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MASTERPIECE REVIEW + INTERVIEW 【PENDRAGON : THE MASQUERADE OVERTURE】JAPAN TOUR SPECIAL !!


EXCLUSIVE: INTERVIEW WITH NICK BARRETT OF PENDRAGON !!

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Unseen Prog Giant, The Mastermind Of “Second Wave Of Prog”, Pendragon Will Come To Japan For The First Time Ever In Their Long 40-Year Career !! Don’t Miss “The Masquerade” Night !

DISC REVIEW “THE MASQUERADE OVERTURE”

まだ見ぬプログレッシブジャイアント、ネオプログの体現者 PENDRAGON が遂に初来日を果たします!!名作 “The Masquerade Overture” にフォーカスするシンフォニックの祭典は、待ちわびた日本のファンを魅了する劇的な仮面舞踏会となるでしょう。
PENDRAGON はプログレッシブ第2の波として、80年代から90年代にかけて MARILLION, IQ, PALLAS などと共にネオプログレッシブムーブメントを牽引したバンドです。
プログレッシブロックのオリジネーター、GENESIS や YES といった第一世代のバンドが自身のコンフォートゾーンから離れ、時代性や可能性を模索することとなった70年代後半~80年代前半。ネオプログの俊英たちは、先人が残した伝統や遺産を守護するかの如く颯爽とシーンに登場します。そして彼らが受け継いだシンフォニックでドラマティシズムに満ちた音楽性と、ファンタジーをテーマとしたコンセプトから、ネオプログレッシブムーブメントは後にポンプロック(華麗なロック)と称されるようになっていったのです。しかし突然背負わされたその呼称こそが彼らにとっては残酷で酷く重い十字架となったのかも知れません。
Pomp とは “華麗”、”荘厳” という意味がある一方で、”虚構” というネガティブな意味をも内包した言葉。つまり英国のメディアは、一見ネオプログを賛美しているように思わせながら、その実は第一世代の “まがいもの” “代替者” としてどこか冷めた目で見ていたのでしょう。実際、第二世代が志したファンタジックなプログレッシブロックのリバイバルは、パンクを筆頭とするあまりに現実主義的な当時の音楽シーンの流れとは相反するもので、ムーブメントも長くは続きませんでした。
ただ、インタビューにもあるように、ネオプログの才人たちは、時代やムードに翻弄され続けながらも戦いを止めませんでした。メタルの波にも乗り切れず、グランジに席巻され、気がつけば PORCUPINE TREE を首領とするプログレッシブ “第三世代” が登場し注目を集めているという状況は、ともすれば心が折れてしまいそうなほどに残酷ですが、それでも MARILLION, IQ, そして PENDRAGON といったバンドは良質な作品をリリースし続けたのです。2010年代以降、海外でのネオプログ再評価の流れは、遂に彼らの高い音楽性とセンス、そして音楽に対する愛情が報われた瞬間だと言えるかも知れませんね。
第二世代の中でも勿論、MARILLION は別格の人気を誇って来ました。それはニューウェーブやメタルなど、ある程度時代の変遷を意識して作風を変化させて来たからとも言えそうです。実際、94年にリリースした名作 “Brave” ではファンタジーの世界に別れを告げ、当時のトレンドであるグランジやインディーにも目を配ったダークなリアリズムで勝負をかけ成功を収めた訳ですから。
しかし今回、Nick の言葉で驚きだったのは、ファンタジーとシンフォニーを追求し続けた PENDRAGON にとっても90年代は素晴らしい時代だったと断言している部分です。確かに PENDRAGON の90年代三部作とも言える “The World”, “The Window Of Life”, “The Masquerade Overture” は、メロディーの充実度、類まれなるコンポジション、そして演奏共に群を抜いています。しかし、セールスも好調であったという事実は、少なくとも弊誌の持つあの時代のイメージとはかけ離れていました。そこには PENDRAGON がすでに80年代から、現在の DIY の先駆けとも言える自身のレーベル “Toff Records” を設立していたという強みが存在したのです。
インターネットの発展もあり、現在でこそ浸透している DIY のレコード戦略ですが、当時彼らがそれを実現させるためにどれ程の努力、時間が必要だったか、想像するだけで頭が下がります。インタビューにもあるように、ファンレターを全て手書きで返信し、ファンクラブも運営。勿論、プロモーションや販売なども全てを自らの手で行わなくてはならないのですからそのタスクは膨大です。しかし、その努力は強固なファンベースを作り上げることへと繋がり、結果として時代に左右されず今日までバンドが力強く存在する理由ともなったのですね。PENDRAGON が選択したこの方法論は、現代を生きるバンドにとっても大きな参考になるはずです。
あまり音楽自体に触れずに来ましたが、今回 PENDRAGON が日本へと持ち込む “The Masquerade Overture” は、ヨーロッパのプログレッシブシーンにおいて “Essential Masterpiece” “不可欠な傑作” として位置づけられ賛美されています。Tony Banks の後継者、Clive Nolan が創出するカラフルなシンフォニーは作品に極上のアトモスフィアを加え、”Guardian of My Soul” の卓越したシンセソロではリスナーに自身の個もアピールします。Peter Gee, Fudge Smith のリズム隊は強固で、複雑なリズムにも抜群の安定感で対応。そして何よりコンポーザーでギター/ボーカル Nick Barrett の例えば、Andy Latimer, Dave Gilmour を想起させる、時にエモーション、時にメランコリー、そして時にパッションを深く湛えたメロディーの数々は、英国訛りとディストーションの温かみを伴って、まさに珠玉と呼ぶに相応しい輝きを放っているのです。
モーツァルトのレクイエムにインスピレーションを受けた、オーケストラとクワイアが彩る壮大なタイトルトラック “The Masquerade Overture” で幕を開けるアルバムは、善と悪の対立をコンセプトとしています。その対立を反映するかのごとく巧みに配置された、無上のポップネスと有痛のメランコリー。そのコントラスト、カタルシスは唯一無二で、まさしくバンドが “Pomp” な存在ではないことの確かな証ではないでしょうか。
今回弊誌では、Nick Barrett にインタビューを行うことが出来ました。奇しくも盟友 MARILLION の来日も決定しています。日本では長らく無風だった “第2の波” が遂にスポットライトを浴びる時が来たのかも知れませんね。どうぞ!!

