EXCLUSIVE: INTERVIEW WITH FAIQ AHMED OF TABAHI !!
“While Karachi’s Reputation As a Challenging City May Have Influenced Our Music To Some Extent, It’s The Genre’s Ability To Speak To The Experiences Of Our Society That Truly Drives Us.”
DISC REVIEW “THRASH FOR JUSTICE”
「カラチが挑戦的な都市であるという評判は、ある程度は僕たちの音楽に影響を与えているかもしれないけど、僕たちを真に突き動かしているのは、スラッシュ・メタルが社会に語りかける能力なんだ。僕たちは、スラッシュ・メタルを強力な媒体として、自分たちの考え、経験、感情を世界と共有し、そうすることで、自分たちの身近な問題に取り組みながら、世界のメタル・コミュニティに貢献することを目指しているよ」
カラチはパキスタンで、いやもしかすると世界で最も危険で暴力的な都市だと言われています。この国で唯一のスラッシュ・メタル・バンド TABAHI がカラチを故郷とするのは、なるほどいかにもふさわしいように思えます。加えて、TABAHI というバンド名がウルドゥー語で “Destruction”(破壊)であることも、彼らのオールドスクールなスラッシュが猛威を振るう様を象徴しています。
「”Thrash For Justice” は、スラッシュ・メタルを様々な形で正義に取り組み、提唱する手段として使うという僕たちのコミットメントなんだ。僕たちは音楽と歌詞を通して、正義を求める差し迫った社会的、政治的、文化的問題に光を当てることを目指している。故郷カラチの闘争であれ、より広い世界的な関心事であれ、僕たちは自分たちの音楽を使って正義と前向きな変化を求める声を増幅させることを信じている」
ただし、彼らが破壊したいのは、”正義” に反することだけです。パキスタンのカラチは、実に多くの困難に直面しています。暴力が蔓延り、犯罪率が高く、政治と社会不安のある都市で、社会的な不公平が当たり前のように横行しています。だからこそ、彼らは “正義” に焦がれ、”正義” を望みます。そして TABAHI が正義を貫くに最も適した音楽こそ、スラッシュ・メタル、そのエネルギーと反発力だったのです。
「パキスタンでは、メタルというジャンルは依然としてニッチで、その生のエネルギーと激しさゆえに限られた聴衆にしか評価されていない。TABAHI という名前は、僕たちが耐えている苦難、僕たちが体現しているレジリエンス “回復力”、そして僕たちに不利な状況が積み重なっているにもかかわらず、それでも世界に永続的なインパクトを与えるという揺るぎない決意を痛烈に思い出させるものとなっているんだ」
つまり、彼らに刻印された “破壊” という名前は、臥薪嘗胆の薪であり胆でした。カラチで抑圧に耐える日々。しかし彼らは知っています。ヘヴィ・メタルも長く抑圧され、そしてその抑圧を自らが持つ回復力、反発力、”レジリエンス” で跳ね返してきた事実を。
“Breaking News” の散弾銃のようなリズム。”Run For Your Life” のソドマイズされた叫び。”Survive Or Die” のオールドスクールとモダンの激突。怒りと正義を力に変えた TABAHI のスラッシュ・メタルは、”ニュース速報”、”人生からの逃避”、”生きるか死ぬか” という楽曲のタイトル、その生々しさも手伝って、”本物” の匂いを怖いほどに醸し出しています。そう、”正義のためのスラッシュ”とは、人が人らしく生きるための当たり前を取り戻す反発と回復のモッシュ・ピットなのです。
今回弊誌では、TABAHI にインタビューを行うことができました。
「メタル・ミュージックの生々しくカタルシス溢れる性質は、僕たちの感情やフラストレーションを歌に注ぎ込むことを可能にすると同時に、同じような苦悩を経験しているかもしれない聴衆とのつながりを感じさせる。メタルの集団的な経験、情熱的なファン・ベース、そして音楽の団結力には、個人を高揚させ、逆境に正面から立ち向かう力を与える力があると僕たちは信じているんだよ。メタルは単なるジャンルではなく、コミュニティであり、強さの源であり、回復力を促し、それを最も必要とする人々を鼓舞する自己表現の形なんだ」 誰もがメタルの素晴らしさを再確認できるアルバム。それに、もしかしたら彼らの “正義感” は日本のアニメで養われたのかもしれないよね。そう考えると面白い!どうぞ!!
