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NEW DISC REVIEW + INTERVIEW 【ICEFISH : HUMAN HARDWARE】【PFM : EMOTIONAL TATTOOS】MARCO SFOGLI SPECIAL !!


EXCLUSIVE: INTERVIEW WITH MARCO SFOGLI FROM ICEFISH & PFM !!

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Italian Guitar Virtuoso, One Of The Most Influential Prog-metal Maestro, Marco Sfogli Has Just Released Two Masterpieces With ICEFISH & PFM !!

DISC REVIEW “HUMAN HARDWARE” & “EMOTIONAL TATTOOS”

James LaBrie が見出せしイタリアのマエストロ、ギターファンタジスタ Marco Sfogli が趣の異なる、しかし傑出した二枚のアルバムをリリースしました!!”ミュージシャンズミュージシャン” の色濃い Marco のイメージは、よりマスリスナーへとアピールする明快な二枚のマイルストーンを経て鮮やかな変貌を遂げるはずです。
遂に光を浴びた Marco の秘めたる野心は、ネオフューチャーとノスタルジア、二つの一見相反する創造物として具現化されました。AI の過度な進化を近未来として描写し、希薄になる人間同士の絆を危惧する “Human Hardware” は Marco がプログシーンのスーパーバンド ICEFISH の一員としてリリースしたコンテンポラリーなプログメタル作品です。
ICEFISH の物語は、PLANET X, UK 等で辣腕を振るうシーン屈指のドラマー Virgil Donati のリーダー作 “In This Life” から始まりました。Brett Garsed, Alex Machacek 等錚々たるメンバーの中、ギタープレイの中核を担った Marco は Virgil と意気投合。Marco のソロ作品と “In This Life” 双方でブレインを務めたキーボーディスト Alex Argento、DGM とも繋がりのあるベース/ボーカル Andrea Casali をスカウトし、新たなスーパーグループを結成したのです。
ラインナップから想像出来るように、確かに “Human Hardware” はハイテクニカルでアグレッシブなレコードです。しかし、驚くことにそれ以上にこの繊細かつ大胆な現代建築は Andrea の巧妙でキャッチーなボーカルを中心に据えて深くデザインされているのです。
アルバムオープナー “Paralyzed” を聴けば、ICEFISH が TOTO の精神性を引き継いでいることに気づくでしょう。Djenty とさえ言えるダークで複雑な Marco のギターリフ、音数の多いサイバーな Alex の鍵盤捌き、そして緻密なハイハットワークでその両方を難無く追いかける Virgil のテクニック。それだけでエキサイティングなフュージョンメタルが成立し得る彼らのミュージックフィールドは、しかし Andrea の爽快でポップなボーカリゼーションを得て初めてバンドの本質を顕にします。
「ICEFISH のプランは、プログの要素を保ちつつ、より大勢のリスナーに受け入れられる音楽を作ることだった。」 Marco はそう語ります。知的にうねるリフワークに煌めくシンセサウンドが映える “It Begins” はまさに始まりの証、バンドの象徴。ジャジーなコーラスにリアルなグルーヴを纏った DIRTY LOOPS をさえ想起させるキャッチーなキラーチューンは、同時に Marco のトリッキーで奇想天外なリードを携えバンドのスピリットと目的地を雄弁に物語っているのです。
アルバムを締めくくる、ウルトラポップでしかしシーケンシャルなユニゾンが恐ろしいほどに波寄せる “The Pieces” はまさに彼らの “Human Hardware” が結実した成果でしょう。
“It Begins” は Marco のノスタルジーサイドへの入口でもあります。楽曲のコンポジションに力を貸した Alberto Bravin はイタリアの伝説 Premiata Forneria Marconi (PFM) の新メンバー。そして Marco もまた、彼と同時に PFM の正式メンバーに抜擢されているのです。
「最初はビックリしたね。バンドの熱心なファンという訳ではなかったし、実際彼らの曲は何曲かしか知らなかったんだから。」 バンドのマスターマインド Franz Di Cioccio からの誘いを受けた時の気持ちを Marco はそう率直に語ります。
しかし故に、オリジナルメンバーで創作の中心に居た Franco Mussida の後任という難しいポジションを現在彼は楽しんで務めることが出来ているのかも知れませんね。実際、PFM が4年振りにリリースした新作 “Emotional Tattoos” で Marco は新鮮な風を運ぶと同時に、すでに不可欠なメンバーとして風格と輝きを放っています。
“Morning Freedom” や “The Lesson” で啓示する至高のメロディーは、バンドが最もヴィヴィッドに輝いた70年代の栄光を21世紀へと伝える虹の架け橋かもしれません。同時にそれは彼らのポップセンスを受け継いだ BIG BIG TRAIN, IT BITES などの理想ともシンクロし、ASIA のセオリーとも共鳴し、文字通り至高のエモーションを刻みながらプログスターの存在感を際立たせます。
映画のサウンドトラックをイメージした 2006年の “States Of Imagination”, 2010年の 新解釈 Fabrizio De Andre “A.D.2010 – La buona novella”、クラッシックに捧げた2013年の “PFM in Classic – Da Mozart a Celebration”等、近年 PFM はテイストの異なる作品を続けてリリースしていましたが、遂にフォーキーでイマジナリーな自らのオーケストラへと帰還を果たした “Emotional Tattoos” にはやはりオリジネーターの凄みと巧みが濃密なまでに織り込まれているのです。
アルバムを牽引するベーシスト Patrick の印象的なキメフレーズ、Lucio の美麗なヴァイオリン、Franz のメランコリーが溶け合う “There’s A Fire In Me” はその象徴かも知れませんね。
同時に Marco Sfogli のコンポジション、アレンジメント、リードプレイは、21世紀を生きるバンドの確固としたステートメントに思えます。インタビューにもある通り、”A Day We Share” のテーマとなったスリリングで鮮烈なユニゾンパートやファンクの意外性は Marco の手によるものですし、トライバルでフォーキーな DIXIE DREGS さえ想起させる希望のインストゥルメンタル “Freedom Square” は実際 Marco の楽曲と呼んで差し支えがないほどにアンビシャスです。
勿論、Kee Marcello のピッキングの粒立ちと加速の妙、Van Halen のトリック、Lukather のテンションなどを広く吸収し、しかし自身のメロディーセンスとスリルを強烈にアピールするリードプレイのクオリティーは群を抜いていますね。何より PFM がニューカマーに全面的な創作の “自由” を与えている事実がバンドの野心と Marco の才能を物語っていますね。
Greg Lake が PFM を発見し、”Photos of Ghosts” で世界に紹介してからおよそ45年。Greg は旅立ちましたが、PFM は確実に彼の世界観、スピリットを受け継いでいます。そして、今度はその PFM が Marco Sfogli を世界に披露するのです。
ノスタルジアとコンテンポラリーを両立し、奇しくも英語詞とイタリア語詞二つのフォーマットが用意されたアルバムを締めくくる感傷的な名曲 “It’s My Road” は、Marco の秘めたる決意なのかも知れませんね。
今回弊誌では、Marco Sfogli にインタビューを行うことが出来ました。Matt Guillory, Peter Wildoer との新たなプロジェクトも期待出来そうです。「一つのジャンルだけに囚われずオープンマインドでいようね。」 どうぞ!!

