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NEW DISC REVIEW + INTERVIEW 【WATCHTOWER : CONCEPT OF MATH: BOOK ONE】


EXCLUSIVE: INTERVIEW WITH RON JARZOMBEK OF WATCHTOWER !!

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Finally, Legendary Prog/Math Metal Titan, WATCHTOWER Returns For The First Time In 27 Years With Amazing New EP “Concepts of Math: Book One” !!

DISC REVIEW “CONCEPT OF MATH: BOOK ONE”

メタルに数学的要素を取り込んだ、インテレクチュアルな Math-Metal のパイオニア、WATCHTOWER が何と27年ぶりに新作 EP “Concepts of Math: Book One” をリリースしました!!バンドが1990年から制作を続けている3rdアルバム “Mathematics” から5曲を収録し、EPとした作品は、Ron がインタビューでも語っているように、確かに完成品ではありません。しかし長く長く待たせたファンを満足、歓喜させるだけの高いクオリティー、彼らならではのオリジナリティを充分に備えている作品です。
メタルが初めて音楽的な拡散を経験した80年代後期、WATCHTOWER は FATES WARNING, DREAM THEATER, DEATH, CYNIC などと共に Heavy Metal という音楽のフレキシブルな部分にフォーカスし、その豊かな可能性を実証して見せました。脈々と受け継がれる Prog-Metal の源流はここにあります。
中でも WATCHTOWER は、勇壮、過激、ヘヴィー、メロディアスといったエモーションの領域よりも、数学的な考え方でメタルにアプローチを行った革新的な集団なのです。
インタビューにもあるように、”音楽”は一般的には感情的な領域で語られることが多いと思いますが、音の配列、選択、拍子、速度、リズムなど実は”数”と数学が大部分を占めるアートです。勿論、そこに加わるプラスαがリスナーを動かすことも事実ですが、例えば偉大な TOOL や MASTODON を “Math-Metal” と呼ぶならば、数学性を突き詰めた WATCHTOWER は現代の重要バンドたちの始祖的存在であるとも言えるでしょう。そしてそれは、当然 MESHUGGAH から連なる Djent ムーブメントにも通じます。
長い年月を超えて遂にリリースされた “Concepts of Math: Book One” には、タイトルにもあるように、勿論その複雑さ、数学性を維持しながらも、よりタイトで、ほんの少しの聴きやすさと多彩なフックが加味された出色の楽曲が並びます。あの狂気のエナジーはそのままに、成熟したバンドの現在を表しているようにも感じます。少なくとも過去作の、聴き手を頭ごなしに拒むかのような無慈悲な感触はありませんね。
アルバムオープナー “M Theory Overture” ではまさに WATCHTOWER の真髄を聴くことが出来ます。バンドのコアメンバー、Ron Jarzombek, Doug Keyser, Rick Colaluca のトリオが繰り出す Instru-metal は圧巻の一言。SPASTIC INK や BLOTTED SCIENCE でも披露している、Ron 独特のリードともリフともつかないような複雑怪奇で無機質とも言えるギターワークは、2ndアルバムからの参加とは言えやはりバンドの顔ですね。
そのピッキングの正確性、選択する音の意外性、奇抜なタイム感、そして独特のギターハーモニーはまさに唯一無二で、あの DREAM THEATER の John Petrucci や Mike Portnoy が強く敬愛し、CYNIC の Sean Malone やマーティーさんに必要とされたのも頷けます。
インタビューで Ron はその豊富なアイデアについて”音楽とは関係のない”数字やパターンから得ることを明かしていますが、話に上がった以外にも、既存のアニメにあわせて楽曲を作ってみたり、モデム回線の音を再現してみたりと、常人には計り知れないような挑戦を行ってきており、現代の Frank Zappa と言えるかもしれませんね。
“Arguments Against Design” でもその特異な Ron のギタープレイに対する、ベーシスト Doug の印象的なカウンターメロディー、シンコペーションの嵐にも顔色1つ変えず、真っ向から弦楽器隊に挑む正確無比な Rick のドラムスと三位一体でインテレクチュアルなダイナミズムが生まれていますが、インストとしても充分に成立するように思えるスリリングな楽曲に謎のボーカルを加えるのが WATCHTOWER’S WAY。
いかにも Shrapnel のレコードで10万円くらいで雇われて歌っていそうな Alan Tecchio のボーカルには正直あまり期待はしていませんでしたが、以前よりは確実に上手くなっていますし、キャッチーでフックのあるメロディーも散見出来ますし、意外に引き出しも多く、何よりほぼ絶滅してしまったグロウルもハイトーンも使用しない彼のようなパワーボーカルが1周回って新しく感じられ、さらにあのインテレクチュアルトリオの演奏に対するミスマッチ具合が2周回って新しく感じられ、悪くないようにも思えました。本当に新鮮で悪くないです。本当です。
とにかく、極限までプログレッシブな10分の大曲 “Mathematica Calculis” で幕を閉じるまで、とても30分足らずのランニングタイムとは思えないほど濃厚でエキサイティングな数学の授業は続きます。
今回弊誌では Ron Jarzombek にインタビューを行うことが出来ました。SPASTIC INK で共演も果たした兄 Bobby Jarzombek は RIOT や FATES WARNING で活躍する名手。さらに BLOTTED SCIENCE ではこちらもシーンの有名人 CANNIBAL CORPSE の奇才 Alex Webstar とも共演しています。ここまで Ron に迫ったインタビューは世界初だと自負しています。どうぞ!!