TABAHI “THRASH FOR JUSTICE” : 10/10
INTERVIEW WITH FAIQ AHMED
Q1: First of all, can you tell us how you got into metal in Pakistan, a country that is not so familiar with metal?
【FAIQ】: We discovered metal music in Pakistan primarily through the internet. While it’s true that metal isn’t as mainstream in the country, online platforms and communities allowed us to explore and connect with the genre. This digital exposure played a significant role in our journey into the world of metal, helping us find like-minded enthusiasts and access a wide range of metal music from around the world.
Furthermore, we’ve come to realize that global metalheads are part of an incredibly strong and supportive community. The love and support we’ve received from fellow metal enthusiasts worldwide is unparalleled, and it’s a testament to the unique camaraderie and encouragement that defines the global metal scene. You won’t find such a passionate and tight-knit network of supporters elsewhere.
Q1: まず、パキスタンという、それほどメタルと馴染みがない国で、メタルにのめり込んだ経緯から教えていただけますか?
【FAIQ】: パキスタンに住む僕たちは、主にインターネットを通じてメタル・ミュージックを知ったんだ。ただ、パキスタンでメタルがそれほど主流ではないのは事実だけど、オンライン・プラットフォームやコミュニティのおかげで、沢山の人とこのジャンルを探求し、つながることができた。こうしたデジタルな接触は、僕たちがメタルの世界に入る上で重要な役割を果たし、志を同じくする熱狂的なファンを見つけたり、世界中の幅広いメタル音楽にアクセスしたりするのに役立ったんだ。
そうしてさらに、僕たちは、世界のメタルヘッズが信じられないほど強力で協力的なコミュニティの一員であることを理解するようになった。世界中のメタル愛好家仲間から受けた愛とサポートは他に類を見ないもので、世界のメタル・シーンを定義するユニークな仲間意識と励ましの証さ。これほど情熱的で結束の固いサポーターのネットワークは、他にはないだろうね。
Q2: What is the meaning behind the band name Tabahi?
【FAIQ】: “Tabahi,” a name derived from the Urdu word meaning “Destruction,” holds profound meaning for us as a band. It symbolizes the stark realities of our country’s political and economic landscape, acting as a constant reminder of the widespread challenges that have persisted throughout our history. In Pakistan, the metal genre remains a niche, appreciated by a limited audience for its raw energy and intensity.
The name “Tabahi” serves as a poignant reminder of the struggles we endure, the resilience we embody, and our unwavering determination to make a lasting impact despite the odds stacked against us..
Q2: Tabahi というバンド名には、どんな意味が込められているのですか?
【FAIQ】: Tabahi とは、”破壊” を意味するウルドゥー語に由来するんだ。この名前は、僕たちバンドにとって深い意味を持つんだよ。Tabahi は、僕たちの国の政治的・経済的状況の厳しい現実を象徴していて、国の歴史を通して続いてきた広範な課題を常に思い起こさせるものとして機能している。
パキスタンでは、メタルというジャンルは依然としてニッチで、その生のエネルギーと激しさゆえに限られた聴衆にしか評価されていない。Tabahi という名前は、僕たちが耐えている苦難、僕たちが体現しているレジリエンス “回復力”、そして僕たちに不利な状況が積み重なっているにもかかわらず、それでも世界に永続的なインパクトを与えるという揺るぎない決意を痛烈に思い出させるものとなっているんだ。
Q3: On your Bandcamp, you wrote, “Tabahi is a Thrash Metal band from Karachi, Pakistan. A city known as the most violent in Pakistan, and among the world’s A city known as the most violent in Pakistan, and among the world’s most dangerous. Is this true? And that is why you guys are doing thrash metal?
