポックメイキングな楽曲ですね。”Typewriter Ⅱ” はタイトル通りタイプライターのサウンドを使用しています。詳細はインタビューを読んでいただくとして、そのユニークなアイデアと巧みなアレンジの才能には恐れ入るばかり。”Mahana Mahana” はマニアックなセサミストリートオマージュだったりするのですが、こういった小ネタも実にニクイ!
インドのパーカッション奏者 Trilok Grutu の楽曲 “Shunyai” のカバーには Trilok 自身がゲスト参加しており、アルバムのハイライトとなっています。エスニックなリズムの驚異的なパーカッションに導かれ幕を開けるこの曲には奇怪なボーカルも挿入されており、見事に狂気と異国感を演出することに成功しています。アルバムのラストを飾るのは “Pink Panzer” のテーマ。彼らがこの曲をカバーするのはこれで2度目なのですが、半ば PANZERBALLETT の代名詞のようになった楽曲はさらにヘヴィーさを増し、壮大にアルバムを締めくくります。
作品を通して、サクスフォンとギターのユニゾンで奏でられるテーマたちが非常に印象的でした。サクスフォン奏者の Alexander Von Hagke はあの ASIA ともツアーを行ったことがある実力者。Joe Henderson, Randy Brecker を思わせる Post-Bop なフレーズの数々が、 MESHUGGAH ライクなポリリズムリフの上で踊る様は決して他のバンドからは得ることの出来ないカタルシスを感じさせてくれます。まさに21世紀の “Heavy Metal Bebop”。即効性と味わい深さを兼ね備えた素晴らしい作品ですね。
今回弊誌ではバンドの創設者であるギタリスト Jan Zehrfeld にインタビューを行うことが出来ました。難解だと思われるかも知れませんが、彼のリードプレイは意外に明快でリックのアイデアも実に豊富ですよ。どうぞ!!

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MMM RATING IS…

PANZERBALLETT “BREAKING BRAIN” : 9,3/10

YOU CAN STREAM ENTIRE “BREAKING BRAIN” ALBUM HERE !!

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NEW DISC REVIEW + INTERVIEW 【THE DEAR HUNTER : ACT Ⅳ: REBIRTH IN REPRISE】


EXCLUSIVE: INTERVIEW WITH CASEY CRESCENZO OF THE DEAR HUNTER !!

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Progressive/Post Hardcore act from US, THE DEAR HUNTER has just released amazing Rock Opera “Act Ⅳ: Rebirth in Reprise”! Yes, they returned to “Act” series !!

US産 プログロック/ポストハードコアバンド THE DEAR HUNTER が新作 “Act Ⅳ:Rebirth in Reprise” をリリースしました!!
THE DEAR HUNTER は元々、THE RECEIVING END OF SILENCE に所属していた Casey Crescenzo のソロプロジェクトとして始まりました。彼は THE DEAR HUNTER という自身をモチーフにした主人公が、生まれてから死ぬまでの人生譚を”Act” シリーズとして壮大な6章のレコードとして綴っているのです。COHEED & CAMBRIA は5枚のアルバムでSFを完成させましたが、彼は6枚の予定で今作はその4枚目。
実は “Act” シリーズのリリースは3枚目でしばらく頓挫していました。Ⅲ がリリースされたのは2009年。6年の間に彼は、9色の色に対応する9枚のコンセプトEPシリーズ “Colour Spectrum” や、ソロ名義でシンフォニーアルバム “Armor and Attrition” をリリースしていました。今回、帰って来た “Act” シリーズの新作 “Rebirth in Reprise” はそういった経験が見事に生きた74分のドラマに仕上がっていますね。
非常にシアトリカルで、エモーションとフィロソフィーに満ちたレコードです。完成されたパズルのように、全てが収まるべき場所に収まったロックオペラ。特筆すべきはやはり、Casey のボーカルです。ジャジーにスウィングしたり、美しく歌い上げたり、激しくロックしたり、ダンサブルなグルーヴを表現したり。素晴らしくキャッチーなメロディーたちが彼の声によって命を吹き込まれます。日本のプログロックファンならば、美麗でビッグなコーラスワークと時に70/80’s的なメロディーラインから A.C.T や MOON SAFARI に例える人も多いでしょう。ただ、THE DEAR HUNTER は彼らと異なり、楽曲にオルタナティブやポスト・ハードコアの要素を巧みに取り入れていて、リスナーに新鮮味をも感じさせることに成功しています。MUSE や COLDPLAY のようなメジャー感すら感じさせますね。
今回から、他のメンバーたちも作曲にも関わっているため、ピアノ、オーケストラサウンド、そしてそれに協調する楽器たちのアレンジメントも実に見事で、非常にバンドらしいサウンドに進化している点も記して置くべきでしょう。74分というランニングタイムながら、カラフルで常に耳を惹くアルバムは彼がフェイバリットアルバムで挙げている The BEATLES の “Abbey Road” にも例えることが出来そうな傑作と表現せざるを得ないですね。今回弊誌では、バンドの中心人物 Casey Crescenzo にインタビューを行うことが出来ました。どうぞ!!

