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INTERVIEW WITH COLIN BASS 【CAMEL】JAPAN TOUR 2016 SPECIAL !!


EXCLUSIVE: INTERVIEW WITH COLIN BASS OF CAMEL !!

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Legendary Prog Rock Band from UK, CAMEL set to return to Japan since 2000 !! Don’t miss “CAMEL goes to our town” !!

英国プログロックの至宝、CAMEL が2000年以来16年振りに待望の来日を果たします!!5/22に日比谷野音で行われる PROGRESSIVE ROCK FES 2016 で STEVE HACKETT とステージを分け合います。舞台は整いました。
ブルージーでありながらメロディアスなギターと、ファンタジックなキーボードをミックスして、独自のプログロックを守り続けて来た CAMEL。時に最も英国らしいバンドと称されるように、彼らの叙情的で、ポップで、少し陰のあるメロディーには確かな説得力がありますね。静と動、陰と陽の使い分けが非常に巧みなバンドでもあります。バンドの中心人物 Andrew Latimer が長年苦しんでいた重病から回復を遂げたことは本当に喜ばしいですね。
初期の傑作と言えばやはり2013年にリレコーディングまでされた “The Snow Goose” でしょう。この Paul Gallico の短編小説を元にしたコンセプトアルバムは、全てインストのみで構成されていながら、小説をそのまま映画化したかのような色彩豊かな作品です。フックに富んでいて、ページをめくるたびに新たな展開が用意されているんですよね。Andrew Latimer のイマジネイティブなレスポールサウンド、Peter Bardens が繰り出すムーグ、エレピ、シンセの絶妙な音色たち、そしてそれを支える Andy Ward と Doug Ferguson の多彩なリズム隊。バンドのマイルストーン的な作品です。
その後、CAMEL は KING CRIMSON の Mel Colins や CARAVAN のメンバーを加入させていく中で、オリジナルメンバーは Andrew ただ1人になってしまいます。ただ、だからといって音楽の”質”が低下したかというと、そんなことは全くありません。むしろ Andrew Latimer が中心となって、新旧メンバーから時代に合わせて必要な人材を配しつつ CAMEL のファンタジックな世界観を再現し続けて来たという風に言えるのかも知れませんね。フュージョン CAMEL にも、AOR CAMEL にも根底には彼らのアイデンティティが存在していたのです。
中でも後期の重要作品が “Dust and Dreams” ではないでしょうか。こちらもスタインベックの”怒りの葡萄”をモチーフとしたコンセプトアルバムなのですが、プロデュース技術の進化と円熟の域に達した作曲術により生み出された、ロマンティックなシンフォニーとさえ言えるでしょう。この名作でベースを担当しているのが、今回インタビューを快諾していただいた Colin Bass 氏。CAMEL への初参加が1979年ですから、不参加の作品、CAMEL自体が活動休止していた時期もありますが、30年近くバンドを支えて来たことになりますね。フレットレスベースを多用し、彼のボーカル共々独自の味を持ったプレイヤーです。ワールドミュージックにも精通していて、彼のソロや 3 MUSTAPHAS 3 では東南アジアやバルカン、アフリカからの影響を披露していますね。CAMEL は元より、昨年リリースされた素晴らしいソロアルバム “At Wild End” についても語ってくれました。インタビューです。どうぞ!!

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NEW DISC REVIEW + INTERVIEW 【PRESS TO MECO : GOOD INTENT】


EXCLUSIVE: INTERVIEW WITH LUKE CALEY OF PRESS TO MECO !!

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New Commer from UK! POP PUNK/EMO meets THE DILLINGER ESCAPE PLAN?! PRESS TO MECO has just launched their debut album “Good Intent” !!

UK 出身の新鋭 PRESS TO MECO は実に面白いバンドです。90~00年代に絶頂期を迎えた SUM41, WEEZER などを彷彿とさせるPOP PUNK や EMO 由来のメロディーは徹頭徹尾カラフルでキャッチー。スリーピースにしてトリプルボーカルが紡ぎ出すハーモニーは QUEEN にも例えられるほど。しかしそのインストゥルメンタルパートは時にプログレッシブでカオティック。典型的なポストハードコアやポップパンクとは明らかに距離を置いた強烈なオリジナリティは、彼らのデビュー作 “Good Intent” で十二分に表現されています。
例えば “Diffusion of Responsibility” “Afinity” のイントロには SikTh や THE DILLINGER ESCAPE PLAN といった マスコア由来のインテリジェンスとアグレッションが織り込まれていますし、”Manipulate” のライトハンドを使用したリフなどは実にチャレンジングです。同時に、アルバムのラストを飾る美しく荘厳な “Sacret Grounds” におけるポリフォニックなボーカルにはバンドの可能性を強く感じました。
2年連続 Download Fest に呼ばれたその実力は本物。CHON+1D、SikTh+WEEZER。キュートなルックスで、アンダーグラウンドとメインストリームの邂逅を具現化しようとしている彼らにはぜひ成功して欲しいと思います。今回弊誌ではギター/ボーカルの Luke Caley に話が聞けました。どうぞ!!