【FAIQ】: The description on our Bandcamp page reflects the harsh and tumultuous environment in which we, as Tabahi, found our inspiration for thrash metal. Karachi, Pakistan, has indeed faced its share of challenges and has earned a reputation for being a city with high crime rates and social unrest. While it’s important to note that Karachi, like many cities around the world, has its complexities and diverse aspects, our choice to play thrash metal is not solely based on the city’s reputation. Instead, thrash metal serves as a platform for us to express our perspectives on the world we live in, the issues we face, and the struggles of our society. It’s a genre that allows us to channel the intensity and aggression of our surroundings into our music, serving as a form of catharsis and a means to address these pressing concerns. Thrash metal’s energetic and rebellious nature enables us to convey our message effectively, and it resonates with the challenges we and our fellow Pakistanis encounter daily. While Karachi’s reputation as a challenging city may have influenced our music to some extent, it’s the genre’s ability to speak to the experiences of our society that truly drives us. We aim to use thrash metal as a powerful medium to share our thoughts, experiences, and emotions with the world, and in doing so, contribute to the global metal community while addressing issues close to our hearts.
Q3: Bandcamp のページには、”Tabahi はパキスタンのカラチ出身のスラッシュ・メタル・バンド。カラチはパキスタンで最も暴力的で、世界で最も危険な都市として知られている” と書かれていますね。それは本当ですか?だからあなたたちはスラッシュ・メタルを選んだのでしょうか?
【FAIQ】: 僕たちの Bandcamp ページの説明文は、Tabahi がスラッシュ・メタルのインスピレーションを見出した過酷で激動の環境を反映しているんだ。
パキスタンのカラチは、実に多くの困難に直面しており、犯罪率が高く、社会不安のある都市という評判だ。世界中の多くの都市がそうであるように、カラチにも複雑で多様な側面があることに注意することは重要だが、僕たちがスラッシュ・メタルを演奏することを選んだのは、この都市の評判だけが理由ではない。むしろ、スラッシュ・メタルは、僕たちが生きている世界、僕たちが直面している問題、僕たちの社会の闘いを表現するためのプラットフォームとして機能するから選んだんだ。
スラッシュ・メタルは、僕たちを取り巻く環境の激しさと攻撃性を音楽に注ぎ込むことを可能にし、カタルシスの一形態として、また差し迫った懸念に対処する手段として機能するジャンルなんだ。スラッシュ・メタルのエネルギッシュで反抗的な性質は、僕たちのメッセージを効果的に伝えることを可能にし、僕ら自身やパキスタンの仲間たちが日々遭遇している課題と共鳴するよ。
カラチが挑戦的な都市であるという評判は、ある程度は僕たちの音楽に影響を与えているかもしれないけど、僕たちを真に突き動かしているのは、このジャンルが社会に語りかける能力なんだ。僕たちは、スラッシュ・メタルを強力な媒体として、自分たちの考え、経験、感情を世界と共有し、そうすることで、自分たちの身近な問題に取り組みながら、世界のメタル・コミュニティに貢献することを目指しているよ。
Q4: I once interviewed Faraz Anwar from Pakistan, he said “I remember one time in prime minister nawaz sharif Era some where in the nineties they banned us on national TV channels for wearing tight jeans & long hair so everyone cut their hair I didn’t, you might have seen my post on Facebook that I was looking for a house portion on rent and landlords refused me multiple times cause I’m a musician and they were religious people . youtube was also banned a couple of years ago . Few singer’s were killed in target killing. so it’s a bad political situation over here but we are doing it for the love of music .” Metal is often marginalized in Muslim countries, do you suffer from such persecution?
