COVER STORY + FUJI ROCK FESTIVAL 19′ 【KING GIZZARD & THE LIZARD WIZARD】


COVER STORY : KING GIZZARD & THE LIZARD WIZARD

“What Is Psych? Is It Psyche? Is It Psychedelic? If It’s An Exploratory Approach To Music Then Perhaps We Are. If It’s About Creating Huge Walls Of Glistening, Phased-Out Guitars Then We Are Not. I’ve Always Felt More Like a Garage Band Than Anything. We Don’t Write Songs About Space, Either.”

WHAT IS PSYCH? WHAT IS KING GIZZ?

「ロックは死んだ。」もう何十年も議論され続けるクリシェです。インターネットやストリーミングサービスの普及によって、今日ではより容易く多様なジャンルへとアクセス可能で、例えば iTunes を開けばロック/メタルのみならず、クラッシック、ジャズ、ポップ、ワールドミュージック、エレクトロニカ、オルタナティブ、R&B、ヒップホップなど様々な世界への入り口が並んでいます。
もちろん、そのストリーミングサービスにおいてエレクトロニカやヒップホップがロック/メタルを大きく凌駕している事実も今や常識と言えるでしょう。
とはいえ、70年代、80年代には及ばないものの、ロック/メタルはライブの分野では善戦していますし “死んだ” と判断するには早計にも思えます。ただ、ジャンルを定義した巨人たちに代わる新たなビッグアクトが望まれているのもまた事実でしょう。
しかし、新世代にとってロック/メタルという形式を取りながら、新たな領域を開拓し世界に衝撃を与える仕事は決して簡単ではありません。なぜならこのフィールドでは、何十年もかけて数えきれないほど多くのバンドが様々な実験を試みてきたからです。さらにネットの登場で過飽和となったシーンには両方の意味で、新星に残されたスペースはほぼないも同然だと言えるでしょう。
ただし、それでもその難題を解決する救世主、キング、もしくはウィザードがオーストラリアに君臨しています。KING GIZZARD & THE LIZARD WIZARD です。

あの TAME IMPALA との繋がりも深く、風変わりな名 (多大な影響を受けた Jim Morrison の呼称 “The Lizard King” が関係している) を持つメルボルンのバンドは真なるジャムセッションへの愛から誕生しました。ほぼ10年のキャリアですでに14枚のフルアルバムと2枚の EP を制作。ギター、キーボード、サックス、フルート、クラリネット、シタールなどその他様々な楽器を操るフロントマン Stu Mackenzie を中心に、ギター、キーボード、ハーモニカ、ボーカル担当の Ambrose Kenny-Smith、さらにCook Craig & Joey Walker 2人のギタリストを加え、ベーシスト Lucas Skinner、そして Michael Cavanagh と Eric Moore のダブルドラマーという異様な編成も、ジャムセッションへの執心、ライブバンドとしての矜持を考慮すれば実に自然な流れだと言えます。
バンドの音楽性を定義するなら、サイケデリックロック、プログレッシブロックが最も近いラベルなのかも知れません。ただし、むしろそれは建前とでも言うべきで、実際はカラフルな虹色の多様性をキャンパスに描くエクレクティックな音画家です。そしてそのアティテュードは、モダン=多様性の進化した音楽シーンに完璧にフィットしそこからさながら流動体のごとくさらに限界を超えていきます。実際、Stu Mackenzie は根本的な疑問を口にします。「ところで、サイケって何なんだい?もしそれが音楽への探索的なアプローチを意味するならば確かに俺たちはサイケだよ。だけど、歪んだギターの壁を作ったり、宇宙についての歌詞を意味するなら俺たちはサイケとは言えないね。」
事実、サイケ-ソウル-サーフ-ファズ-ガレージ-ジャズ-スペースロックなどと称される彼らの音とスタイルは年月とアルバムによって変化を続けています。2011年にリリースした4曲入りの EP “Anglesea” はかつてのニューウェーブ/ポストパンクのようにも聴こえましたし、典型的なリバイバルのようにも思えましたが、振り返ってみればそれは始まりに過ぎませんでした。

劇的な化学反応は2015年の “Quarters!” で発生しました。タイトル通りアートワークも4区分、楽曲も10分10秒ピッタリの4つで40分40秒のランニングタイムとクオーターに拘った作品はジャズロックの実験室を解放した初のアルバムでした。
Stu は当時、”Quarters!” について、「俺らは叫んじゃいけないレコードを作りたかった。長くてミニマル、反復を多用した構造の中でね。だから普段のようなブルータルなギターペダルも封印したんた。」と語り PINK FLOYD への敬意も覗かせています。
進化は止まりません。”Paper Mâché Dream Balloon” でフォークロックへ接近した後、アルバム最後の音と最初の音が見事に繋がりエンドレスにループする2016年の “Nonagon Infinity” から基盤となるサイケデリックロックに様々な刺激を注入し “King Gizz のサイケ” を創造し始めます。マイクロトーナル (微分音) もその刺激の一つ。


2017年にはそうしてアルバム全編をマイクロトーナルで統一した “Flying Microtonal Banana” を製作します。アルバムタイトルは Stu ご自慢のマイクロトーナルギターの名前。作品に収録された “Sleep Drifter” は今でも最大の人気曲の一つとなっています。
2017年は KING GIZZ にとって実に重要な一年でした。リリックに環境問題を取り上げ始めたのもこの年から。さらに、2月から12月にかけてバンドは5枚のフルアルバムをリリースします。ほぼ2ヶ月に1枚のデスマーチによって、しかし彼らは多くのファンを獲得し自らの価値を証明しました。

前述の異端 “Flying Microtonal Banana”、ナレーションを配した本格コンセプト作 “Murder of the Universe”, 奇妙でしかしキャッチーな “Skunsches of Brunswick East”、サイケデリックでポリリズミック TOOL の遺伝子を配合する “Polygondwanaland”、そして環境問題とプログロックのシリアスな融合 “Gumboot Soup”。
特に “Polygondwanaland” は KING GIZZ の最重要作と言えるのかもしれませんね。オープナー “Crumbling Castle” はまさしくバンド進化の歴史を11分に詰め込んだ濃密な楽曲ですし、何より彼らは作品を自らのウェブサイトで無料公開し、驚くべきことにその著作権さえ主張しなかったのですから。
バンドのメッセージは明瞭でした。「レコードレーベルを始めたいと思ったことはあるかい?さあやってみよう!友人を雇ってフィジカルを制作して出荷するんだ。僕たちはこのレコードの権利を主張しない。楽しんでシェアしてくれよ!」
そうして KING GIZZ は、ファンやインディーレーベルにオーディオファイルやアートワークもフリーで公開してそれぞれにフィジカルのディストリビュートを促したのです。それは衰退したレコード、CD文化を保護し復権を願うバンドが取った驚天動地の奇策でした。彼らほどのビッグネームの、しかも最高傑作のフィジカルをマージンなしで配給出来るチャンスなどなかなか飛び込んでくるはずもありません。作品は世界中88のレーベル、188のフォーマットで販売されることとなりました。

そういった大胆な行動は、彼らが全ての作品を自身のインディペンデントレーベルからリリースしていることにより可能となっています。レーベルはドラマー Eric Moore によってスタートし、彼が全てのマネージメントスタッフを仕切っているのです。もはやレーベルとのビッグディールを目指す時代は終焉を迎えました。若く意欲的なバンドにとって KING GIZZ のやり方は理想的なモデルケースでしょう。なぜなら、彼らはクリエイテビィティー、レコードの権利、リリースの計画、バンドの未来まで全てを完全に掌握しているのですから。

さすがに1年に5枚リリースの反動が訪れたのか、新作 “Fishing for Fishies” のリリースには2019年まで時間がかかりました。アルバムについて Stu は、「俺たちはブルースのレコードを作りたかったんだ。ブルースやブギー、シャッフルとかそんな感じのね。だけど楽曲はそのテーマと戦って、自らのパーソナリティーを獲得している。」と語っています。
実際、荒々しきブルーグラスのタイトルトラックを筆頭に、類稀なるグルーヴと RUSH の影響を宿す “The Cruel Millennial”、さらにエレクトロニカに満たされながらミツバチの重要性を語り継ぐ”Acarine” などアルバムは千変万化で充実を極めています。

驚くべきことに、そうして KING GIZZ は8月にリリースされる新作 “Infest the Rat’s Nest” で次の標的をメタルへと定めました。
公開された “Planet B” は誰も想像だにしなかったスラッシュメタルチューン。さらに “Self-Immolate” は初期の METALLICA, SLAYER と MUSE や ROYAL BLOOD を変拍子の海でミックスした奇々怪界。彼らが新たな領域で披露するエクレクティックな獰猛性が待ちきれませんね。