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PENDRAGON “THE MASQUERADE OVERTURE” : 10/10

INTERVIEW WITH NICK BARRETT

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Q1: First of all, your Japan show 2017 is just announced! It will be your first live performance ever in Japan with your long 40-year career. Incredible! How do you feel now?

【NICK】: Amazing! It’s something we have wanted to do for a very long time. I wasn’t sure it would ever be possible, but now we will play in Japan, it’s a dream come true.

Q1: 40年の長いキャリアで初の日本公演が遂に決定しましたね!!

【NICK】: 最高だね!本当に長い間、実現させたいと思っていたんだからね。
もう無理かもしれないかと思うこともあったけど、遂に日本でプレイするんだ。夢が叶うんだよ。

Q2: “The Masquerade Overture” turned 20th last year, and to celebrate, the band were touring Europe. It seems your Japan show will form the part of it. So, will you play entire “The Masquerade Overture” album in Japan like “Masquerade 20”? How will the set list be?

【NICK】: The show in Japan is a kind of extension of the Masquerade 20 Anniversary tour so yes we will be playing a lot of material from that album…but I’m not going to tell you the entire set list otherwise it would spoil the surprise but we will be playing something from most of the albums from the 90’s onwards.

Q2: 名作 “The Masquerade Overture” は昨年20周年を迎え、アルバムの完全再現アニバーサリーツアーを行い、その模様は”Masquerade 20″ としてリリースされました。日本公演もそのツアーの一環ですよね?

【NICK】: うん、日本でのショウは、”The Masquerade 20 Anniversary Tour” の延長にあるような感じだね。だからあのアルバムから沢山のマテリアルをプレイする予定だよ。
勿論、楽しみが減ってしまうからセットリスト全てを明かすことは出来ないけど、90年代以降のほとんどのアルバムから何かしらプレイしていくことになるだろうな。

Q3: So, “The Masquerade Overture” is definitely masterpiece, one of the classic of Prog, now a days. But, contrary to your great symphonic music, I think it was not “comfortable” era for Pendragon. Grunge movement dominated 90’s and it took five years for releasing it’s successor “Not Of This World”. Looking back now, what was “The Masquerade Overture”, and the era late 90’s to you at that time?

【NICK】: A lot of people say the 90’s was not good for progressive rock but it was amazing for Pendragon, we had 3 albums in a row , The World, The Window Of Life and the Masquerade, all which sold better than the one before and Pendragon built a good following during the 90’s. The reason why Not Of This World came after 5 years was because I went through a very difficult divorce and was not able to do much between The Masquerade and Not of This World.