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WATCHTOWER “CONCEPT OF MATH: BOOK ONE” : 9.0/10

【INTERVIEW WITH RON JARZOMBEK】

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Q1: Hi, Ron! Thanks a lot for giving us such a great opportunity! Watchtower’s new EP “Concepts of Math: Book One” is just out ! How do you feel now?

【RON】: It’s really great to hear all of the positive feedback that we’re getting from the EP, but I actually don’t feel that good about it. Some people are acting as if we won the Super Bowl with this release, as if we finally achieved something that we’ve been striving for our whole lifetime. For me, with this “EP”, we barely squeaked into the playoffs with a 7-9 record. Having said that, it is great that fans can finally hear some of the songs that have been in the works for literally decades, because I honestly think they’re cool songs, and show some really good writing and playing skills.

Q1: WATCHTOWER の新EP “Concepts of Math: Book One” がリリースされましたね!現在の心境はいかがですか?

【RON】: EPに対してたくさんのポジティブな反響が得られたことは本当に素晴らしいね。だけど、僕自身はあまり良い気持ちという訳でもないんだ。
遂に作品がリリースされて、まるで僕たちがスーパーボウルで優勝したかのように振る舞う人もいるね。もしくは、まるで僕たちが全ての人生をかけてつぎ込んだものを成し遂げたかのように。でも僕にとってこのEPは、7-9のスコアでやっとのことでプレイオフに進出したようなものなんだ。
まあそうは言っても、文字通り何十年も取り組んできた楽曲をいくつかファンが遂に聞くことが出来たのは良かったね。心からクールな曲だと思えるし、コンポジションもプレイのスキルも良い事を見せられたと思う。

Q2: You Know, Watchtower has been working on full-length album “Mathematics” since 1990. This EP contains 5 of these songs. What made you release them before the complete of “Mathematics”?

【RON】: It wasn’t my idea to release the “EP” as a physical product. Releasing something on physical disc implies that it is finished. This “EP” isn’t. I really don’t even know what it is. It’s basically an incomplete ‘Mathematics’. I’ve been against it since day one. I wanted to release some songs digitally (as we did in late 2014) to have something to show for all the work that we’ve put in to the songs over the past decades, to see what the fans’ reaction was and if they’re still there, but most of all see if it would light a fire under the band members to get all 11 of the ‘Mathematics’ songs recorded. It didn’t work. Since then, we just completed one more song (‘Mathematica Calculis’). I think in the back of my head, I was hoping that WatchTower could be a real band again, get some cooperation, communication, motivation and complete the album, but that was too far-fetched. And with the state of the current music industry (labels folding like lawn chairs, illegally downloading and posting, streaming, torrents, etc…), there really isn’t much hope for an unestablished band anyway. That’s all another story altogether. But I was hoping to at least get the recordings done for ‘Mathematics’ because the material is all there. The writing for the album was finalized in 2010, and the songs are there to be recorded. I’ve had my rhythm guitar tracks done for nearly 7 years. There are still 6 songs left, and I think they’re damn good. Well, two of them are kind eh. LOL. The reason the 5 songs were released as a physical product was because lots of Tower fans are old school and want their music on disc. That’s it.