KING GIZZ の持つ多様性、プログ/メタルの新聖地オーストラリアというグローバルな出自はモダンなロック世界の原則を見事に内包しています。Stu はそのバンドの多様性について、「音楽は探検なんだ。僕がまだ探索していない音楽の作り方、レコードの作り方が何百万も残っている。言うまでもなく、学んでいない楽器、聴いていない音楽、探求していない文化もね。」と語っていますが、それでも父に Neil Young を歌い聞かされ、60年代のガレージコンピレーションから、敬愛する FLOWER TRAVELLIN’ BAND 含む70年代に勃興した東洋のサイケロックまで、Stu の知識と好奇心に際限はありません。驚くべきことに、彼は毎年一つ新たな楽器の習得を自らに課しています。

もちろん、彼らの特異なサウンドや”健全な” 4/4の錯覚を誘うポリリズムの魔法、そしてカメレオンの美学は、古くからのリスナーが慣れ親しんだプログロックやメタルの法則には乗っ取っていないかもしれません。一方で、故に革新的で創造性溢れ、前時代へのカウンターとして新たなビッグアクトの資格を得ているとも言えるはずです。バンドは自由自在に自己表現を繰り出すアートの極意を恐れてはいませんし、それでもなお、ロック/プログ/メタルの領域を住処としているのですから。遂に FUJI ROCK FESTIVAL 19′ で初来日を飾る KING GIZZ のモットーは、”No Slowing Down”。サイケ、プログ、ジャズ、エレクトロ、フォークにスラッシュとその境界を破壊し自由に泳ぐ魔法の王様は、きっとこれから何十年もロックミュージックの進化を担っていくはずです。

参考文献: The Guardian:King Gizzard & The Lizard Wizard: can the psych band release five albums in one year?
The Quietus:No Slowing Down: King Gizzard & The Lizard Wizard Interviewed
Ultimate Guitar :Why King Gizzard & the Lizard Wizard Are the Future of Rock Music We’ve Been Waiting for

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FUJI ROCK FESTIVAL 19′

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NEW DISC REVIEW + INTERVIEW 【EMPLOYED TO SERVE : ETERNAL FORWARD MOTION】


EXCLUSIVE: INTERVIEW WITH JUSTINE JONES OF EMPLOYED TO SERVE !!

“We’re Humanitarians Who Write About Things We’ve Experienced And What a Lot Of Other People We Love Experience, Whether That Be Mental Illness All The Way To The Misuse Of Social Media.”

DISC REVIEW “ETERNAL FORWARD MOTION”

「どちらかと言えば、私たちは自分たちの経験や、他人の愛すべき経験を楽曲にする人道主義者なのかもしれないわね。それこそメンタルの問題から SNS の誤用まで扱うようなね。」
沸騰する英国のライジングスター EMPLOYED TO SERVE。フロントウーマン Justine Jones は、獰猛なメタリックハードコアの刃に希望の “ヒューマニティー” を抱懐し、現代社会の歪みと真摯に対峙しています。
「”Suspended in Emptiness” は SNS を額面通りに受け取るなって曲なの。休日の楽しそうな出来事をポストしているけど、その裏側ではみんな苦しんでいるのよ。SNS だけを見て、他人が自分より優れているとか、幸せだとか考えるのはバカげているわ。」
ポケットの中のほんの小さな長方形の物体は、いつしか大きく社会を支配し “ドーパミン中毒者” の文明へと世界を塗り替えてしまった。Justine は、数分おきにその物体を見つめ、ハートのタップを確認する “承認の渇望” 状態が永続的かつ健全だとは考えていません。
むしろ、そうして発生する怒りや憂鬱、混乱の悪循環が、メンタルイルネス、自己陶酔、セクシズムといった負の連鎖を生んでいると彼女は主張し、ハードコアのカオスと Nu-metal のブルータリティー、そしてオルタナティブなスピリットで代弁者として悲壮な咆哮を放つのです。
彼らが雇われ、使役するのは歪な社会の犠牲者のみ。そしてその強固な決意は “Eternal Forward Motion” “永遠に前へと進む” 最新作へグルーヴと共に深々と刻まれています。
「人生と同じように、音楽も結局は元の場所へと戻るの。そうして私たちは偶然その巡り合わせでムーブメントの一部となったのよ。」
Justin と彼女のフィアンセでギタリスト Sammy Urwin の小さなアパートメントで産声をあげた EMPLOYED TO SERVE は、今やメタリックハードコアの新たな大渦を巻き起こす原動力の一つです。
CHARIOT や NORMA JEAN, CONVERGE, THE DILLINGER ESCAPE PLAN といったカオテイックなハードコアと、SLIPKNOT, KORN, DEFTONES の Nu-metal 遺伝子を配合し猛襲するバンドの牙は、同世代の CODE ORANGE, VEIN といったエクストリームな野心家の理念や創造性と激しくシンクロしていたのです。
数学的な混沌と、マスリスナーへ訴求するキャッチーなグルーヴのキメラこそが世界を席巻するバンドのブースター。TDEP の複雑怪奇と SLIPKNOT のホラー映画をミックスした “Dull Ache Behind My Eyes”、 KORN の憂鬱とヘヴィネスに Justin のハードコアな咆哮が響く “Harsh Truth”。獰猛な狂気を纏いながらしかしフックに満ちた楽曲は、リアルなリリックを携えて数知れない “奪われた” 若者たちの声なき声を代弁して世界へと突きつけるのです。
そうしてアルバムは、10曲のブルータルでダークな告発の後、”Bare Bones Of A Blue Sky” で一筋の光明を見出します。DEFTONES とシューゲイザーの穏やかで美しき邂逅は、Justin が繰り返す “Open Your Eyes” のスクリームと共にリスナーへ明日への希望を届けるのです。
今回弊誌では、Justine Jones にインタビューを行うことができました。「結局のところ、生きていく中で何を学ぶかが重要で、自分を堕落させようとする人間に同調しないことが大事だと思うわ。人はその生い立ちで判断されたり虐待を受けるべきではないのよ。私はそういった悲しい出来事が徐々に減ってきていると感じているの。だからうまくいけば、時間の経過とともにいつか消えればいいのだけど。」
UKに巻き起こっているエクストリームな新風を牽引するレーベル Holy Roar のレーベルマネージャーも務める才女。どうぞ!!

EMPLOYED TO SERVE “ETERNAL FORWARD MOTION” : 10/10

INTERVIEW WITH JUSTINE JONES

Q1: This is a first interview with you. So, at first, could you tell us about yourself? What kind of music were you listening to, when you were growing up?

【JUSTINE】: I’m Justine the vocalist of Employed to serve and label manager at Holy Roar Records. I grew up listening to Blink 182, Nirvana and red hot chilli peppers, this later changed into Slipknot, Korn, Deftones, nine inch nails and beyond in my teens.

Q1: 本誌初登場です。まずはあなたの音楽的なバックグラウンドからお話ししていただけますか?

【JUSTINE】: 私は Justine。EMPLOYED TO SERVE のボーカル、そして Holy Roar Records のレーベルマネージャーもやっているのよ。
子供の頃は、BLINK 182とか NIRVANA, RED HOT CHILLI PEPPERS を聴いていたわ。それが後に、SLIPKNOT, KORN, DEFTONES, NINE INCH NAILS といったバンドに移っていったの。そうやって10代を過ごしていたわね。

Q2: Your wide range of scream is fucking awesome! Could you tell us your vocal influences?

【JUSTINE】: Haha thanks! Vocally my main influences are Randy from lamb of God and chino from Deftones, I think both are really versatile and talented vocalists. It took me quite a few years to get to the point where I was happy with my vocal range, it’s not something that’s widely taught!

Q2: あなたの繰り出すスクリームのレンジはワイドで実に素晴らしいですね?

【JUSTINE】: ははは、ありがとう!ボーカル面で影響を受けたのは LAMB OF GOD の Randy と、DEFTONES の Chino ね。私は2人とも、とても多彩で才能のあるボーカリストだと思うの。
ボーカルレンジにかんしては、自分の満足いくレベルに達するまで何年もかかったわ。それでも思っているよりはワイドじゃないんだけどね!

Q3: Female fronted metal/hardcore band is increasing recently. But of course, there are still a few in the scene. When I had an interview with Larissa of Venom Prison, she said “I don’t like the term “female fronted” though because it creates some sort of sub-genre that is solely based on the gender of the front person disregarding the kind of music is being produced by bands that have female vocalists. I find it quite limiting and counterproductive.” What’s your thought about the term “Female fronted”?

