NEW DISC REVIEW + INTERVIEW 【AKERCOCKE : RENAISSANCE IN EXTREMIS】


EXCLUSIVE: INTERVIEW WITH DAVID GRAY OF AKERCOCKE !!

Photo by Tina Korhonen © 2017, all rights reserved.
Photo by Tina Korhonen © 2017.

UK Extreme Legend, Akercocke Returns For The First Time In A Decade! “Renaissance In Extremis” Delivers Euphoric Force And Mind-boggling Weirdness !!

DISC REVIEW “RENAISSANCE IN EXTREMIS”

90年代後半から漆黒の創造性でシーンを牽引する英国のアーティスティックなノイズメイカー AKERCOCKE が、10年の時を超え完璧なる復活祭 “Renaissance in Extremis” をリリースしました!!背徳には恍惚を、暴虐には知性を、混沌には旋律を、等しく与える “死のルネッサンス” でバンドはその邪悪を崇高の域にまで昇華します。
生々しき衝動のラフダイアモンド、”Rape of the Bastard Nazarene” でエクストリームシーンに登壇した突然変異のモンスター AKERCOCKE。デスメタル、ブラックメタル、プログ、アヴァンギャルドをその身に浴び降誕した凶暴なるカオスは、”Words That Go Unspoken, Deeds That Go Undone” を頂点とするトリロジーで、美麗なる異端の響き、クリーンパートまでをも宿し唯一無二の存在と化しました。
さらに、バンドの第一章を閉幕するシグナルとなったより実験的な2007年の “Antichrist” では、BBC 北アイルランドのディベート番組出演を騒動のピークとする “アンチクライスト” 論争を巻き起こすなど、その存在感もアンダーグラウンドメタルシーンのアイコンとして群を抜いていたのです。
しかし、残念ながらバンドのその際立つ個性も、長い沈黙の中で、まるで月が闇夜に欠けて行くかの如く徐々に忘れられて行きました。「本当は、僕たちは2012年に解散した訳ではないんだ。線香花火のようにフェイドアウトしていったような感じだね。」 と David が語るように、実際のところ、その仄かな月明かりはただ暗闇へと溶け込み潜伏していただけでしたが。
雌伏の時を終え、Jason Mendonça, David Gray, Paul Scanlan というオリジナルメンバーを軸に帰還を果たし、遂にリリースした “Renaissance in Extremis” は紛うことなきフルムーン、エクストリームメタルの新教典。”初めて制作したサタニックではないアルバム” と語る通り、バンド史上最もコントラストが際立ったワイドで濃密なレコードは、再びリスナーの記憶を呼び覚まし、確実にジャンルのランドマークとなるはずです。
DEATH の遺伝子を宿すメカニカルなイントロダクションが印象的な “Disappear” はバンドの帰還を高らかに告げるキラーチューン。フェンリルのようなデスメタルの獰猛さに、ミッドガルドの冬景色、冷徹なるアトモスフィアを抱きしめる諸行無常のオープナーは、トレイルブレイザーとしての威厳、凄みを見せつけるに充分なクオリティーを誇り、リスナーをあの素晴らしきトリロジーの時代へと誘います。
変化の兆し、ルネッサンスの予兆は “Unbound by Sin” で現れます。トレードマークであるサタニックなコンセプトから離れ、改めて内省的な痛みや苦しみに焦点を当てたアルバムは、ボーカリスト Jason Mendonca をより生々しい、絶望と儚さが同居する類希なるストーリーテラーへと仕立てあげました。実際、ガテラルにグロウル、狂気と正気のクリーンに詠唱まで巧みに使い分ける Jason のシアトリカルな歌唱、対比の魔法は “Theatre of Akercocke” のまさに主役です。
特にこの極めてプログレッシブな楽曲で、Jason の変貌を巧みに反映したメジャーキーのヒプノティックなクリーンパートはあまりに創造的でインプレッシブ。”One Chapter Ends For Another to Begin” にも言えますが、例えば ENSLAVED がしばしば生み出す至高の神々しさと同等の強烈なエモーションがここにはあります。
同時に、ギタリストでもある Jason のクラシカルなシュレッドと、復帰を果たしたスケールの魔術師 Paul Scanlan のホールトーンを旗印とした鮮烈のリードプレイ、Neal Peart のフィルインを受け継ぐ David Gray の繊細かつ大胆ななドラミング、勿論ボーカルを含め全てがスケールアップを果たし “足枷” を解かれた音楽の罪人は、よりフックとキャッチー、そしてインテリジェンスを携えてリスナーの五感を刺激するのです。
バンドの新たな容貌、アルバムのハイライトは5曲目に訪れます。「僕が今まで聞いた他の歌手とは違って、感情的な反応を誘発する、魂に響くシルヴィアンのボーカルはあまりに魅力的。」 インタビューで David は敬愛する JAPAN と David Sylvian への愛情を隠そうとはしませんでした。そして、耽美と実験性を纏った究極なる幽玄、”Familiar Ghosts” は確かに JAPAN のスピリットで幕を開けます。
同時に、DEATH のリフワーク、OPETH のデザイン、EMPEROR のアヴァンギャルドを7分の楽曲に無駄なく梱包した極上のエクストリームジグソーパズルは、シンセ、ストリングスを伴って、遂に David の野心を須らく投影した奇跡のアートとして語り継がれるに違いありません。
アルバムは、9月の英国をイメージさせるニヒルな混沌 “A Particularly Cold September” で幕を閉じます。 Paul のサックスを大胆に起用した、深く陰鬱でサイケデリックな9分間は AKERCOCKE の成熟を物語るショーケースとして完璧なアンビエンスを宿すクローサーと言えるでしょう。
一度死の淵に臨んだバンドは、進化という名のルネサンスに臆することはありません。今回弊誌では、バンドの創立メンバーでドラマー David Gray にインタビューを行うことが出来ました。取材は、アルバムのミキシングを担当した伝説的スタジオマスター Neil Kernon の協力の下行われました。当然ながら、彼の素晴らしい仕事にも拍手を。どうぞ!!

