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NEW DISC REVIEW + INTERVIEW 【MARILLION : F.E.A.R.】


EXCLUSIVE: INTERVIEW WITH PETE TREWAVAS OF MARILLION!!

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One Of The Greatest Prog Legend From England, Marillion Has Just Released Their Best Album In Two Decades, “F.E.A.R.” !!

DISC REVIEW “F.E.A.R.”

イングランドを代表する Prog アクト、MARILLION が、ここ20年における彼らの最高傑作とも評される新作 “F.E.A.R.” をリリースしました!!
コンセプト、リリック、ミュージック、全てが異次元のクオリティーで深く冷厳に溶け合ったアルバムは、キャリア38年にしてバンドの新たなマイルストーンとなるでしょう。
Prog Rock がコマーシャリズム、POP の波に飲まれた80年代に、GENESIS 譲りのドラマ性とシンフォニーを携えて颯爽とシーンに登場した MARILLION は、ボーカル Fish のカリスマ性、シアトリカルなパフォーマンスとも相俟って Neo-Prog と呼ばれる新たなムーブメントの主役となって行きます。とは言え、彼らの音楽は決して70年代の回顧のみに収まるものではありませんでした。
New Wave, Heavy Metal の風を受けて、巧みにトレンドを反映し、実験性を孕んだそのサウンドは、今となってはやはり Pomp Rock と呼ぶ方が相応しいようにも思えます。初期の作品群からは、U2 や POLICE といった正統派ブリットロックから、IRON MAIDEN のハードなエッジまでを血肉として、Prog Rock を一つ先のステージに進めようと試みていたことが伝わりますね。
ボーカルが Fish から Steve Hogarth にチェンジし、1994年に制作したコンセプトアルバム “Brave” は Pomp Rock バンドとしての MARILLION が結実した瞬間でした。
インタビューにもある通り、Prog Rock 特有のファンタジー性と距離を置き、ダークかつリアリズムに拘ったテーマで勝負した作品は、ダイナミックで強く空間を意識し、アンビエントさえ取り入れながら、際立った音楽的表現力、センスと共に、音楽史に新たな章を書き加えたのです。
そしてその試みは勿論、現在 Modern Prog, Post-Prog シーンの Guru として尊敬を集める Steven Wilson と、彼が率いて来た PORCUPINE TREE とも強く共鳴していたことは明らかでしょう。
それから22年の月日を経て、リスナーの元に届けられた彼らの新しいマスターピースは、”F.E.A.R.” と名付けられました。”F*** Everyone And Run” を略して “F.E.A.R”。この実にセンセーショナルなタイトルは、やはり現実的で、社会問題に目を向けた、現在の MARILLION らしい極めてリアルなコンセプトを表現しているのです。具体的には銀行や政治の汚職、Brexit、欧州議会の腐敗、世界的資本主義の崩壊など、まさに英国が抱える現代社会のダークサイドを投影した濃密な68分に仕上がっています。
アルバムオープナー、”El Dorado” は悲観的な未来を予測した楽曲。PINK FLOYD の “The Division Bell” を想起させる大曲は、インタビューで Pete が “ヨーロッパ周辺には、大きな変化が起こりつつあり、それを通して誰かが僕たちをコントロールする計画を立てているような予感、予兆が存在するんだよ” と語った通り、MARILLION が抱く未来に対する “Fear” の前兆を表現しているようにも感じます。前作のオープナーで、奇しくも同じ17分の大曲 “Gaza” と対となる存在と言えるかも知れませんね。
同時に “El Dorado” は Mike Kelly のエレクトリックピアノからオルガンまで自在に操る見事なキーボードサウンドと、まさにトップフォームな Steve Rothery の物語を紡ぐギターソロがアルバムを通して重要な鍵となることも伝えています。
そしてやはり、特筆すべきは H こと Steve Hogarth のキャラクターになりきった壮絶な歌唱でしょう。作品を象徴するテーマである、持つ者と持たざる者、世界的資本主義の拡大による”エリート”の出現と彼らの保身についての組曲 “The New Kings” において、H は全身の感情を振り絞り、アルバムタイトルともなった “F*** Everyone And Run” と歌い紡ぎます。その瞬間、センセーショナルでともすればチープにさえ思えたその一節は、悲しみの感情を掻き立て、世界の状況を真摯に考えるきっかけを与える魔法の言葉へと変化するのです。RADIOHEAD を想起させるコンテンポラリーなセンチメンタリズムを見事にコンセプトと融合させ、MARILLION が現代にプロテストソングを蘇らせたと捉えることも可能でしょう。
THE BEATLES から脈々と繋がる UK の血を受け継ぎながら、
真の意味での Progressive を体現したアルバム “F.E.A.R.” 。今回弊誌では、1982年からバンドを支え続ける、フレキシブルなベーシスト Pete Trewavas にインタビューを行うことが出来ました。ヨーロッパで絶大な支持を得ている MARILLION ですが、メッセージにもある通り、今度こそは日本のファンにもアピールすると信じます。どうぞ!!