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MMM RATING⭐️

THE DEAR HUNTER “ACT Ⅳ: REBIRTH IN REPRISE” : 9,8/10

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NEW DISC REVIEW + INTERVIEW 【ABIGAIL’S GHOST : BLACK PLASTIC SUN】


EXCLUSIVE: INTERVIEW WITH KENNETH WILSON OF ABIGAIL’S GHOST !!

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AWESOME POST-PROG BAND FROM NEW ORLEANS! ABIGAIL’S GHOST HAS JUST RELEASED BEAUTIFUL & INTELLIGENCE NEW ALBUM “BLACK PLASTIC SUN” !!

ニューオリンズから素晴らしいバンドが現れました。ABIGAIL’S GHOST。驚くべきはその音楽性です。ニューオリンズと言えばジャズやブルースの本場ですが、彼らは KATATONIA, ANATHEMA, OPETH, PORCUPINE TREE といったヨーロッパの所謂 “POST-PROG” バンドたちのようなメランコリックでプログレッシブな美しくモダンなサウンドを聴かせてくれます。先日リリースされた最新作 “BLACK PLASTIC SUN” は彼らの作品でも最高傑作と言えるでしょう。アルバムを通して儚くも魅力的なメロディーを聴くことが出来ますが、まず特筆すべきはヴァイオリンかも知れませんね。ヴァイオリンを使用するプログバンドは少なくありませんが、彼らほど見事にヘヴィーなロックと融合させているアーティストは多くはないでしょう。OPETH や KATATONIA のような知性とヘヴィネスを併せ持ったリフに絡み合うストリングス。そこに乗るのはレイク、ウェットン直系の湿ったボーカル。悪いわけがありません。また変拍子も巧みに使用していますね。ワルツや5拍子の登場する回数は非常に多いのですが、自然に楽曲に溶け込んでいて注意して聴かないと気づかない程です。ANATHEMA の新作にもそういった楽曲はありましたが、言葉にするなら”さりげなさ”のようなものを大事にする POST感が見事です。とにかく KSCOPE 勢が大好物という方々から MUSE, MEW のようなポピュラーながら一捻りあるロックが好きという人までぜひご一聴いただきたいと思います。今回弊誌ではバンドの頭脳 KENNETH WILSON にインタビューを行うことが出来ました。どうぞ!!

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YOU CAN STREAM ENTIRE “BLACK PLASTIC SUN” ALBUM HERE !!

MMM RATING⭐️

ABIGAIL’S GHOST “BLACK PLASTIC SUN” : 9/10

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DISC REVIEW + INTERVIEW 【ANGLAGARD : HYBRIS】JAPAN TOUR 2015 SPECIAL !!


EXCLUSIVE: INTERVIEW WITH Erik Hammarström OF ANGLAGARD!!

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SWEDISH PROG LEGEND, ANGLAGARD WILL RETURN TO JAPAN !! 1992 MASTERPIECE “HYBRIS” SET TO BE PERFORMED FROM BEGINING TO END !! 

1991年にスウェーデンにて結成。低迷していたプログロックシーンに復興の起爆剤ともなる2枚の傑作を投下し、1995年に突然解散した伝説のバンド ANGLAGARD。2000年代初頭にライブのみの再結集はあったものの、15年ほどほぼ沈黙していたバンドが2012年に復活作 “VILJANS OGA” をリリースしたことは歓喜を伴う大きな驚きでした。メンバーチェンジを経て翌年には初来日を果たし素晴らしいショーを行いました。そして2015年。彼らが再び日本に戻って来ます!11/8には、以前弊誌でもインタビューを行った同郷の ANEKDOTEN と共演、11/10には単独公演で傑作デビューアルバム “HYBRIS” の完全再現を行います。”HYBRIS” を語る時まず重要なのは、バンドがそれ以降使用しなくなったボーカルが収録されている点です。彼らがキャリアを通じて拘りを見せるスウェーデン語で歌われるボーカルの不思議に美しい響きには、惹き込まれ神秘性を感じずにはいられません。音楽的にはクリムゾンもしくは硬質なイエスのようなギターリフとオルガンが生み出す凶暴な動のパートと、フルートやメロトロンを使用した叙情的でトラッド色を濃くする静のパートが織り成すダイナミズムがとにかく驚異的。目まぐるしく静と動が入れ替わる場面ではそのレンジの大きさを感じることが出来ますね。70年代のプログロック、バロック音楽、トラッドフォーク、現代音楽などを取り込み、強烈な哀愁や慟哭を織り込んで作り上げた紛うことなき傑作と言えるでしょう。アルバムを曲順通りに再現してくれる機会はなかなかないと思います。忘れられない夜になることでしょう。また、音楽的にも出自的にも共通点の多い ANEKDOTEN との共演は非常にエキサイティングであるに違いありません。今回弊誌では 2012年からバンドに加わり一時期は THE FLOWER KINGS にも在籍していたドラマー Erik Hammarström に話を聞くことが出来ました。

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NEW DISC REVIEW + INTERVIEW 【SAJJANU : TRAUMA13】


EXCLUSIVE: INTERVIEW WITH SAJJANU!!