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ICEFISH “HUMAN HARDWARE” : 9.8/10

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PFM “EMOTIONAL TATTOOS” : 10/10

INTERVIEW WITH MARCO SFOGLI

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Q1: Hi, Marco! This is the first interview with you. So, at first, could you tell us about yourself? It seems Dream Theater is key band for you. Anyway, could you tell us about your musical background when you were growing up?

【MARCO】: Hello and thanks for this interview! I was born in 1980 and raised in a family where music was a serious thing since my parents are both musicians, although they play a totally different genre. I’ve grown up surrounded by instruments and it’s been very natural for me as a kid to learn a little bit about guitars and music in general. They usually had rehearsals at home and I was always there watching and listening. My musical background is pretty much all the 80s music tho, with focus on bands that were big at the time. I loved Europe, Def Leppard, Queen just to make a few names.

Q1: 本誌初登場です!まずはあなたの音楽的なバックグラウンドについて話していただけますか?

【MARCO】: やあ!まずはインタビューをありがとう!僕は1980年に生まれて、音楽に真摯な家庭で育ったんだ。全然異なるジャンルだけど、両親が2人ともミュージシャンだからね。
とにかく、僕は沢山の楽器に囲まれて育ったから、子供の頃にギターや音楽について学ぶのはとても自然なことだったんだ。両親は普段、家でリハーサルをしていたし、僕はいつもそれを見たり聴いたりしていたからね。
僕のバックグラウンドは、80年代の全ての音楽に多く拠っているよ。当時ビックだったバンドには特別フォーカスしているんだ。EUROPE, DEF LEPPARD, QUEEN。少し名前を挙げただけだけど、そんなバンドを愛していたんだ。

Q2: So, what inspired you to start playing guitar? Who was guitar heroes for you, at that time?

【MARCO】: It really was after I heard Michael Jackson’s “Beat It” with THAT guitar solo. That was a turning point for me, I never heard anything like that before so I begged my parents to go out and buy some Van Halen stuff and they ended up getting 5150 for me which just came out. I was in total shock after a few spins. Then Europe were the big deal in Italy around mid to late 80’s and Kee Marcello was another huge influence for me. From that on I discovered there was a label called Shrapnel that had all these amazing guitar driven discs, I got into Vinnie Moore, Greg Howe, Kotzen etc.. It was before Internet so any record bought was like a religious listening experience and the only source to discover new artists at the time were radios and music magazines. Also I lived in a small town so there were a few chances that record stores had what I was looking for, most of the times I had to place mail orders. I remember the very last album I bought through mail order was Andy Timmons’ “Ear Xtacy”. It costed me a fortune but it was a game changer for me. Then when Dream Theater came out with Images and Words I had the vision, I wanted to be a guitar player and wanted to be that good!

Q2: 本格的にギターへとのめり込んだきっかけは何だったのでしょう? 当時のヒーローは誰でしたか?

【MARCO】: Michael Jackson の “Beat It”、そしてそのギターソロを聴いたのがまさにきっかけだったね。僕にとって本当にターニングポイントだったよ。あんなギターはそれまで聴いたことがなかったから、VAN HALEN の音源を買って来てと両親に懇願したんだ。彼らは僕のためにリリースされたばかりの “5150” を買って来てくれたよ。何度か聴いただけで本当にショックを受けたんだ。
それから EUROPE も80年代中盤から後半にかけてイタリアでとても人気があったんだ。だから Kee Marcello も僕に大きな影響を与えているよ。その後僕は、シュレッドギターを全面にフィーチャーした “シュラプネル” レーベルを発見したんだ。すぐに僕は Vinnie Moore, Greg Howe, Richie Kotzen などにのめり込んだよ。
まだインターネットの無い時代だったから、購入したどのレコードもある意味宗教的に敬って聴いていたね。当時はまだ、新たなアーティストを発見する唯一の方法はラジオと音楽雑誌だけだったんだよ。
それに僕は小さな街に住んでいたから、レコード店に探しているものはほとんど無かったんだ。だから大抵は、手紙でオーダーしていたね。
メールオーダーで最後に購入したアルバムはとてもよく覚えているよ。Andy Timmons の”Ear Xtacy” さ。当時の僕には大金がかかったけど、本当にゲームチェンジングなレコードだったね。それから DREAM THEATER が “Images and Words” と共に登場し、僕はあのくらい良いギタープレイヤーになりたいというビジョンを持ったのさ!

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Q3: Now, you start prog-super band Icefish. I know you joined Virgil’s solo record “In This Life”. But how did the great line-up come to be?

【MARCO】: The idea behind Icefish started soon after the recordings of Virgil’s “In This Life”. Alex and Virgil had a few conversations about doing something together under a band name and I got involved and brought Andrea in. It’s a process that took a few years tho because of everyone’s schedule but in the end we made it and wrote some killer tunes. We got along pretty well and got more and more connected on a musical and personal side than we thought. The big issue at the very beginning was related to our distance, Virgil lives in LA while the rest of us is based in Italy. Fortunately we took the opportunity of some clinics that Virgil had in Europe to get together and write stuff that eventually became songs for Human Hardware. We’re also planning a tour, the rest of the guys and I really see it as a real band and not just a one-off project.

Q3: では、あなたが立ち上げたスーパープログバンド ICEFISH について話しましょう。あなたが Virgil のソロアルバム “In This Life” に参加したことは知っていますが、この素晴らしいラインナップはどのように完成したのですか?

【MARCO】: ICEFISH のアイデアは、Virgil の “In This Life” のレコーディングを終えた後、すぐに始まったんだ。Alex と Virgil はバンドという形で何か一緒にやりたいと話していて、僕がそこに関わって Andrea を連れてきたんだよ。
スケジュールの関係で何年か要したけど、最終的に僕たちはやり遂げ、キラーチューンを書き上げることが出来たね。バンドはとても上手くいっているし、音楽的にも個人的にも思っていた以上により繋がっているんだよ。
最初の大きな問題は距離だったね。Virgil は LA に住んでいるけど、残りのメンバーはイタリアを拠点にしているからね。だけど幸運なことに、Virgil がクリニックでヨーロッパに来る機会があって、その時僕たちは集まって “Human Hardware” の楽曲となるスタッフを書く機会を持てたんだ。
僕たちはツアーも計画していて、つまりバンド全員が ICEFISH を一度きりのプロジェクトではなく、リアルなバンドだと考えているんだよ。

Q4: I’m really impressed by your debut record “Human Hardware”. Definitely, it’s modern, technical, and has Neo-futuristic feeling. What’s the concept of “Human Hardware” and band itself?

【MARCO】: Thanks! Well the concept behind was inspired by our entry into the age of artificial intelligence. The song itself is about our expectations, and also the risks of superhuman AI…it’s possibly one of the most important conversations of our time. We all believe that we’re slowly losing our human feel in the era of technology, everything is done through cell phones and computers and interaction between people is reduced to basics.

Q4: モダンでハイテクニカル、ネオフューチャーな感覚を備えた “Human Hardware” には本当に感銘を受けました。作品のコンセプトについて話していただけますか?