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MARILLION “F.E.A.R.” : 10/10

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NEW DISC REVIEW + INTERVIEW 【HUNG : DJURASSIC WORD】


EXCLUSIVE: INTERVIEW WITH BARNABY OAKLEY OF HUNG !!

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The Brightest Hope Of Prog Metal / Djent From UK, HUNG Has Just Released Catchy & Groovy New Record “Djurassic Word”!! Will Djent Conquer Jurassic World ?!

DISC REVIEW “DJURASSIC WORD”

モダン=多様性、エクレクティック。2010年代音楽シーンの重要な公式に当てはめれば、極めてモダンであるとの解が出るであろう UK 出身の DIY デュオ HUNG が最新作 “Djurassic Word” をリリースしました!!
モダンであるはずの彼らが、太古の恐竜を文字ったアルバムタイトルを冠しているのも興味深いですが、頭文字Dに注目するまでもなく HUNG の骨格は Djent / Prog Metal です。しかしながら、HUNG の音楽はその領域に収まりきらない鮮やかな拡がりを備えています。
“Pastille Coloured Lady” を聴けばアルバムが”キャッチー”というテーマに強くフォーカスしていることに気づきます。Djenty なリフワークとファンクのグルーヴを併せ持ったリズムに、キラキラのキーボード。透明感溢れるキャッチーなボーカルが加われば、21世紀の POP-Rock アイコン DIRTY LOOPS を思い出すファンも多いでしょう。
実際、DIRTY LOOPS もファンク、ジャズ、エレクトロニカという多様な要素を楽曲に盛り込む “Loopfy” という手法でモダンなテイストを表現しているのはご存知の通り。Rock と Metal、畑こそ違えど HUNG がそこにヒントを得ているのは明らかでしょう。アルバムを通じて印象的なキーボード/エレクトロサウンドは特に。
さらに、エクレクティックという観点から見れば、 “Browbeat” も重要な1曲だと感じます。以前弊誌でインタビューを行った HACKTIVIST が Kendrick Lamar について言及し、Rap を見事モダンメタルと融合させていたように、HUNG も Rap を積極的に楽曲に導入しています。アトモスフェリックとさえ言えるような Rap パートとヘヴィネスのコントラストが実に見事ですね。
同時に、HUNG は Djent / Prog-Metal の矜持とも言える高いテクニックをも兼ね備えています。PERIPHERY を想起させる爽快なアルバムオープナー “Primevil” は勿論、Dan Sugarman, Angel Vivaldi など、シーンでも有数のテクニシャンたちがゲスト参加したアルバムは、モダンギターという観点から見ても非常に充実した、聴き所の多い作品となっていますね。特に、ボーカル間に挟み込まれる、美しくスリリングな高速オブリガードは彼らのトレードマークとも言えるほどに際立っています。
“The Mesozoic Era” で 80’s エレポップのような手法を取り入れたかと思えば、”Carcharodontosaurus” では VEIL OF MAYA も真っ青なプログデスコアを臆面もなく披露する柔軟性。カメレオンという恐竜が現代に生き残っていることを思い浮かべてしまいますね。
今回弊誌では、バンドの中心人物 Barnaby Oakley にインタビューを行うことが出来ました。ボーカル、ギター、プロダクション全てをこなす才人!イケメン!どうぞ!

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HUNG “DJURASSIC WORD” : 9.7/10

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NEW DISC REVIEW + INTERVIEW 【INFANT ANNIHILATOR : THE ELYSIAN GRANDEVAL GALERIARCH】


EXCLUSIVE: INTERVIEW WITH AARON KITCHER OF INFANT ANNIHILATOR !!

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EggMetal Is Back!! Super Technical Hardcore Abnormal Deathcore Outfit, Infant Annihilator Has Just Released The Most Intense Record “The Elysian Grandeval Galèriarch” !!