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MMM RATING!!

PRESS TO MECO “GOOD INTENT” : 9/10

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NEW DISC REVIEW + INTERVIEW 【WITH THE DEAD】LEE DORRIAN TALKS ABOUT HIS NEW BAND !!


EXCLUSIVE: INTERVIEW WITH LEE DORRIAN OF WITH THE DEAD !!

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Legend is baaaaack!! ex- CATHEDRAL, DOOM master, LEE DORRIAN talks about his new band WITH THE DEAD, CATHEDRAL, and his big love with Japan !!

伝説の帰還です。もはや説明は不要でしょう。世界で最も有名なドゥームバンド CATHEDRAL の顔として、またカルトなバンドを集めたレーベル RISE ABOVE RECORDS の首領として、日本のファンにもお馴染み Lee Dorrian 総帥が遂に新たなバンド WITH THE DEAD を率いてシーンに戻って来ました!!
メンバーは Lee に加えてあの ELECTRIC WIZARD 創立メンバーの Tim と Mark。世界で最も Doomy なスーパーバンドと言えるのではないでしょうか?実際、彼らがリリースしたデビューアルバム “With The Dead” は徹頭徹尾ヘヴィーでスロウ、完璧なドゥームレコードに仕上がっています。
“Forest of Equilibrium” と “Dopethrone”。前述の2バンドが残したドゥーム史に残る傑作のハイブリッドという表現も決して的外れではないと思いました。ただ、Lee のボーカルは当時の荒々しく邪悪な雰囲気ではなく、成熟した近年の路線を引き継いでいるため聴きやすさはかなり増していますね。ただし、プロダクションはかなり生々しくギターもファズを効かせまくっているので、マッシュールーム度は満点です。同時に、Lee の敬愛する PENTAGRAM, TROUBLE, WITCHFINDER GENERAL といったバンドたちのスピリットも強く感じられるドゥーム愛に溢れた作品と言えるでしょう。
最終作 “The Last Spire” は歴史の総まとめ的な意味合いがあったので別としても、後期 CATHEDRAL の作品は総じて非常にプログレッシブでした。しかし”With The Dead” で Lee は、そういった実験性から距離を置きシンプルでストレートなドゥームを再度追求するつもりなのかも知れませんね。シンプルでストレートとはいえ、アルバムはバラエティーに富んでいて、リフやコンポジションもベテランらしく巧みなのでリスナーを飽きさせることはありません。最高の復帰作になったのではないでしょうか。
今回弊誌では Lee 総帥にインタビューを行うことが出来ました。リップサービスではない、彼の正直な日本への愛が強く感じられると思いますよ。どうぞ!!

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MMM RATING

WITH THE DEAD “S.T” : 9,2/10

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NEW DISC REVIEW + INTERVIEW 【JOHN BROWNE’S FLUX CONDUCT : QATSI】


EXCLUSIVE: INTERVIEW WITH JOHN BROWNE !!

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JOHN BROWNE of MONUMENTS has Just released really artistic solo debut album “QUATSI”!! He released his creativity with his emotion !!

モダンメタルシーン重要バンドの1つ MONUMENTS のギタリスト JOHN BROWNE が初のソロアルバム “QUATSI” をリリースしました!!
ギターは勿論、全ての楽器を JOHN がプレイしプロデュースも手掛け、ストーリーの主人公までもが JOHN 自身という非常にパーソナルな作品です。”QUATSI” とはホピ族の言葉で”人生”。作品は JOHN の過去、現在、未来を投影しています。1時間を超えるインストゥルメンタルアルバムですが、私たちは彼の右手を通して心の中の怒りやフラストレーション、魂の叫びを感じることが出来るのです。
音楽的には、映画のサウンドトラックのような作品だと思います。ただ、ハリウッド映画のような壮大さと言うよりも、人間の本質に迫るような生々しい迫力を備えています。オーケストラやピアノのサウンドによってアルバムは一段上の表現力を得ていますね。”ZEALOT” などはまるでRPGゲームを1曲で表現しているような素晴らしさです。
加えて彼の生み出す感情のこもった力強くも知的なリフの数々は、 MESHUGGAH のギタリスト、かの FREDRIK THORDENDAL が唯一残している傑作アルバム “SOL NIGER WITHIN” をも想起させます。特に “THE LAST GOODBYE” で聴ける矢継ぎ早なリフワークは彼のディスコグラフィーの中でも白眉なのではないでしょうか? DISPERSE の JAKUB ZYTECKI と SCALE THE SUMMIT の CHRIS LETCHFORD が “THE HEART OF ATLANTIS” にゲスト参加していることも記しておくべきでしょう。才能溢れるニューマイスターたちの共演は新しい時代の幕開けを感じさせます。
商業的な成功など微塵も頭にはないような、勿論リリースされてはいるものの非常にプライベートなアルバムです。しかしながら、彼の世界を垣間見るうち、私たちもその世界にズブズブと引き込まれていることに気づくでしょう。TECH-METAL ファンやギタリストは必聴の作品です。今回弊誌では JOHN BROWNE にインタビューを行うことが出来ました。MONUMENTS や FELLSILENT についても話が聞けましたよ。どうぞ!!