【JUSTINE】: I agree with Larissa here! For example destiny’s child and employed to serve are both female fronted but if you listened to both on the fact that they’re female fronted you’re going to be very surprised at how different they sound haha! I get that people are stoked on it because it’s fairly rare and I’m sure it’s never ill intended but all the same it’s not a genre.

Q3: 女性メンバー擁するメタル/ハードコアバンドは徐々に増えてはいますが、まだまだその数は多くはありません。
先日 VENOM PRISON の Larissa にインタビューを行ったのですが、彼女は 「私は “フィーメールフロンテット” って言葉が好きじゃないの。だってこの言葉はただフロントを務める人物のジェンダーのみによって、サブジャンルのようなものを形成してしまうから。その女性ボーカルを擁するバンドたちが生み出す音楽関係なしにね。」 と語っていました。

【JUSTINE】: Larissa に同意するわ!例えば DESTINY’S CHILD も EMPLOYED TO SERVE もどちらもフィーメールフロンテットのグループだと言えるけれど、実際両者の音楽を聴けばその違いに驚くでしょ?!(笑)。
みんながフィーメールフロンテットという言葉に踊らされるのはわかるのよ。だって女性を擁するメタル/ハードコアバンドはとてもレアだからね。悪意がないのもわかっているの。だけど結局その言葉は音楽のジャンルではないのよ。

Q4: When I had an interview with Serena of Svalbard, she said “Personally, I have suffered so much sexism in the metal scene that I think the time is right to kick against it and make an outwardly feminist metal album. This album is my reply to anyone who makes negative comments to a girl onstage.”. What’s your perspective about her opinion and sexism in the extreme music scene or daily life?

【JUSTINE】: It certainly exists and I’ve experienced it a few times. At the end of the day it’s about educating people by simply existing and not standing for anyone trying to bring you down, people shouldn’t be judged or mistreated because of something they’re born with. I do feel like there is less of it happening gradually so hopefully it will disappear altogether over time.

Q4: SVALBARD の Serena は、「個人的に、私はメタルシーンで多くのセクシャルハラスメントに苦しんできたの。だから、それに立ち向かい表面上はフェミニストのメタルアルバムを作るべき時が来たと思ったのよ。このアルバムは、ステージに女の子が立つことにネガティブなコメントを寄せる人たちに対する私からの返答よ。「女性をメタルから追い出せ!」と言うような人たち、コンサートで女性にハラスメント行為を行う人たち。これは彼らに対する私からの恐れなき怒りの返答なの。」と語ってくれました。あなたはエクストリームミュージックシーンでそういったセクシズムを感じる場面がありますか?

【JUSTINE】: セクシズムは間違いなく存在するし、私も何度かは経験してきたわ。
結局のところ、生きていく中で何を学ぶかが重要で、自分を堕落させようとする人間に同調しないことが大事だと思うわ。
人はその生い立ちで判断されたり虐待を受けるべきではないのよ。私はそういった悲しい出来事が徐々に減ってきていると感じているの。だからうまくいけば、時間の経過とともにいつか消えればいいのだけど。

Q5: In “Eternal Forward Motion”, you sing about toxic social media in “Suspended in Emptiness”. Actually, Internet and SNS is inevitable in our daily life, but there are pros and cons, right?

【JUSTINE】: There are definitely pros to social media, but like with everything in life you need moderation and balance. Because social media is still so new some people don’t know how to use it or that it’s something that’s good sparingly. Parents don’t even know how to teach their kids about it yet, so it’s totally new territory!
The song is about not taking social media for face value and know that people all suffer and just because they’re posting about being in holiday, it doesn’t mean that person is better than you or is happier than you.

Q5: 最新作 “Eternal Forward Motion” では、”Suspended in Emptiness” のような楽曲で SNS の持つ中毒性について歌っていますね?

【JUSTINE】: もちろん、SNS にも良い点はあるのよ。だけど人生全てにおいても言えることなんだけど、程良さとバランスが必要なの。SNS はまだとても新しいものだから、使い方がわからなかったり、時には控えるべきだと考えられない人もいるわけ。両親にしたって、子供たちに使い方を教えることさえまだできないんだから。つまり完全に新しい領域なのよ!
“Suspended in Emptiness” は SNS を額面通りに受け取るなって曲なの。休日の楽しそうな出来事をポストしているけど、その裏側ではみんな苦しんでいるのよ。SNS だけを見て、他人が自分より優れているとか、幸せだとか考えるのはバカげているわ。

Q6: Actually, I’ve had interview with lots of UK based metal/hardcore bands. Most of their music includes political assertion and Brexit. Is there any political statement in Employed to Serve?

【JUSTINE】: We’re not a political band, we definitely know the importance of politics and discussing it but at the end of the day it doesn’t motivate us as a band. If anything, we’re humanitarians who write about things we’ve experienced and what a lot of other people we love experience, whether that be mental illness all the way to the misuse of social media.

Q6: これまで多くの英国のメタル/ハードコアバンドにインタビューを行ってきましたが、印象的だったのは大半のバンドが政治的な主義主張や Brexit を歌詞に盛り込んでいたことです。

【JUSTINE】: 私たちは政治的なバンドではないの。もちろん、間違いなく政治や討論の重要性はわかっているんだけど、結局のところそれがバンドとしての私たちを動かすモチベーションにはならないのよ。
どちらかと言えば、私たちは自分たちの経験や、他人の愛すべき経験を楽曲にする人道主義者なのかもしれないわね。それこそメンタルの問題から SNS の誤用まで扱うようなね。

Q7: Like Code Orange, Vein, Harms Way, in the last few years, ambitious metallic hardcore or Nu metal revival is kind of trend of extreme music scene. Do you think you are involved in that movement?

【JUSTINE】: We certainly get associated with those bands, and what great company to be in! We’ve always had that sound due to growing up (like those other bands) on bands like slipknot, nine inch nails, Fear Factory and Korn, like with everything in life music comes in full circle and we happen to be a part of it.

Q7: 近年、CODE ORANGE, VEIN, HARMS WAY といった野心的なメタリックハードコア、Nu-metal リバイバルの波が押し寄せています。あなたたちはそのムーブメントに関与していると思いますか?

【JUSTINE】: 間違いなく、私たちは彼らとかかわりがあると思っているわ。彼らの仲間になれるなんて素晴らしいじゃない!そういった他のバンドと同じように、私たちはいつだって SLIPKNOT, NINE INCH NAILS, FEAR FACTORY, KORN みたいな聴いて育ったバンドのサウンドを基盤にしているのよ。
人生と同じように、音楽も結局は元の場所へと戻るの。そうして私たちは偶然その巡り合わせでムーブメントの一部となったのよ。

Q8: Also, Like Rolo Tomassi, Venom Prison, Svalbard, Ithaca, Conjurer, and you, UK has been producing lots of amazing & diverse new bands recently. Maybe, Holy Roar is kind of key to the movement. Do you feel the era of new wave of British extreme music are coming?

【JUSTINE】: We are truly living in an exciting time for heavy music and Holy Roar tries it’s best to act as a vessel to help grow and spread that. Everyday a new awesome band seems to appear and it’s great for me as a music fan as well as a band member/label manager.

Q8: ROLO TOMASSI, SVALBARD, CONJURER など、UK にはあなたがマネージャーを務める Holy Roar が牽引する新たなエクストリームミュージックの波が到来しているように思えます。

【JUSTINE】: 私たちは本当にヘヴィーな音楽にとってエキサイティングな時代に生きているわね。Holy Roar はそのムーブメントを育て、拡散する最高の “入れ物” であろうとしているのよ。
毎日のように素晴らしいバンドが現れているように思えるし、それはバンドのメンバーでレーベルのマネージャーという立場でも、1ファンとしても最高のことなのよ。

FIVE ALBUMS THAT CHANGED JUSTINE’S LIFE

NIRVANA “NIRVANA”

NINE INCH NAILS “WITH TEETH”

JUSTIN TIMBERLAKE “JUSTIFIED”

SLIPKNOT “SLIPKNOT”

CONVERGE “JANE DOE”

MESSAGE FOR JAPAN

Please invite us over for a tour, we want to play in your country!

ぜひ日本に呼んでほしいわ。あなたたちの国でプレイしたいの!

JUSTIN JONES

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NEW DISC REVIEW + INTERVIEW 【THE ARISTOCRATS : YOU KNOW WHAT…?】


EXCLUSIVE: INTERVIEW WITH MARCO MINNEMANN OF THE ARISTOCRATS !!