【MARCO】: ありがとう!”Human Hardware” のコンセプトは、僕たちが人工知能時代の入口に差し掛かっていることにインスパイアされているんだ。楽曲はスーパーヒューマン AI に対する僕たちの期待とリスクについて書いているんだよ。おそらく僕たちの時代で最も重要な話題の一つだろうね。
僕たちは全員が、人類はテクノロジーの時代で徐々に人間らしい感覚を失いつつあると信じているんだ。全てはスマホとコンピューターを介して行われ、人間同士の交流は縮小しているんだよ。

Q5: So, when I heard the news of your new band and the members, I thought it would be instrumental band. But actually, Icefish has amazing vocal and melodies. What made you choose the direction?

【MARCO】: Being a vocal driven band was our first intention. All of us had prolific solo careers and instrumental albums on our backs and the plan was to make something accessible to the mass but still with the prog elements. Hence the decision to have vocals and I’m very happy about this direction because there’s so much to learn when you have to write for a vocalist, it’s very very different. Virgil took care of the lyrics with Reggie Bowman, they were in a band called Southern Sons in the early 90’s and we had contributions from Alberto Bravin from PFM for the song It Begins as well.

Q5: 最初にメンバーを知った時はインストゥルメンタルバンドだと思いましたが、ボーカルオリエンテッドな方向性に仕上がりましたね?

【MARCO】: ボーカルを中心に据えることは最初に決めたんだ。バンド全員が豊潤なソロキャリアで沢山のインストアルバムを作ってきたね。だから ICEFISH のプランは、プログの要素を保ちつつ、より大勢のリスナーに受け入れられる音楽を作ることだったんだ。
それでボーカルを入れるという決断を下した訳だけど、僕は本当にこの方向性が気に入っているんだよ。ボーカリストのために楽曲を書く時は、学ぶことが沢山あるよ。インストゥルメンタルとは全然違うんだ。
Virgil は Reggie Bowman と歌詞を書いたんだ。彼らは90年代初頭に SOUTHERN SON というバンドを一緒にやっていたからね。そして PFM の Alberto Bravin も “It Begins” に貢献してくれたよ。

Q6: Anyway, you’ve just released another fantastic record with PFM. Actually, I’m so surprised at your joining in the traditional progressive band. Off course, you two are Italian artists, but how did it happen?

【MARCO】: I got a call one night from Franz Di Cioccio who asked me if I was interested joining the band. Their original guitar player announced his departure from the band a few days before and they needed a quick replacement for the gigs to come. It was shocking at first because I wasn’t a real fanboy of the band, I knew just a few songs and had a couple of weeks to pull out an entire set of tricky prog rock tunes but in the end I managed to make it. This call came at the right time, I was at a turning point in my career and needed more exposure especially for what concern live so I said yes and it’s been great so far.

Q6: Alberto の名前が出ましたが、あなたは PFM でも素晴らしい作品 “Emotional Tattoos” をリリースしたばかりです。それにしても、確かに同郷とは言えあなたが PFM に正式加入した時は驚きました。

【MARCO】: ある晩、Franz Di Cioccio から電話があったんだ。バンドに加入することに興味はないかってね。ちょうどオリジナルギタリストの脱退がアナウンスされて何日かしたところで、彼らはすぐにギグで穴埋め出来る代役を探していたんだよ。
最初はビックリしたね。バンドの熱心なファンという訳ではなかったし、実際彼らの曲は何曲かしか知らなかったんだから。それであのトリッキーなプログロックのセットリスト全てを二週間で覚えなければならなかったんだ。最終的にはなんとかやれたけどね。
あの電話は正しいタイミングで鳴ったと思うんだ。僕はちょうどキャリアのターニングポイントに居て、特にライブに関してより露出を必要としていたんだ。だから僕はイエスと答えたし、今のところ最高だよ。

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Q7: I feel your guitar playing add flesh, modern element to “Emotional Tattoos”. How do you feel about your own role in the writing or recording process with them? Have you learned anything from them?

【MARCO】: Thanks a lot! The whole writing and preproduction was made at my home studio, most of the guitars were kept from the demos and has been a lot of fun actually. I’ve never worked this way before, I usually sit down in my studio and if something comes up I’ll put it down and start from there. With PFM, they came up with a lot of these vocal sections and we built songs around ‘em. Wasn’t easy at first but slowly the whole process was a success. I personally wrote a lot of stuff on this one, pretty much all Freedom Square and the instrumental sections of songs like Morning Freedom and I’m Just a Sound. The song A Day We Share came up from a guitar and keyboards unison idea I had stored in an hard drive and that eventually became the main theme of the song. I’m very proud of it and I learnt from these guys how to write under certain circumstances, how to take a few ideas and turn them into verses, choruses etc.

Q7: 実際、あなたのギタープレイは “Emotional Tattoos” にフレッシュでモダンな風をもたらしていますね。PFMとの初のライティング、レコーディングプロセスはいかがでしたか?

【MARCO】: ありがとう!全ての作曲とプリプロダクションは僕のスタジオで行われたんだ。ギターパートのほとんどはデモの段階では作られていなかったんだけど、実際その方法がとても楽しかったんだ。これまでこんな風に仕事をしたことはなかったからね。
普段なら僕はスタジオで腰掛けて、何かを思いつけば書き残し、そこから始めるといった感じだったんだ。PFMでは、彼らがとにかく沢山のボーカルパートを思いついて、それから全員で楽曲を組み立てていったんだよ。最初は簡単ではなかったけど、徐々に全てのプロセスが噛み合い始めたね。
個人的には、今回のアルバムで沢山のマテリアルを書いたんだ。”Freedom Square” のほとんど、”Morning Freedom”, “I’m Just a Sound” のインストゥルメンタルセクションなんかがそうだよ。後は “A Day We Share” は僕がハードディスクに保存していたギターとキーボードのユニゾンパートから形になったんだ。楽曲のメインテーマになっているよね。
本当に誇りに思える作品だし、こういった状況でのコンポジションについて彼らから学ぶことが出来たね。いくつかのアイデアから、ヴァースやコーラスへと組み立てていくような方法だね。

Q8: It seems Matt Guillory teaming up with James LaBrie bandmates, you, Peter Wildoer and former Amaranthe vocalist Andy Solveström on screams. Will it be your another new band?

【MARCO】: I would love to turn this project into a band, although at the moment being in two bands and having a solo career is putting myself into a position where I have a million notes in my head and have to manage schedules very carefully. But yeah I’d love to form something solid with Matt, he’s an exceptional artist and is one of the nicest guys I’ve ever met in my life. He’s like a brother from another mother!

Q8: さらに、James LaBrie のバンドメイト Matt Guillory が、あなたや Peter Wildoer, ex-AMARANTHE の Andy Solveström をフィーチャーした新曲を発表しましたね。

【MARCO】: 僕はこのプロジェクトをぜひバンドにしたいんだ。現時点で僕は2つのバンドに所属していてソロキャリアもある訳だけど、頭の中にはいくつもの音楽が鳴り続けているからね。スケジュールは慎重に管理しなくてはならないけど。
とにかく、Matt とはソリッドな何かを作りたいと思っているよ。彼は本当に規格外のアーティストで、しかも僕が会った中でも最高の人物の一人だからね。まるで別の母から産まれた兄弟のような感じなんだ。

Q9: Regarding James LaBrie, I think he is very important person for you. What’s him to you?