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MMM RATING⭐️

JOHN BROWNE’S FLUX CONDUCT “QATSI” : 9,5/10

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NEW DISC REVIEW + INTERVIEW 【SITHU AYE : SENPAI EP】


EXCLUSIVE: INTERVIEW WITH SITHU AYE !!

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“I-i-it’s not like I wanted to hear “SENPAI EP” or Anything!!” One of the top modern prog guitarist, SITHU AYE has just released incredible Anime-Prog new record “SENPAI EP”!! Readers! Please notice SITHU-SENPAI!!

スコットランドから彗星の如く現れた才能溢れるモダンプログギタリスト SITHU AYE。インターネットの普及により誰もが音楽を発信出来るようになった現代の音楽シーン。彼はまさにそういったDIYミュージシャンの代表格的な存在だと思います。
インタビュー中でも触れていますが、BULB (MISHA MANSOOR) や BEN SHARP は勿論その分野のパイオニアです。ただ、兄貴感のある彼にインスパイアされて音楽を発信し始めたアーティストも多いのではないでしょうか?「作曲もギターもレコーディングもプログラミングもプロデュースもやろうと思えば一人で出来るんだ。」彼がモダンプログ/ギタリスト界隈に与えた影響は決して少なくありません。
そんな偉大な男 SITHU AYE が新作をリリースしました!”SENPAI EP”。アートワークからコンセプトまでどう見ても”OTAKU”!!そう、彼は偉大な”オタク”だったのです。ただ、内容は実に素晴らしいですね。勿論、コンセプトが「アニメのOPテーマのようなEP」なので以前よりキャッチーでファンシーになっている部分はあります。キラキラしたキーボードやシャムシェイドかよ!と突っ込まざるを得ないシンコペーションリフなどはやはり驚きです。しかしむしろそれがSITHU のプログ/フュージョン的ギターと未然の化学反応を引き起こし、何度もリピートせずにはいられない中毒性を生み出しています。
初期の SITHU の作品はより “DJENTY” な音作りやプログメタルの複雑さを強く内包していましたが、作品を重ねるに連れてどんどんメロディー重視の方向性にシフトしています。PLINI と波長が合い2人でEP”I”をリリースしたのも納得ですが、彼の中でそういったアニメのテーマソングのような強烈なキャッチーさに憧れる気持ちが膨らんで、遂に爆発したのかも知れませんね。勿論、彼の流暢でジャジーな独特のシュレッドは健在。ギタリストからモダンプログファン、そしてアニメファンまで幅広くアピールする作品に仕上がったのではないでしょうか?!?!
今回弊誌では SITHU AYE にインタビューを行うことが出来ました。読者の皆さん、ぜひ SITHU 先輩に気づいて下さい!

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MMM RATING⭐️

SITHU AYE “SENPAI EP” : 9,8/10

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PICK UP ARTIST + INTERVIEW 【GOOD TIGER】


EXCLUSIVE: INTERVIEW WITH DERYA NAGLE OF GOOD TIGER!!

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NEW SUPER GROUP HAS JUST RISED!!THE SAFETY FIRE + TESSERACT + FACELESS ARE REALLY STRONG GOOD TIGER !!

メジャーレーベル INSIDE OUT からデビュー作をリリースし、将来を嘱望されたモダンプログバンド THE SAFTEY FIRE。突然の解散を表明したのは今年の7月のことでした。惜しむ間もなくバンドのギターチーム DERYA と JOAQUIN は GOOD TIGER という新バンドを結成しました。発表されたメンバーは2人に加えて ex-TesseracT の ELIOT COLEMAN, ex-FACELESS の ALEX RUDINGER という強力な布陣で、新たなスーパーバンドの誕生と言えると思います。11月にリリースされるデビュー作からファーストシングル “SNAKE OIL” が公開されましたが、メンバー各自が以前所属していたバンドたちの音像とは少し異なっていて非常に面白いと感じました。CONVERGE のようなカオティックなエナジー、THE MARS VOLTA のような知的な躍動感、そして MASTODON のようなへヴィーでプログレッシブなリフを兼ね備えた新しいサウンドには期待感しかないですね。今回弊誌ではバンドの中心人物である DERYA NAGLE に GOOD TIGER としては世界初インタビューを行うことに成功しました。

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WORLD PREMIERE : “SPEED OF LIGHT” 【IRON MAIDEN : THE BOOK OF SOULS】


WORLD PREMIERE: NEW SONG !! “SPEED OF LIGHT” OF IRON MAIDEN !!

THE FIRST NEW MAIDEN SONG IN FIVE YEARS IS ONE OF THE GREATEST METAL SONG IN FIVE YEARS !!