Q2: お話にも出ましたが、WATCHTOWER は1990年から “Mathematics” というアルバムに取り組んでいます。なぜアルバムの完成を待たずして5曲だけ先にリリースしたのですか?

【RON】: フィジカルとしてこの EP をリリースするのは僕のアイデアではなかったんだよ。フィジカルとしてリリースする時は、アルバムが完成した時だと暗に思っていたからね。この EP はそうじゃない。僕はこの作品が何なのかさえよくわかっていないんだよ。基本的には “Mathematics” の不完全なものに思えるね。
僕は最初からこのリリースには反対していたんだ。僕は2014年にやったように、何曲かデジタルでリリースしたかったんだよ。ここ何十年かの成果を見せるためにね。ファンのリアクションも見たかったし、そもそもファンがまだ存在するのか知りたかったんだ。だけどそうする事でとりわけ期待したのが、実はバンドメンバーに “Mathematics” の全11曲をレコーディングするよう発破をかけることだったんだけどね。結果として上手くは行かなかったね。それから僕たちが完成させたのは “Mathematica Calculis” ただ1曲だけなんだよ。
頭の隅っこに、WATCHTOWER がもう1度リアルなバンドに戻れば良いと望んでいた部分はあると思う。協力して、コミュニケーションを取り、モチベーションを持ってアルバムを完成させるようなね。でもあまりにも不可能な事だったんだ。
それに現在の音楽産業の状態も関係するね。レーベルが利益を独占し、違法なダウンロードは後を絶たないよね。地位のないバンドに希望なんてほとんどないんだ。そういった色々な要素が絡まりあっているんだよ。
それでも僕は、少なくとも “Mathematics” のレコーディングだけは終えたいと思うんだ。なぜなら、マテリアルは全て揃っているからね。アルバムの作曲は2010年に終わっているんだよ。だからレコーディングされるべき楽曲はもうここにあるんだ。僕のリズムギターのトラッキングは7年近くかけて終わらせているんだよ。まだ6曲残っているけど本当に素晴らしいんだ。
えーと、だから5曲をフィジカルでリリースしたのは、WATCHTOWER のファンがオールドスクールでディスクで欲しがったから。そうしておこう。

Q3: Your previous album “Control and Resistance” was released in 1989. So, it took more than 25 years to finish five songs of your 3rd album. What’s the reason of that? And when will “Mathematics” be released?

【RON】: Yeah, 25 years to release 5 songs, That’s freaking sad. The main reason the album isn’t finished is because WatchTower stopped being a functioning band back in the early nineties. I had a serious hand problem in ’90 which required 4 surgeries, and when I finally recovered and was able to play, years had passed. Band members had moved on. Since we were inactive, Alan moved back to New York. WatchTower musically was then in a place that I didn’t care for, so I started up Spastic Ink with my brother. Since my hand was fixed, I was able to do some serious playing, and that’s what I did on Spastic Ink’s debut CD ‘Ink Complete’, followed by my solo CD ‘Solitarily Speaking Of Theoretical Confinement’ (on which I wrote and played everything myself), then on Spastic Ink’s 2nd CD ‘Ink Compatible’. WatchTower kept writing during this time, but we were lost musically, and didn’t really have a vocalist. We made a few demos but the material was weak, and really watered down. Jason (ex-vocalist) did the reunion shows with us in 2000 and 2004, but he wasn’t the right vocalist for the ‘Mathematics’ material. As for when will ‘Mathematics’ be released, who knows. It’s not up to me.

Q3: 前作 “Control and Resistance” は1989年にリリースされました。つまり5曲を仕上げるのに25年以上かかった訳ですよね。3rd アルバム “Mathematics” がリリースされるのはいつ頃だと思いますか?