【FAIQ】: Both of us, Daniyal and Faiq, lead 9 to 5 lives to make ends meet because there isn’t substantial support for musicians in our country. We invest our own resources into the band, as pursuing music or making a career out of metal remains a distant dream in Pakistan due to the lack of opportunities and infrastructure.
The issue of long hair is one we’ve encountered as well, as it doesn’t align with societal norms and expectations here. We’ve had to compromise on our appearances to avoid unwanted attention. Additionally, there are extremist elements that have attempted to discourage and threaten us, but we remain resolute in our music and message.
In our previous album’s song released back in 2014, “Virgin Bomber,” we’ve made a point to address sensitive topics like suicide bombings and the misrepresentation of Islam. We emphasize that Islam is a religion of peace and love, and we shed light on how manipulative individuals can brainwash others into becoming bombers. In our latest album, “Thrash for Justice,” we continue to explore themes related to political instability and the challenges faced by our city, Karachi. Our music serves as a platform to express our perspectives and engage with important issues, despite the obstacles we may encounter.
Q4: 以前、パキスタンの Faraz Anwar にインタビューを行ったことがあるのですが、彼は “90年代、ナワズ・シャリフ首相の時代に、タイトなジーンズと長髪を着用している私たちを国営テレビ局で放送することを禁止したことがあった。何人かのシンガーが標的になって殺された。だから、こっちの政治状況は悪いけど、僕らは音楽を愛しているからやっているんだ” と語ってくれました。イスラム諸国ではメタルはしばしば疎外されていますが、あなたはそうした迫害に苦しんでいますか?
【FAIQ】: 僕たち、Daniyal と Faiq は2人とも、9時から5時までの仕事をして生活をしている。パキスタンでは機会やインフラが不足しているから、音楽を追求したり、メタルでキャリアを積んだりすることは遠い夢のままだからね。
長髪は、パキスタンでの社会的規範や期待に沿わないという問題もある。不要な注目を避けるために、僕たちは外見を妥協しなければならなかった。さらに、僕たちを落胆させ、脅そうとする過激派もいるけど、僕たちは自分たちの音楽とメッセージに断固とした態度を貫いている。
2014年にリリースした前アルバムの曲 “Virgin Bomber” では、自爆テロやイスラム教の誤った表現といったセンシティブなトピックを取り上げている。僕たちは、イスラム教が平和と愛の宗教であることを強調し、人を操る人間がいかに他人を洗脳して爆弾魔に仕立て上げるかについて光を当てた。最新アルバム “Thrash for Justice” では、政情不安や僕たちの街カラチが直面する課題に関連したテーマを探求し続けている。
僕たちの音楽は、様々な障害にもかかわらず、しっかりと僕らの視点を表現し、重要な問題に取り組むためのプラットフォームとして機能しているんだ。
Q5: I believe metal has the ability to bounce back from adversity and hardship, and I’m sure many listeners will gain resilience from watching your music and music videos. Your thrash has the power to bounce back as well as escape from painful reality, would you agree?
【FAIQ】: Absolutely, we wholeheartedly agree that metal music possesses the remarkable power to transcend adversity and hardship. It serves as a medium through which both musicians and listeners can find solace and resilience in the face of life’s challenges. Our thrash metal, in particular, carries the energy and intensity that allows individuals to not only confront the painful realities they might be experiencing but also to use the music as an escape from those harsh circumstances.
The raw and cathartic nature of metal music enables us to channel our emotions and frustrations into our songs, while also offering a sense of connection to our audience who may be going through similar struggles. We believe that the collective experience of metal, its passionate fan base, and the unifying power of the music have the ability to uplift and empower individuals to face adversity head-on. Metal is not just a genre; it’s a community, a source of strength, and a form of self-expression that encourages resilience and inspires those who need it most.