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 IRON MAIDEN が “FINAL FRONTIER” 以来5年ぶりに放つ新作にして二枚組の大作 “THE BOOK OF SOULS”。9/4にリリースされるアルバムからファーストシングル “SPEED OF LIGHT” を公開です!!二枚組にもかかわらず11曲という収録曲数から昨今のプログレッシブ路線を踏襲した楽曲かと思っていましたが蓋を開けてみれば彼らにしてはかなりストレートなメタルアンセム!ブルースが復帰しギターチームが三人になった直後のアルバム “BRAVE NEW WORLD” に収録されていてもおかしくないですし、”WICKER MAN”, “BLOOD BROTHERS” などと比較しても遜色ないと思います。実際、同じスタジオでレコーディングを行ったようで、似たようなヴァイブが感じられるのも必然かもしれません。”MOONCHILD”, “2 MINUTES TO MIDNIGHT” のようなキャッチーな感覚はやはり ADRIAN SMITH のクレジット。とにかく期待以上の佳曲なのは間違いないですね。勿論、アルバムにはバンド至上最長18分の “EMPIRE OF THE CLOUDS” をはじめとして10分超の楽曲が3曲も収められているので全容は全くわかりませんが期待しましょう!!

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 “We approached this album in a different way to how we’ve recorded previously. A lot of the songs were actually written while we were there in the studio and we rehearsed and recorded them straight away while they were still fresh, and I think that immediacy really shows in the songs, they have almost a live feel to them I think. I’m very proud of The Book Of Souls, we all are, and we can’t wait for our fans to hear it, and especially to take it out on the road next year!”
“このアルバムで、僕たちは以前のアルバムとは違ったアプローチをとったんだ。今回、多くの楽曲は僕たちがスタジオにいる間に書かれたんだよ。リハーサルをして楽曲がフレッシュなうちにすぐレコーディングを行ったのさ。そういった即時性のようなものが実に良く現れているし、ほとんどライブのような感覚さえあると思うよ。僕たち全員が “THE BOOK OF SOULS” をとても誇りに思うし、みんなに聴いてもらって、特に来年ツアーに出るのが待ちきれないよ。”

STEVE HARRIS

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 “We’re really excited about The Book Of Souls and had a fantastic time creating it. We started working on the album in late summer 2014 and recorded it at Guillame Tell Studios in Paris, where we’d done the Brave New World album back in 2000 so the studio holds special memories for all of us. We were delighted to discover the same magical vibe is still alive and very much kicking there! So we immediately felt at home and the ideas just started flowing. By the time we’d finished we all agreed that each track was such an integral part of the whole body of work that if it needed to be a double album, then double its going to be!”
“僕たちは皆 “THE BOOK OF SOULS” にとても興奮しているし製作過程も最高だったよ。昨年の夏にアルバムに取り掛かってパリの GUILLAME TELL STUDIO でレコーディングを行ったんだけど、そこは2000年に “BRAVE NEW WORLD” をレコーディングしたスタジオだったから特別な思い出があったんだ。同じようなマジカルなヴァイブがまだ生きているとわかって嬉しかったし、とてもやる気になったよ!すぐにそこが自分の家のように感じられたし、アイデアが溢れてきたよ。どの楽曲も作品全体にとって不可欠だったから二枚組になったんだ。なるべくしてなったんだよ!”

BRUCE DICKINSON

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http://www.ironmaiden.com/
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PICK UP ARTIST + INTERVIEW 【KING CRIMSON】JAPAN TOUR 2015 SPECIAL!!


EXCLUSIVE: INTERVIEW WITH GAVIN HARRISON OF KING CRIMSON!!

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NEW KING CRIMSON ARE GOING TO COME TO JAPAN ON DECEMBER!!

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UK の至宝、プログロックの伝説 KING CRIMSON が2003年以来実に12年ぶりの来日を12月に果たします。2011年に ROBERT FRIPP は突如として音楽業界からの引退を発表、KING CRIMSON も終焉かと思われましたが2013年にバンドの再始動を発表。これまでもそうしてきたようにメンバーを1部刷新して新しい音楽の旅に出ました。今回の再始動、目玉はやはり MEL COLLINS の復帰でしょう。”IN THE WAKE OF POSEIDON” から “ISLANDS” まで参加し (“RED”はゲスト扱い)、サックス、フルート、メロトロンを自在に操った名バイプレイヤーの帰還です。同時に注目されるのが3ドラムスという新しいコンセプト。GAVIN HARRISON, PAT MASTELOTTO という名手二人に R.E.M, NINE INCH NAILS などでの活躍で知られるマルチプレイヤー BILL RIEFLIN を加えて3人のドラマーがバンドに存在する形になりました。 90年代の”ダブルトリオ”編成時代にはツインドラムを提示していましたが、このコンセプトにはさすがに驚きました。では新生クリムゾン、具体的にどのような音になっているのでしょうか?私達には昨年リリースされた “LIVE AT THE ORPHEUM” と 2011年にリリースされた新生クリムゾン マイナス PAT&BILL というラインナップの KING CRIMSON PROJEKCT “A SCARCITY OF MIRACLES” いう2つのヒントが与えられています。前者を聴く限り、3ドラムスというコンセプトは「それぞれが別々のリズムを刻みカオティックな世界観を創出する」というよりは「同じグルーヴ、リズムを3人で刻み音圧、高揚感を得る」という目的のようです。これはステージ前方にドラムスを配し後方にリード楽器を置いている現在の位置取りからも推測できます。後者はまさに FRIPP COLLINS JAKSZYK の良いとこ取りのような作品。FRIPP のサウンドスケープ、COLLINS のスリリングなサックス、JAKSZYK のメロウなボーカルが溶け合っていました。クリムゾンの作品で言えば “ISLANDS” の叙情性が最も近いかも知れませんね。インタビューでも触れているように新しいマテリアルを試しているとのこと。それがそのままこの路線とは全く限りませんがADRIAN BELEW を廃して COLLINS と JAKSZYK を配置した訳ですから初期の叙情性が復活することは大いに有り得ると思います。今回弊誌では KING CRIMSON, PORCUPINE TREE という新旧二大プログバンドに在籍するスーパードラマー GAVIN HARRISON に話を聞くことが出来ました。