DISC REVIEW “THE ELYSIAN GRANDEVAL GALERIARCH”

UK が生んだ EGGMETAL のパイオニア INFANT ANNIHILATOR がしばしの沈黙の後、新ボーカル Dickie Allen を得て凶悪な新作 “The Elysian Grandeval Galèriarch” をリリースしました!!
EGGMETAL、則タマキンメタル。長いメタル史においても、タマキンとメタルを融合させたのは間違いなく INFANT ANNIHILATOR が初でしょう。プログ、デス、ブラック、スラッシュなど何もかもがメタルと融合していく中、なぜタマキンだけがメタルと融合出来ないのかと悔しさで枕を濡らし続けたメタルウォーリアーも多いはずです。機は熟しました!!
彼らの魅力は、まず何と言ってもそのMVに集約されています。デビューフル “The Palpable Leprosy of Pollution” に収録されていた “Decapitation Fornication” の MV は、そのオゲレツ具合で他のメタルバンドなど全く寄せ付けることすらありませんでした。楽器などは一切持たず、ただ深い森の中でエアメタルとホモ行為を繰り返すのみ。ズダズダズダズダと流れる凶悪なデスコアサウンドの中、嬉嬉としてホモ行為を繰り返すだけの彼らに狂気を超えた狂気を感じプラウザをそっと閉じたメタルウォーリアーも少しはいたかもしれませんが、視聴回数400万越えという結果と共にシーンには間違いなく衝撃を与えました。
前任ボーカル Dan が脱退し、残念ながら自然消滅かと思われていた INFANT ANNIHILATOR は、突如マイクをチンポのように扱うアー写とともに新ボーカル Dickie Allen の加入をアナウンスし、新作のリリースも発表します。ABIOTIC などで活躍し、その筋では実力が高く評価されていた Dickie ですが、そんなことよりも彼らはまたしてもブチかましてくれました。
新MV “Motherless Miscarriage” は Facebook にアップすると同時に即削除されるような危険極まりない代物。勿論 YouTube でも年齢確認を求められます。究極に進化を遂げたタマキンメタルはもはや完全にただのホモビデオにまで昇華していたのです。
オシリ、黄身、白身、オシリ、黄身、白身がめまぐるしく登場する素晴らしく EGG でエッチな2分13秒。勿論、新作のタイトル “The Elysian Grandeval Galèriarch” の頭文字は The EGG。キ・ン・タ・マ。ここまで徹底している彼らのキンタマ道にはもはやリスペクトしかありませんね!!
とはいえ、実はバンドの創立メンバー Aaron と Eddie は将来を嘱望される UK Hardcore / Deathcore バンド BLACK TONGUE のメンバーで、その実力は折り紙つき。実際、RINGS OF SATURN の作品にもセッション参加した Aaron のドラムパターンは狂気的で人間技を超えており、アルバムの強力な聴き所となっていますね。また、Eddie のダークなアトモスフィア、クラシカルな超高速スイープで畳み掛けるテクニカルなプレイも圧巻です。ストーリーとリンクしたシアトリカルな SE やテンポチェンジ、シンセサイザーを効果的に使用したプログレッシブさも本当に素晴らしいですね。
“心がタマキンなんだよ。” Aaron はインタビューでそう語ってくれました。男ならタマ裏の匂いと共存共栄、いつも心にタマキンを。イケメンすぎる変態、Aaron Kitcher です。どうぞ!!

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INFANT ANNIHILATOR “THE ELYSIAN GRANDEVAL GALERIARCH” : 10/10

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NEW DISC REVIEW + INTERVIEW 【NAPOLEON : NEWBORN MIND】


EXCLUSIVE: INTERVIEW WITH SAM OSBORN OF NAPOLEON !!

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UK Based Melodic Hardcore Four Piece, NAPOLEON Has Just Released The Genre-Breaking Debut Full-length, “Newborn Mind” !! “Melodiposipassiongroove” Is Here !!

DISC REVIEW “NEWBORN MIND”