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ONE OF THE MOST TECHNICAL AND STRANGE BAND IN JAPAN!! SAJJANU HAS JUST RELEASED THEIR NEWEST ALBUM “TRAUMA13”!!

日本屈指の超絶技巧派変態トリオ SAJJANU が新作 “TRAUMA 13” の国内盤を10/7にリリースします。さて、謎の多いこの SAJJANU というバンドですが、ギター2本とドラムスという不思議な編成でめまぐるしくもカラフルでどこかキャッチーなインストロックを制作しています。プログロック、ジャズ、メタル、マスロックにアヴァンギャルドとその音楽性は多岐に渡り、次々に繰り出される難解なフレーズや変拍子には高い中毒性が潜んでいます。そして実は STOLTZ こと LAGITAGIDA のオータケコーハン氏、同じくFUNE こと 現 LAGITAGIDA で ex-GREEN MILK FROM THE PLANET ORANGE の TAKAYOSHI YAZAWA氏、ex-MASSIMO の FUNAZUMA氏という界隈では名の知れた実力者たちが結成したスーパーバンドでもあるのです。2009年にリリースされたデビュー作 “PECHIKU!!” はあのジョン・ゾーン主宰レーベル”TZADIK RECORDS”からひっそりと発売され、2ndアルバム “CALIFORNICATION Ⅱ” では全24曲風1曲に挑戦。水野健一郎氏のアートワークを含め新作 “TRAUMA 13” に置いても彼ら独特の世界観を作り上げていますね。すでに3度のヨーロッパツアーを経験しており、昨年開催されたマスロックの祭典 “BAHAMAS FEST” において圧倒的なパフォーマンスや逆立ちを披露。魅了されファンになった方も多いのではないでしょうか?個人的にも非常に感銘を受け、絶対に掲載したかったバンドなのですが、それは彼らが無頓着に見えながらもしっかりとジミヘン、ザッパ、メセニーといった巨匠たちを通過しメタルやプログロックをリスペクトしていることが楽曲の端々から伝わるからでした。音楽が浅くないんです。ロックスター然とした個性も素晴らしいですね。同時に勿論マスロック的な新しい感覚も存在する稀有な存在だと思います。インタビューです、どうぞ!!

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YOU CAN STREAM TWO NEW SONGS OF “TRAUMA13” HERE !!

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NEW DISC REVIEW + INTERVIEW 【THE ARISTOCRATS : TRES CABALLEROS】


EXCLUSIVE: INTERVIEW WITH THE ARISTOCRATS!!

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THE ARISTOCRATS, EXCELLENT THREE AMIGOS HAVE JUST RELASED THEIR AWESOME MEXICAN NEWEST ALBUM “TRES CABALLEROS” !!

ロックのフィールドにおいて現代最高峰の技術を誇る3人のミュージシャンが集結したバンド THE ARISTOCRATS が最新作 “TRES CABALLEROS” をリリースしました。ギタリストの GUTHRIE GOVAN はスーパーギタリスト不在の21世紀において1人気を吐いている偉人。幼少時からヴァイオリンを習得したその才能は徐々に認められ、ASIA に参加した後ソロアルバムをリリース。カラフルでエクレクティックな音楽性と正確すぎるピッキング技術、そしてスケールやアウトした音を自在に使いこなす創造性が高く評価されています。ベーシストの BRYAN BELLER は名門バークリー音楽大学卒業後、STEVE VAI, JOE SATRIANI といった超一流ギタリストたちに認められ共にプレイしてきた実力者。そしてドラマーの MARCO MINNEMANN はあの DREAM THEATER のドラマーオーディションで最終選考まで残り、STEVEN WILSON のバンドでもプレイする傍ら、自らも全ての楽器を高いレベルでこなすマルチミュージシャン。まさに三者三様の経歴を持つ三銃士が放つ新作はインタビューでも触れている通り、いつものユーモア満載ながらカントリーやメキシカンを強調したアルバムになっています。ただ全編がそういった音楽性では勿論なく、オールドロックンロールからサーフ、ジャズや変拍子にフランク・ザッパとカラフルな彼らの持ち味は健在です。今回弊誌では THE ARISTOCRATS の3人にインタビューを行うことが出来ました。VIVA LAS TRES AMIGOS!!

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NEW DISC REVIEW + INTERVIEW 【BAROCK PROJECT : SKYLINE】


EXCLUSIVE: INTERVIEW WITH LUCA ZABBINI OF BAROCK PROJECT !!

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GREAT ITALIAN NEO-PROG BAND, BAROCK PROJECT HAS JUST RELEASED DYNAMIC & BEAUTIFUL NEW ALBUM SKYLINE !!

