EXCLUSIVE: INTERVIEW WITH TIM CHARLES (VIOLIN/CLEAN VOCAL) OF NE OBLIVISCARIS !!
AUSTRALIAN PROG METAL BAND, NE OBLIVISCARIS WILL COME TO JAPAN IN JUNE !! DON’T MISS THEIR BEAUTIFUL MELODY, INTELIGENCE SOUND, AND AWESOME PERFORMANCE !!
2012年にデビュー作にして傑作、”PORTAL OF I” で彗星の如くシーンに登場したオーストラリアのプログメタルバンド NE OBLIVISCARIS。彼らの勢いは止まる所を知りません。2013年には早くも日本ツアーを成功させ、昨年は 2nd アルバム “CITADEL” をリリース。一部で「舌出る」と呼ばれ親しまれたこの作品、2枚目のジンクスなどどこ吹く風で弊サイトのリーダーズポールでも上位に入った他、海外の権威あるFBのライク何万系のサイトでも軒並み高評価を獲得しました。彼らの素晴らしさはまず楽曲が10分を超えても決して長いと思わせないその構成力。クリーンボーカル、ヴァイオリンを駆使した静と動の駆け引きにメロディーの素晴らしさが相俟って唯一無二の世界観を構築しています。加えて時折顔を覗かせる DJENT やモダンでアトモスフェリックなプログメタルからの影響が白眉で、時代の寵児感と舌が出まくっていますね。6月に行われる2度目の来日公演は見逃せないものになるでしょう。海外の権威あるFBのライク何万系サイトからの取材が殺到したため掲載が遅れてしまいましたが(これはマジです)バンドの要、ヴァイオリン/クリーンボーカルの TIM CHARLES です。どうぞ。
GOD GAVE HIM A VOICE・・・ex-TNT, SHY, SERPENTINE, LEGENDARY SINGER TONY MILLS SET TO RELEASE HIS NEW SOLO RECORD “OVER MY DEAD BODY” ON 2/23 !!
昨年 TNT を離脱しソロ活動を開始した TOMY MILLS。SHY, SIAM, SERPENTINE, TNT と渡り歩いてきた不世出のシンガーが送り出す久々のソロアルバム “OVER MY DEAD BODY” は W.E.T. , WORK OF ART でお馴染みメロハーマスターこと ROBERT SALL が共作、ROYAL HUNT の ANDREAS PASSMARK が参加、数々の傑作を生み出してきた伝説的プロデューサー NEIL KERNON がプロデュースという万全の体制で製作され彼のキャリアを総括したような素晴らしい作品に仕上がりました。今回、弊 WEBZINE ではその新作から TNT, W.E.T. を髣髴させる爽快なメロディックメタルナンバー “NORTHERN STAR” と SHY, JOURNEY 風な都会的メロディーが見事な AOR “4 IN THE MORNING” の2曲を世界初公開、並びに TONY の超ロングインタビューを掲載することが出来ました。
EXCLUSIVE: INTERVIEW WITH PAOLO COLAVOLPE OF DESTRAGE
ITALIAN RISING STAR !! TECHNICAL, POWERFUL, AND CHAOTIC !! INTELLIGENCE MODERN METAL BAND DESTAGE ARE GONNA COMING TO JAPAN ON 2015 AGAIN !!