【MARCO】: James is my mentor, the person that gave me worldwide exposure and if it wasn’t for him I won’t probably be here doing this interview. He’s the one together with Matt who believed in me when I was a 23 years old kid coming from an unknown city. He pushed me to get the best out of my playing and to be as spontaneous as possible. Said that he’s the ultimate dedicated musician, he really cares about his voices and keeping in good shape before a show. There are two persons I met in my life which are extremely dedicated to what they do, one is Virgil Donati and the other one is James LaBrie.

Q9: Matt とのプロジェクトは James LaBrie のバンドが母体になっている訳ですが、James はあなたにとって重要な人物のように思えます。

【MARCO】: James は僕の師匠で、僕を全世界に紹介してくれた人物だよ。もし彼がいなければ、おそらくこうやってこのインタビューを受けることもなかっただろうね。
彼は Matt と共に、名も知れない街から来た23歳の子供だった僕を信用してくれたんだよ。彼は僕のベストなプレイを引き出すようにプッシュしてくれ、出来るだけスポンティニュアスに対応してくれたんだ。
彼は音楽に究極に身を捧げているミュージシャンだよ。本当に声をケアしていて、ショウの前に良い状態を保つようにしているんだ。自分のやっていることに究極に身を捧げている人物は、僕が人生で出会った人中で二人だけだよ。一人は Virgil Donati で、もう一人が James LaBrie さ。

FIVE ALBUMS THAT CHANGED MARCO’S LIFE

MICHAEL JACKSON “THRILLER”

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EUROPE “OUT OF THIS WORLD”

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THE POLICE “GHOST IN THE MACHINE”

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DREAM THEATER “IMAGES & WORDS”

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TOTO “KINGDOM OF DESIRE”

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MESSAGE FOR JAPAN

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Be open minded and not focus on just one type of music. You never know what could happen in your life. And enjoy playing, success will eventually come!

一つのジャンルだけに囚われずオープンマインドでいようね。人生では何が起きるか分からないよ。だからプレイを楽しもうね。成功は後からついてくるさ!

MARCO SFOGLI

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RHAPSODY REUNION JAPAN TOUR SPECIAL !! INTERVIEW WITH ALEX HOLZWARTH !


EXCLUSIVE: INTERVIEW WITH ALEX HOLZWARTH OF RHAPSODY REUNION !!

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Italian Symphonic Power Metal Legend, Rhapsody Reunite To Celebrate Their 20th Anniversary And Coming To Japan For Farewell !

“EMERALD SWORD SAGA”

シンフォニックパワーメタルの先駆者にして、イタリアが生んだ伝説の戦士 RHAPSODY が、初期のメンバーでリユニオンを果たし、ここ遥かなる地日本でも翠玉の太刀を携えフェアウェルツアーを行います!!名作 “Symphony of Enchanted Lands” の完全再現を伴う結成20周年のアニバーサリーライブは、偉大な勇者たちのレガシーに幕を下ろす別れの儀式ともなるはずです。
RHAPSODY が1997年にリリースした “Legendary Tales” はまさにゲームチェンジングなレコードでした。勿論、それ以前にもクラッシック音楽とメタルを融合させたバンドは多数存在しましたが、”フィルム・スコア・メタル” と称される彼らの音楽は、文字通り雄大なファンタジームービー、もしくは勇壮なロールプレイングゲームを強くイメージさせる一大エピックだったのです。
鳴り響くクワイア、壮麗かつシンフォニックなオーケストレーション、大仰なコンポジション、そしてヨーロッパの空気を存分に伝えるクラシカルでフォルクローレなメロディー。何よりバンドには、そのイロモノ感を説得力へと導く英傑が存在しました。
カンツォーネの歌唱をメタルに取り込むがごとく熱く太いハイノートを操る Fabio Lione, ファストで素晴らしくデザインされたリードプレイを披露する Luca Turilli, バロックから後期ロマン派まで幅広い知識でアグレッシブなオーケストラを創造する Alex Staropoli 。Sascha Paeth という黒子の存在もあって、三俊の奏でるシンフォニーはメロディックメタル史に語り継がれるマスターピースを産み落としたのでした。 当時、BLIND GUARDIAN と ANGRA の理想的な婚姻といったイメージを抱いたファンも多かったのではないでしょうか。
さらに RHAPSODY がエポックメイキングだったのは、アルバム5枚で完結する長編ファンタジー、エメラルドソードサーガをコンセプトの中央に据えた点でしょう。2、3作の連続コンセプトアルバムならばしばしば存在するかもしれませんが、RHAPSODY は5作品に渡る長く壮大過ぎるストーリー。しかもエメラルドソードサーガが終結した後、ダークシークレットサーガというこちらもアルバム5枚に渡る長編に乗り出したのですから、あまりに型破りだと言わざるを得ないでしょう。
Luca Turilli のイマジネーションが生んだ世界はこうです。
「ストーリーの主人公はユニコーンに運命を告げられた “氷の戦士”。彼は魔法の国アルガロードに忍び寄る暗黒王アクロンの軍団を打ち倒すため、エメラルドソードを求め地獄に聳える暗黒の塔に向かいます。塔を守護する象牙の門を開くため三つの鍵を探し出し、遂に伝説の剣を手に入れた氷の戦士。アンセロット王国の救出に向かった彼は戦友アルワルドと共に要塞を解放します。しかし暗黒王アクロンの奸計により2人は捕えられ、アルワルドの恋人アイリンは目の前で犯され殺されてしまうのです。アルワルドの命を賭した機転により何とか逃げ出すことに成功した氷の戦士。しかしエメラルドソードを手にした暗黒王は、暗黒の女王を蘇らせ魔法の国々を滅ぼしていきます。氷の戦士は暗黒王の魔の手から”エンチャンテッドランド”を守れるのでしょうか?」
さて、今回完全再現を行う第2幕 “Symphony of Enchanted Lands” はサーガで最も大仰でプログレッシブな作品。そして今回インタビューを行った Alex Holzwarth が加入した第3幕 “Dawn of Victory” は逆にコンパクトでパワーメタル然とした作品。何より、サーガの幕を閉じる第5幕 “Power of the Dragonflame” はサーガ全ての長所を盛り込んだまさに集大成とも言える完成度、劇的なクライマックスを宿した新たな傑作だと言えますね。
エメラルドソードサーガの後、バンドは RHAPSODY OF FIRE への改名、契約を巡るトラブル、Luca の脱退からバンドの分裂、Alex Holdsworth & Fabio Lione の脱退と決して順風満帆で来た訳ではありません。実際、ただ1人 RHAPSODY OF FIRE に残る形となったキーボーディスト Alex Staropoli は残念ながら今回のリユニオンには参加していません。
しかし、インタビューにもあるように、彼以外の参加メンバーはとにかく楽しんで今回のツアーを行っている様子。最後に、散り散りとなってしまった全盛期のメンバーが揃う RHAPSODY を見るチャンスが訪れたことは日本のファンにとって素晴らしいプレゼントでしょう。
今回弊誌では、ドラマー Alex Holzwarth にインタビューを行うことが出来ました!16年在籍したバンドのダイナモが気さくに現状を語ってくれました。行間を読めば見えてくることもあるでしょう。どうぞ!!

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NEW DISC REVIEW + INTERVIEW 【BAROCK PROJECT : DETACHMENT】JAPAN TOUR 2017 SPECIAL !!


EXCLUSIVE: INTERVIEW WITH LUCA ZABBINI OF BAROCK PROJECT !!