Q5: 私は、メタルには逆境や苦難から立ち直る力があると信じていますし、あなたの音楽やPVを見て、多くのリスナーが回復力を得られると確信しています。
【FAIQ】: メタルには、逆境や苦難を超越する驚くべき力があるということに、僕たちは心から同意するよ。メタルは、ミュージシャンもリスナーも、人生の困難に直面したときに慰めと回復力を見出すことができる音楽だ。特に僕らのスラッシュ・メタルは、個人が経験する辛い現実に立ち向かうだけでなく、そうした過酷な状況からの逃避として音楽を利用することを可能にするエネルギーと激しさを秘めている。
メタル・ミュージックの生々しくカタルシス溢れる性質は、僕たちの感情やフラストレーションを歌に注ぎ込むことを可能にすると同時に、同じような苦悩を経験しているかもしれない聴衆とのつながりを感じさせる。メタルの集団的な経験、情熱的なファン・ベース、そして音楽の団結力には、個人を高揚させ、逆境に正面から立ち向かう力を与える力があると僕たちは信じているんだよ。メタルは単なるジャンルではなく、コミュニティであり、強さの源であり、回復力を促し、それを最も必要とする人々を鼓舞する自己表現の形なんだ。
Q6: Your latest release, “Thrash For Justice” is fantastic! When I heard the title, I thought of Metallica’s “…And Justice For All”. haha! Why did you choose this title?
【FAIQ】: Thank you so much for your kind words about “Thrash For Justice”! We’re thrilled to hear you enjoyed it.
The title “Thrash For Justice” was actually inspired by the very essence of our music. While the nod to Metallica’s iconic album is a playful reference, the core idea behind the title is our commitment to using thrash metal as a vehicle for addressing and advocating for justice in its various forms. Through our music and lyrics, we aim to shed light on pressing social, political, and cultural issues that demand justice. Whether it’s the struggles in our hometown of Karachi or broader global concerns, we believe in using our music to amplify the call for justice and positive change.
Our album, “Thrash for Justice,” serves as a platform to convey our passion for thrash metal and address the situations we face in Pakistan. Each track carries a unique meaning, exploring themes of resilience, social injustice, and the challenges of our society. Through our music, we aim to inspire listeners to question the status quo, raise awareness about the issues we confront, and advocate for justice and change.
Q6: それにしても、最新作 “Thrash For Justice” は素晴らしい作品ですね!もちろん、タイトルやアートワークは METALLICA の “…And Justice For All” を彷彿とさせますが…(笑)
【FAIQ】: “Thrash For Justice” についての温かい言葉をありがとう!楽しんでもらえたようで、感激しているよ。
“Thrash For Justice ” というタイトルは、実は僕たちの音楽の本質にインスパイアされたものなんだ。METALLICA の象徴的なアルバムにちなんだ遊び心もあるけど、タイトルの背景にある核となる考え方は、スラッシュ・メタルを様々な形で正義に取り組み、提唱する手段として使うという僕たちのコミットメントなんだ。僕たちは音楽と歌詞を通して、正義を求める差し迫った社会的、政治的、文化的問題に光を当てることを目指している。故郷カラチの闘争であれ、より広い世界的な関心事であれ、僕たちは自分たちの音楽を使って正義と前向きな変化を求める声を増幅させられると信じている。
僕たちのアルバム “Thrash for Justice” は、スラッシュ・メタルへの情熱を伝え、パキスタンで僕たちが直面している状況を訴えるためのプラットフォームとして機能している。それぞれの曲にはユニークな意味が込められていて、回復力、社会的不公正、そして僕たちの社会が抱える課題をテーマにしているね。僕たちの音楽を通して、リスナーに現状に疑問を投げかけ、直面している問題についての認識を高め、正義と変化を提唱するよう促すことを目指しているよ。
Q7: For example, in neighboring India, Bloodywood mixed traditional Indian music with metal to great success. In fact, bands featuring their own traditional music have become popular in the metal world in recent years. Aren’t you guys interested in having Pakistani traditional music and Urdu?