【RON】: うん、25年で5曲。全くもって悲しいね。アルバムが完成しない理由は、90年代の初期から WATCHTOWER はバンドとしての機能を失っているからなんだ。
1990年に僕は手に深刻な問題を抱えて、4度の手術を受けなければならなかった。遂に回復して、プレイ可能になった頃には長い年月が経っていたのさ。当然、その間他のメンバーは前に進まなければならないよね。僕たちが活動を休止してたから、Alan はニューヨークに戻ったんだ。
WATCHTOWER が音楽的にどうなるかわからなかったから、それで僕は兄と SPASTIC INK を始めたんだよ。手の方は治っていたから、難しいフレーズもプレイすることが出来たね。その成果は、SPASTIC INK のデビュー作 “Ink Complete”、僕が作曲、演奏の全てをこなしたソロアルバム “Solitarily Speaking Of Theoretical Confinement” 、その後制作した SPASTIC INK の2ndアルバム “Ink Compatible” に反映されているよ。
その間も WATCHTOWER は作曲を続けていたんだけど、音楽的な方向性を見失い、ボーカリストもいない状態だったね。デモもいくつか作ってみたんだけど、脆くて弱々しいものだったんだ。前のボーカル Jason は2000年と2004年に僕たちとリユニオンショーを行ったんだけど、彼は “Mathematics” に相応しいボーカルではなかったね。”Mathematics” がいつリリースされるかは誰にも分からないよ。僕にはどうしようもないんだ。

Q4: The title, “Concept of Math: Book One”, “Mathematics” both includes the word “Math”. Why did you focus on the mathematical theme?

【RON】: Doug came up with the album title ‘Mathematics’. It’s been around forever. It may have been around even before I joined the band in ’86. For me, music is very mathematical… Counts, measures, subdividing beats, sixteenth notes, eighths, quarters, triplets, scale degrees, beats per minute, chords built on 3rds, etc… It’s all math. Of course you have the people who claim that music is about “feel” and what it does for you emotionally, but those thoughts and opinions are for those less fortunate LOL Just kidding! Math, emotion, put it all together, and you have music!

Q4: 今回の EP “Concept of Math: Book One”、そして3rdアルバムのタイトル “Mathematics” には共に “Math” “数学” というキーワードが含まれていますね。

【RON】: Doug が “Mathematics” というアルバムタイトルを思いついたんだよ。ずっと存在するタイトルなんだ。僕がバンドに加わった1986年より前からあるんじゃないかな。
僕にとって音楽とはとても数学的なものなんだ。カウント、小節、細分化されたビート、16分音符、8分音符、4分音符、3連符、音階、スケール、BPM、テンションノート…全ては数学なんだよ。
勿論、音楽は”感じる”もので、それが故にエモーショナルになれると言う人もいるだろうね。そんな考えや意見では幸せになれないよ(笑)冗談だよ!理論とエモーションが両立してこその音楽なんだ!

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Q5: Musically, also mathematical approach is trademark of Watchtower. Now, lot’s of bands do that, but when you started it, no one did.
That means, Watchtower and Ron’s guitar playing has been influenced numerous bands, players like Dream Theater, Necrophagist. What inspired you to take the mathematical approach? Do you feel you are kind of pioneer of prog metal?

【RON】: Since Dream Theater and WatchTower had our first releases in the late 80s, I think we both had the same influences, namely Rush and Yes. I don’t think DT was influenced by WatchTower. Death was doing some heavier technical things before us, as was Celtic Frost. Along with the WatchTower and early DT releases were Fates Warning and Cynic, so I think we all influenced some of the younger upcoming heavier technical bands. I think Rush had the most influence on me as a kid and the way they incorporated Morse code into YYZ as the main theme is one of the most influential musical bits that has ever hit me. That changed everything. I then started working more with numbers and patterns that had nothing to do with music but somehow worked it in. Really, anything that has numbers can be incorporated into music, whether it’s the time signature, how many notes are being played consecutively, number of sharps/flats in a key, or whatever. Actually, my solo CD ‘Solitarily Speaking Of Theoretical Confinement’ is solely based on word phrases, number patterns, the chromatic alphabet, the diatonic alphabet, morse code, etc.. that are used as musical tools to write music. Now I go to extremes with patterns and various 12-tone approaches, but sometimes I even think I go overboard with this stuff. Why can’t I just be normal? LOL.

Q5: 仰るように、マスマティカルなアプローチは WATCHTOWER のトレードマークです。今でこそ多くのメタルバンドがトライしていますが、あなたたちがやり始めた時は誰もやっていませんでしたね。WATCHTOWER やあなたのギタープレイが後続のバンド、DREAM THEATER や NECROPHAGIST に与えた影響は大きいですし、まさにパイオニアと言える存在です。