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Italian Prog Rock Bandiera, Barock Project Becomes More Modern, More Diverse, And Sometimes heavier With Their Newest Album “Detachment” !!

DISC REVIEW “DETACHMENT”

プログレッシブの血潮が脈々と流れ続ける、ルネサンス発祥の地イタリアに降臨したバンディエラ BAROCK PROJECT が、レトロとモダンを”超越”したタイムレスクラッシック “Detachment” をリリースしました!!名作 “Skyline” からよりオーガニックでマルチディメンショナルな境地へと辿り着いた75分の壮大なコンセプトアルバムは、アートワークの変化が示すように実にシリアスでパーソナル。ファンタジーの世界に別れを告げ、プログレッシブの新たな潮流ともシンクロする野心的で思慮深い作品に仕上がりました。
BAROCK PROJECT は J.S. Bach と Keith Emerson を敬愛するキーボーディストでコンポーザー、レコーディングも手がける若干33歳のマスターマインド Luca Zabbini が牽引するプログレッシブ集団。各所で高い評価を得た前作 “Skyline” からのインターバルで、バンドは不在だったベーシストとして Francesco Caliendo を得ましたが、2002年から在籍するバンドの声 Luca Pancaldi を失ってしまいます。
インタビューでも語ってくれたように、デモでは歌っていたものの自分をシンガーとして考えたことはなかったという Luca ですが、周囲の後押しもあり遂にリードボーカルも務めることを決断し傑作 “Detachment” は誕生したのです。
「”Prog” がエリートのもので、ほとんどがごく少数のコレクターにしか聴かれない状況を受け入れることに疲れ果ててしまったんだよ。」 それはまさに衝撃的な告白でした。プログロックという狭い檻に囚われているように感じていた Luca は、慣れ親しんだ領域を “Detachment” = “離脱”し、よりアクセシブルで多様性に満ちたモダン=多様な作品を制作することを決意します。
始まりの予感に満ちたピアノの小曲に導かれ、アルバムは “Promises” でその幕を開けます。イントロのエレクトロニカサウンドが好奇心を誘い、ボコーダーを使用した Luca のボーカルが複雑なドラムパターンとともに鮮やかに切れ込むとリスナーはそこに確かな変革の風を感じるでしょう。
中間部で見せるギターとハモンドのデュエルは実にアグレッシブでプロギーですが、同時にしっかりとデザインされた上で現代的にアップデートされレトロとモダンを行き交います。さらに芳醇なメロディーラインは引き継ぎつつも、ダークで内省的な Luca の声が生み出すリアリズムはポストプログの世界観にも通じていますね。
より幅広いリスナーへ届けるため多様性とキャッチーさにフォーカスしたという Luca のチャレンジは “Happy to See You” に結実しています。フォーク、ストリングス、そしてエレクトロニカを巧みに融合し独特のアトモスフィアを創出、極上のメロディーでリスナーの胸を激しく締め付ける手法は、まさに彼が人生を変えたアルバムで挙げている THE POLICE の Sting、例えば “Mad About You” を想起させますね。
TIGER MOTH TALE や CAMEL で活躍する Peter Jones がゲストボーカルで参加した2曲は中でも傑出しています。狂おしいまでに美しきバラード “Alone” はジャズのフレーバーとメランコリーを静かに湛え、”Broken” ではクラシカルやフォークを華麗にダイナミックに昇華。対照的な曲調ながら、アコースティック楽器のオーガニックな響きや張り詰めた空気感は共通しており、さらにそれこそがアルバムに貫かれた写実的なリリシズムの象徴だと感じます。
そして、Peter の John Wetton が憑依したかのような絶唱が司るメロディーの洪水はどちらの楽曲においても平等にリスナーの心を満たし遥かなる高みへと導くのです。
ソロワークやファンタジーに主眼を置く”プログレ” の世界から”離脱”し、アレンジメント、リアリズム、ダイナミズム、そして多様なコンポジションを武器に新たな旅へと繰り出した BAROCK PROJECT。アルバムに漂うある種の緊張感は、Luca のフラストレーションが表層化したものだったのかも知れませんね。
今回弊誌では Luca Zabbini に2度目のインタビューを行うことが出来ました。6月には MOON SAFARI とのカップリングで初の来日公演も決定しています。どうぞ!!

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BAROCK PROJECT “DETACHMENT” : 9.8/10

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NEW DISC REVIEW + INTERVIEW 【DESTRAGE : A MEANS TO NO END】


EXCLUSIVE: INTERVIEW WITH PAOLO COLAVOLPE OF DESTRAGE !!

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Bandiera Di Tech-Metal From Italy, Destrage Has Just Released Genre-Breaking, Sensible, Matured New Record “A Means to No End” !!

DISC REVIEW “A MEANS TO NO END”

イタリアが誇る Bandiera di Tech-Metal、DESTRAGE が新作 “A Means to No End” をリリースしました!!非常にクリエイティブで、ジャンルの境界を押し広げるようなゲームチェンジングなレコードは、”Math-Core” などという狭義のタームをやすやすと飛び越え、シーンに大きな衝撃を与えることでしょう。
前作 “Are You Kidding Me? No.” は、バンドの全てを注ぎ込み、無慈悲なまでのエナジーと、独特のセンスが見事に調和した、まさに新世代 Tech-Metal の旗手としての地位を確立したレコードでした。もし、”Are You Kidding Me? No” が DESTRAGE を体現したアルバムだとするならば、新作 “A Means to No End” はバンド史上最も野心的な作品と言えるでしょう。
インタビューで Paolo は「今回は曲を書きたかったんだよ。花火のようなものじゃなくてね。サーカスの日々は終わりさ。」 と述べています。勿論、これまでも楽曲は多く残してきた訳ですが、彼が意味するところは、思慮深く、成熟した、ギミックなしの、オーガニックでナチュラルな”曲”にフォーカスしたかったということでしょう。
具体的には、DESTRAGE の代名詞とも言える、カオティックなパートや、スラッシーなボーカル、アンセミックなコーラスは後退。ボーカル Paolo はそのダイナミックなレンジを生かして、よりシリアスで内省的な怒りと優しさを歌に込めています。溢れ出る、反逆的な情念と慈愛に満ちた情愛が実にリアルで、表現力の高まりを感じますね。インストゥルメンタルパートでもその変化は明らかで、よりシンプルかつオーガニック。空間、音の隙間を増やし、洗練されたサウンドへと進化を遂げています。リフがしっかりと整理されたことで、さらに印象的かつスリリングになった気がしますね。
勿論、楽曲にはヘヴィーなパートも用意されていますが、そのダークなエナジー、1音の重みは以前とは異質で、ほぼ必ず”対”となるようなプログレッシブ、アトモスフェリックなパートが存在するため、その対比がアルバムに新たな深みを加えています。
アルバムオープナー、タイトルトラックの “A Means to No End” はバンドの変化を伝える”手段”なのかも知れません。アコースティック楽器と、哀愁すら感じさせる深みのあるボーカルで構築されたワルツは、フォーク/トラッドの影響すら感じさせる穏やかで美しい楽曲。
続く “Don’t Stare at the Edge” がアルバムでも最も DESTRAGE らしいアグレッシブで直情的なヘヴィーアンセムであるため、より鮮明に彼らのチャレンジが際立ちます。「崖を眺めるな。崖の下を見渡せ」。冒険のない人生なんてつまらないというメッセージは、冒険を行った彼らだからこそ伝わるメッセージかもしれませんね。
“Symphony of the Ego” はバンドの新たな代表曲となるはずです。テクニカルかつキャッチーなタッピングで幕を開け、得意のタイムチェンジとポリリズミックなリフでしっかりと自らの出自を示しながら、スーパーキャッチーで噛み付くようなシンガロングパートでキッズのハートを掴みます。前半部分では、PROTEST THE HERO を想起するファンも多いでしょう。一転、楽曲の後半は、Post-Rock さえイメージさせるような穏やかで優美な時間が訪れます。何という作曲術、対比の妙でしょう!!”Ending to a Means” に至っては PINK FLOYD にも通じるようなセンスを見せつけているのですから恐れ入ります。
アルバムを締めくくる “A Promise, a Debt” から7分のエピック “Abondon to Randam” への流れもバンドの成熟を伝えます。またしてもフォーキッシュで美しいワルツから、バンド史上最もプログレッシブな楽曲への流れは圧巻で、内省的な狂気と安寧を孕んで作品を締めくくります。今作では、アルバムを通して、PANTERA, KORN を思わせる90年代を彩った印象的なリフワークが効果的に使用されていることも付け加えておきましょう。
今回弊誌では、2度目の登場となる Paolo Colavolpe にインタビューを行うことが出来ました!!12/3、12/4には Realising Media の招聘で、3度目の来日、DispersE との共演が決定しています。弊誌に Paolo が “Destrage VS Marunouchi Muzik Magazine” と宣言してきただけのことはある非常に観念的な回答の数々。どうぞ!!