“All I Can Say In Retrospect Is That We Had a Great Chemistry And I Guess It Shows And After All I’m Still In Touch With DT And Collaborate With Jordan On Many Projects And Also Was Planning To Do Something With John Petrucci For a While. I Was Just Personally The Right Fit. I Listened To Completely Different Kind Of Music And Never Heard DT Songs Or Owned Their Albums. That Was The Biggest Deal For Them.”

DISC REVIEW “YOU KNOW WHAT…?”

「”You Know What…?” で僕らはソングライター、ミュージシャンとして互いにインスパイアし、バンドとして未踏の領域を目指したよ。バンドはその親密さを増し、互いを深く知ることが作品の限界を広げる結果に繋がったね。それでもこれは完全に THE ARISTOCRATS のアルバムだよ。だからこそ、これまでの作品で最高にクールなんだ。」
プレスリリースにも示された通り、”You Know What…?” は THE ARISTOCRATS が追求する “ミュージシャンシップの民主主義” が結実したインストライアングルの金字塔です。
Guthrie Govan, Bryan Beller, Marco Minnemann。ギター、ベース、ドラムスの “特権階級” “最高級品” が集結した THE ARISTOCRATS は、その圧倒的な三頭ヒドラの無軌道な外観に反してデモクラシーをバンドの旨としています。実際、これまでのレコードでも彼らは、それぞれが各自の特色を内包した3曲づつを持ち寄り、全9曲の和平的 “カルチャークラッシュ” を巻き起こしてきたのですから。
「僕たちは全員が異なるスタイルを持っているね。だけどその互いの相性が THE ARISTOCRATS を形成しているんだ。」Marco の言葉はその事実を裏付けますが、ただし “You Know What…?” を聴けば、バンドのコンビネーションやシンクロニシティー、共有するビジョンが互いの個性を損なうことなく未知なる宇宙へ到達していることに気づくはずです。
オープナー “D-Grade F**k Movie Jam” は彼らが基盤とするジャズロック/フュージョンの本質であるスポンティニュアスな奇跡、瞬間の創造性を体現した THE ARISTOCRATS ワールドへの招待状。
眼前に広がるは真のジャムセッション。徐々に熱量を増していく新鮮な Guthrie のワウアタック、極上のグルーヴとメロディーを融合させる Bryan のフレットレスベース、そしてソリッドかつアグレッシブな手数の王 Marco。時に絡み合い、時に距離を置き、ブレイクで自在に沸騰する三者の温度は Beck, Bogert & Appice をも想起させ、ただゲームのように正確に譜面をなぞる昨今のミュージシャンシップに疑問を呈します。
トリッキーな6/8の魔法と両手タッピングからマカロニウエスタンの世界へと進出する “Spanish Eddie”、サーフロックとホーダウンをキャッチー&テクニカルにミックスした “When We All Come Together” はまさに THE ARISTOCRATS の真骨頂。ただし、70年代のヴァイブに根ざした刹那のイマジネーション、インプロの美学は以前よりも明らかに楽曲の表層へと浮き出てきているのです。
KING CRIMSON のモンスターを宿す “Terrible Lizard”、オリエンタルな風景を描写する “Spiritus Cactus” と機知とバラエティーに富んだアルバムはそうして美しの “Last Orders” でその幕を閉じます。Steve Vai の “Tender Surrender” はギミックに頼らず、トーンの陰影、楽曲全体のアトモスフィアでインストの世界に新たな風を吹き込んだマイルストーンでしたが、”Last Orders” で彼らが成し得たのは同様の革命でした。
それはインタープレイとサウンドスケープ、そしてエモーションのトライアングル、未知なる邂逅。さて、音楽というアートはそれでも正しいポジション、正しいリズムを追求するゲームの延長線上にあるのでしょうか?
今回弊誌では、Marco Minnemann にインタビューを行うことが出来ました。DREAM THEATER のドラムオーディションには惜しくも落選したものの、マルチプレイヤーとしてソロ作品もコンスタントにリリースし、近年では Jordan Rudess, Steven Wilson, RUSH の Alex Lifeson とのコラボレートも注目されています。
「個人的には完璧に DREAM THEATER にフィットしていたと思うよ。ただ僕は彼らとは完全に違う感じの音楽を好んでいるし、DREAM THEATER の楽曲を聴いたこともなければアルバムも持っていなかったからね。それがオーディションの中で彼らにとって大きな意味を持ったんじゃないかな。」日本のサブカルチャーを反映したTシャツコレクションも必見。二度目の登場です。どうぞ!!

THE ARISTOCRATS “YOU KNOW WHAT…?” : 10/10

INTERVIEW WITH MARCO MINNEMANN

Q1: Hi, Marco! First of all, lot’s of Japanese fans loves to see your T-shirts collections, haha. Like Junji Ito, PonPonPon, it seems you are interested in Japanese sub-culture, right? Where did you get these T-shirts?

【MARCO】: Thank you, and yes, I love Japanese culture and some of my best friends are from Japan. I really like the beauty and uniqueness in Japanese art. Especially Junji Ito themes are mesmerizing and leave a lot of things to imagination. It’s surreal and beautiful.

Q1: 日本のファンは、あなたのTシャツコレクションを楽しみにしていますよ(笑)。伊藤潤二、PonPonPon など日本のサブカルチャーに興味をお持ちのようですね?

【MARCO】: ありがとう。うん、僕は日本文化を愛しているし、親友のうち何人かは日本人なんだ。僕は日本が生み出すアートの美しさやユニークさが本当に大好きなんだよ。
特に伊藤潤二のテーマは魅力的で、イマジネーションを喚起してくれるね。シュールで美しい世界だよ。

Q2: When I had interview with Jordan Rudess, he said “We have done 2 albums together with Tony Levin (the LMR albums) which are really cool instrumental albums! When I thought about the music I wanted to write for this album and the parts that are completely over the top crazy rhythmic prog I thought that Marco would be the guy to do it!!!”. It seems you two are really connected musically, right? How was the collaboration with Jordan on “Wired for Madness”?

【MARCO】: Yes, Jordan and I are longtime friends and musical parthers. It’s always fun to work with him and the musical chemistry between us leads always to new adventures. The piece I played on Wired For Madness was a 23+ mins piece and contains a lot of parts and changes.
I’ve recorded it at home….. part by part. It’s a luxury having your music studio at home and being able to operate right from the source. That way allows me to play complex parts and record them until I’m happy, without having to wait for an engineer to punch me in and out.

Q2: 先日、Jordan Rudess にインタビューを行ったのですが、彼はあなたについて「Marco とは、Tony Levin も含めて Levin Minnemann Rudess のアルバムを2枚制作したね。あの2枚は実にクールなインストゥルメンタルアルバムだったんだ!だからこのアルバム (Wired For Madness) のために書く音楽、そして完全に限界を超えたリズミックなプログパートを思えば、Marco こそが適任だと思えたんだ!」と語っていました。
お二人は、音楽的に深く繋がっているようですね?

【MARCO】: そうだね。Jordan と僕は長年の友人で、音楽的パートナーなんだ。彼と製作するのはいつも楽しいし、僕たちの間に存在する音楽のケミストリーはいつも新たな冒険へと誘ってくれるんだよ。彼のソロアルバム “Wired For Madness” で僕がプレイしたのは23分を超える楽曲で、多くのパートと変化を内包していたね。
自分の家でレコーディングを進めたんだ。パートごとにね。家にスタジオがあるって贅沢なことだし、気の済むまで正しくソースを料理することができる。スタジオがあることで、複雑なパートも満足いくまでプレイすることができたんだ。エンジニアを待たせることがないからね。

Q3: Regarding Jordan, I wanted to see you join Dream Theater at that time. I mean, you are drummer but also composer, multi-instrumental player, so If you had joined in the band, maybe something different would’ve happen in Dream Theater, I think. Looking back now, what’s the audition to you?

【MARCO】: Oh, that was almost 10 years ago…. it’s so far away in the past. All I can say in retrospect is that we had a great chemistry and I guess it shows and after all I’m still in touch with DT and collaborate with Jordan on many projects and also was planning to do something with John Petrucci for a while. I was just personally the right fit. I listened to completely different kind of music and never heard DT songs or owned their albums. That was the biggest deal for them. They wanted someone in the band who is ultimately dedicated and would make time for the band whenever necessary. Makes all sense.