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AKERCOCKE “RENAISSANCE IN EXTREMIS” : 10/10

INTERVIEW WITH DAVID GRAY

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Q1: First of all, what was the reason of your breaking up in 2012? what was the mood of the band at the time?

【DAVID】: We didn’t really break up in 2012, we played our last shows as a functioning band in 2011 but things had been unusual for several years before that. Things just sort of fizzled out, there was no actual moment of absolute seperation – it seemed rather like none of us really had the energy to keep the rather neglected band alive so it just ran out of oxygen.

Q1: まずは、2012年に一度解散した理由を教えていただけますか? 当時のバンド内の雰囲気はいかがでしたか?

【DAVID】: 本当は、僕たちは2012年に解散した訳ではないんだ。
機能するバンドとして最後のショウを行ったのは2011年だっただけでね。だけど、その何年か前からバンドは正常な状態ではなかったんだ。
つまり、線香花火のようにフェイドアウトしていったような感じだね。実際に、完璧な別離の時が訪れた訳ではないんだよ。
僕たちの中の誰も、少し見放されてしまったバンドの生命を保つエナジーを有していなかったように思えるね。まるで酸素が切れてしまったようにね。

Q2: It was surprise that you came back with original member Paul Scanlan in 2016. Where did the idea come from?

【DAVID】: The original idea was to come back with a new guitarist but to be honest I was personally really keen to get Paul back, as was Nathaneal, who was the real key to the band getting back together at all! Jason agreed that we should really aim for a proper reunion and fortunately he managed to convince Paul to come and hang out and jam again. I was surprised and really pleased that Paul was so open to the whole idea and I think we all agree that he has bought so much to the new album that it would be ridiculous to think of anyone else playing guitar in Ak.

Q2: 故に、昨年バンドがオリジナルメンバーの Paul Scanlan と共に復活を遂げたニュースは嬉しい驚きでした。再始動のアイデアはどこから始まったのですか?