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DESTRAGE “A MEANS TO NO END” : 10/10

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NEW DISC REVIEW + INTERVIEW 【DGM : THE PASSAGE】


EXCLUSIVE: INTERVIEW WITH ANDREA ARCANGELI OF DGM !!

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Italian Prog-Power Maestro, DGM Has Just Released Their New Masterpiece, “The Passage”!! Don’t Miss Upcoming DGM Japan Tour on November !!

DISC REVIEW “THE PASSAGE”

イタリアが誇る、ダイナミックでソリッドな Prog-Power マエストロ, DGM が3年振りとなる新作 “The Passage” をリリースしました!!
メンバーチェンジの多いバンドで、DGM (Diego, Gianfranco, and Maurizio) というバンド名の元となった創立メンバーたちすら、今のバンドには存在しません。しかし、唯一無二のボーカル、Mark Basile 加入後は安定し、現在のラインナップになって3作目、そして Frontiers Music に移籍後初のアルバムとなります。
Melodic Hard / Metal を主戦場とする Frontiers に移籍したことが影響したのか、アルバムは、元々バンドのアイデンティティーであった、メロディックな要素をさらに磨き上げた素晴らしくキャッチーで、同時にインタビューで Andrea が語ってくれたように、これまでの DGM を集約したかのようなバラエティー豊かで多彩な作品に仕上がりました。
作品を象徴するのが、アルバムオープナー “The Secret” 組曲から “Animal” への流れでしょう。イタリアンギターマエストロ、Simone のベンドを多用した小気味よくもモダンなギターリフがアルバムの幕開けを告げると、Mark のエモーショナルでメロディックな歌唱が強烈に爽快に現在の DGM を主張します。”Part 1″中盤に配置された圧倒的なギター&キーボードのデュエルは、彼らの出自が RAINBOW や Yngwie Malmsteen というクラッシックであることを物語りますが、続くダークでグルーヴィーなパートが SYMPHONY X ライクなモダンプログレッシブなため、奇しくも両者の対比が彼らの幅広い音楽性を印象づける形となっていますね。
この組曲で特筆すべきは Emanuele の千変万化な鍵盤捌きで、しっとりとしたピアノから、激しいリードプレイ、そして組曲終盤の “Stargazer” 的オリエントパートで見せる Tony Carey のような深遠な音色まで、カラフルでイマジネイティブなプレイの数々が白眉。
また、”Part 2″ の冒頭、Andrea のグルーヴ満点なベースが導くリフワークは続く3曲目 “Animal” の冒頭にも使用されています。インタビューで語ってくれた通り、今回の作品には音楽的なコンセプトが存在し、いくつかのフレーズがシームレスにアルバムを通して現れるのです。この手法により、リスナーはより “The Passage” と旅することが容易になっていますね。
多様性という面から見れば、先に挙げた “Animal” はアリーナロック的なメジャー感が存在するキャッチーさにフォーカスした楽曲なのに対して、Michael Romeo がゲスト参加した “Dogma” は SYMPHONY X すぎるダークでヘヴィープログレッシブなアグレッションを前面に押し出しています。
さらに、EVERGREY の Tom Englund が参加した “Ghost of Insanity” や “The Fallen” は DGM の新たなメタルアンセムですし、ピアノとボーカルのみで紡がれる “Disguise” やアルバムを締めくくるドリーミーな “In Sorrow” の美しさには言葉を失うほど。実に引き出しが多く、Prog と Power のバランスが極上の、何度もリピートを誘う名作であると言えるでしょう。
今回弊誌では、先頃プライベートで日本旅行を楽しんでいたという日本通のベーシスト、Andrea Arcangeli にインタビューを行うことが出来ました。11月には Evoken de Valhalla PR の招聘により、東京、大阪、名古屋で彼ら2度目の来日公演も決定しています!どうぞ!!

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DGM “THE PASSAGE” : 9.6/10

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NEW DISC REVIEW + INTERVIEW 【NOVEMBRE : URSA】


EXCLUSIVE: INTERVIEW WITH CARMELO ORLANDO OF NOVEMBRE !!

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Giant awakes!! Italian Prog-Goth/Doom maestro, Novembre are back with fantastic Post-Peaceville record “URSA” for the first time in nine years !!

DISC REVIEW: “URSA”