ユーロモダンメタルコアシーンの皇帝 NAPOLEON が満を持して待望のデビューフルレングス “Newborn Mind” をリリースしました!!ハイセンスなシングルや EP で注目を集め、将来を期待されながらデビューフルレングスまで長い時間をかけたのは、NOVELISTS と同様の手法。そして36分のレコードは、長く待ち続けた Melodilc Hardcore ファンの期待に十分に応える内容となっています。
Tech-Metal シーンにおいて有数の実力を持つギタリスト、 Sam Osborn 擁する NAPOLEON は自らのサウンドを”melodiposipassiongroove” と称しています。実際、INTERVALS meets KILLSWITCH ENGAGE, POLYPHIA meets ARCHITECTS などと例えられる彼らの音楽性は見事にメロディー、ポジティブ、パッション、グルーヴを共存させていますね。
他の Tech-Metal バンドと比較して、NAPOLEON のサウンドを強く特徴付ているのはその大胆なクリーンギターの使用法でしょう。”Stargazer”,”Utopia” のイントロが効果的なのは勿論、”Maps” を聴けば、彼らがまさに “Newborn” な音楽を創造していることが分かります。メジャーキーで、クリーンギター&クリーンボーカルにより紡がれる2分間の小曲は、Math-Rock, Instru-Metal の影響下にありながら、同時にしっかりと Metalcore の土台も感じさせるのです。非常にカラフル、エモーショナルでフレッシュな “Maps” は NAPOLEON のバンドとしての可能性、多様性を証明していますね。
さらに、”Of Jams, Smokes & Promises” のイントロなどは、And So I Watch You From Afar を彷彿とさせるアイリッシュなメロディーが白眉。ユニークなタイムストラクチャーと相俟って Math-Rock からの影響を強く誇示しています。人生を変えたアルバムに、TTNG の作品をチョイスしているように、ここまで Math-Rock とメタル要素の融合を推し進めたアーティストは前代未聞なのではないでしょうか?
新ボーカル、ex-CLIMATES 、Wes Thompson の荒々しいスクリームからエモーショナルなクリーンまで見事にこなす幅広いレンジも実に魅力的です。時に流暢に、時にカオティックに駆け巡る Sam の多彩なフレットワークとの相性も抜群。タイトルトラック “Newborn Mind” では、スーパータイトなリズム隊、特に James Mendoza のスピーディーでメカニカルなドラミングはアルバムを通して素晴らしいですが、の協力もあり、メロディックでありながらテクニカルでヘヴィーという命題をいとも簡単に達成していますね。
“Dystopia” で歌われる “get awake and defeat this” というフレーズは “Utopia” でも再度現れます。「目を覚ませ、挫けるな」、NAPOLEON の音楽は、インタビューでも語ってくれた通り、リスナーに常にポジティブなグルーヴを届けてくれるのです。
今回弊誌では、Sam Osborn にインタビューを行うことが出来ました。日本ツアーも視野に入っていそうですね、どうぞ!!

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NAPOLEON “NEWBORN MIND” : 9.2/10

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NEW DISC REVIEW + INTERVIEW 【TTNG : DISAPPOINTMENT ISLAND】


EXCLUSIVE: INTERVIEW WITH TIM COLLIS OF TTNG !!

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UK Based Math-Rock / Emo Trio, TTNG Has Just Released Their 3rd Record “Disappointment Island” !! Full of Emotion & Melancholy, No Disappointment Here!!

DISC REVIEW “DISAPPOINTMENT ISLAND”

UK オックスフォードが生んだ Math-Rock / Emo の奇才、TTNG が3rdアルバム “Disappointment Island” をリリースしました!!
ニュージーランド沿岸、実在する島の名前をタイトルに冠したアルバムは、完全に4ピースからトリオになって初の、バンド名を THIS TOWN NEEDS GUNS から改名して2枚目の作品。
インタビューで語ってくれた通り、”Disappointment Island”、”失望の島”とは彼らの母国UKがEU離脱に向けて進んでいる状況を皮肉ったタイトルでもあるのです。その背景を鑑みれば、アルバムが少し物悲しく、メランコリックなムードを帯びていることにも納得が行きますね。
静と動の対比、遂にダイナミズムを極めたように思える “Disappointment Island”。アルバムクローサー “Empty Palms” は現在の TTNG を象徴するような楽曲です。シルクのように繊細な Henry Termain の美声が紡ぐメロディーは静寂と喧騒を司り、キャッチーかつ非常に雄弁。加えて、見事なサウンドスケープを創出する楽曲のアトモスフィアは、彼らの興味が Post-Rock 方面に振れていることを顕にしています。
RUSSIAN CIRCLES, PELICAN でお馴染みの、Greg Norman によってレコーディングが行われた事実、さらに The World Is A Beautiful Place & I Am No Longer Afraid To Die とツアーを行ったことから鑑みて、TTNG がこういった手法を全面に押し出すことはもはや驚きではないでしょう。実際、バンドにとって最も長い部類に入る5分37秒の “Whatever, Whenever” は PELICAN を想起させるような轟音パートで幕を閉じます。
ギタリスト、Tim Collis のフレーズセンス、才能が爆発した “In Praise of Idleness” も同様に美しい景色が視界に広がるような音楽。Math-Rock バンドとしての矜持を証明するかのような優美なシンコペーションが白眉ですね。
とは言え、勿論、彼らのテクニカルで複雑な1面を強調した楽曲もアルバムの聴き所の1つ。”A Chase of Sort” で聴ける流れるようなタッピングフレーズや Chiris Collis による変拍子を逆手にとった印象的なドラミングはまさに TTNG のトレードマーク。”Destroy The Tabernacle!” のテクニカルでエスニックなムードもアルバムに良いアクセントを加えています。ただし、トリオとなったことが作用したのか、全てのトーンがよりオーガニックに仕上げられていることは記しておくべきでしょう。
今回弊誌では才気溢れるギタリスト Tim Collis にインタビューを行うことが出来ました。ドラムスの Chiris とは兄弟でバンドの核となっていますが、発するエモーションは Kinsella ファミリーにも迫っていますね。どうぞ!!