ボーニョボーニョボニョザガナノゴ~~で図らずも自らの狂信的ジブリ愛、日本愛を世の中に広く知らしめる事に成功したイタリアン・ライジングスター、DESTRAGE。DISARMONIA MUNDI の奇才 ETTORE RIGOTTI の肝入りで製作した 2nd アルバム “王様はデブで老いぼれである” のイカレっぷりが各所で好評を博し、あれよあれよという間にメタル界の大御所 METAL BLADE と契約を結んでしまいました。今年そこから発表した彼らの最新作 “ARE YOU KIDDING ME? NO.” は弊サイトのリーダーズポールにランクされたように実に素晴らしい彼らの最高傑作となりました。確かにアルバムタイトルや曲名に象徴されるように彼らのイカレた部分は非常に魅力的なのですがこのアルバムでは良い意味で成熟し、荒削りだった部分が改善されています。とは言え SIKTH, PROTEST THE HERO, BETWEEN THE BURIED AND ME などをさらに闇鍋化させたようなその INSANE なサウンドは十二分に健在。昨今のバンドたちよりギターヒーロー的なプレイを連発するギターチームも最高にクールですね。二度目の来日も決まったようで止まるところを知らない彼らの快進撃。ボーカルの PAOLO に話が聞けました。
ANNA MURPHY OF ELUVEITIE TALKS ABOUT THEIR NEW ALBUM “ORIGINS”, PADE KISTLER, HURDY-GURDY, AND LIVE IN JAPAN !!
今年は FOLK / VIKING METAL が本格的に日本に上陸を開始した年になったように思います。11月には PAGAN METAL ALLIANCE という FOLK / VIKING 系のバンドを集めたフェスが開催され ENSIFERUM, MOONSORROW, OLPHANED LAND といったバンドの好演で盛り上がりました。そしてこのバンドの公演も大好評でしたね。ELUVEITIE。メンバーにハーディー・ガーディー、バグパイプ、ヴァイオリン奏者を含む本格的な FOLK METAL バンドです。8月に発表した最新作 “ORIGINS” も DARK TRANQUILIRY, IN FLAMES 直系の本格的なメロデスを骨格としながらケルト神話の世界観と民族楽器を使用したフォーキーなメロディーで肉付けを施した彼ららしい快作に仕上がっていますね。SWISS MUSIC AWARDS を獲得したり日本の HONDA とスポンサー契約を結んだりとバンドにとっても重要な年になりました。ただメンバーチェンジの多いバンドで先の来日公演でもバグパイプに日本国旗をブッ刺しながらステージ上をウロウロし、”KAMIKAZE WHISTLER” の異名を欲しい儘にした PADE KISTLER は脱退してしまいました。その辺りも含めてヴァイオリンの二コールちゃんと二人で ELUVEITIE の “KAWAII” を担当するボーカル/ハーディー・ガーディー奏者の ANNA MURPHY に話が聞けました。
JAPANESE VIDEO PREMIERE: “LOVE IS NOT MONEY” BY RONNI LE TEKRO OF TNT
NORWEGIAN GENIUS RONNI LE TEKRO OF TNT RELEASED WONDERFUL MUSIC VIDEO FROM HIS LATEST ALBUM “MEIN AMPF” !!
ノルウェーが誇るギターの魔術師、RONNI LE TEKRO。当然彼のバンド TNT での活躍は広く知られるところですが、ソロ活動も時折行っています。彼の代名詞でもあるマシンガンピッキングを筆頭に、奇術のようなギタープレイは高く評価されていますし勿論素晴らしいのですがソングライターとしての彼ももっと評価されるべきではないでしょうか。今回紹介するのは RONNI の不思議で素敵な POP センスがいっぱいに詰まったソロアルバム “MEIN AMPF” から新 PV “LOVE IS NOT MONEY” です。彼のアメリカ、資本主義嫌いは有名ですがそれを体現したような曲名ですね。アルバムタイトルはヒトラーの「我が闘争」を文字って「我がアンプ」にしていますしこの PV はチャップリンへのオマージュ。彼の敬愛するBEATLES 的メロディーが秀逸ですね。全く一筋縄では行きませんがそこが彼の魅力でもあります。
【MESSAGE TO JAPAN】