【DAVID】: 新たなギタリストとカムバックを遂げるのが最初のアイデアだったんだ。だけど、正直にいって、僕が個人的に Paul の復帰に熱心だったんだよ。12使徒の一人ナタナエルのように、またバンドが一つになり復活するためのキーパーソンだってね!
Jason は、僕たちは適切なリユニオンを目指すべきだと同意してくれたよ。そして幸運なことに、彼は何とか Paul にまたツルんだりジャムったりすることを納得させたんだ。
僕は Paul がこのリユニオンの全体像にとてもオープンで驚いたし、とても嬉しかったね。彼が新しいアルバムに持ち込んだものはとても大きく、他のギタリストが AKERCOCKE でプレイするなんて考えは馬鹿らしいと今では全員が思っているよ。

Q3: Anyway, “Renaissance in Extremis” is the first record in ten years for you! Definitely, it’s very long interval. When you recorded “Antichrist”, could you imagine such a long interval?

【DAVID】: No, we had already started composing songs for the next Ak album, which was scheduled for 2009 – Jasons songs all ended up on the new album and all of Matt Wilcocks songs ended up on the Antichrist Imperium album that I worked on with him. Jason and I both agreed that the ‘Antichrist’ album just didn’t seem like the end of the Ak story, so we were pleased to finally set things to rights creatively.

Q3: その最新作 “Renaissance in Extremis” が、10年の時を経て遂にリリースされましたね!先程、何年かバンドの状態があまり良くなかったと仰いましたが、前作 “Antichrist” をリリースをリリースした時点で、この長いインターバルを想像していましたか?

【DAVID】: いや、していなかったね。と言うのも、僕たちは当時すでに、次のアルバムに向けて作曲を始めていたからね。新作は2009年にリリースする予定だったんだよ。
結局、その中の Jason の楽曲はこの新作に収録され、Matt Wilcocks の楽曲は僕と彼が制作した ANTICHRIST IMPERIUM のアルバムに収録されたんだ。
Jason と僕は、”Antichrist” が AKERCOCKE の物語を終わらせるアルバムには思えなかったから、喜んでクリエイティブな活動を再開することにしたんだよ。

Q4: Regarding “Antichrist”, there was a “Controversy” on the record at that time. Actually, you played Belfast gig despite protests from Christian groups and a strong police presence at the show. Looking back now, what’s the Controversy about “Antichrist” to you?

【DAVID】: No idea, we participated in a rather dubious television programme on Irish television purely for the publicity involved for the band. The interviewer and guests on the show in Ireland didn’t really know or care about Ak and the fact that we had successfully played in Ireland before was overlooked for the benefit of their curious line of questioning. I thought it would be amusing for the few Irish underground metal fans who knew us to see us on tv and that was as far as our ambition for the debacle went really. People still mention it to me now, ten years on so I guess it worked as an exercise in band publicity although Jason and I look quite bewildered in the clip. Which we were, hahaha…

Q4: “Antichrist” と言えば、あのレコードがリリースされた当時は、”論争” が巻き起こりましたね?実際、アイルランドではショウが妨害される事態にまで問題は発展しました。今振り返って、ああいった宗教的な反発はあなたにとってどのような出来事だったのでしょう?

【DAVID】: わからないよ。僕たちは純粋にバンドに関わる宣伝のために、アイルランドの少々疑わしいテレビ番組に出演したんだ。アイルランドのその番組のインタビュアーとゲストは、AKERCOCKE について実際には詳しくもファンである訳でもなかったんだよ。
ただ、彼らの奇妙な質問のおかげで、僕たちのアイルランドでのショウが以前は成功を収めた事実は見落とされているね。僕は、数少ないアイルランドの地下メタルファンが僕たちをテレビで見る事ができたら面白いとだろうと思っていたんだよ。まあそういった僕たちの野心は大失敗に終わった訳だけど。
みんな10年後の今でも、あの出来事を僕に話してくるから、バンドの宣伝活動としては働いていたと思うんだけどね。だけど、ジェイソンと僕はかなり戸惑っていたよね。ハハハ…。

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Q5: So, It seems contradictory that Renaissance (big change) happens when we are going to die. what’s the meaning behind the album title “Renaissance in Extremis”? Also, art work is so beautiful. Is there any concept in this record?

【DAVID】: No concept overall for the album, apart from it being the first non-Satanic piece of work the band has ever created. I contributed less than half of the lyrics this time round and I certainly had no overall thematic concept myself personally. The title of the album is pretty self explanatory – the artwork and design was all created by Sean Keatley of Skeats designs, its the first time we have sourced someone completely outside of the band for this resource and we are all really pleased with the excellent result.