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TTNG “DISAPPOINTMENT ISLAND ” : 9.3/10

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NEW DISC REVIEW + INTERVIEW 【ROLO TOMASSI : GRIEVANCES】JAPAN TOUR 2016 SPECIAL !!


EXCLUSIVE: INTERVIEW WITH JAMES SPENCE OF ROLO TOMASSI !!

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UK Experimental / Mathcore Titan, Rolo Tomassi Is Going To Come Back To Japan On September! Don’t Miss Their New Sounds From New Record “Grievances” !!

DISC REVIEW “GRIEVANCES”

9/27に Realising Media の招聘で1夜限りの来日公演が決定した、UK シェフィールドが生んだエクレクティックな5人組 ROLO TOMMASI。紅一点、ボーカル Eva Spence のエモーショナルなクリーンボイス、そしてその麗しい外見からは想像もつかないような迫力のあるグロウルを武器に、マスコアからエレクトロニカまで取り入れた実験的な音楽性が高く評価されているバンドです。そして彼らの最新作 “Grievances” は、さらにそのサウンドの領域を広げ、新しい境地に達したエポックメイキングなレコードとなりました。
“Raumdeuter” は彼らの新しいチャレンジを象徴するような楽曲です。Eva の美しいクリーンボーカルにトレモロリフまでフィーチャーしたこの曲は、Post-Black, さらには Shoegaze まで取り入れたアトモスフェリックなサウンドスケープが実に印象的。そこに彼ら特有のエレクトロニカ要素を融合させることで、より荘厳で優美な楽曲となっているその手法はまるで魔法のようにも思えますね。
“Prelude III: Phantoms” から “Opalescent” の流れはアルバムで最もメロディーにフォーカスした瞬間です 。幽玄なピアノの旋律をバックに、朗々と歌い紡ぐ Eva と James のデュエットのプレリュードは、美しく絡まり合い溶け合いながら プログレッシブな “Opalescent” を導きます。様々にアーティキュレーションを施した Jazz のようにスウィングする 6/8拍子を、ピアノとギターが時にダイナミックに、時に繊細に紡いでいく様はまさにカタルシス。Eva のアンニュイなボーカルも実にハマっていますね。
TOOL のようにインタルードを見事に活用したアルバムの中で、同様にペアとなる“Crystal Cascades” “Chandelier Shiver” では、アンビエントなピアノとストリングスが非常に効果的で、GODSPEED YOU! BLACK EMPEROR すら想起させる美麗なサウンドスケープ、世界観が創出されています。
とは言え、アルバムには勿論、オープナー “Estranged” や “The Emberes”, “Funereal” のように THE DILLINGER ESCAPE PLAN 由来のカオティックでアグレッシブな要素を反映した楽曲も収録されており、結果として新機軸、美麗なストリングスの導入は、バンド本来のブルータルな要素を対比により強く際立たせる効果ももたらしていますね。
クラシカルで壮大なエピック “All That Has Gone Before” で幕を閉じるまで、作品は生々しいエモーションを放ちながら、目まぐるしくも整合感を伴ってリスナーの耳を捉え続けます。ダークでエモーショナルな一本の名作映画を観終わった時のような感動を与える作品だと感じました。
今回弊誌では、ボーカルとシンセサイザーを担当するバンドの中心人物 James Spence にインタビューを行うことが出来ました。Eva ちゃんとは兄弟なのでご安心を。どうぞ!!

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ROLO TOMASSI “GRIEVANCES” : 9.8/10

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NEW DISC REVIEW + INTERVIEW 【ANDERSON / STOLT : INVENTION OF KNOWLEDGE】 JON ANDERSON SPECIAL !!


EXCLUSIVE: INTERVIEW WITH JON ANDERSON OF ANDERSON / STOLT !!

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Legendary ex-YES Vocalist, Jon Anderson Talks About His New Project With Roine Stolt, Anderson Rabin and Wakeman, And His Thought About YES!!