【FAIQ】: Indeed, we are certainly interested in incorporating Pakistani traditional music and the Urdu language into our metal music. It’s a way for us to infuse our culture and heritage into the powerful genre of thrash metal. We believe it adds a unique dimension to our music and allows us to connect even more deeply with our roots.
In fact, our song “Lal Shahbaz Qalandar,” which is featured on “Thrash for Justice,” is a prime example of this fusion. It’s a tribute to a revered Sufi saint, Lal Shahbaz Qalandar, who preached love and tolerance for people of all backgrounds. We even shot the video at his Mazar, and it’s available on YouTube for everyone to see.
We’re excited to share that we have plans to create more songs in Urdu, incorporating them with the power of thrash metal. It’s an exciting journey for us as musicians, and we look forward to continuing to explore and experiment with this fusion in our upcoming releases.
Q7: 例えば、隣国インドでは、 BLOODYWOOD がインドの伝統音楽とメタルをミックスして大成功を収めました。実際、メタル界では近年、自国の伝統音楽をフィーチャーしたバンドが人気を博していますね。あなたたちは、パキスタンの伝統音楽やウルドゥー語を用いることに興味はないのですか?
【FAIQ】: 実際、僕たちはパキスタンの伝統音楽とウルドゥー語をメタル音楽に取り入れることに興味を持っているんだ。スラッシュ・メタルというパワフルなジャンルは、自分たちの文化や伝統を吹き込む方法でもある。そうすることで、僕たちの音楽にユニークな次元を加え、自分たちのルーツとさらに深くつながることができると信じている。
事実、”Thrash for Justice” に収録されている “Lal Shahbaz Qalandar” は、この融合の典型的な例。この曲は、あらゆる背景を持つ人々への愛と寛容を説いた敬愛するスーフィーの聖者、ラール・シャバズ・カランダールへのオマージュだ。僕たちは彼のマザールでビデオを撮影し、YouTubeで公開しているよ。
僕たちは、スラッシュ・メタルのパワーを取り入れたウルドゥー語の曲をもっと作る計画なんだ。それは僕たちミュージシャンにとってエキサイティングな旅であり、今後のリリースでこの融合を探求し、実験し続けることを楽しみにしているよ。
Q8: Of course, from your thrash, there is that classic Metallica, Exodus, Anthrax band energy, but at the same time, there is a new age dynamic feeling of modern metal, like Power Trip, right?
【FAIQ】: You’ve hit the nail on the head! We definitely draw inspiration from classic bands like Metallica and Anthrax, which are undeniably among the pioneers of the thrash metal genre. However, you’re also right in pointing out that we infuse a modern, dynamic element into our music, akin to bands like Power Trip. This combination allows us to bridge the gap between the old and the new, paying homage to late ’80s thrash and the teutonic thrash metal legends like Destruction, Kreator, and Sodom.
Our goal is to represent the old-school thrash that many have missed, and we pride ourselves on the fact that our music, from the riffs to the drums, captures that authentic old-school thrash essence. Nevertheless, our unique twist lies in the vocals, which are heavily inspired by the Teutonic thrash metal legends you mentioned. It’s heartwarming to hear that our music evokes memories of the ’80s and is reminiscent of bands like Exodus. We’re here to keep the thrash spirit alive while adding our own distinctive touch to the genre.
Q8: Tabahi の音楽には、METALLICA や EXODUS, ANTHRAX のクラシックなエナジーだけでなく、より現代的な POWER TRIP を思わせるダイナミズムもありますね?