イタリアの Prog-Goth Giant、NOVEMBRE が9年の長いハイエイタスの後、待望の新作 “URSA” をリリースしました!!
90年代初頭、ANATHEMA, PARADISE LOST, MY DYING BRIDE といったバンドが構築した美麗な Gothic Death Metal サウンドは、彼らが契約していたレーベルの名を取り “Peaceville Sound” と表現されています。00年代に、ほとんど話題にも登らなくなったそのサウンドは、2010年代に入り、ANATHEMA, KATATONIA のような Post-Prog サウンドへの深化、もしくは昨年の PARADISE LOST, DRACONIAN のような強烈でモダンな原点回帰により、シーンのトレンドへと戻って来ているように思えます。
そういった状況の中、遂にイタリアの巨人 NOVEMBRE も動き出しました。叙情と怒り、プログ/ドゥーム/デス/ゴシックを見事に共存させた前作 “The Blue” は間違いなく、彼らの長いキャリアにおいて集大成と呼べるような傑作であったにも関わらず、時代は味方することなくバンドは長い沈黙に入ってしまいます。その間に、残念ながらメンバーこそ Carmelo Orlando、Massimiliano Pagliuso の2名となってしまいましたが、機は熟しましたね。
“Peaceville Sound” が復活を遂げた今、彼らの新作 “URSA” は奇しくも NOVEMBRE 初期の名作 “Wish I Could Dream It Again”, “Classica” 時代のサウンドに少しばかり原点回帰を果たしたようにも感じられます。あの時代を深く知るプロデューサー Dan Swano の起用もその要因の1つかも知れません。同時に、作品には ALCEST 以降の Post-Black サウンド、現代的なアトモスフィアも持ち込まれており、結果として “URSA” は、過去と現在の憂鬱で美麗なメタルサウンドを味わえる傑出した作品に仕上がっています。
9年の沈黙を破るかのような雄弁なアルバムオープナー “Australis” は幽玄で美しく、ダイナミックかつアトモスフェリック。まさに “Post-Peaceville Sound” とでも表現出来るような世界観を誇ります。
“The Rose” がロシア由来のメランコリックなメロディーで彼らの帰還を告げれば、前作のファンを狂喜させるようなプログメタル要素の強い佳曲 “Umana” でリスナーは完全に “URSA” の虜となるでしょう。”Umana” は8年前に書かれた楽曲だそうですが、熟成期間を経て Post-Black 化した OPETH のようなサウンドに仕上がったのは実に興味深いですね。
タイトルトラック “Ursa” はヨーロピアンフォークのヴァイブを強く取り入れています。これは作品のタイトルが、ジョージ・オーウェルの “Animal Farm” を引用したことと関連していて、つまり、あの時代のヨーロッパを音楽的に再現することで、現代のアニマリズムを風刺し批判しているのです。
KATATONIA の Anders がゲスト参加しシングルカットされた “Annoluce” は身をよじるようなメロディーが秀逸な典型的 “Peaceville Tune”。そして続く9分にも渡るインストゥルメンタルチューン “Agathae” はまさに初期の彼らと今を繋げるミッシングリンク。20年前、”Wish I Could Dream It Again” 当時に書かれたという楽曲は何年もの間、ギタートラックを重ね続けてようやくここに日の目を見たのです。彼らの楽曲に対する拘りが強く感じられるエピソードですね。
70年代の香りを感じさせる、Dan Swano 印の宝石のような “Fin” で60分の11月劇場は幕を閉じます。
今回弊誌では、ギター/ボーカルを担当する Carmelo Orlando にインタビューを行うことが出来ました。今作は時代も必ずや味方すると思います。どうぞ!!

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NOVEMBRE “URSA” : 9.6 / 10

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NEW DISC REVIEW + INTERVIEW 【BAROCK PROJECT : SKYLINE】


EXCLUSIVE: INTERVIEW WITH LUCA ZABBINI OF BAROCK PROJECT !!

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GREAT ITALIAN NEO-PROG BAND, BAROCK PROJECT HAS JUST RELEASED DYNAMIC & BEAUTIFUL NEW ALBUM SKYLINE !!

イタリアの次世代プログロックバンド、BAROCK PROJECT が新作 “SKYLINE” をリリースしました。
ご承知の通り、過去のタイトルばかりを漁って聴かなければならないプログロック冬の時代は終焉を迎えています。DJENT、アトモスフェリックな要素を配したモダンプログメタルは世界的な人気を博していますし、所謂ネオプログなどとも称される過去のプログロックを現代的に解釈した次世代のプログロックバンドも続々と登場しています。PORCUPINE TREE, ANEKDOTEN を筆頭に、BIG BIG TRAIN, MOON SAFARI, HAKEN, RIVERSIDE といったバンドたちの躍進は目を見張るものがありますね。
今回扱うイタリアの新星 BAROCK PROJECT も彼らに続く才能だと思います。”SKYLINE” は確実に彼らの最高傑作でしょう。制作中にベーシストが脱退していますが新しいギタリスト、ドラマーを加えて、ボーカル、ギター、キーボード、ドラムという四人編成で送り出す今作は ELP, GENESIS といったプログロックジャイアント達へのラブレターであり、同時に洗練されたモダンなサウンドも兼ね備えています。
GENESIS など数多の名作でアートワークを手掛けてきた PAUL WHITEHEAD がジャケットを担当、同郷の偉大な先輩 NEW TROLLS の VITTORIO DE SCALZI がゲスト参加という話題性も充分な “SKYLINE” ですが、特筆すべきはやはりキーボーディストでコンポーザー LUCA ZAPPINI の KEITH EMERSON 譲りのダイナミックな演奏と、ハードなエッジとキャッチーさを巧に取り入れた作曲術でしょう。
例えば以前インタビューを行った MOON SAFARI にも言えることですが、決してプログロックという枠のみに留まらずより多くのリスナーにアピールするであろう方向性を模索し高いレベルで提供する彼らの意識と実力は、間違いなく人気とセールスという報酬に結実すると信じます。実際、”SKYLINE” は “THE BOOK OF LIFE” という大曲にライブテイクをボーナストラックとして加え、曲順も変更した上で MARQUEE/BELL ANTIQUE より日本盤がリリースされました。更なる快進撃、来日も期待できそうですね。
彼らはメンバー全員がイケメンという極めて貴重なプログバンドなのですが、中でも一番のイケメン LUCA ZABBINI がインタビューに答えてくれました!!

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WORLD PREMIERE: LA MECCANICA DELL’OMBRA 【UNREAL CITY】


WORLD PREMIERE: NEW SONG !! “LA MECCANICA DELL’OMBRA” OF UNREAL CITY !!

AWESOME ITALIAN RETRO-MODERN SYMPHONIC PROG BAND “UNREAL CITY” SET TO RELEASE THEIR 2ND ALBUM “IL PAESE DEL TRAMONTO” ON 1/15 !!

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才能溢れるイタリアンブライテストホープ UNREAL CITY。まだ20代という若さながらビンテージ/レトロプログへの愛情を前面に押し出しそれを現代的に構築した楽曲群と、T.S.エリオットに強く影響を受けた文学的な歌詞の素晴らしさは狂気と呼べるほど。デビュー作 “LA CRUDELTA DI APRILE” は各所で評判を呼びました。イタリアという地の音楽的な懐の深さをまざまざと見せつけられた気がします。その彼ら期待の新作 “LA MECCANICA DELL’OMBRA” が1/15に発売となります。今回弊サイトでは新作から世界独占でオリエンタルで美しいまさにイタリアの音楽劇のような9分の大曲 “LA MECCANICA DELL’OMBRA” と曲解説を公開することが出来ました!!

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“La Meccanica Dell’Ombra” is the 4th song of “Il Paese Del Tramonto”, Unreal City’s new album which will be released worldwide on 15th January 2015. The song talks about the shadow inside everyone of us, our dark side. It is the reflection of ourselves in a black mirror in which no one would like to watch, the final duel between our quiet conscious life and the bestiality of our passions.