【RON】: 80年代の後半に、DREAM THEATER と WATCHTOWER はデビュー作をリリースしたんだけど、僕たちは同じような影響を受けていたと思う。特に RUSH と YES。だから DREAM THEATER が僕たちに影響を受けたとは思わないな。DEATH はヘヴィーでテクニカルなものを僕たちより先にやっていたね。CELTIC FROST も。その後、WATCHTOWER、DREAM THEATER が FATES WARNING、CYNIC と並んで現れたような感じかな。だから僕たち全員が、若いよりヘヴィーなバンドに影響を与えたと思う。
RUSH は子供の頃最も影響を受けたバンドなんだ。彼らは YYZ のメインテーマにモールス信号を組み込んでいるんだけど、その手法には本当に感銘を受け、影響されたよ。全てを変えたと言っても過言ではないね。
それから僕は、音楽とは関係のない数字やパターンで音楽を作り始めたんだけど、いくらかは上手くいったね。正直、数を持つものなら何でも音楽に組み込めるんだよ。拍子であれ、連続してプレイする音の数であれ、キーにおけるシャープやフラットの数であれね。
実際、僕のソロアルバムでは、言葉のフレーズ、数のパターン、クロマティックアルファベット、ダイアトニックアルファベット、モールス信号などのみに基づいているからね。それらが音楽のツールとして作曲に使用されているのさ。
僕は今、その数字のパターンと12音の様々な組み合わせに極端なまでに走っていると言えるね。時々、この考えを捨て去れればとさえ思うよ。なんで普通になれないんだろうね?(笑)

Q6: Anyway, could you tell us about your other projects now, like Spastic Ink, Blotted Science, and solo works?

【RON】: It would be great if Spastic Ink could write and record more music, but Bobby is so busy with his high profile acts. It doesn’t make much sense for him to take time out to write and record another Ink CD. He’s getting his progressive fill recording and touring with Fates Warning and the same thing with Sebastian Bach. Blotted Science has enough material written for another CD, and chances are it will happen. Alex has his hands full with Cannibal Corpse, and Hannes is now tied up with his studio and lots of other bands. We have a few differences of opinion with musical direction, but it’s nothing that can’t eventually be worked out. As for my solo works, I’m writing my 3rd solo CD right now, have 24 songs in the works, and have an all new recording setup. All of my rack mounted sound modules are gone. No more Alexis D4, Proteus FX and Roland String Ensemble. I’m now running Cubase, some Arturia software, and EZ Drummer. Yeah, I know. It’s about time!! I’m learning as I go, getting new sounds, and things are progressing slowly but it’s definitely happening. I’m hoping to release the material on a format in addition to digital downloads and CD, so hopefully I can get that worked out. And no I’m not talking about streaming. Another app would be nice, but we’ll have to see….

Q6: WATCHTOWER 以外のプロジェクト、SPASTIC INK, BLOTTED SCIENCE, ソロ活動の現在について話していただけますか?

【RON】: SPASTIC INK がもっと作曲やレコーディングが出来たら良いんだけど、Bobby は彼の注目されているバンドでの活動が忙しいからね。彼にとっては新しい SPASTIC INK の CD のために時間をとって作曲しレコーディングを行うことはあまり意味がないんだよ。プログレッシブな欲求は、FATES WARNING とのツアーやレコーディングで満たされているし、Sebastian Bach もそうだね。
BLOTTED SCIENCE は次作のための充分なマテリアルが書かれているよ。リリースされるチャンスはあるだろうね。今は Alex は CANNIBAL CORPSE で手一杯だし、Hannes はスタジオに釘付けで、たくさんのバンドを抱えている。音楽性について、いくつか異なる点もあるんだけど、解決出来ないほどの問題ではないね。
ソロ活動に関しては、今ちょうど3rdアルバムの作曲を行っているんだ。24曲作っていて、全て新しい機材を使用しているんだよ。僕のラックのサウンドモジュールを全部刷新したんだ。Alexis D4, Proteus FX, Roland String Ensemble はもう使用していないよ。今は Cubase, いくつかの Arturia softwar と EZ Drummer を使っているんだ。
わかってるよ、そろそろリリースしなきゃね!出来るだけ多くを学び、新しいサウンドも得て、緩やかだけど間違いなく完成に向けて進んでいる。デジタルとフィジカルでリリースしたいんだ。上手く行けば良いけど。ストリーミングはどうだろうね…悪くないようにも思えるけど….

Q7: You use your custom made guitar you built yourself. What’s the features of your guitar? And how come you don’t contract with guitar manufacturers?