Q3: Jordan と言えば、DREAM THEATER でプレイするあなたを見たかったファンも多いはずです。
なぜならあなたは、ドラムの名手でありながらマルチプレイヤー&コンポーザーで、彼らのマテリアルにまた違った色をもたらすことが出来たはずですから。

【MARCO】: もうあのオーディションからほとんど10年も経つんだね…もうとても昔のことのように思えるよ。僕が言えるのは、僕とバンドに素晴らしいケミストリーが生まれていたこと。そしておそらくその成果によって今でも DREAM THEATER のメンバーとコンタクトを取り続けることができていて、Jordan とは何度もコラボレートできたし、John Petrucci ともしばらくは何かやろうと計画できていたわけさ。
個人的には完璧にフィットしていたと思うよ。ただ僕は彼らとは完全に違う感じの音楽を好んでいるし、DREAM THEATER の楽曲を聴いたこともなければアルバムも持っていなかったからね。それがオーディションの中で彼らにとって大きな意味を持ったんじゃないかな。
それに、彼らはバンドに究極に全てを捧げ、必要な時はいつでもバンドに時間を割ける人物を探していたんだ。そう考えると全て辻褄があうよね。

Q4: Also, it seems a collaboration with Alex Lifeson is the coolest thing to you, right? Of course, he joined your solo record “Borrego” in 2017. But what was co-writing experience with legendary Alex for you? Do you want to continue the project?

【MARCO】: yes, Alex Lifeson is a big influence and I love working with him. He has been played on 4 songs on my album Borrego and it was an amazing musical energy that we’ve created.
We then continued working together on an 8+ mins song called Lovers Calling, which is available as a very limited 12” Vinyl Picture Disc.
The song takes you on a journey I believe and came out really deep and meaningful. It also features the amazing Mohini Dey on Bass and Maiah Wynne On Vocals. For the ones didn’t get a copy of the Picture Disc: The songs will also be released on my forthcoming album called My Sister.

Q4: 最近では、RUSH の Alex Lifeson とのコラボレーションがビッグニュースでしたね?あなたにとって非常に意義深い出来事だったのではないですか?

【MARCO】: うん、Alex Lifeson からは大きな影響を受けているし、彼と仕事をするのが大好きだからね。彼は僕のアルバム “Borrego” で4曲プレイしてくれたね。そして僕たちが創造した音楽のエナジーは実に素晴らしいものがあったんだ。
だから僕たちは共作を続けることにしたんだ。”Love Calling” という8分を超える楽曲でね。これは限定生産のヴァイナルピクチャーディスクとして手に入れることが可能だよ。
まさに旅へ誘うような楽曲になったと信じているんだ。とても意義深いものになったね。それにベーシスト Mohini Dey, ボーカルに Maiah Wynne という最高のミュージシャンを起用している。ピクチャーディスクを手に入れられなかった人のために、次のソロアルバム “My Sister” にも収録する予定だよ。

Q5: OK, let’s talk about The Aristocrats. “You Know What?”…very wired title & wired artwork, right? what’s the meaning behind that?

【MARCO】: hah, that’s exactly how it was intended to be.
I came up with that title, because it was a running joke between Guthrie, Bryan and I. During our recordings for our first album a few years back, I was standing in a lunch line in front of the recording studio and the people in front of me couldn’t make up their minds about what to order. It was taking so long that after that experience I went back to the recording room and said to my band mates in a very angry German inflection that I was displeased with the people in line and wanted to tell them : “You Know What? …. F*** you all”!
We all laughed about it and became a thing.
And then Hajo Müller made these cool sketches describing certain scenes that we thought could be appropriate for that term. Hahahaha.

Q5: では THE ARISTOCRATS の最新作 “You Know What…?” について話しましょう。実に風変わりなタイトル、アートワークですね?

【MARCO】: はは、それこそが僕たちの意図したことだったんだ。僕がタイトルを思いついたんだけど、これは Guthrie, Bryan, そして僕の中で口にしていたジョークから生まれたんだ。
何年か前、ファーストアルバムのレコーディング期間だったんだけど、僕はスタジオの前の店のランチの列に並んでいたんだ。そして僕の前の人が何を注文しようかなかなか決められなかったんだよ。おかげでとても時間がかかって、レコーディングルームに戻るやいなや僕は2人に怒り狂ったドイツ語訛りで彼に対する不快感をぶつけたんだ。「ちょっと聞いてくれ!(You Know What?) あいつらはクソったれだ!」ってね。それで全員が大笑いしてバンドの中で流行ったんだ。
そうして、Hajo Müller がそのセリフに相応しいシーンをスケッチして描写してくれたんだよ (笑)。

Q6: The Aristocrats is “democracy of musicianship” where each album is a perfectly divisible-by-three nine songs, and each band member writes three of the nine. And that contrast is perfect in “You Know What?”! In your perspective, what’s the difference each three members about composing?

【MARCO】: we all write differently in styles, but for each other when it comes to The Aristocrats.
But the difference would probably be: 1. Guthrie writes more from a perspective to give us all lots of freedom on our individual instruments. 2. Bryan comes will very detailed arrangements for the parts and sounds. 3. I like to not shy away from layering and orchestrating parts. So some of the songs are sometimes difficult to translate in a live setting as a trio. But we’ll do our best. Hehe.

Q6: THE ARISTOCRATS は “ミュージシャンシップの民主主義” と形容されるように、3人が3曲づつ持ち寄りアルバムを製作しています。あなたから見て、3人のコンポーザーにはどの様な違いがありますか?

【MARCO】: 僕たちは全員が異なるスタイルを持っているね。だけどその互いの相性が THE ARISTOCRATS を形成しているんだ。
おそらくその違いはこんな感じだろうな。Guthrie は各楽器により自由を与えるような観点で楽曲を書いているね。一方で、Bryan はパートやサウンドのアレンジを詳細まで作りこむんだ。僕はレイヤーしたり、オーケストラのパートが好きだね。だから時にトリオでライブに取り組むには難解な楽曲にもなるんだよ。まあだけど、全員がベストを尽くすよ (笑)。

Q7: I think Marco-Bryan is the best rhythm team in the world. What do you like the combination with Bryan? What’s the important point, when you choose bass player?

【MARCO】: aww, thank you so much. Well, we’ve known each other for quite some time and meanwhile have this sometimes almost telepathic chemistry. We sometimes hit the same fills or accents together and leave space for each other whenever needed.
I think for a bass player it’s very important to have a solid foundation of groove, glue things together and have a nice well rounded bass tone.

Q7: あなたと Bryan のコンビは世界でも屈指のリズムセクションだと思います。彼とのタッグで気に入っている点を教えてください。

【MARCO】: わー、ありがとう。そうだね、僕たちは互いに知り合って長く経つから、時にはテレパシーのようなケミストリーが生まれるんだ。同じフィルやアクセントでプレイすることもあれば、必要なら互いにスペースを残すこともあるね。
ベースプレイヤーにとって重要なのは、ソリッドなグルーヴの基盤を持ち、バンドをしっかりと密着させて、豊満なベーストーンを刻むことさ。

Q8: It seems you are making new solo record “My Sister”. Could you tell us about the record as much as you can?

【MARCO】: thank you, yes. My Sister has a triple meaning: 1. I was seeing once a girl and then after started seeing her sister. Hahahaha. Sorry.
2. There’s an actually quite famous person who shall go nameless, hahaha, who always said that I was like a brother she never had. But then she kissed me. Hahaha. That was weird but funny. This scene is described in the title song My Sister.
3. I had a half sister, who passed away many years ago. And finally I was able to write a song about her called A New Body For Your Soul. That was very satisfying for me and meant closure.
But overall I was writing about the rural areas in Southern California where I explored and experienced many sad but also beautiful stories about people and their lives. Especially in the little towns I found a lot of sadness or sad stories about broken families and drug abuse. And I wrote many of these stories down and wanted to give these people hope.
Especially the songs Arrogance, Start Again and White Sheets (this one is about my stay in Bangladesh) have a very deep meaning for me. I’m also very pleased to have wonderful special guests Alex Lifeson and dUg Pinnick with me on this 2 CD set.

Q8: 先程お話しにも出ましたが、新たなソロアルバム “My Sister” も製作中のようですね?