I really enjoyed playing japan with TNT again and meeting so many devoted fans. I love you all. Here’s the video for my new single Ronni Le Tekrø. …’Love is not money’ from my album MEIN AMPF released in japan early summer.Please check it out. Do also check out the video for ‘The way we feel’ on Youtube and Vimeo….Love and respect, Ronni
TNT としてまた日本でプレイ出来て、多くの熱心なファンに会う事が出来て本当に楽しかったよ。みんなを愛しているよ。このビデオは僕のニューシングルなんだ。日本では晩春にリリースされたソロアルバム “MEIN AMPF” から “LOVE IS NOT MONEY”って曲だよ。ぜひチェックして欲しいな。併せて以前公開した “THE WAY WE FEEL” のビデオもチェックして欲しい。愛と尊敬を。
TNT 目下の最新ライブ動画。JSS にも言える事ですが TONY の衰えなさが異常。見た目もそうですがボーカルの伸びも声量も素晴らしいの一言。ベーシストが近所のオバハンみたいですがモーティーもオバハンみたいだったから大丈夫。往年の多毛症軍団を貼っておきますね。
TNT: FIREFLY
発売当時、日本では駄作として散々こき下ろされた作品。全くそんな事はないです。グランジっぽいのは頭の FIREFLY くらいであとは高品質なオルタナ POP を集めた優れたアルバムなのになぜかグランジ化したと頭ごなしに否定された悲しい作品。TNT がやらなくてもという声もありますが RONNI の変態ギターは より広いフィールドで水を得た魚のように冴え渡っていますし TONY の甘く切ないメロディーはこういった音楽にも素晴らしく映え、どう考えても彼ら二人でないと作り得ない作品です。特にアルバム中盤は強力!加えてアルバムラストを飾る “SOLDIER OF THE LIGHT” は ”TNT らしい”名曲です。某中古店などでは割と安い値段で見かけるのでピックアップしてみては?
VAGABOND: A HUGE FAN OF LIFE
“REALIZED FANTASIES” (このアルバムも言われているほど決して悪くない)で TNT が空中分解した後RONNI が立ち上げたバンドの 2nd。今作であの JORN LANDE が渡り鳥デビューを飾っています。TONY HARNELL, JORN LANDE, TONY MILLS・・・RONNI のボーカル事情はかなり充実していると言えますね。このアルバムでは JORN の力強いボーカルを活かしながらオルタナ、HR、POP、プログといった良くも悪くもジャンルレスな音楽を披露しています。散漫と言えば散漫ですが個性的で面白いアルバムだと思いますよ。
AVANT GOTH? PROGRESSIVE EXPERIMENTAL DOOM? ABSTRACT ELECTRICACOUSTIC? ANYWAY, US MODERN GENIUS KAYO DOT RELEASED MARVELOUS NEW ALBUM COFFINS ON IO FROM THE FLENSER RECORDS !!
US 変態超常異能集団 KAYO DOT。昨年、彼らの10周年記念盤として製作され発売された二枚組みの大作 HUBARDO は各所で絶賛を博しました。弊サイトでも昨年のベストアルバムに選出、加えてKAYO DOT の頭脳 TOBY にインタビューを行う事が出来ました( INTERVIEW WITH TOBY DRIVER 2013 )。それから一年、THE FLENSER RECORDS という彼らにピッタリなレーベルに移って刺激を受けたのか驚くべき早さで新作が届きました。タイトルは COFFINS ON IO 。従来の EXPEIMENTAL, AVANT-GARDE, JAZZ, PROG 要素に加えてメタル要素を前面に押し出し、彼らの作品中で最も激しいアルバムとなった前作に対して今作はメタル要素は非常に薄めです。PROG, ELECTRONICA, NEW WAVE, その辺りをごちゃ混ぜにしてモダンな彩を加えたようなアルバムに仕上がりました。80年代と現在、そして未来を行き来しているような感覚に襲われますね。NOT MADE OF METAL, BUT HEAVY。そう表現したくなるような深みと知性に溢れたこれもまた KAYO DOT の素晴らしいアルバムです。彼らの代名詞となった SAX の使い方も相変わらず秀逸ですね。弊サイトでは初、二度目の登場となる歌に目覚めた TOBY DRIVER に話が聞けました。どうぞ。