【RON】: Yeah, even though I build my own guitars and love doing it, I should have signed on with a guitar company a long time ago. They sure help with arranging clinics and getting your name out there. I just can’t find a guitar straight off the shelf that I like. I don’t have a big enough name to where a company would build a guitar(s) exactly as I’d like, so I’m still playing the guitars that I’ve built from scratch. I use 27 frets (with a cutaway allowing easy access to all frets), either DiMarzio Distortion or Seymour Duncan SH-6 pickups, Jim Dunlop 6000 or 6100 frets, Floyd Rose tremolos, and I’m very picky about the contouring of the guitar (especially the section where your right forearm rests). I lost two endorsements because of this, btw. Oh well….

Q7: 機材のお話が出ましたが、あなたはご自身で作られたカスタムメイドのギターを使用していますね?なぜ特定のギターメイカーと契約しないのでしょう?

【RON】: うん、僕は自分でギターを作るし、そうするのが好きな訳だけど、でもずっと前に特定のギターメイカーと契約するべきだったね。彼らはギタークリニックの準備をしてくれたり、名前を広めてくれる訳だから。ただ既製品のギターは気に入るものがないんだ。そして僕はギターメイカーがカスタムメイドを作りたいと思うほどのビッグネームじゃないからね。だから1から自分で作ったギターを弾いているんだよ。
ギターは27フレットで(カッタウェイがあるから全てのフレットを容易にプレイ出来るんだ)、DiMarzio Distortion か Seymour Duncan SH-6 のピックアップを搭載し、フレットは Jim Dunlop 6000 か 6100。フロイトローズのトレモロユニットだよ。
そして如何せん、僕はギターのシェイプにめちゃくちゃうるさいからね。特に右手の肘から上を固定するあたり。そのせいで2つのエンドース契約を失っているんだ…。

Q8: You and Bobby are definitely the most famous, technical brothers in the metal scene, haha. So, what were the Jarzombek brothers childhood like? Do you get inspired by Bobby even now?

【RON】: Hm, not sure about the most famous technical brothers, but thanks. I think the Amott, Drover and Cavalera brothers may have something to say about that. And I’m sure there are even more proggy brothers out there. And sure, we were in the same bands for our younger years, playing game rooms, clubs, and making recordings. I don’t think we inspire each other much anymore, but back in the early days, we always thought alike when it came down to playing, writing, concepts, practicing habits, etc… I think that all showed on the Spastic Ink material. On the first Ink CD, I’d say we wrote that 50/50 and it was probably one of the most fun and creative times in my musical life… I had just fixed my hand, was playing great, had lots of musical ideas that I wanted to get out, and had a very cooperative cowriter. Now musically, the only communication we have is when Bobby gets back from a tour… He tells me of all of his adventures playing stadiums and festivals with major artists and I tell him how many students I’ve had for that day and my progress on building a tennis court in my back yard. Yep, that’s about where things are at these days. LOL .

Q8: あなたと Bobby はメタルシーンでも、最も有名な”テクニカルブラザーズ”だと思います。どんな子供時代でしたか?

【RON】: うーん、最も有名なテクニカルブラザーズかなあ。僕は Amott 兄弟、Drover 兄弟、Cavalera 兄弟の方が有名だと思うんだけど。もっとプロギーな兄弟もいるだろうし。でもありがとう。
勿論、若い頃、僕たちは同じバンドにいたよ。ゲームの部屋やクラブでレコーディングもしていたね。今はお互いにそこまでインスパイアし合っているとは思わないな。だけど昔は、プレイ、作曲、コンセプト、練習の習慣まで、いつもほとんど同じように考えていたね。それは SPASTIC INK のマテリアルが証明していると思う。
SPASTIC INK のデビュー作では、2人でちょうど半分半分曲を書いたんだ。それはおそらく僕の音楽人生で最も楽しくクリエイティブな期間の1つだっただろう。手もちょうど回復したばかりで、素晴らしいプレイが可能だったし、溜まっていたアイデアも豊富にあったからね。何より僕たち2人がとても協力的だったんだ。
今は何と言うか、音楽の話をするのが Bobby がツアーから帰って来た時だけなんだよね…。彼はスタジアムでプレイしたとか、フェスでメジャーなアーティストと共演したとか、冒険の全てを話して、僕は何人生徒が増えたとか、裏庭のテニスコートがどのくらい完成したか話すんだよ。実際それが僕に最近起こったこと全てだからね(笑)