イタリアの次世代プログロックバンド、BAROCK PROJECT が新作 “SKYLINE” をリリースしました。
ご承知の通り、過去のタイトルばかりを漁って聴かなければならないプログロック冬の時代は終焉を迎えています。DJENT、アトモスフェリックな要素を配したモダンプログメタルは世界的な人気を博していますし、所謂ネオプログなどとも称される過去のプログロックを現代的に解釈した次世代のプログロックバンドも続々と登場しています。PORCUPINE TREE, ANEKDOTEN を筆頭に、BIG BIG TRAIN, MOON SAFARI, HAKEN, RIVERSIDE といったバンドたちの躍進は目を見張るものがありますね。
今回扱うイタリアの新星 BAROCK PROJECT も彼らに続く才能だと思います。”SKYLINE” は確実に彼らの最高傑作でしょう。制作中にベーシストが脱退していますが新しいギタリスト、ドラマーを加えて、ボーカル、ギター、キーボード、ドラムという四人編成で送り出す今作は ELP, GENESIS といったプログロックジャイアント達へのラブレターであり、同時に洗練されたモダンなサウンドも兼ね備えています。
GENESIS など数多の名作でアートワークを手掛けてきた PAUL WHITEHEAD がジャケットを担当、同郷の偉大な先輩 NEW TROLLS の VITTORIO DE SCALZI がゲスト参加という話題性も充分な “SKYLINE” ですが、特筆すべきはやはりキーボーディストでコンポーザー LUCA ZAPPINI の KEITH EMERSON 譲りのダイナミックな演奏と、ハードなエッジとキャッチーさを巧に取り入れた作曲術でしょう。
例えば以前インタビューを行った MOON SAFARI にも言えることですが、決してプログロックという枠のみに留まらずより多くのリスナーにアピールするであろう方向性を模索し高いレベルで提供する彼らの意識と実力は、間違いなく人気とセールスという報酬に結実すると信じます。実際、”SKYLINE” は “THE BOOK OF LIFE” という大曲にライブテイクをボーナストラックとして加え、曲順も変更した上で MARQUEE/BELL ANTIQUE より日本盤がリリースされました。更なる快進撃、来日も期待できそうですね。
彼らはメンバー全員がイケメンという極めて貴重なプログバンドなのですが、中でも一番のイケメン LUCA ZABBINI がインタビューに答えてくれました!!

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WORLD PREMIERE : “SIZQ” + INTERVIEW 【NETWORKS : DYNAMIC NATURE】


WORLD PREMIERE : NEW MV !! “SIZQ” OF NETWORKS !!

 JAPANESE ECLECTIC INSTRUMENTAL TRIO, NETWORKS HAS JUST RELEASED THEIR NEWEST ALBUM “DYNAMIC NATURE” !!

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ミニマル、エレクトロニカ、ロック、ジャズ、エクスペリメンタル、ダンス、マス、プログレッシブ…。様々な音楽的要素をキラキラとエクレクティックに取り込んだ東京発の3人組 NETWORKS 待望の2ndアルバム “DYNAMIC NATURE” がリリースされました。2010年にリリースされ、デビュー作にして傑作と評された “WHITE SKY” から実に5年。待っただけの価値は十分にある作品だと思います。まずはアルバム収録曲で、今回弊誌で独占公開、 “SIZQ” のMVをご覧いただきたいと思います。吉野耕平監督が生み出す色彩感覚と NETWORKS の音楽が完璧にシンクロし新しくも生き生きとした芸術の息吹を感じられるでしょう。「楕円運動のダンス音楽」 「最終的に祈祷になる事」 をテーマにバンド活動を続けている NETWORKS。前者は世の中に溢れる4/4拍子を円運動に見立て、楕円即ち奇数拍子、変拍子でも踊れるでしょう?そこにカタルシスが生まれるかもしれませんよ?というメッセージ。これは以前からそう思っていましたが後者の解釈はより難解でした。しかし “DYNAMIC NATURE” を聴きこむにつれて、後者は個々のミュージシャンとしてのエゴを捨て去り、より音楽と同化するといった意味で受け取るようになりました。正しい解釈はインタビューで答えてくれていますが、”DYNAMIC NATURE” がそれだけ自然体で彼らのヴィジョンを再現し、多くのインストバンドが犯す技量の詰め込みからはかけ離れた、多幸感に満ちた完成度の高いアルバムだと感じたからでしょう。リズムやメロディーにただ身を任せてもよし、思考を重ね深く突き詰めるもよし。ただインタビューをご覧になれば、皆様も歌詞のない彼らの内面がいかに哲学的、文学的であるかお分かりになるでしょう。キーボードの新後さん、ギターの齊所さん、ドラムスの濱田さん。メンバー全員による三者三様の回答をお楽しみください。

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PICK UP ARTIST + INTERVIEW 【KING CRIMSON】JAPAN TOUR 2015 SPECIAL!!


EXCLUSIVE: INTERVIEW WITH GAVIN HARRISON OF KING CRIMSON!!