Q3: 今日、”The Masquerade Overture” は間違いなくプログロックの傑作として認知されていますが、レコードがリリースされた90年代当時はバンドにとって決して “快適な” 時代ではなかったように思えます。事実、次作の “Not of This World” のリリースまでは5年を要していますし。

【NICK】: 多くの人たちが、90年代はプログロックにとってあまり良い時代ではなかったと言うんだけど、実は PENDRAGON にとっては素晴らしい時代だったんだ。”The World”, “The Window Of Life”, “The Masquerade Overture” という3枚のアルバムを連続してリリース出来たし、その全てが以前のアルバムより売れたんだからね。
その後、”Not of This World” のリリースに5年を要したのは、僕が非常に難しい離婚問題を経験していたからで、あまり音楽に時間をかけられなかったからなんだ。

Q4: I really love Pendragon’s artworks. Amazing album cover of “The Masquerade Overture” is especially my favorite one. In the artwork, Violinist claims a masked knight something. What does he saying? What does the art symbolize?

【NICK】: It symbolizes the fight between good and evil, you can see the guy with the violin is colourful and his weapon is the positive feeling that his violin and music brings, the other guy is dark and hides behind a mask which represents deceitfulness and his weapon is a sword. Also with the dark guy there is a snake which represents the devil.

Q4: PENDRAGON のアートワークはいつも実に美しいですね。”The Masquerade Overture” のアートワークではヴァイオリニストがマスクの騎士に何かを主張しています。これは何を象徴しているのですか?

【NICK】: このアートワークは善と悪の戦いを象徴しているんだ。ヴァイオリンを持った男はカラフルで、彼の”武器”はヴァイオリンと音楽がもたらすポジティブな感情に満ちているね。
もう1人の男はダークで、剣を掲げマスクで顔を隠しているね。つまり彼はずる賢さを現しているんだ。同時にこのダークな男は悪魔の象徴であるヘビを携えているんだ。

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Q5: There were a few personnel changes in the early days, but since 1986 the lineup has remained relatively stable (with only the drummer changing twice since then). I feel the chemistry between you, Peter and Clive is one and only. It’s like Andrew Latimer and Colin Bass, or Gilmour, Waters, Wright, or Anderson, Wakeman, Squire, haha. Whatever, How is the relationship between you three? Good Friend? or more focus on music?

【NICK】: Yes, the relationship between Peter, Clive and I is very good. We have known each other a long time and been through a lot of tough times and good times together, that makes you know that we fight together! And therefore it is a strong bond. Musically I still write all the music and arrange it, but Peter and Clive are happy to go along with this way of working, it works well for Pendragon, maybe not all bands but it works for us.
Drummers…that is another story! We have a great guy though now called Jan Vincent Velasco, he is a brilliant drummer from the Philippines and has a really good attitude too.

Q5: PENDRAGON はドラマーを除いて、1986年からラインナップは安定しています。あなたと Peter, Clive のケミストリーはまさに唯一無二だと感じます。

【NICK】: うん、3人の関係はとても良いんだよ。もう長年お互いのことを知っているし、厳しい時も良い時も共に経験して来たんだからね。戦友みたいなものさ!だからこそ、絆は強くなっているんだよ。
音楽的には、今でも僕が全てを作曲し、アレンジも行っている。だけど Peter と Clive はこのやり方に納得してくれているんだ。PENDRAGON にとっては良い方法なんだと思う。おそらく全てのバンドにとって上手く行く方法ではないだろうけど、僕たちは上手く行くんだ。
ドラマーに関しては…別の話だね!だけど今は Jan Vincent Velasco という素晴らしい男がいるからね。フィリピンから来た最高のドラマーで、アティテュードも良いんだ。

Q6: You are labeled as “Second generation of Prog” with the bands like Marillion, IQ, Pallas, and sometimes called “Neo-Prog” act. So, do you think you are kind of “Bridge” connecting First generation (Pink Floyd, Yes, Genesis) and Third generation (Porcupine Tree, Big Big Train)?

【NICK】: I’d never thought of us as “a bridge”, but we were in the second wave that is true. I am very proud that we have managed to keep going , even though we did not have a major record label backing , a lot of what we do is because we started our own record label this helped us to survive. Many bands come and go, I don’t know how long the latest wave of bands will last, Porcupine Tree have already gone.

Q6: PENDRAGON は、MARILLION, IQ, PALLAS などと並んで”プログ第二世代” “ネオプログ” と称されることも多いですよね?ご自身の中に、第一世代と第三世代を繋ぐ “架け橋” のような意識は存在しますか?