Q5: では、”Renaissance in Extremis” のテーマやコンセプト、アートワークについて話していただけますか?

【DAVID】: アルバム全体にコンセプトは存在しないんだ。バンドが初めて制作した、サタニックではないアルバムという点以外はね。
今回僕が貢献した歌詞は半分以下なんだけど、個人的に全体的なテーマを意識はしなかったね。アルバムのタイトルはまさにそれ自体が全てを説明しているよ。
アートワークとデザインは、Skeats designs の Sean Keatley が手がけたんだ。完全にバンド外の人間に依頼するのは初めてだったけど、僕たち全員は本当にこの素晴らしいアートワークに満足しているんだ。

Q6: Musically, what was the goal of “Renaissance in Extremis”? I feel Paul’s lead guitar is one of the key of this record. Definitely, this is one of the most technical and melodic , full of hook works the band has released, Do you agree that?

【DAVID】: Pauls lead guitar is definitely one of the main highlights of this new album, he’s always been brilliant but he really has outdone himself this time. His development since we all last played together has been incredible and his grasp of technical ability, melody and stunt moves are a key factor in the new albums creative success.

Q6: 先程、Paul の復帰がリユニオンの鍵だったと仰いましたが、確かに彼のリードギター、テクニック、メロディーはアルバムの重要な要素だと感じました。

【DAVID】: Paul のリードギターは、間違いなくこの新たなアルバムのメインでハイライトの一つだと言えるね。勿論、彼はいつだって素晴らしかったけど、今回は自己の最高到達点を更新したね。
僕たちが最後にプレイしてからの、彼の成長には目を見張ったよ。彼のテクニカルな能力、メロディー、妙技は新作のキーファクターで、クリエイティブな成功のもとだったね。

Q7: Alan Douches and Neil Kernon are seemed to be perfect choice for mixing and mastering this record. Because you worked with them before. more over, they know both extreme music and prog world, right?

【DAVID】: Neil Kernon definitely understands Ak and always has, his remarkable experience and incredible ability always enhances the listening experience – many Ak enthusiasts prefer the work with his input. It was also my personal pleasure to work with my drumming companion Steve Long who records percussively all of my albums now – we have currently recorded for all of my musical projects, Akercocke, The Antichrist Imperium and Voices.

Q7: Alan Douches と Neil Kernon のバンドを、ひいてはエクストリームメタルやプログを知り尽くしたプロダクションも光りますね?

【DAVID】: Neil Kernon は間違いなく AKERCOCKE を理解しているね。そしてこれまでもいつもそうだったよ。彼の素晴らしい経験と、群を抜いた能力はいつだって素晴らしいリスニング体験を生むんだよ。多くのファンも彼のインプットを好んでいるしね。
個人的には、僕のドラム仲間である Steve Long と仕事が出来たのも嬉しかったね。今のところ僕の全てのアルバム、AKERCOCKE, THE ANTICHRIST IMPERIUM, VOICES で僕たちは一緒にやって来たんだ。

Q8: Akercocke has amazing diversity from prog/jazz to ambient. But core of band seems to be Death/Black metal elements. Regarding Death metal, Black metal, which one is more important roots for you?

【DAVID】: Hmmm, I’m not sure one is more important than the other, we have very diverse tastes in music as a collective. I guess there are certain bands which all three of us all enjoy and we use their influence as a sort of group reference, like with Death metal we all like Suffocation for instance but I can’t really think of a Black metal band that we all equally like though. So I suppose our collective root is more Death metal by default…we all collectively love Rush though, they remain our favourite influence as a band.

Q8: AKERCOCKE のプログレッシブでアヴァンギャルドな一面は勿論魅力ですが、ただその根底にあるのはブラックメタル、デスメタルの基盤です。その内、特に重要視しているルーツはどちらですか?