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NEW KING CRIMSON ARE GOING TO COME TO JAPAN ON DECEMBER!!

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UK の至宝、プログロックの伝説 KING CRIMSON が2003年以来実に12年ぶりの来日を12月に果たします。2011年に ROBERT FRIPP は突如として音楽業界からの引退を発表、KING CRIMSON も終焉かと思われましたが2013年にバンドの再始動を発表。これまでもそうしてきたようにメンバーを1部刷新して新しい音楽の旅に出ました。今回の再始動、目玉はやはり MEL COLLINS の復帰でしょう。”IN THE WAKE OF POSEIDON” から “ISLANDS” まで参加し (“RED”はゲスト扱い)、サックス、フルート、メロトロンを自在に操った名バイプレイヤーの帰還です。同時に注目されるのが3ドラムスという新しいコンセプト。GAVIN HARRISON, PAT MASTELOTTO という名手二人に R.E.M, NINE INCH NAILS などでの活躍で知られるマルチプレイヤー BILL RIEFLIN を加えて3人のドラマーがバンドに存在する形になりました。 90年代の”ダブルトリオ”編成時代にはツインドラムを提示していましたが、このコンセプトにはさすがに驚きました。では新生クリムゾン、具体的にどのような音になっているのでしょうか?私達には昨年リリースされた “LIVE AT THE ORPHEUM” と 2011年にリリースされた新生クリムゾン マイナス PAT&BILL というラインナップの KING CRIMSON PROJEKCT “A SCARCITY OF MIRACLES” いう2つのヒントが与えられています。前者を聴く限り、3ドラムスというコンセプトは「それぞれが別々のリズムを刻みカオティックな世界観を創出する」というよりは「同じグルーヴ、リズムを3人で刻み音圧、高揚感を得る」という目的のようです。これはステージ前方にドラムスを配し後方にリード楽器を置いている現在の位置取りからも推測できます。後者はまさに FRIPP COLLINS JAKSZYK の良いとこ取りのような作品。FRIPP のサウンドスケープ、COLLINS のスリリングなサックス、JAKSZYK のメロウなボーカルが溶け合っていました。クリムゾンの作品で言えば “ISLANDS” の叙情性が最も近いかも知れませんね。インタビューでも触れているように新しいマテリアルを試しているとのこと。それがそのままこの路線とは全く限りませんがADRIAN BELEW を廃して COLLINS と JAKSZYK を配置した訳ですから初期の叙情性が復活することは大いに有り得ると思います。今回弊誌では KING CRIMSON, PORCUPINE TREE という新旧二大プログバンドに在籍するスーパードラマー GAVIN HARRISON に話を聞くことが出来ました。

【INTERVIEW WITH GAVIN HARRISON】

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Q1: KING CRIMSON Japan Tour is just announced !! How are you feeling now? And what the setlist will be?

【GAVIN】: We’re very happy to be coming to Japan and making so many concerts. It will be the exciting conclusion of the 2015 tour.

Q1: KING CRIMSON の日本ツアーが発表されましたね。今はどういったお気持ちですか?

【 GAVIN 】: 日本で沢山のコンサートを行うことが出来てとても嬉しいよ。2015年に行うツアーのエキサイティングな締めくくりになるだろうね。

Q2: So, what do you think New Crimson line up? Mel Collins is back, and three drummers in the band. What is triple drums to you?

【 GAVIN 】: Mel is fantastic and adds so much to the performance. We all really enjoy Mel’s inventive soloing every night. Having three drummers gives us unique opportunities to explore some very interesting rhythmic and sonic possibilities. Three very different drummers with three different approaches to drumming can really mix together very well. .

Q2: 新生クリムゾンのラインナップについてはどう思っていますか?MEL COLLINS が復帰し、バンドには3人のドラマーがいます。トリプルドラムスというコンセプトはあなたにとってどのような意味を持っていますか?

【 GAVIN 】: MEL は素晴らしいし、バンドに多くのものをもたらしてくれたね。毎晩、僕たちは皆 MEL の独創的なソロを楽しんでいるんだ。バンドに3人のドラマーがいることで、とても興味深いリズムと音の可能性を探るユニークな機会が与えられているよ。3人とも全然違うタイプのドラマーで違うアプローチをしているんだけど、それが本当によく調和しているんだ。

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Q3: Anyway, do you think new KING CRIMSON set to release new album near the future?

【 GAVIN 】: I don’t know. We are working on new pieces and we hope to perform them in the coming tour.

Q3: KING CRIMSON は近い将来、新作をリリースすると思いますか?

【 GAVIN 】: わからないよ。ただ、新しいマテリアルには取り組んでいるからそれを今回のツアーで披露出来たらいいね。

Q4: Your solo record, “Cheating the Polygraph” is just released. This is the re-image of Porcupine Tree songs. And you did really magnificent arrangement. Anyway, what made you try this great challenge?