【MARCO】: ありがとう、そうなんだよ。”My Sister” には3つの意味がかけられていてね。一つ目は、昔ある女の子と付き合っていたんだけど、その後彼女の姉妹と付き合い始めたんだよ。はははは!ごめん!
二つ目は、名前は出せないけどすごく有名な知り合いがいてね。彼女はいつも僕を、実際はいないんだけど兄弟のようだと言っていたんだ。それなのに彼女は僕にキスしてきたんだ!はははは!変わっているけど面白い話でしょ?このシーンがタイトル曲 “My Sister” で描写されているよ。
三つ目は、僕には腹違いの姉妹がいたんだけど、何年も前に亡くなってしまったんだ。それで遂に彼女についての楽曲 “A New Body For Your Soul” を書くことができたんだ。とても満足しているよ。
まあだけど、全体としては南カリフォルニアで僕が経験した悲しくも美しい人々の人生について書いているよ。特にリトルタウンでは、家庭の崩壊、ドラッグ中毒に起因する多くの悲しみを見てきたからね。そういった人たちに希望を与えるためにも、彼らのストーリーを書きたかったんだ。
特に “Arrogance”, “Start Again”, “White Sheets” (この曲はバングラデシュにいた時のことを書いたよ) は僕にとってとても深い意味を持つんだ。それにこの二枚組の CD セットに、Alex Lifeson, dUg Pinnick をゲストとして迎えられてとても嬉しかったね。

FIVE ALBUMS THAT CHANGED MARCO’S LIFE

QUEEN “NEWS OF THE WORLD”

LED ZEPPELIN “HOUSES OF THE HOLY”

THE POLICE “SYNCHRONICITY”

RYUICHI SAKAMOTO “CINEMAGE”

KATE BUSH “HOUNDS OF LOVE”

MESSAGE FOR JAPAN

I love Japan and really could move to your country. Thank you all the wonderful people for liking my art. Never give up, there’s always hope and always believe in yourself and good friendship.
Arigatou Gozaimasu

日本が大好きだし、本当に移住したいと思っているんだ。僕のアートを愛してくれるすべての素晴らしき人たちにありがとう。諦めないで欲しい。いつだって希望はあるよ。自分を信じて、良い友人を作るんだ。ありがとうございます。

MARCO MINNEMANN

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NEW DISC REVIEW + INTERVIEW 【ANUP SASTRY : ILLUMINATE】


EXCLUSIVE: INTERVIEW WITH ANUP SASTRY !!

“I Don’t Really Think “Djent” Movement Has Gone Away Or Anything. The Entire “Djent” Idea Really Just Falls Under The Larger Category Of Progressive Metal, In My Opinion. Bands Have Been Incorporating Small Pieces Of That “Djent” Style For Years.”

DISC REVIEW “ILLUMINATE”

「両親共にインド出身なんだ。ただ、僕はワシントンDCで生まれ、そのエリアの郊外で育ったんだよ。」
ハイテクニカルドラマー、コンポーザー、レコーディングエンジニア、プロデューサーとしてキャリアを重ねる Anup Sastry は、ワシントンエリアのプログメタルを牽引する雄心であり、世界と興起するインドメタルの地平を繋ぐ架け橋です。
プログのネットワークが彼の存在に気づいたのは2011年のことでした。Anup が YouTube にアップした PERIPHERY のカバー “New Groove” は圧倒的な異彩を放っていたからです。流麗かつ繊細なコンビネーション、革新的なタム&シンバルサウンド、体格を活かしたハードヒット、そして決定的なグルーヴ。独特のテクニックで PERIPHERY を料理したコックの手腕には理由がありました。
古くからの友人で、THE FACELESS, GOOD TIGER など数多の “Tech-metal” アクトで辣腕を振るう Alex Rudinger との切磋琢磨、さらに他ならぬ PERIPHERY の Matt Halpern, Travis Orbin への師事。置かれた環境と抜きん出た才能は、そうして Anup を “Djent” ムーブメントの最前線へと誘うことになりました。
「僕たちは “Djent” をプレイすることにはあまり焦点を当てていなくて、ただ創造的でヘヴィーな音楽を書こうとしていたんだよ。」
インドのライジングスター SKYHARBOR のポリリズミックグルーヴに寄与し、トロントのインストゥルメタルマスター INTERVALS のカラフルな創造性を後押しした Anup のドラミングは、”Djenty” と呼ばれるモダンなリズムアプローチの象徴にもなりました。
ただし、ムーブメントの震源地で迸るマグマとなっていたマイスター本人は、 “Djent” にフォーカスしているつもりはなかったようですね。実際、Anup はこの時期、よりメインストリームのギターヒーロー Marty Friedman や Jeff Loomis にも認められレコードやツアーに起用されています。
とはいえ、一方で Anup は “Djent” が残した功績、レガシーを高く評価もしています。「”Djent” というジャンルについてだけど、僕は本当にムーブメントが過ぎ去ってしまったようには思えないんだ。”Djent” の包括的アイデアは、より大きいプログメタルというカテゴリーにしっかりと根付いている。僕の考えではね。つまり、ここ何年か多くのバンドは “Djent” のスタイルのピースを取り入れている訳さ。」
過ぎ去った言われるムーブメントとしての “Djent”。しかし Anup はプログメタルという “大きな傘” の中でその理念やグルーヴが息づき進化を続けていると主張しているのです。
実際、彼がリリースした最新作 “Illuminate” は、”Djent” のレガシーとモダンメタルの多様性が溶け合った挑戦的かつプログレッシブなルミナリエ。そして、これまでインストゥルメタル道を突き進んでいた Anup が、欠けていた最後のピースとして3人のボーカルを全編に起用したマスリスナーへの招待状です。
“The World” で “Djent” の遺伝子に咆哮を響かせる Chaney Crabb、KORN をイメージさせるタイトルトラック “Illuminate” では Mike Semesky が一際陰鬱な表情を加え 、デスコアの猟奇 “Beneath the Mask” と PERIPHERY のダイナミズム “Story of Usで歌唱をスイッチする Andy Cizek の汎用性も見事。ただし最も見事なのは、ワイドで魅力的な楽曲群を書き上げ、ほぼ全ての楽器を自らでレコーディングした Anup Sastry その人でしょう。
「僕はそのやり方を “プログラミングギター” と呼んでいたんだ。とはいえ、サウンドは本物のギターなんだよ。基本的に僕はリフを一音づつ、もしくはすごく小さいパートをプレイしレコーディングするんだ。つまり、結局編集に大きく頼って細切れを繋げているんだよ。」
チートにも思える彼のレコーディング方法は、しかし弦楽器の達人ではないミュージシャンにとって1つの可能性なのかもしれませんね。
今回弊誌では、怪人 Anup Sastry にインタビューを行うことが出来ました。実は今年、古巣 SKYHARBOR にヘルプで参加しライブを行っています。「プログメタルは、メタルの中でも常に新たなクリエイティブなサウンドを求める性質を持っているジャンルだ。だから僕にとって “Djent” とは、どちらかと言えば、プログメタルというもっと大きな傘の中で探求を続ける、また違った推進力になったと思えるね。」  先日インタビューをアップした ARCH ECHO の Adam Bentley もゲスト参加。どうぞ!!

ANUP SASTRY “ILLUMINATE” : 9.9/10

INTERVIEW WITH ANUP SASTRY

Q1: This is the first interview with you. So, at first, could you tell us about yourself? You live in US, but it seems your background is India. Did you born and grow up in India?

【ANUP】: Thanks for reaching out! My parents are both from India. I was born in Washington, DC, and I’ve grown up right outside of the DC area ever since.

Q1: 本誌初登場です!まずはあなたの背景について知りたいのですが、ルーツはインドにあるんですよね?

【ANUP】: インタビューをありがとう!両親共にインド出身なんだ。ただ、僕はワシントンDCで生まれ、そのエリアの郊外で育ったんだよ。

Q2: What kind of music were you listening to, when you were growing up? What inspired you to start playing drums?

【ANUP】: It was a lot of random styles. I pretty much listened to whatever my parents were listening to. So it was always such a big mix of sounds. I started playing drums when I was in band class, in middle school. I think I was maybe 11 or 12. I played the clarinet, and my best friend at the time played snare. So he was the one that first got me onto a drum kit, and I was pretty much addicted ever since.

Q2: 音楽的なバックグラウンドや、ドラムを始めたきっかけについてお話ししていただけますか?

【ANUP】: わりとランダムに聴いていたね。両親が聴いているものならなんでも良く聴いていたね。だからとても多様だったんだ。
ドラムを始めたのは、中学の(マーチング)バンドの授業だったね。11歳か12歳だったと思う。僕はクラリネットを吹いて、当時の親友がスネアの担当だった。それで彼が僕をドラムキットの前に座らせたんだ。以来ずっと夢中だよ。

Q3: In early 2010’s, you were involved in two major “Djent” acts, Intervals and Skyharbor. So, you became kind of a symbol of Djenty drums, I think. Maybe, after the movement has gone, what was Djent to you?