“LA MECCANICA DELL’OMBRA”1/15に発売される UNREAL CITY の新作 IL PAESE DEL TRAMONTO” の4曲目に収録されているんだ。この曲は僕達全員に潜む陰、ダークサイドについて語っているよ。見たいと望んでいない、黒い鏡に映る僕達自身の姿。良心と獣のような情熱の最後の戦いについてさ。

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以前公開されたアルバムからのファーストカット。今回公開した “LA MECCANICA DELL’OMBRA” に比べるとアグレッシブで DEEP PURPLE や URIAH HEEP のようなヴィンテージロックの色が濃く純粋にカッコいいですね。どの曲にも言えますがハモンド、ムーグの使い方が巧み。

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 “LA CRUDELTA DI APRILE”

デビュー作。タイトルはT.S.エリオットの荒地より。ムーグ、メロトロン、ヴァイオリンを多用したシンフォプログながら若者らしい荒々しい部分も多くそれがレトロプログへの憧憬と上手くマッチして素晴らしいヴィンテージロックへと昇華しています。母国語で歌われる歌詞とイタリアらしい哀愁溢れる歌メロも白眉。

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UNREAL CITY FACEBOOK PAGE

BUY HERE: UNREAL CITY BANDCAMP

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PICK UP ARTIST + INTERVIEW 【DESTRAGE】


EXCLUSIVE: INTERVIEW WITH PAOLO COLAVOLPE OF DESTRAGE

ITALIAN RISING STAR !! TECHNICAL, POWERFUL, AND CHAOTIC !! INTELLIGENCE MODERN METAL BAND DESTAGE ARE GONNA COMING TO JAPAN ON 2015 AGAIN !!

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 ボーニョボーニョボニョザガナノゴ~~で図らずも自らの狂信的ジブリ愛、日本愛を世の中に広く知らしめる事に成功したイタリアン・ライジングスター、DESTRAGE。DISARMONIA MUNDI の奇才 ETTORE RIGOTTI の肝入りで製作した 2nd アルバム “王様はデブで老いぼれである” のイカレっぷりが各所で好評を博し、あれよあれよという間にメタル界の大御所 METAL BLADE と契約を結んでしまいました。今年そこから発表した彼らの最新作 “ARE YOU KIDDING ME? NO.” は弊サイトのリーダーズポールにランクされたように実に素晴らしい彼らの最高傑作となりました。確かにアルバムタイトルや曲名に象徴されるように彼らのイカレた部分は非常に魅力的なのですがこのアルバムでは良い意味で成熟し、荒削りだった部分が改善されています。とは言え SIKTH, PROTEST THE HERO, BETWEEN THE BURIED AND ME などをさらに闇鍋化させたようなその INSANE なサウンドは十二分に健在。昨今のバンドたちよりギターヒーロー的なプレイを連発するギターチームも最高にクールですね。二度目の来日も決まったようで止まるところを知らない彼らの快進撃。ボーカルの PAOLO に話が聞けました。

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WORLD PREMIERE: “SYMPHONIC POEM PART 1 (NAUSICAA) 【GARDENJIA】


WORLD PREMIERE: NEW SONG!! “SYMPHONIC POEM PART 1” OF GARDENJIA

ITALIAN MODERN PROG/DJENT BAND GARDENJIA SET TO RELEASE THEIR NEW ALBUM “NAISICAA OF THE VALLEY OF THE WINDON 12/21. IT IS A CONCEPT ALBUM BASED ON “NAUSIKA” AND MOVIE SCORE OF JOE HISAISHI.

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BANDIERA DO MODERN PROG !! イタリアが生んだモダンプログの旗手、GARDENJIA。今年発表した良作 “MATERIA OSCURA” に続く新作が12/21に早くも届きます。タイトルは “NAISICAA OF THE VALLEY OF THE WIND“。宮崎駿の名作「風の谷のナウシカ」と久石譲のサウンドトラックを基にしたコンセプトアルバムです。そこから “SYMPHONIC POEM PART 1” を世界初公開です!!

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【ABOUT NAUSICAA AND MESSAGE FOR JAPAN】

“The album is inspired by 1984 Hayao Miyazaki masterpiece Nausicaä of the valley of the wind. We tried to create an image of Nausicaa a bit different, firstly to respect the master work because the original character is untouchable.  It is a conceptual album based on the film and on the original movie score of Joe Hisaishi, we selected the music to perform and re-arranged all in our style. The album turned out as one long song made of 16 chapters. The album art shows a “grown up” Nausicaä in a post-atomic context, she has also developed some special faculties as the third eye.
The reasons that led us to create this project are many, first of all to pass in a certain sense, the message of the work of the master Miyazaki based primarily on respect and love for nature, a message more relevant than ever in these times.
The hate for the war and to all manifestations of hate and violence that still reduces men to beasts.
Cooperation, the rediscovery of a life lived in a community whose life and whose work is in close relationship with the elements of nature. Today might sound almost like a utopian message, but we believe it is important to reiterate these concepts, especially for future generations, also because our generations are destroying any possibility of future created in harmony and peace.
Our work is also a tribute to the great geniuses, Hayao Miyazaki, Joe Hisaishi, Studio Ghibli, a large team of artists who created masterpieces that will remain in time forever. We recently had news of the announced end of the career of the master Miyazaki, who gave us a last masterpiece like “The Wind Rises”, an incredible work of extreme beauty, also giving us a great picture of us Italians. This work is also a tribute to Japan, wonderful land of contrasts.
Thank you Master.”
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このアルバムは1984年作、宮崎駿の「風の谷のナウシカ」にインスパイアされているんだ。少しだけ原作と違うものを作りたかったんだ。あくまで敬意を払いながらね。オリジナルのキャラクターはアンタッチャブルだから。
コンセプトアルバムでナウシカの映画と久石譲のサウンドトラックに基づいているんだ。採り上げる曲を選択し、全て僕達のスタイルに再アレンジしたんだ。16章から成る長い1曲のように仕上がったね。アートワークは”成長した”ナウシカなんだ。原爆以後という文脈でね。(注:ナウシカは反原爆の主張が込められていると言われている)サードアイのような特殊な能力もいくつか開花しているんだ。
このプロジェクトを始めた理由はいくつかあるんだけど、何よりもまず原作者宮崎駿の自然に対する愛と敬意というメッセージを届けたかったんだ。ある意味今こそ適切な時期なんじゃないかなあ。戦争と全ての憎しみ、暴力に反対する決意表明は獣と化す人間を減らすはずだよ。共生。生活したり働いたりしている君のコミュニティーを再発見してみよう。自然との緊密な関係が見えてくるはずなんだ。今日では桃源郷のようなメッセージに聞こえるかもしれないけどね。だけどこのコンセプトを繰り返し伝える事が大事だと信じているんだ。特に未来の世代にとってね。それに僕らの世代が調和と平和に満ちた未来の可能性を壊すべきではないんだ。
同時にこの作品は宮崎駿、久石譲、スタジオジブリという偉人達へのトリビュートでもある。傑作を作った大アーティスト集団で永遠に歴史に残るだろう。最近宮崎氏引退のニュースを聞いたよ。最後に傑作「風立ちぬ」を残してくれたね。信じられないほど究極に美しいし、イタリアの風景を扱っているのも嬉しいね。最後に多様性の国日本への敬意を表して挨拶を終えよう。ありがとう、巨匠。
                             GARDENJIA

Nausicaä of the Valley of the Wind (new album trailer)

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GARDENJIA – MATERIA OSCURA

https://gardenjia.bandcamp.com/

https://www.facebook.com/GARDENJIA

https://www.youtube.com/user/GARDENJIA

https://twitter.com/Gardenjia

Gardenjia are based in Puglia, Italy

Giuseppe Miglietta: guitars, synths
Antonio Martire:drums synths
Raffaele Galasso: voice, guitars, synths, mix\mastering
Paolo Pezzuto: bass

additional musicians:
Ezio Contino: sax