【INTERVIEW WITH GAVIN HARRISON】

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Q1: KING CRIMSON Japan Tour is just announced !! How are you feeling now? And what the setlist will be?

【GAVIN】: We’re very happy to be coming to Japan and making so many concerts. It will be the exciting conclusion of the 2015 tour.

Q1: KING CRIMSON の日本ツアーが発表されましたね。今はどういったお気持ちですか?

【 GAVIN 】: 日本で沢山のコンサートを行うことが出来てとても嬉しいよ。2015年に行うツアーのエキサイティングな締めくくりになるだろうね。

Q2: So, what do you think New Crimson line up? Mel Collins is back, and three drummers in the band. What is triple drums to you?

【 GAVIN 】: Mel is fantastic and adds so much to the performance. We all really enjoy Mel’s inventive soloing every night. Having three drummers gives us unique opportunities to explore some very interesting rhythmic and sonic possibilities. Three very different drummers with three different approaches to drumming can really mix together very well. .

Q2: 新生クリムゾンのラインナップについてはどう思っていますか?MEL COLLINS が復帰し、バンドには3人のドラマーがいます。トリプルドラムスというコンセプトはあなたにとってどのような意味を持っていますか?

【 GAVIN 】: MEL は素晴らしいし、バンドに多くのものをもたらしてくれたね。毎晩、僕たちは皆 MEL の独創的なソロを楽しんでいるんだ。バンドに3人のドラマーがいることで、とても興味深いリズムと音の可能性を探るユニークな機会が与えられているよ。3人とも全然違うタイプのドラマーで違うアプローチをしているんだけど、それが本当によく調和しているんだ。

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Q3: Anyway, do you think new KING CRIMSON set to release new album near the future?

【 GAVIN 】: I don’t know. We are working on new pieces and we hope to perform them in the coming tour.

Q3: KING CRIMSON は近い将来、新作をリリースすると思いますか?

【 GAVIN 】: わからないよ。ただ、新しいマテリアルには取り組んでいるからそれを今回のツアーで披露出来たらいいね。

Q4: Your solo record, “Cheating the Polygraph” is just released. This is the re-image of Porcupine Tree songs. And you did really magnificent arrangement. Anyway, what made you try this great challenge?

【 GAVIN 】: I had wanted to make a modern contemporary big band album for a very long time and I was thinking about making an album of some of my favourite Porcupine Tree songs completely re-imagined for big band sound. This really is not a cover album. The arrangements take the essence of the compositions and take them into the stratosphere. It was a long process (about 5 years) to complete the whole project but it was a fantastic journey for me. .

Q4: あなたのソロアルバム “CHEATING THE POLYGRAPH” もリリースされましたね。PORCUPINE TREE の楽曲をリ・イメージした内容でビッグバンド調の素晴らしいアレンジが施されています。なぜこういったアルバムを制作したのでしょうか?

【 GAVIN 】: 僕はずっと長い間モダンなコンテンポラリービッグバンドのアルバムを作りたいと思っていたんだ。そして僕の大好きな PORCUPINE TREE の楽曲を何曲か完全にビッグバンドサウンドにリ-イメージしたアルバムを作ろうと思いついたんだよ。これは全くカバーアルバムではないよ。楽曲の構成だけ抽出して成層圏に届くくらい異なったアレンジを施してあるからね。プロジェクト全体で5年くらいの長い期間を要したよ。だけど僕にとって素晴らしい旅だったね。

Q5: How did you choose the songs of “Cheating the Polygraph”?

【 GAVIN 】: I chose the songs that I felt had good rhythmic possibilities and presented them to Laurence Cottle (the arranger) to see how he felt about re-imaging them from a harmonic perspective. We worked for several weeks on each tune passing it back and forth between us until we felt happy with the arrangement.