【ANUP】: Its tough to say because it was already a thing before I got into the metal scene. I was more so just trying to play with musicians and tour. So I was trying to do my own thing more so than focusing on specifically playing ‘djent’. The entire progressive metal sound absolutely caught my attention for sure, and that’s the style of metal I personally have been most into. So it only made sense to try and seek out other musicians who were into the same thing. Again, we weren’t really focused on playing ‘djent’, but just trying to write creative and heavy music.
As for the movement….. I don’t really think the movement has gone away or anything. The entire ‘djent’ idea really just falls under the larger category of progressive metal, in my opinion. Bands have been incorporating small pieces of that style (djent) for years. Progressive metal, by nature, is all about trying to constantly push for new and creative sounds, within metal. So if anything, ‘djent’ to me was just another push for exploration into a bigger umbrella genre.

Q3: 2010年代初頭、あなたはINTERVALS, SKYHARBOR という2つのメジャーな “Djent” バンドにかかわっていましたよね。ゆえに、あなたは “Djent” ドラマーの象徴的な存在でした。
“Djent” ムーブメントは過ぎ去ったとも言われていますが?

【ANUP】: とはいえ、僕がメタルシーンに入る前から Djent はすでに存在していたからね。当時僕はもっと他のミュージシャンとプレイし、ツアーをすることを目指していたんだ。つまり、特に “Djent” をプレイすることにフォーカスしていたと言うより、自分自身の目標を達成したかったんだ。
もちろん、全てのプログレッシブメタルサウンドは間違いなく僕の注意をひいていたし、それは僕が個人的に最も興味を持ったメタルのスタイルだったんだ。だから、同じジャンルにハマっている他のミュージシャンを探したのは理にかなっていたね。
ただ繰り返すけど、僕たちは “Djent” をプレイすることにはあまり焦点を当てていなくて、ただ創造的でヘヴィーな音楽を書こうとしていたんだよ。
“Djent” というムーブメントについてだけど、僕は本当にムーブメントが過ぎ去ってしまったようには思えないんだ。”Djent” の包括的アイデアは、より大きいプログメタルというカテゴリーにしっかりと根付いている。僕の考えではね。つまり、ここ何年か多くのバンドは “Djent” のスタイルのピースを取り入れている訳さ。
プログメタルは、メタルの中でも常に新たなクリエイティブなサウンドを求める性質を持っているジャンルだ。だから僕にとって “Djent” とは、どちらかと言えば、プログメタルというもっと大きな傘の中で探求を続ける、また違った推進力になったと思えるね。

Q4: You parted ways with Monuments in 2016, but you played in their newest record “Phronesis”. Was that natural for you to play with your “ex” band?

【ANUP】: I’m still great friends with Monuments. I appreciate them giving me the opportunity to play on one of their records. I was actually disappointed when we decided to part ways because I thought I would never have the opportunity to play on one of their records. So it was an awesome turnaround when they reached out to me about Phronesis. Olly and John have such good ears for drums. So majority of the parts on the record were already written prior to me tracking. The entire experience was great, and I wish the band nothing but success going forward. Their new drummer, Daniel Lang, is also such a solid human being, both on drums and as a person.

Q4: 2016年にあなたは MONUMENTS を離れましたが、彼らの最新作 “Phronesis” でプレイしていますね?普通、脱退したバンドのアルバムにフル参加することはなかなかありませんが。

【ANUP】: 僕は MONUMENTS とは今でも良い友人なんだ。彼らのレコードでプレイする機会をもらえて感謝しているくらいだよ。
彼らと別れた時は正直ガッカリしていたんだ。というのも、MONUMENTS のメンバーとして僕はレコードを残せていなかったからね。だから彼らが “Phronesis” で僕に声をかけてくれたのは、素晴らしきどんでん返しだったわけさ。
Olly と John はドラムスにかんして素晴らしい耳をもっている。だからレコードの大半は、僕がプレイする前からすでに出来上がっていたんだよ。最高の経験だったし、バンドの成功をただただ願っているよ。
彼らの新たなドラマー Daniel Lang も同様に素敵な人物だよ。ドラマーとしても人としてもね。

Q5: Also, you were involved in Devin Townsend’s newest record “Empath”. Definitely, it’s one of my best record of the year. Actually, I had an interview with Morgan Agren recently, and he said “Devin gave us the sections that he thought would be best for all of us, since we play different styles.”. What was working with Devin and the triple drums experience for you?

【ANUP】: It was a crazy experience, and I still don’t really know how to fully describe it properly. It honestly felt a bit surreal because the environment and approach in which we recorded the drums for the record was so different from anything I’m accustomed to. Morgan nailed it on the dot. Devin hired three different players who all contributed in suitable ways for different songs. So there are songs where its just Morgan, or just Samus, or just myself. But then there’s also songs where it might be all three of us, or maybe two of us. It was really amazing to see how it all came together in the end. Devin has a very creative approach to music, and it was very inspiring to be part of that record. It was a big learning experience.

Q5: あなたは Devin Townsend の最新作 “Empath” でもプレイしています。今年のベストアルバムの1枚だと感じています。
先日、あなたと同様、アルバムに参加していた Morgan Agren にもインタビューを行う機会があったのですが、彼は 「Devin は彼が僕たち全員にとってベストだと思ったパートを割り振ったんだ。というのも、3人はかなり異なるスタイルを持っているからね。」 と語っていました。

【ANUP】: クレイジーな体験だったよ。今でもあの体験をどうやって適切に表現すれば良いのか本当にわからないんだよ。正直、少しシュールな状況だと感じたんだ。ドラムをレコーディングする環境もアプローチも、慣れ親しんだものとは全然違っていたからね。
Morgan の言葉はまさにその通りだよ。Devin は3人のドラマーを起用し、全員が得意な分野で別々の楽曲に貢献したんだ。だから Morgan だけの楽曲、Sumus だけの楽曲、僕だけの楽曲が存在するわけさ。ただし、3人もしくは2人が同時に参加している楽曲もあってね。そのコラボレートの成果を確かめるのは最高だったね。
Devin は音楽に対してとてもクリエイティブなアプローチを取っている。だからこのレコードに参加できて、とてもインスパイアされたんだ。大きな学びがあった体験だったね。

Q6: OK, let’s talk about your newest record “Illuminate”. This time, you collaborated with three talented vocalists, Chaney Crabb, Mike Semesky and Andy Cizek. I think that change makes more listeners enter your progressive world. But what made you choose these three singers?

【ANUP】: I’ve always felt like my own music always lacked a certain element. “Illuminate” is the first of my releases where I felt like I wasn’t ‘practicing’ anymore. I’m not really sure how else to explain it, but all of my past releases have felt like I’m still working up to some ‘bigger picture’. Even when I listen back to previous releases, I felt like I might have only written two or three solid songs out of the 4 releases prior to ‘Illuminate’. So this new EP has been a bit of an awakening as far as the new standard I hold for myself when it comes to writing music.
Back to the question, vocals were absolutely the missing element. I don’t have interesting guitar solos or leads constantly happening in my music to make it sound full enough being instrumental. I did take more time to produce these songs much more instrumentally than I ever have with any of my material in the past, but I still think vocals were the icing on the cake to really complete things for me. Vocals felt like the glue. It brought everything together a bit more. I wasn’t originally writing with vocals in mind. I was actually unsure of whether or not I’d have the budget to pursue vocals for this EP. So I just wrote to write music like I normally do. I started to embrace the idea of vocals more and more during the writing process. Chaney, Mike, and Andy all did such an amazing job, and I really can’t thank them enough. I know some people prefer to listen to instrumental versions of music. And because I used to only release instrumental material, I decided to also include instrumental versions of these songs on the EP. This is something I’ll probably continue to do for future releases. I had such a great time hearing my music come to life that much more with vocals.

Q6: ではあなたのソロアルバム “Illuminate” について話しましょう。
これまでの Instru-metal とは異なり、3人のボーカルを起用しマスリスナーへアピールする作風に変化していますね?

【ANUP】: 僕は常に自分の音楽には何かが欠けていると感じていたんだ。だけど “Illuminate” ははじめて “これ以上練習する必要がない” と感じたレコードなんだよ。どう説明すれば良いのかわからないけど、過去の作品では “より大きな絵画” を描くためもっと努力しなければと思っていたんだ。
過去の作品を聴き返してみても、おそらく4枚のアルバムでソリッドに書けたのは2, 3曲だっただろうね。だから作曲において、新たなスタンダードを打ち出すことが出来た新EPは、ある種の気づきだったんだ。
質問に戻るけど、ボーカルは間違いなく欠けている要素の1つだったね。これまでも僕は、完全にインストだからといって、自分の音楽の中で面白いギターソロやリードを常に収録してきたわけではないんだ。今回僕は、新曲を過去のどの作品よりインスト的になるよう多くの時間をかけたんだけど、それでも僕はボーカルが全てを完成させるための、ケーキにのせる砂糖衣のようなものだったと思うんだよ。接着剤とも言えるだろうね。全てをより密着させてくれた。
もともとボーカルを念頭に置いて書いていたわけじゃないんだ。実際、このEPのためにボーカルを追求する予算があるかどうかもわからなかったし。だから僕はただ普通に音楽を書くようにしたんだ。そうすると、作曲の過程で、僕はボーカルのアイデアをますます受け入れ始めたんだよ。
Chaney、Mike、Andy、皆がとても素晴らしい仕事をしてくれたね。いくら感謝しても足りないよ。もちろん、インストの音楽を聴くことを好む人がいることも知ってるいるし、これまで僕はインストの楽曲のみをリリースしていたから、インストゥルメンタルバージョンもEPに含めることにしたんだ。
おそらく今後も同じような形でやり続けるだろうな。自分の音楽がボーカルによってさらに活気づくのを聴くのは、素晴らしい時間だったよ。

Q7: So, I think you have been making your records with programing, of course except for drums, right? It’s very surprising you make everything by yourself! Actually, how was the recording and writing process this time?