【 GAVIN 】: I had wanted to make a modern contemporary big band album for a very long time and I was thinking about making an album of some of my favourite Porcupine Tree songs completely re-imagined for big band sound. This really is not a cover album. The arrangements take the essence of the compositions and take them into the stratosphere. It was a long process (about 5 years) to complete the whole project but it was a fantastic journey for me. .

Q4: あなたのソロアルバム “CHEATING THE POLYGRAPH” もリリースされましたね。PORCUPINE TREE の楽曲をリ・イメージした内容でビッグバンド調の素晴らしいアレンジが施されています。なぜこういったアルバムを制作したのでしょうか?

【 GAVIN 】: 僕はずっと長い間モダンなコンテンポラリービッグバンドのアルバムを作りたいと思っていたんだ。そして僕の大好きな PORCUPINE TREE の楽曲を何曲か完全にビッグバンドサウンドにリ-イメージしたアルバムを作ろうと思いついたんだよ。これは全くカバーアルバムではないよ。楽曲の構成だけ抽出して成層圏に届くくらい異なったアレンジを施してあるからね。プロジェクト全体で5年くらいの長い期間を要したよ。だけど僕にとって素晴らしい旅だったね。

Q5: How did you choose the songs of “Cheating the Polygraph”?

【 GAVIN 】: I chose the songs that I felt had good rhythmic possibilities and presented them to Laurence Cottle (the arranger) to see how he felt about re-imaging them from a harmonic perspective. We worked for several weeks on each tune passing it back and forth between us until we felt happy with the arrangement.

Q5: 数多くのPORCUPINE TREE の楽曲から今回の収録曲を選んだ理由を教えてください。

【 GAVIN 】: まずは僕がリズム的に可能性があると感じる楽曲を選んだんだ。それをアレンジャーである LAURENCE COTTLE に提示して、彼がハーモニーの観点からリ・イメージすることにどう感じるか確かめていったんだよ。何週間もお互いがアレンジメントに満足できるまでそのやりとりが行き来したよ。

Q6: Steven Wilson told that PORCUPINE TREE may return in 2016. Do you think it will come true? And You’ve played with two prog genius, Robert Fripp and Steven Wilson. When you compare these two, how are they resemble or different ?

【 GAVIN 】: I don’t know about the future of PORCUPINE TREE. And I don’t compare people.

Q6: STEVEN WILSON は2016年の PORCUPINE TREE の復活について言及していました。実現すると思いますか?また STEVEN と ROBERT を比較した時、似ているところはありますか?

【 GAVIN 】: PORCUPINE TREE の未来についてはわからないな。僕は人を比較したりはしないんだ。

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Q7: And you’ve played with lot’s of bands and project, like iamthemorning (I really love them), The Tangent, Blackfield, No Man, OSI, Storm Corrosion, and more. Do you have new project you are involved in?

【 GAVIN 】: I work on a lot of projects from my studio. There are more things coming but I can’t mention them at the moment.

Q7: あなたは他にも様々なプロジェクトに関わってきましたね。IAMTHEMORNING, THE TANGENT, BLACKFIELD, NO MAN, OSI, STORM CORROSION…現在関わっているプロジェクトはありますか?

【 GAVIN 】: 今も沢山のプロジェクトに関わっているよ。僕のスタジオでね。どんどん増えるだろうけど現時点で明かせるものはないね。

【FIVE ALBUMS】

FIVE ALBUMS THAT CHANGED GAVIN’S LIFE!!

PATRICK WILLIAMS “THRESHOLD”

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ART FARMER “CRAWL SPACE”

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JAPAN “TIN DRUM”

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ART FARMER & JIM HALL “BIG BLUES”

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BLUE NILE “HATS”

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【MESSAGE FOR JAPAN】

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I have been to Japan many times and it is a very special place to me. I look forward to seeing the great audiences at the King Crimson shows.

日本には何度も行っているんだけど、僕にとってとても特別な場所なんだ。KING CRIMSON のショーで素晴らしいオーディエンスに会えることを楽しみにしているよ。

GAVIN HARRISON

【KING CRIMSON ARE】

ROBERT FRIPP

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言わずと知れた KING CRIMSON のギタリストにしてリーダー。MR.CRIMSON。後続に多大な影響を与え続けるイノベイターです。メカニカルでシーケンシャルなフレーズ/アルペジオを構築し正確に弾きこなすと同時に、ライブでのインプロヴィゼーションも持ち味。バンド以外でも DAVID BOWIE, BRIAN ENO, ANDY SUMMERS など様々なミュージシャンと共演してきています。

MEL COLLINS

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今回の再始動で1972年以来40年以上ぶりにバンドに復帰したサックス、フルート、メロトロン奏者。その実力(と利便性)故様々なバンドに引っ張りダコで ROLLING STONES や中島みゆきのアルバムにも参加していたりします。KING CRIMSON 脱退後は CAMEL にも長く在籍したプログロック重要人物の1人。

TONY LEVIN

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スキンヘッドに髭がトレードマークのプログ界NO.1ベースプレイヤー。チャップマンスティックという不思議な楽器を操ることでも知られています。DREAM THEATER のメンバーと立ち上げた LIQUID TENSION EXPERIMENT での活躍も有名で、他にも数多くのセッションやプロジェクトをこなしています。PETER GABRIEL のお抱えベーシストであり、同僚の PAT MASTELOTTO と STICK MEN というバンドでも活動する多忙人。

PAT MASTELOTTO

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ex-MR.MISTER。”VROOM” からバンドに加入し FRIPP 師匠に寄り添い片時も離れない忠義ドラマー。実に器用で最も FRIPP の理想とするリズムを再現できる人物なのではないでしょうか?