DISC REVIEW “INVENTION OF KNOWLEDGE”

プログロックのドリームチーム、Anderson / Stolt が傑出したデビューアルバム “Invention of Knowledge” をリリースしました!!
長年 YES の”声”としてバンドを牽引した伝説的ボーカリスト Jon Anderson が、THE FLOWER KINGS, TRANSATLANTIC という2つの優れたプログロックバンドで才能を発揮する ギタリスト Roine Stolt とタッグを組んだ作品は、実に深く、カラフルで、メッセージ性に富んでおり、確実に1+1=2以上の化学反応が存在していますね。
2人を支えるバンドメンバーも YES や RENAISSANCE に関わってきた Tom Brislin (piano, organ, synthesizers), KARMAKANIC の Lalle Larsson (piano, synthesizer), 世界有数のベーシストで THE FLOWER KINGS では Roine の同僚でもある Jonas Reingold (bass), 同じく TFK の Felix Lehrmann (drums) という錚々たる顔ぶれ。
さらにアルバムには PAIN OF SALVATION の Daniel Gildenlöw や、Roine の別プロジェクト AGENTS OF MERCY から Nad Sylvan という豪華なゲストも参加しています。
アルバムは、インタビューで Jon が語ってくれたように、プログロックの過去と未来を繋ぐような作品に仕上がりました。具体的には、YES や GENESIS が紡いだシンフォニックなプログロック第一世代の優美さと、 北欧から端を発したプログ第3の波、THE FLOWER KINGS や ANEKDOTEN といったバンドによるスカンジナビアンプログロックの瑞々しさを華麗に融合させていると言えますね。勿論、 “Knowing”, “Everybody Heals”, “Invention of Knowledge”, “Know” という3つの組曲と1つの大曲の4部構成には、YES の大作 “Tales From Topographic Oceans” を想起するファンも多いでしょう。
アルバムオープナー、”Invention” はまさに”失われた”70年代 YES サウンドをイノベートする強いステイトメント。どこか牧歌的で Jon 特有のメロディーラインが登場すると、リスナーは彼こそが YES の声であることを再確認します。実際、アルバムを通して、ファルセットに近いボーイッシュな Jon の声は瑞々しく、微塵も衰えを感じさせません。特に、”Chase And Harmony” でピアノをバックに朗々と歌い上げる場面などは、心を揺さぶられずにはいられませんね。
同時に、Roine の素晴らしくメロディーとエモーションが調和したリードプレイ、プロデュース、彼のセンスや存在感は Anderson / Stolt がただ過去の焼き直しに終わらないことを強く主張しています。
それを象徴するのが、モダンなコンポジションを取り入れた “Everybody Heals” でしょう。THE FLOWER KINGS の方法論に近いこの楽曲は、現代的なストリングスや Jazz / Fusion のアプローチで飾られ磨き上げられており、リスナーに新鮮な感覚を植え付けます。
実際、アルバムのオーケストレーションは見事で、オリエンタルに終る “Invention” のカウンターパートとも言える “Knowledge” では LED ZEPPELIN の “Kashmir” を現代の技術で再現したかのような、壮大でエスニックなサウンドを提示しています。アルバムを締めくくる大曲 “Know…” における異国情緒溢れるギターソロも白眉。Roine が語っているように、「モダンでクラシカル、ロックでエスニック、トライバルでオーケストレートされ、グルーヴィーで浮遊感を持つ」という考え方を体現しているようにも思えますね。
さらに “Invention of Knowledge” は Jon Anderson というカリスマの哲学を色濃く反映した作品でもあります。彼の常に前向きで、楽観的で、自然を愛するピースフルなマインドスケープは、そのままアルバムのサウンドスケープとして表現され、多幸感溢れるスピリチュアルな作品に昇華しているのです。
今回弊誌では、その Jon Anderson 氏にインタビューを行うことが出来ました。ノスタルジーとコンテンポラリーが見事にミックスされた傑作。話題の Anderson, Rabin and Wakeman についても聞くことが出来ました。どうぞ!!

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ANDERSON / STOLT “INVENTION OF KNOWLEDGE” : 9.8/10

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WORLD PREMIERE : “PART 16: MOUNTAIN OF FLAMES (TEST MIX)” 【ANOVA : DIYU】


WORLD PREMIERE: NEW SONG!! “PART 16: MOUNTAIN OF FLAMES (TEST MIX) OF ANOVA !!

PROG / MATH METAL MEETS ELECTRONICA !! AnovA ARE NOW WORKING ON A NEW RECORD “DIYU”!!