Q5: 数多くのPORCUPINE TREE の楽曲から今回の収録曲を選んだ理由を教えてください。

【 GAVIN 】: まずは僕がリズム的に可能性があると感じる楽曲を選んだんだ。それをアレンジャーである LAURENCE COTTLE に提示して、彼がハーモニーの観点からリ・イメージすることにどう感じるか確かめていったんだよ。何週間もお互いがアレンジメントに満足できるまでそのやりとりが行き来したよ。

Q6: Steven Wilson told that PORCUPINE TREE may return in 2016. Do you think it will come true? And You’ve played with two prog genius, Robert Fripp and Steven Wilson. When you compare these two, how are they resemble or different ?

【 GAVIN 】: I don’t know about the future of PORCUPINE TREE. And I don’t compare people.

Q6: STEVEN WILSON は2016年の PORCUPINE TREE の復活について言及していました。実現すると思いますか?また STEVEN と ROBERT を比較した時、似ているところはありますか?

【 GAVIN 】: PORCUPINE TREE の未来についてはわからないな。僕は人を比較したりはしないんだ。

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Q7: And you’ve played with lot’s of bands and project, like iamthemorning (I really love them), The Tangent, Blackfield, No Man, OSI, Storm Corrosion, and more. Do you have new project you are involved in?

【 GAVIN 】: I work on a lot of projects from my studio. There are more things coming but I can’t mention them at the moment.

Q7: あなたは他にも様々なプロジェクトに関わってきましたね。IAMTHEMORNING, THE TANGENT, BLACKFIELD, NO MAN, OSI, STORM CORROSION…現在関わっているプロジェクトはありますか?

【 GAVIN 】: 今も沢山のプロジェクトに関わっているよ。僕のスタジオでね。どんどん増えるだろうけど現時点で明かせるものはないね。

【FIVE ALBUMS】

FIVE ALBUMS THAT CHANGED GAVIN’S LIFE!!

PATRICK WILLIAMS “THRESHOLD”

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ART FARMER “CRAWL SPACE”

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JAPAN “TIN DRUM”

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ART FARMER & JIM HALL “BIG BLUES”

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BLUE NILE “HATS”

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【MESSAGE FOR JAPAN】

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I have been to Japan many times and it is a very special place to me. I look forward to seeing the great audiences at the King Crimson shows.

日本には何度も行っているんだけど、僕にとってとても特別な場所なんだ。KING CRIMSON のショーで素晴らしいオーディエンスに会えることを楽しみにしているよ。

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【KING CRIMSON ARE】

ROBERT FRIPP

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言わずと知れた KING CRIMSON のギタリストにしてリーダー。MR.CRIMSON。後続に多大な影響を与え続けるイノベイターです。メカニカルでシーケンシャルなフレーズ/アルペジオを構築し正確に弾きこなすと同時に、ライブでのインプロヴィゼーションも持ち味。バンド以外でも DAVID BOWIE, BRIAN ENO, ANDY SUMMERS など様々なミュージシャンと共演してきています。

MEL COLLINS

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今回の再始動で1972年以来40年以上ぶりにバンドに復帰したサックス、フルート、メロトロン奏者。その実力(と利便性)故様々なバンドに引っ張りダコで ROLLING STONES や中島みゆきのアルバムにも参加していたりします。KING CRIMSON 脱退後は CAMEL にも長く在籍したプログロック重要人物の1人。

TONY LEVIN

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スキンヘッドに髭がトレードマークのプログ界NO.1ベースプレイヤー。チャップマンスティックという不思議な楽器を操ることでも知られています。DREAM THEATER のメンバーと立ち上げた LIQUID TENSION EXPERIMENT での活躍も有名で、他にも数多くのセッションやプロジェクトをこなしています。PETER GABRIEL のお抱えベーシストであり、同僚の PAT MASTELOTTO と STICK MEN というバンドでも活動する多忙人。

PAT MASTELOTTO

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ex-MR.MISTER。”VROOM” からバンドに加入し FRIPP 師匠に寄り添い片時も離れない忠義ドラマー。実に器用で最も FRIPP の理想とするリズムを再現できる人物なのではないでしょうか?

JAKKO JAKSZYK

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新メンバー。新生クリムゾンのリードシンガーでセカンドギタリスト。キーボードもこなすマルチプレイヤー。ソロ、THE TANGENT, LEVEL 42 などさまざまなバンドに在籍する傍らコメディアンとして活躍するなど実に才能豊かな人物です。妻は KING CRIMSON の創立メンバー MICHAEL GILES の娘。

BILL RIEFLIN

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新メンバー。トリプルドラマーの1人。R.E.M, MINISTRY, KMFDM, NILE INCH NAILS など90年代初頭からインダストリアルなバンドのドラマーとして活躍。キーボードやギターもこなすマルチプレイヤー。

GAVIN HARRISON

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KING CRIMSON, PORCUPINE TREE という二大プログバンドのドラマー。その事実だけで実力は推して知れますね。

【KING CRIMSON’S RECORDS YOU MUST LISTEN TO】

“IN THE COURT OF THE CRIMSON KING”