【FAIQ】: まさに!インスピレーションのみなもとが、METALLICA や ANTHRAX のようなスラッシュ・メタルというジャンルのパイオニアであることは間違いない。だけど、POWER TRIP のようなバンドのようなモダンでダイナミックな要素も取り入れているという指摘は正しいね。この組み合わせによって、80年代後半のスラッシュや、DESTRUCTION, KREATOR, SODOM のような伝説的なスラッシュ・メタルの帝王に敬意を表しながら、新旧のギャップを埋めることができる。
僕たちの目標は、多くの人が見逃している真のオールドスクール・スラッシュを表現することで、リフからドラムに至るまで、僕たちの音楽がその本物のオールドスクール・スラッシュのエッセンスを捉えているという事実に誇りを持っている。とはいえ、僕たち独自のひねりはヴォーカルにあって、君が挙げたような伝説的なスラッシュ・メタルから多大な影響を受けている。僕たちの音楽が80年代の記憶を呼び起こし、EXODUS のようなバンドを彷彿とさせると聞いて、うれしくなったよ。僕たちは、このジャンルに独自のタッチを加えながら、スラッシュ・スピリットを守り続けるためにここにいるんだ。
FIVE ALBUMS THAT CHANGED FAIQ’S LIFE!!
METALLICA “Kill ‘Em All”
This album was a game-changer for us. It introduced us to the ferocity and energy of thrash metal. Songs like “Hit the Lights” and “Whiplash” left an indelible mark on our musical taste, inspiring us to pursue thrash metal.
このアルバムは僕らにとって画期的なものだった。このアルバムは僕らにスラッシュ・メタルの獰猛さとエネルギーを教えてくれた。”Hit the Lights”, “Whiplash” のような曲は、僕たちの音楽的嗜好に忘れがたい足跡を残し、スラッシュ・メタルを追求するきっかけとなった。
MEGADETH “Killing Is My Business… and Business Is Good!”
Dave Mustaine’s technical prowess and the album’s aggressive, no-holds-barred approach greatly influenced our music. The complex guitar work and biting social commentary resonated with us.
Dave Mustaine のテクニカルな才能と、このアルバムのアグレッシブで自由奔放なアプローチは、僕たちの音楽に大きな影響を与えた。複雑なギターワークと痛烈な社会批判が心に響いたんだ。
SLAYER “Show No Mercy”
Slayer’s relentless intensity and darker themes left an enduring impact. The album’s fusion of speed and brutality pushed us to embrace the raw power of thrash metal.
SLAYER の容赦ない激しさとダークなテーマは、不朽のインパクトを残した。このアルバムのスピードと残虐性の融合は、スラッシュ・メタルの生のパワーを受け入れるよう僕たちを後押ししたね。
ANNIHILATOR “Alice in Hell”
Jeff Waters’ virtuosic guitar work and the album’s technicality opened our eyes to the possibilities within thrash metal. “Alice in Hell” showcased a balance of melody and aggression that we aimed to incorporate into our own music.
Jeff Waters の名人芸的なギター・ワークとアルバムのテクニカルさは、スラッシュ・メタルの可能性を教えてくれた。”Alice in Hell” は、メロディーと攻撃性のバランスが最高で、僕たちは自分たちの音楽にそれを取り入れることを目指したんだ。
BLACK SABBATH “Black Sabbath”
This iconic album introduced us to the roots of heavy metal. Black Sabbath’s pioneering sound and Tony Iommi’s iconic riffs have influenced not only our music but also our appreciation for the genre’s history.
These albums collectively represent the foundations of our musical journey, instilling in us the spirit of thrash and a deep appreciation for the diversity and innovation within the metal genre. They continue to inspire and guide us in our own musical endeavors.
この象徴的なアルバムは、僕たちにヘヴィ・メタルのルーツを教えてくれた。サバスの先駆的なサウンドとトニー・アイオミの象徴的なリフは、僕たちの音楽だけでなく、このジャンルの歴史に対する評価にも影響を与えたね。
これらのアルバムは総体的に僕らのの音楽的な旅の礎となり、スラッシュの精神と、メタルというジャンルの多様性と革新性に対する深い感謝の念を我々に植え付けた。そして僕たち自身の音楽的な努力にインスピレーションを与え、導き続けてくれている。