日本人ギタリスト Yoshiaki Nishite さん率いる インターナショナルプロジェクト AnovA。彼らの Prog / Math Metal に Electronica, Classical, World Music を融合させた独自の音楽性はモダンプログシーンにおいて一際異彩を放っていますね。バンドは現在 3rd Album “Diyu” のリリースに向けて鋭意制作中。今回弊誌ではアルバムからオリエンタルな佳曲 “Part 16: Mountain Of Flames” のテストミックスを公開です!
MESHUGGAH 由来のヘヴィーグルーヴ、幾重にもレイヤードされたシンセサウンド、ピアノの美しい音色が東アジアの仏教的な思想と調和した見事な楽曲だと感じました。Yoshi さんからのメッセージも届いていますよ。

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【MESSAGE FROM YOSHI】

この楽曲が収録されるであろう”Diyu”というアルバムのコンセプトは、Luke(Ba)が3年前にDavid(Vo)と始めたプロジェクトから始まっています。
近いうちにリリースを予定している3rdアルバム”Diyu”には、完全にイチから作った楽曲が大半ではありますが、この楽曲「Part16: Mountain of Flames」は実は3年前からあった曲なのです。(←最近知りました。。)
その曲を、より自由に、より自分たちらしく、アイデアをみんなで入れてアレンジしていった結果、原型を留めないくらい曲が変貌してしまいました。。
とはいえ、今のAnovAらしさを表す象徴的な曲になったので、「アルバムリリースまで放置しておくのはもったいない!」ということで、Test Mixではありますが、先行配信しちゃおうということになりました。
AnovAは「まだライブすらしたことが無い変なバンドだ」と思われるかもしれませんが、時にはゲームにはまりこんだり、時には音楽について熱く語り合ったりしながら、実験的で新しいもの、どんどん進化する音楽を目指しつつ、仕事の合間を縫いつつ、趣味として気ままに頑張っている音楽プロジェクトです。
今月、AnovAは3周年を迎えるのですが、色々と今後の展開を見据えて、さらに新しいことや実験的なことに取り組んで行く予定です。ひとまず、「変なバンドだなー」くらいに覚えていただければ幸いです!

YOSHI

AnovA Bandcamp Page

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NEW DISC REVIEW + INTERVIEW 【KNIFEWORLD : BOTTLED OUT OF EDEN】


EXCLUSIVE: INTERVIEW WITH KAVUS TORABI OF KNIFEWORLD !!

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An Experimental Psyche Rock From London, Magical eight piece Knifeworld has just released Kaleidoscopic new record “Bottled Out Of Eden” !!

DISC REVIEW “BOTTLED OUT OF EDEN”

UKが誇る、エクスペリメンタルな 8人組 Psychedelic/Prog Rock バンド、KNIFEWORLD が新作 “Bottled Out Of Eden” をリリースしました!!
あの GONG で Daevid Allen の後任という重責を担う、才能豊かな Kavus Torabi が生み出すクリエイティブな世界観は実にユニークで個性的。”Progressive Ska” などとも形容される独特のホーンセクションがトレードマークです。
勿論、KING CRIMSON から ZAPPA まで、ホーンを使用したプログロックバンドは決して珍しくありませんが、CRIMSON のスタイリッシュと ZAPPA のシアトリカルを併用する彼らのオーケストレーションはやはり魅力的ですね。
“愛する人たちの死”(勿論、Daevid Allen も含む)にインスピレーションを受けて制作された50分のドラマは、喪失と悲しみ、同時に希望と美しさを反映した実にエモーショナルな内容に仕上がっています。その優れたアレンジメント、磨き上げられたサウンドは昨年大きなインパクトを残した TAME IMPALA の “Currents” を想起させる瞬間さえありますね。
実際、”Bottled Out Of Eden” の優れている点は、勿論、GONG, PINK FLOYD, MOODY BLUES, HENRY COW といったプログジャイアンツたちへの憧憬を表現しつつ、モダンなコンポジションや影響をしっかりと取り入れているところにあると感じました。”Art-Rock” を象徴するようなオープニングトラック”High/Aflame”, アルバムのハイライトとも言える “The Deathless” には Sufjan Stevens, APPLESEED CAST といったアートロック/インディーズ、そして THANK YOU SCIENTIST, THE MARS VOLTA といったモダンでプログレッシブなアーティストたちを想起させる瞬間があり、過去と未来のバランスが実に良い塩梅で配置されています。
前作よりもバンドを意識して制作したとインタビューで語ってくれましたが、よりオープンでキャッチーになった彼らの音楽はさらに多くのファンを獲得するでしょう。今回弊誌では Kavus Torabi にインタビューを行うことが出来ました。GONG についても話してくれています。どうぞ!!

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KNIFEWORLD “BOTTLED OUT OF EDEN” 8.8/10

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NEW DISC REVIEW + INTERVIEW 【FROST* : FALLING SATELLITES】


EXCLUSIVE: INTERVIEW WITH JEM GODFREY OF FROST*!!

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UK Based Modern Prog Titan, FROST* Set To Release Definitely Game-Changing Record “Falling Satellites” on 5/27!! “Progressive Pop” Movement Will Come !!