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デビュー作にしてプログロックの概念を確立した記念碑。ロックというジャンルにクラッシックやジャズを高いレベルで融合させ、同時に歌詞専門のメンバー PETE SINFIELD が詞に深い意味を持たせることで知的で奥深いプログロックの世界を構築しました。メタリックな音像のサックスとギターが狂ったようにメカニカルでカオティックなフレーズを畳み掛け、唯一無二のカタルシスを生み出す “21st CENTURY SCHIZOID MAN” 。”CONFUSION WILL BE MY EPITAPH” という一節が楽曲の全てを物語る、メロトロンとアルペジオと悲哀に満ちて美しい “EPITAPH”。この2曲の究極の対比が後のロック界に与えた影響は計り知れませんね。

“LARK’S TONGUES IN ASPIC”

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“ISLANDS” ツアー終了後、FRIPP はバンドの内紛に嫌気が差し解散を宣言。しかし BILL BRUFORD, JOHN WETTON, DAVID CROSS, JAMIE MUIR といった自らの理想を具現化出来るアーティストたちと出会い、クリムゾンを再始動しこの傑作をリリースしました。インプロヴィゼーションの塊のようなアルバムです。時代背景としてはちょうどマイルス・デイヴィスの音楽が絶頂期を向かえたあたりですが、それとリンクするかのように、時に繊細で時に大胆なロックにおける最高峰の即効演奏が味わえます。特に JAMIE MUIR のパーカッションと DAVID CROSS のヴァイオリンはクリムゾンに新しい息吹を与えました。混沌としていて実験性に満ちていながら、キメのフレーズやメロディーはキャッチーで驚きを隠せません。

“RED”

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FRIPP, WETTON, BRUFORD の3人体制に移行し KING CRIMSON が最もへヴィーな方向性を提示したアルバム。バンドが REDZONE に入っていることから名付けられた有名すぎるタイトルトラック “RED” はまさにトリオだからこそ具現化出来た楽曲です。大勢のメンバー、楽器をアレンジメントする中で、なかなか思い切り全面に出ることのなかった FRIPP のギターが、ソリッドなスリーピースになることで初めてと言っていいほど強烈に自己主張しています。アルバムの最後を飾る “STARLESS” における冷徹で無機質な演奏と WETTON の淡々とした歌唱が生み出す奇跡的な暗く美しい世界はバンドの終わりを暗示しているようです。

“DISCIPLINE”

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解散から7年。1981年に FRIPP は ADRIAN BREW, TONY LEVIN という新しい血をアメリカから得て KING CRIMSON を再始動させます。当初は歌詞に深みがなくなった、ニューウェーブやポリリズムを大胆に取り入れすぎ、アメリカ人が嫌いだ、ステージでクネクネするな、など批判を浴びた作品です。しかしながら、 後に再評価が進み現在では FRIPP 曰くクリムゾン史上三指に入る作品だそうです。実際、当時最先端だった音楽を咀嚼し彼らのやり方で提示した意欲作だと思います。タイトルトラック “DISCIPLINE” の”鍛錬”のようなメカニカルで難解なフレーズを泊をずらしてギターで輪唱するという訳のわからない挑戦や、”FLAME BY FLAME” の斬新なフレーズ、ギターシンセやチャップマンスティックといった新しい楽器の導入など聴きどころの多い作品でプレイするたび新しい発見があります。

“THRAK”

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1984年に再度解散した KING CRIMSON は10年の沈黙の後ミニアルバム “VROOM” で復活を遂げます。80年代のラインナップに TREY GUNN, PAT MASTELOTTO を加えた”ダブルトリオ”編成という新しいコンセプトで。満を持して発表したフルアルバム “THRAK” は “RED” で体現したへヴィーさとインダストリアルな先鋭さを備えた優れた作品でした。メタリックな楽曲、実験的な楽曲、ポップさを備えた楽曲とバラエティーに富んでいて、コンセプト先行だった80年代と比べるとある意味肩の力が抜けたようにも感じられます。ダブルトリオという観点からみれば、”SEX SLEEP EAT DRINK DREAM” は非常に成功した楽曲だと思います。

“POWER TO BELIEVE”

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2003年発表、KING CRIMSON 現時点での最新作。ダブルトリオから BILL BRUFORD と TONY LEVIN が脱退。四人編成となりヌーヴォー・メタルを指標した作品です。

【THE ELEMENTS OF KING CRIMSON TOUR IN JAPAN 2015】

“in motion. This is a very different reformation to what has gone before: seven players, four English and three American, with three drummers. The Seven-Headed Beast of Crim is in Go! mode.”

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Tickets for the seven shows in Japan will be available on August 29th.
Tokyo December 7(Mon)Bunkamura Orchard Hall
Tokyo December 8(Tue)Bunkamura Orchard Hall
Tokyo December 9(Wed)Bunkamura Orchard Hall
Tokyo December10(Thu)Bunkamura Orchard Hall
OPEN 18:00 / START 19:00 Ticket \15,000
<info>Creativeman 03-3499-6669
Osaka December 12(Sat)Festival Hall
OPEN 17:00 / START 18:00 Ticket \15,000
Osaka December 13(Sun) Festival Hall
OPEN 16:00 / START 17:00 Ticket \15,000
<info>Kyodo Information 0570-200-888
Nagoya December 21(Mon)Nagoya Century Hall
OPEN 18:00 / START 19:00 Ticket \15,000
<info> Sunday Folk Promotion / 052-320-9100
www.dgmlive.com www.king-crimson.com

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NEW DISC REVIEW + INTERVIEW 【LUCIFER : LUCIFER Ⅰ】


EXCLUSIVE: INTERVIEW WITH JOHANNA SADONIS OF LUCIFER!!