【DAVID】: うーん…僕はどちらが重要だなんて考えたことはないなあ。僕たちは集団としてとても多様なテイストを持っているんだよ。
おそらく、僕たちが三人共に楽しめるいくつか特定のバンドがあって、それらの影響をグループとしての要求に応じて使い分けているんだと思うな。
例えばデスメタルなら、僕たち全員が SUFFOCATION を等しく愛している訳だけど、ブラックメタルバンドに関しては共通して気に入っているバンドはないように思えるね。
だから、僕たちの集団としてのルーツはよりデスメタルにあるんだと思う。あとは RUSH も全員が愛しているバンドだね。彼らからはバンドとして最も影響を受け続けているよ。

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FIVE ALBUMS THAT CHANGED DAVID’S LIFE

POSSESSED “SEVEN CHURCHES”

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Okay, first has to be POSSESSED ‘Seven Churches’, that changed everything for me, I connected with it on such a level that it felt like the last missing piece of the jigsaw of life! The production, the songs, the lyrics, the cover – had such an effect on me that I’ve never been the same since, I used to put the vinyl on my home stereo and smash my bedroom up in absolute celebration of its violent perfection. It still kicks the shit out of anything any heavy metal band has made in the last ten or twenty years.

まず挙げたいのは POSSESSED の “Seven Churches” だね。このアルバムは僕の全てを変えたんだ。あまりにこのアルバムに入れ込みすぎて、人生というジグソーパズルに欠けていた最後のピースのように感じたね!
プロダクション、楽曲、歌詞、アートワーク。これほど僕の人生に影響を与えたものはなかったんだよ。よく家のステレオにヴァイナルをセットして、この完璧な暴力性に対する絶対的なセレブレーションとしてベッドルームをぶっ壊していたね。ここ10年、いや20年、どのメタルバンドもこれほどのものは作っていないと思うな。

JAPAN “OLI ON CANVAS”

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I completely fell in love with JAPAN ‘Oil on Canvas’, the double album which I learnt many years later was meant to be a live record but in fact the only live element remaining is the drums, as everything else was re-recorded. Steve Jansen is my favourite drummer and his playing and sound on this album completely kicked the chair from under me, his flawless simple creativity was a massive influence on how I considered percussive input in composition. Steve Long and I still use the sound of Jansen’s kit on this recording as a template to perfection – the incredible writing on this collection of songs from throughout the bands career make this easily the ultimate example of their genius. I would listen to all four sides of the vinyl and then just start again, listening again and again – one of the only albums I have ever done this with.

僕は完全に、JAPAN の “Oil on Canvas” に恋に落ちたんだ。何年も後に、このダブルアルバムがライブアルバムだと知ったんだけど、実際のところ残されたライブレコーディングはドラムスだけで、他の全てはリレコーディングされていたんだけどね。Steve Jansen は僕のフェイバリットドラマーなんだけど、このアルバムの彼のプレイとサウンドには完璧にひっくり返ったよ。
彼の完璧でシンプルな創造性は、僕の作曲におけるパーカッシブなインプット、考え方に多大な影響を与えているね。Steve Long と僕は、このレコードで Jansen が使用したキットを今でもテンプレートとして使用しているんだよ。バンドのキャリアを通して驚異的な作曲の数々は、彼らの天賦の才を証明する究極の例なんだ。僕はヴァイナルの4面全てを聴くと、また何度も何度も再生を繰り返していたね。そういったアルバムは多くはないよ。

DAVID SYLVIAN “SECRETS OF THE BEEHIVE”

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Also the solo album by DAVID SYLVIAN ‘Secrets of the Beehive’ was another listening experience that changed the game again, his previous solo albums were incredible but very natural progressions from his previous band work. This album seemed to stand on its own as a listening experience, so absorbing and atmospheric that is felt like it infiltrated the room with its sonic presence, as though time were standing still and it was impossible not to listen to it in its entirety once you allowed the needle to touch the record. Utterly mesmerising vocals from Sylvian, whose voice appeared to exist on a frequency wavelength that uniquely affected the soul so deeply to provoke an emotional response unlike any other singer I’d ever heard. Steve Jansens minimal yet powerful contribution to the textures required elevated him to such superior percussive stature on this album that it made me completely re-assess my thoughts on playing the drums at the time.