DISC REVIEW “FALLING SATELLITES”

モダンプログシーンのマイルストーンとなった重要作 “Milliontown” を生み出した、奇才 Jem Godfrey 率いる UK の4人組 FROST* が8年振りとなる待望の新作 “Falling Satellites” を5/27にリリースします!!
ボーカル/ギターに盟友 John Mitchell (Lonely Robot, It Bites), 新しいリズム隊として Craig Blundell (Steven Wilson), 
Nathan King (Level 42) という最強布陣を据えて制作された最新作が3枚目のスタジオアルバムとなる FROST*。興味深いことに、その3枚の作品は全て大きく異なる性質を持つのです。
勿論、3作とも、洗練されたサウンド、優れたメロディー、エレクトロニカとプログの融合という点では共通していますね。しかし、”Milliontown” がカラフルで爽快感溢れる作品であったのに対して、前作 “Experiments in Mass Apeal” は MUSE や RADIOHEAD をさえ想起させる実に内省的な作品でした。そして今作 “Falling Satellites” は間違いなく FROST* にとって最も “POP” なレコードと言えるでしょう。さらに、この作品で彼らはまたしても、モダンプログの領域を押し広げることになるかも知れませんね。
今回、FROST* がシーンに与える驚きは、モダンなエレクトロニカサウンドの大幅な導入です。具体的には ZEDD, SKRILLEX, さらには Justin Bieber の最新作さえ想起させる Dubstep / House を巧みにプログロックに組み込むことで、”Progressive Pop”, “Electronical Progressive Music” とでも形容出来そうな新しく衝撃的なサウンドを生み出しているのです。個人的には、Jem Godfrey の人気プロデューサーとしての1面が大きく反映されたレコードと言えるような気もしています。
“Towerblock” はまさに “Falling Satellites”, 新生 FROST* を象徴するような楽曲だと思います。中間部のスリリングなパートでは、Dubstep をシームレスにプログロックに取り入れていますね。ダンサブルな Jem のキーボードは本当に魅力的でリスナーの心まで踊らせます。同様の手法は、”Heartstrings” のイントロなどでも聴くことが出来ますし、さらに付け加えれば、モダンプログの旗手 HAKEN が新作の “The Endless Knot” という楽曲において似たようなアプローチをとっている事実は非常に興味深いと感じました(奇しくも両バンドとも 80’s prog を高く評価しています)。
また、Justin Bieber が “What Do You Mean” で Tropical House を取り入れ話題となったことは記憶に新しいですが、FROST* が “Closer To The Sun” において行ったアプローチは実はそれに近いのかも知れません。究極にPOPでダンサブル。同時に、ゲスト参加している Joe Satoriani のギターソロは知的かつメロディアスで、そこからの展開はまさにプログロックのそれです。見事な融合、何と巧みな作曲術でしょう!”Lights Out” も同様のフィーリングを持った楽曲ですが、こちらはよりアトモスフェリックで、女性ボーカル Tori Beaumont とのデュエットが白眉ですね。
さらに、”Closer To The Sun” を含むアルバム最後の6曲は “Sunlight” という32分の組曲にもなっているのですが、その中には “The Raging Against the Dying of the Light Blues in ⅞” のように、Jem がインタビューで言及している ANIMALS AS LEADERS を想起させるような Djenty なパートを持つ楽曲も組み込まれており、彼の音楽的な貪欲さには頭が下がる思いです。
とはいえ、決してトレンドばかりを追求しフィーチャーしている訳ではなく、”Numbers” で聴かれるイントロのシーケンスフレーズ(新楽器 “The Chapman Railbord” で奏でられている)などはまさに FROST* のトレードマークですし、Steve Vai 的なオーケストレーションも見事の一言。”Signs” も典型的な FROST* をイメージさせる佳曲ですね。
何より、アルバムを通して彼らが紡ぐメロディーの数々は、珠玉という言葉が相応しい心から魅力的なものばかり。”EPM(Electronic Progressive Music), “Progressive Pop”, 呼称はなんであれ、彼らが2016年にモダンプログシーンに投下するものの意味は非常に大きいと感じました。今回弊誌では、FROST* の頭脳、Jem Godfrey にインタビューを行うことが出来ました。意味のあるインタビューだと思います。どうぞ!!

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The full track-listing
1. First Day
2. Numbers
3. Towerblock
4. Signs
5. Lights Out
6. Heartstrings
7. Closer To The Sun
8. The Raging Against The Dying Of The Light Blues
9. Nice Day For It…
10. Hypoventilate
11. Last Day
12. Lantern (bonus track)
13. British Wintertime (bonus track)

FROST* “FALLING SATELLITES” : 10/10

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