JAKKO JAKSZYK

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新メンバー。新生クリムゾンのリードシンガーでセカンドギタリスト。キーボードもこなすマルチプレイヤー。ソロ、THE TANGENT, LEVEL 42 などさまざまなバンドに在籍する傍らコメディアンとして活躍するなど実に才能豊かな人物です。妻は KING CRIMSON の創立メンバー MICHAEL GILES の娘。

BILL RIEFLIN

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新メンバー。トリプルドラマーの1人。R.E.M, MINISTRY, KMFDM, NILE INCH NAILS など90年代初頭からインダストリアルなバンドのドラマーとして活躍。キーボードやギターもこなすマルチプレイヤー。

GAVIN HARRISON

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KING CRIMSON, PORCUPINE TREE という二大プログバンドのドラマー。その事実だけで実力は推して知れますね。

【KING CRIMSON’S RECORDS YOU MUST LISTEN TO】

“IN THE COURT OF THE CRIMSON KING”

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デビュー作にしてプログロックの概念を確立した記念碑。ロックというジャンルにクラッシックやジャズを高いレベルで融合させ、同時に歌詞専門のメンバー PETE SINFIELD が詞に深い意味を持たせることで知的で奥深いプログロックの世界を構築しました。メタリックな音像のサックスとギターが狂ったようにメカニカルでカオティックなフレーズを畳み掛け、唯一無二のカタルシスを生み出す “21st CENTURY SCHIZOID MAN” 。”CONFUSION WILL BE MY EPITAPH” という一節が楽曲の全てを物語る、メロトロンとアルペジオと悲哀に満ちて美しい “EPITAPH”。この2曲の究極の対比が後のロック界に与えた影響は計り知れませんね。

“LARK’S TONGUES IN ASPIC”

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“ISLANDS” ツアー終了後、FRIPP はバンドの内紛に嫌気が差し解散を宣言。しかし BILL BRUFORD, JOHN WETTON, DAVID CROSS, JAMIE MUIR といった自らの理想を具現化出来るアーティストたちと出会い、クリムゾンを再始動しこの傑作をリリースしました。インプロヴィゼーションの塊のようなアルバムです。時代背景としてはちょうどマイルス・デイヴィスの音楽が絶頂期を向かえたあたりですが、それとリンクするかのように、時に繊細で時に大胆なロックにおける最高峰の即効演奏が味わえます。特に JAMIE MUIR のパーカッションと DAVID CROSS のヴァイオリンはクリムゾンに新しい息吹を与えました。混沌としていて実験性に満ちていながら、キメのフレーズやメロディーはキャッチーで驚きを隠せません。

“RED”

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FRIPP, WETTON, BRUFORD の3人体制に移行し KING CRIMSON が最もへヴィーな方向性を提示したアルバム。バンドが REDZONE に入っていることから名付けられた有名すぎるタイトルトラック “RED” はまさにトリオだからこそ具現化出来た楽曲です。大勢のメンバー、楽器をアレンジメントする中で、なかなか思い切り全面に出ることのなかった FRIPP のギターが、ソリッドなスリーピースになることで初めてと言っていいほど強烈に自己主張しています。アルバムの最後を飾る “STARLESS” における冷徹で無機質な演奏と WETTON の淡々とした歌唱が生み出す奇跡的な暗く美しい世界はバンドの終わりを暗示しているようです。

“DISCIPLINE”

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解散から7年。1981年に FRIPP は ADRIAN BREW, TONY LEVIN という新しい血をアメリカから得て KING CRIMSON を再始動させます。当初は歌詞に深みがなくなった、ニューウェーブやポリリズムを大胆に取り入れすぎ、アメリカ人が嫌いだ、ステージでクネクネするな、など批判を浴びた作品です。しかしながら、 後に再評価が進み現在では FRIPP 曰くクリムゾン史上三指に入る作品だそうです。実際、当時最先端だった音楽を咀嚼し彼らのやり方で提示した意欲作だと思います。タイトルトラック “DISCIPLINE” の”鍛錬”のようなメカニカルで難解なフレーズを泊をずらしてギターで輪唱するという訳のわからない挑戦や、”FLAME BY FLAME” の斬新なフレーズ、ギターシンセやチャップマンスティックといった新しい楽器の導入など聴きどころの多い作品でプレイするたび新しい発見があります。

“THRAK”