【FIVE ALBUMS】

21 ALBUMS THAT CHANGED RON’S LIFE!!

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【RON】: Well, I have to have a Rush album in there, so maybe ‘2112’, ‘Farewell To Kings’, ‘Hemispheres’ or ‘All The World’s A Stage’, Yes – ‘Close To The Edge’. Steve Vai – ‘Flexable’, Metallica – ‘Master Of Puppets’ or ‘Ride The Lightning’, Judas Priest – ‘Sad Wings Of Destiny’ or ‘Unleashed In The East’, UFO – ‘Strangers In The Night’ or ‘Lights Out’, Scorpions – ‘Tokyo Tapes’ or ‘Taken By Force’, Van Halen – first album, Al DiMeola – ‘Splendido Hotel’ or ‘Casino’, and some very early influences would be the red and blue ‘Best Of’ albums by ‘The Beatles’ and ‘Around The World’ by Three Dog Night. Oooops, I kinda went over 5. Sorry about that!
And maybe with an honorable mention to more somewhat recent albums like Frederick Thordendal – ‘Sol Niger Within’ and Planet X – ‘Moonbabies’.

【RON】: RUSH の “2112”, “Farewell to Kings”, Hemispheres”, もしくは “All the World’s a Well”。YES の “Close to the Edge”, Steve Vai の ”Flexable”, METALLICA の “Master of Puppets” か “Ride the Lightning”。JUDAS PRIEST は “Sad Wings of Destiny” か “Unleashed In the East”, UFO は “Strangers In the Night” か “Lights Out”、SCORPIONS は”Tokyo Tapes” か “Taken By Force”。VAN HALEN ならファーストアルバムだね。
Al DiMeola は “Splendido Hotel” か “Casino”。THE BEATLES の赤盤、青盤と、THREE DOG NIGHT の “Around the World” からは幼少期に影響を受けたよ。全然5つじゃ収まらなかったね、ごめん!
あとは、より最近の作品、Fredrick Throdendal の”Sol Niger Within” と PLANET X の”Moonbabies” を加えてくれたら光栄だよ。

【MESSAGE FOR JAPAN】

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I was there years ago with Marty Friedman recording the live DVD ‘Exhibit B’ at the Liquid Room (I think it’s called) and had such a great time with the band, the fans, and working with the technicians who put the show together. I got to see just a bit of your beautiful country but was tied up with rehearsals and the show(s). About all I saw was a few restaurants (hearing Marty talk in fluent Japanese to the waiter was awesome!), the rehearsal studio, Akihabara, some karaoke bar and Marty’s apartment (when he forgot his boots on the way to rehearsal LOL). I can’t wait to get back to Japan and spend some time seeing your shrines, temples, castles, electronic stores, architecture, Mount Fuji, a few zoos, try on a few kimonos, ride the bullet train, and see more people on bikes. There are bikes everywhere! LOL. Maybe take the wifey who absolutely loves Shinjuku, and really everything Japanese. She even started learning the language. She says “Watashi no kokoro wa Nihon ni zokushi!” And I say “Arrigato”. BTW, I learned that from Scorpion’s Klaus Meine on ‘Tokyo Tapes’.

何年か前に日本に行ったんだ。リキッドルームで Marty Friedman のライブDVD “Exhibit B” をレコーディングするためにね。バンドやファン、スタッフと素晴らしい時間が過ごせたね。
リハーサルとショーで忙しかったけど、少しだけ君たちの美しい国を見ることも出来たよ。レストランに行ったし(マーティさんが流暢な日本語をウェイターに話していて最高だった!)、リハーサルスタジオ、秋葉原、カラオケバー、後はマーティーさんの家。
日本に戻るのが待ちきれないね。神社、寺、城、電気店、建築、富士山、動物園を見たりして過ごしたいな。着物も着てみたいし、新幹線にも乗りたいし、自転車でたくさんの人にも会ってみたい。日本では自転車はどこにでもあるからね(笑)
妻も連れて行けたら良いな。彼女は新宿を絶対的に愛していて、日本の全てが大好きだからね。遂には日本語も勉強し始めたんだよ。彼女は「私の心は日本に属し!」 と言うから僕は「ありがとう」と返すんだよ。ありがとうは SCORPIONS の “Tokyo Tapes” で Klaus Meine から学んだんだけどね。

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