David Sylvian のソロアルバム “Secrets of the Beehive” もゲームチェンジングなリスニング体験だったね。彼の前作も素晴らしかったんだけど、JAPAN からの自然な進化に思えたね。このアルバムは、もっと独立していて、音の存在感とともに、惹き付けるようなアトモスフィアが部屋に浸透しているように感じたね。一度レコードに針を落とせば、アルバムを通して聴かざるを得ないと思うな。
僕が今まで聞いた他の歌手とは違って、感情的な反応を誘発する、魂に響くシルヴィアンのボーカルはあまりに魅力的。Steve Jansen のテクスチャーへのミニマルでしかしパワフルな貢献は、このアルバムのパーカッシブな才能をさらに高め、当時のドラム演奏についての僕の考えを完全に再構成したんだよ。

LEVEL 42 “TRUE COLOURS”

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LEVEL 42 ’True Colours’ was another massive influence on my attitude toward music, drumming and also rather importantly, on writing lyrics. Phil Gould was and is a huge inspiration on my playing drums but it was a real surprise to me at the time I discovered this work that he was also responsible for the remarkable, unusual and erudite lyrics. I had always had an interest in writing but it was crucial at the time that I realised that any member of the group could in fact create the words, not necessarily the person responsible for singing them, which seems such an obvious thing now but at the time it seemed like Gould’s contribution was so refreshing and vital to the very heart and soul of the band. I soon discovered Neil Peart and RUSH after this, another incredible drummer responsible for the cerebral identity of his own band.

LEVEL 42 の “True Colours” も、僕の音楽に対するアティテュード、ドラミング、そしてもっと重要かもしれない作詞に大きな影響を与えたんだ。Phil Gould は今も昔も僕のドラミングに多大なインスピレーションを与えているよ。ただ、この作品を発見した当時は本当に驚きだったんだ。だって彼は目を見張るような個性的な歌詞も担当していたんだからね。
僕はかねてから作詞に興味があったんだけど、この作品を発見したことで、グループの中で言葉を生み出せる人が作詞をすれば良いと分かったのは非常に重要だったね。シンガーが必ずしも作詞家である必要はないんだよ。今となっては当たり前のことだけど、当時 Gould の貢献は実に新鮮かつバンドのハートとソウルにとって不可欠だったんだ。
その後、すぐに僕は RUSH の Neil Peart を発見したね。彼もバンドの中核としてそのアイデンティティーを担った驚異的なドラマーだね。

GARY NUMAN “THE PLEASURE PRINCIPLE”

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First album I ever bought was GARY NUMAN ‘The Pleasure Principle’ – so that changed my life by default, I was eight years old and loved music and was lucky enough to be young at such a superb time for music in the early eighties when artists were bold and inventive,- fearless, creative and innovative. Numans’ early work was so rich and compelling and his drummer at the time Cedric Sharpley really adds an infectious groove to the bleak and heavy atmosphere of the music, which was quite unusual at the time but judged perfectly by his superb playing.

僕が初めて買ったアルバムは Gary Numan の “The Pleasure Principle” なんだ。だから人生を変えたと言えるね。当時僕は8歳で、音楽を愛していて、アーティストが大胆かつ独創的、勇敢で創造的で革新的だった80年代初頭の、音楽にとって素晴らしい時代を幸運にも若い感性で過ごすことが出来たんだ。
Numan の初期の作品は非常に豊かで魅力的だったよ。当時彼のドラマーは Cedric Sharpley は、バンドの音楽に非常にインフェクシャスなグルーヴ、ヘヴィーなアトモスフィアを加えていたね。確かに当時としてはとても変わっていたけど、素晴らしい演奏によって完璧に評価されたんだ。

MESSAGE FOR JAPAN

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Thank you so much for your interest in the band – we would sincerely love to travel to Japan and play but have yet to be invited, hopefully one day we will be able to bring our music to your incredible country and meet the Japanese underground metal enthusiasts.

バンドに興味を持ってくれてありがとう。僕たちは心から日本へと旅をして、プレイしたいと望んでいるんだ。今のところまだ招かれていないんだけどね。いつか僕たちの音楽を君たちの素晴らしい国に届けられたらと望んでいるんだ。日本のアンダーグラウンドなメタル信者にも会えることを願うよ。

DAVID GRAY

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