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CATHEDRAL, THE OATH, AND ANGEL WITCH JOIN TOGETHER!! SUPER HEAVY MAGIC ROCK BAND, LUCIFER HAS JUST RELEASED GREAT DEBUT ALBUM “LUCIFER I” !!

ex-CATHEDRAL, DEATH PENALTY の GAZ JENNINGS, ex-THE OATH の JOHANNA SADONIS がタッグを組んだ新バンド LUCIFER がデビュー作 “LUCIFER I” を総帥 LEE DORRIAN のレーベル RISE ABOVE からリリースしました。
説明の必要もないでしょう。CATHEDRAL は90年代初頭にデビューし、DOOM から STONER, PROG ROCK まで幅広い素養をを消化、唯一無二の音楽を作り上げたバンドでした。世界一遅いアルバムなどとも評されるデビュー作 “FOREST OF EQUILIBRIUM” が取り上げられることが多い彼らですが、その後の音楽的変遷、そして傑作 “THE LAST SPIRE” での幕引きまで常に聴くべき意味のある豊潤な作品を提供し続けてきた異能です。
無論、LEE DORRIAN という深い知識とビジョンを備えたフロントマンがいたからこそ存在し得たバンドでしたが、同時に、不思議な音階のリフ、アルペジオ、オーバーダブ、転調を自在に操るリフの魔術師 GAZ JENNINGS が上手いボーカルと組んだらどうなるのだろうという興味も存在したことは事実。今回紹介する LUCIFER はその欲求を満たすバンドと言えるかも知れません。
昨年彗星のように現れ、彗星のように消滅した THE OATH が残した唯一のアルバム “OATH” は印象的な作品でしたし、その中でも JOHANNA の歌唱は特に耳を捕らえました。そして上手さと巧さを兼ね備えた彼女のボーカルは “LUCIFER I” でさらにその凄みを増しています。
現代の “Vol.4” かと思わせるほどのギターリフアルバムでありながら、彼女のボーカルが絡み合う事でエピック、キャッチーさ、大衆性を兼ね備えた驚異的なクオリティーの作品に仕上がったのではないでしょうか。
現代の “Vol.4″…そうこのレコードには BLACK SABBATH, DEEP PURPLE, BLUE OYESTER CULT, URIAH HEEP といったあの時代のハードロックへの愛、憧れと、GAZ 自身がオリジネーターでもあるドゥーミーな空気が溶け合い詰まっているのです。
自身が HEAVY MAGIC ROCK と呼ぶ LUCIFER の音楽やアルバムについて JOHANNA が語ってくれました。

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NEW DISC REVIEW + INTERVIEW 【RAVEN : EXTERMINATION】


EXCLUSIVE: INTERVIEW WITH JOHN GALLAGHER OF RAVEN!!

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LEGENDARY NWOBHM ACT RAVEN HAS JUST RELEASED STRONG THE NEWEST ALBUM “EXTERMINATION”!!

NWOBHM の古強者 RAVEN が6年振りの新作 “EXTERMINATION” をリリースしました!実に素晴らしいアルバムだと思います。ロートルだとか古臭いだとかいった言葉は全く当てはまりません!徹頭徹尾120%へヴィーでハードなロックアルバムです。確かに速さや過激さ、テクニックのみを求めるならば THRASH, DEATH METAL や METAL CORE を聴いていれば良いでしょう。ただちょうどハードロック、グラム、パンクにメタルの中間地点に生を受けた RAVEN の作る音楽には独特のグルーヴ、中毒性が存在します。NEAT RECORDS で VENOM 共々ほぼイロモノとしてデビューした彼らですがアルバムを聴けば実際は卓越した演奏、作曲能力を兼ね備えている事が判りますね。実際 “EXTERMINATION” は収録時間の非常に長い作品ですが、楽曲のバリエーション、絶妙なキャッチーさ、個々のフレーズの引っ掛かりが実に見事で冗長に感じるどころか一気に聴けてしまいます。また彼らの代表作として “LIVE AT THE INFERNO” を挙げる人は多いと思います。代表作がライブアルバムという昨今のバンドは皆無でしょう。アルバムと全く同じように再現されたライブアルバムに価値などないからです。”LIVE AT THE INFERNO” には、勿論当時彼らのスタジオアルバムにお金がかかっていなかったというのもありますが、スポンテニアスで圧倒的な生の興奮が詰め込まれています。そんな彼らのライブを体験出来る7月の来日公演、過去作の再発も決定!!。弊誌ではビリー・シーンと並び称されたベーシストでありスーパースクリーマー、JOHN GALLAGHER にインタビューを行う事が出来ました。どうぞ!!

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