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1984年に再度解散した KING CRIMSON は10年の沈黙の後ミニアルバム “VROOM” で復活を遂げます。80年代のラインナップに TREY GUNN, PAT MASTELOTTO を加えた”ダブルトリオ”編成という新しいコンセプトで。満を持して発表したフルアルバム “THRAK” は “RED” で体現したへヴィーさとインダストリアルな先鋭さを備えた優れた作品でした。メタリックな楽曲、実験的な楽曲、ポップさを備えた楽曲とバラエティーに富んでいて、コンセプト先行だった80年代と比べるとある意味肩の力が抜けたようにも感じられます。ダブルトリオという観点からみれば、”SEX SLEEP EAT DRINK DREAM” は非常に成功した楽曲だと思います。

“POWER TO BELIEVE”

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2003年発表、KING CRIMSON 現時点での最新作。ダブルトリオから BILL BRUFORD と TONY LEVIN が脱退。四人編成となりヌーヴォー・メタルを指標した作品です。

【THE ELEMENTS OF KING CRIMSON TOUR IN JAPAN 2015】

“in motion. This is a very different reformation to what has gone before: seven players, four English and three American, with three drummers. The Seven-Headed Beast of Crim is in Go! mode.”

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Tickets for the seven shows in Japan will be available on August 29th.
Tokyo December 7(Mon)Bunkamura Orchard Hall
Tokyo December 8(Tue)Bunkamura Orchard Hall
Tokyo December 9(Wed)Bunkamura Orchard Hall
Tokyo December10(Thu)Bunkamura Orchard Hall
OPEN 18:00 / START 19:00 Ticket \15,000
<info>Creativeman 03-3499-6669
Osaka December 12(Sat)Festival Hall
OPEN 17:00 / START 18:00 Ticket \15,000
Osaka December 13(Sun) Festival Hall
OPEN 16:00 / START 17:00 Ticket \15,000
<info>Kyodo Information 0570-200-888
Nagoya December 21(Mon)Nagoya Century Hall
OPEN 18:00 / START 19:00 Ticket \15,000
<info> Sunday Folk Promotion / 052-320-9100
www.dgmlive.com www.king-crimson.com

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WORLD PREMIERE: “SEA DRAGON” 【COVET (YVETTE YOUNG) : CURRENTS EP】


WORLD PREMIERE: NEW SONG !! “SEA DRAGON” OF COVET (YVETTE YOUNG) !!

BEAUTIFUL AND TALENTED MODERN GUITARIST, YVETTE YOUNG AND HER BAND COVET SET TO RELEASE THEIR DEBUT EP “CURRENTS EP” !!

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美貌と才能を兼ね備えた新世代ギタリスト YVETTE YOUNG 率いる COVET がデビュー EP “CURRENTS EP” をリリースします。POLYPHIA, INVALIDS といったアーティストのアートワークをも担当するなど実にマルチな才能を持った YVETTE は幼い時からクラッシックの英才教育を受けて育ちました。ピアノ、ヴァイオリンを習得した彼女のギタープレイは通常のそれとは少し異なります。ピックを使用せず、フィンガーピッキングでルート音などを鳴らしながらタッピングでメロディーを奏でるスタイル。これをロックの世界で具現化しているギタリストはほとんど見かけませんし、使用ギター7弦 STRANDBERG の特性とも相まって独特でモダンな雰囲気を漂わせています。彼女はすでにソロEP “ACOUSTIC EP” をリリースしていますが、スリーピースバンド COVET としては初の音源。今回公開する “SEA DRAGON” は WHAT’S MATH ROCK? と聞かれたら THIS IS IT! と答えたいくらいにマスロックの理想像を具現化しているのではないでしょうか?どこか懐かしく風景の見えるようなメロディーと数学的な譜割のリフやリズム。素晴らしいですね。YVETTE の弊誌独占楽曲解説とメッセージです!!

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【ABOUT “SEA DRAGON”】

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Aw we are releasing our album soon! It will be released in 3 weeks or sooner! And tour with POLYPHIA and CHON is great! We are playing our second show and most shows are sold out! When I wrote the song I was thinking about the ocean and a mysterious dragon traveling through the water, kind of like a creature from a Miyazaki movie! The entire album is about having an oceanic adventure :)

【YVETTE】: アルバムはすぐにリリースされるわ!3週間後かもうちょっと早いかもしれないわね!POLYPHIA, CHON とのツアーは素晴らしいわ!今、2回目のショーをやっているんだけど、ほとんどはソールドアウトしているのよ。この曲を書いたとき考えていたのは海、そして水上を旅するミステリアスなドラゴン、そうまるで宮崎アニメの生き物のようなね。アルバム全体も海の冒険について書かれているわ。

【MESSAGE FOR JAPAN】

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I would like to tell Japan that I miss being there and I am grateful for their support and fans and also that I will be going there with my band Covet very soon!!

【YVETTE】: 日本のファンに会いたいし、サポートにはとても感謝しているの。COVET で近々行くわ!!

“SEA DRAGON” LIVE ON EMGtv

“HYDRA” LIVE ON EMGtv

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