【ANUP】: I used to call it ‘programmed guitar’… But its really just real guitar. I basically play and record the riffs note for note, or in very small pieces/chunks. Its heavily dependent on editing after that. Imagine if ToonTrack handed you a bunch of audio samples of drums and cymbals, and you had to arrange them into drum grooves. That’s essentially what I’m doing with a guitar and bass DI. I then re-amp this with an Axe Fx II.
This time around, I took a different approach to writing and recording. In the past, I would normally have songs fully arranged and produced. I would track my real drums to guitars and bass that were already re-amped. It was almost like I’d try to make my pre-pro’s sound as good as they can, but then track real drums at the very end. I’d be trying to get my real drums mixed into a pre-pro that was already mixed and produced. So it always felt very backwards to how a record is ‘normally’ done. This time, I decided to write, arrange, and produce all of the songs, but I would track drums first before re-amping anything or getting too involved with production. This felt much more natural, and it really allowed me to build and evolve all of the songs. I started with real drums, both tracking and mixing. I then started to build my mix onto this drum sound.

Q7: これまであなたは、ドラムス以外の楽器をプログラミングで制作していたように思うのですが、今回はいかがでしたか?

【ANUP】: 僕はそのやり方を “プログラミングギター” と呼んでいたんだ。とはいえ、サウンドは本物のギターなんだよ。基本的に僕はリフを一音づつ、もしくはすごく小さいパートをプレイしレコーディングするんだ。つまり、結局編集に大きく頼って細切れを繋げているんだよ。
ToonTrack からドラムとシンバルのオーディオサンプルを沢山提供されて、それでドラムグルーヴにアレンジすることを想像してみて欲しい。まさに僕はそれをギターやベースでやっているんだ。そして Axe Fx Ⅱでリアンプするんだよ。
ただ今回は、ライティングとレコーディングで異なるアプローチをとったんだ。これまで僕は楽曲を先に完全にアレンジしプロデュースしてきた。僕はすでにリアンプされ、ミックスとプロデュースを終えたギターとベースに合わせて自分のリアルなドラムを重ねていったんだ。それはプリプロダクションのサウンドを出来るだけ良くするようなやり方だったね。だけど、本物のドラムは最後にレコーディングされる。だから完成したものは、とてもあべこべに感じられていたんだよ。
今回僕は、作曲、アレンジ、プロデュースの順で制作することを決めて、プロダクションの作業に入る前にドラムスをレコーディングすることにしたんだ。とてもナチュラルなやり方に感じられたし、それによって楽曲を構築し進化させる自由を得たんだよ。リアルなドラムのトラッキング、ミキシングから始めて、それにあわせて構築していったんだ。

Q8: Recently, like Pineapple Express, Bloodywood, Demonic Ressurection, lot’s of talented metal band are rising from India. What’s your perspective about the Indian metal scene now? Do you want to collaborate with them someday soon?

【ANUP】: The Indian metal scene seems to be thriving and growing. I would absolutely love to be more involved with the metal scene in India. I performed in India on numerous occasions back when I played with Skyharbor, being that Skyharbor was a band based primarily out of India when I was still in the band. Hopefully I’ll play with them again in the future, and more specifically, I hope its in India.

Q8: PINEAPPLE EXPRESS, BLOODYWOOD, DEMONIC RESSURECTION など、近年インドのメタルシーンが活況を呈しています。彼らとのコラボレートも期待したいところですが。

【ANUP】: インドのメタルシーンは、前進し成長を遂げているように思えるね。実際、僕もぜひもっとインドのメタルシーンとかかわっていきたいんだよ。SKYHARBOR とプレイしていたころは、何度もインドでプレイする機会があったね。僕がいたころの SKYHARBOR は主にインド出身のメンバーで占められていたからね。
いつかまた SKYHARBOR とプレイできたらと思っているし、それがインドならなおさら素晴らしいね。

FIVE ALBUMS THAT CHANGED ANUP’S LIFE

PERIPHERY “PERIPHERY Ⅱ: THIS TIME IT’S PERSONAL”

This completely changed the standard for my own writing. I’m still trying to constantly improve my song writing so I can maybe one day write songs that are this dynamic. I love this album, and this band.

完全に僕の作曲基準を変えたね。今でもずっと作曲を進歩させようと努力しているから、いつかきっとこれほどダイナミックな楽曲を書けるようになるよ。バンドもアルバムも愛しているよ。

ANIMALS AS LEADERS “ANIMALS AS LEADERS”

This record blew my mind when it came out. I remember this coming out when I first started getting into progressive metal. It felt like an alien wrote this entire album. I also LOVED this mix when I first heard it. I was still going to school for music and audio engineering at the time. So hearing these songs brings me back to a time where all of my decisions in life were made to further surround myself with music as much as possible, because that’s really when I decided to take the full dive.

リリースされた時は完全にぶっ飛んだね。ちょうどプログメタルにのめり込み始めた時期だったんだ。エイリアンがアルバムを書いたように思えたね。ミックスも大好きなんだ。当時僕はまだ音楽とエンジニアリングの学校に通っていたんだ。だからアルバムを聴くと、当時より音楽に関わるという決断を下した人生の時期を思い出すね。

ION DISSONANCE “MINUS THE HERD”

This album became the new standard for incredibly ugly and heavy riffs. The entire album is just so heavy, and that’s absolutely a sweet spot for my ears. I LOVE super intense, ugly, heavy, disgusting music. Its actually very difficult to write because I feel like I have to tap into some dark emotions to get some of those ideas out.

醜悪でヘヴィーな脅威のリフにとって新たなスタンダードとなったアルバムだ。アルバム全体がただとてもヘヴィーで、それが完全に僕のスイートスポットを突いたんだ。醜く、ヘヴィーで、インテンス。大好きだね。書くのはとても難しいだろうね。アイデアを出すため、ダークな感情に身を委ねなければならないだろうからね。

SLIPKNOT “IOWA”

This is probably the first full heavy metal record I was introduced to. I still listen to this record today at the gym. I was maybe 13 or 14 when I really started to get into heavy metal, and Slipknot was one of the first heavy metal bands for me. This record is so heavy.

はじめて聴いた完全なメタルのレコードだよ。今日でもジムで聴いているよ。メタルを聴き始めたのは、13, 14歳だったかな。僕にとって SLIPKNOT は最初のメタルバンドだったんだよ。とてもヘヴィーなレコードだ。

INCUBAS “MAKE YOURSELF”

I LOVE Incubus, and they’re still one of my favorite bands. Its honestly hard to pick my favorite Incubus album because I love so many of them. It definitely brings me back to the good ole days playing local shows with some of my best friends. Listening to Incubus makes me miss one of the first bands I was ever in called The Lost Tourists. Its incredibly nostalgic at this point.

INCUBAS が大好きなんだ。今でもフェイバリットバンドの一つさ。アルバムは大半が好きだから一つを選ぶのは正直難しいね。この作品を聴くと、親友たちと地元のショウでプレイしていた古きよき日を思い出すね。INCUBAS を聴くと僕の最初のバンド THE LOST TOURISTS を思い出すんだ。素晴らしきノスタルジアだよ。

MESSAGE FOR JAPAN

I hope I can come to Japan and visit and play music. I’ve never been to Japan. I’ve been to the airport, but never outside of the airport. Its top on my list for places that I must travel to at some point in my life. Thanks again for this interview.

日本に行ってプレイしたいんだ。今まで日本を訪れたことがないからね。いや、空港までは行ったことがあるんだけど、空港の外に出ることはなかったんだよ。だからいつか旅行しなければならない国のトップリストにあるんだ。インタビューをありがとう。

ANUP SASTRY

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