【NICK】: 自分たちを “架け橋” だと思ったことはないよ。ただ、僕たちが “第2の波” であることは事実だね。
僕たちは何とか前進を続けて来たことにとても誇りを持っているんだ。確かに僕たちにはメジャーなレコードレーベルの後ろ盾がある訳じゃないけど、自身のレーベルを設立したお陰で生き残ることが出来たんだと思う。
多くのバンドが現れては消えて行ったよ。最新の “波” に乗っているバンドがどれだけ長くやれるかなんて分からないでしょ? PORCUPINE TREE はすでに存在しないんだからね。

Q7: Also, DIY is familiar way for Rock bands recently, but it wasn’t so long ago. You know, “Toff Records” seemed to be the pioneer of that. So, what’s your thought about marketing of music scene like DIY, crowdfounding recently?

【NICK】: Haha…sounds like I answered this is in the question before….psychic I guess! Yes we were the first to start our own record label in 1987, it worked incredibly well because we had built a good following, partly due to all the support slots we did with Marillion in the UK, and because we relied upon ourselves to be dedicated to work hard, often when bands are signed to a record label , the label doesn’t really work for them 100% but because I obviously cared about what happened to Pendragon I worked extremely hard to promote us, always answering personally to fans letters in the 80’s and 90’s and running the fan club, the Mob which really worked for the fans and not just ripping them off, we made Pendragon a very solid band with a very solid following which is still strong today. Many bands who sign to a major record label find the label grow tired of them if they don’t have hit singles then they lose interest and drop the band who then lose their career, it can be very difficult for them.

Q7: 仰る通り、PENDRAGON が設立したレーベル “Toff Records” はバンドにとって不可欠なものとなっています。実際、今では広く浸透している DIY の戦略も PENDRAGON が先駆者の一つだと思いますが?

【NICK】: そうだね。僕たちは1987年に自分たちのレコードレーベルを始めたんだけど、それは信じられないくらい上手く機能したね。おかげで良いファン層を確立出来たし、MARILLION UKツアーの全てのサポートを務めることが出来たからね。さらに、レーベルを立ち上げたことで、安心して仕事に打ち込むことが出来たんだ。レーベルと契約しても、レーベルがバンドに100%を注いでくれるとは限らないからね。
僕は PENDRAGON だだけに集中出来たから、自分たちのプロモーションは全力で行ったよ。80年代、90年代は、ファンレター1通1通に全て個人的に返信していたし、ファンクラブも運営していたからね。”Mob” というファンクラブは非常に有用で、勿論ボッタクリのようなこともなかったよ。
僕たちは PENDRAGON をとてもソリッドなファンベースから、とてもソリッドなバンドに育て上げて来たんだよ。そしてファンベースは今も日増しに強固なものとなっているんだ。
メジャーレーベルと契約したバンドの多くは、ヒットを飛ばせなくなるとレーベルがバンドに飽きることに気づくだろうね。レーベルは興味を失いバンドとの契約を破棄するんだ。キャリアを失ったバンドには困難な時が待っているよ。

Q8: In your big discography, which album and song are your favorite?

【NICK】: Phew….I really like Not Of This World because it was emotionally the most powerful album we had made at that point and I like the melodies too. My favourite song , I don’t know , there are a few…. Netherworld from Men Who Climb Mountains, This Green And Pleasant Land from Passion are two favourites.

Q8: では膨大なバンドのディスコグラフィーの中で、最も気に入っているアルバム、楽曲を教えていただけますか?

【NICK】: うーん。僕は本当に “Not Of This World” が気に入っているんだ。というのもあの作品は、あの時点で感情的に最もパワフルなレコードだったからね。メロディーも大好きなんだよ。
楽曲は…どうだろう…何曲かはあるよ。”Men Who Climb Mountains” の “Netherworld” と、”Passion” の “This Green And Pleasant Land” はお気に入りの2曲だね。

Q9: So, Where is the next journey of Pendragon going? I mean, your recent records are very diverse, and sometimes seems to be influenced even modern music like Deftones, Pendulum, and Steven Wilson. You are still full of motivation for creation, aren’t you?

【NICK】: WHATTTT!!!!!! You noticed that???? Nobody has ever picked upon those bands till now! Yes I really like the Deftones and Pendulum. I’m probably more motivated to make music than ever but I like to take my time though, I do not make music to just please a fan base or a factory production line. I make music because it has to be something great, something beautiful, something enlightening, I don’t do it to just try and get famous , ha ha!
I’m always writing music, either in my head or writing lyrics, or playing the guitar or the piano….but I’m very slow at it! It’s funny, you would think the more time goes on the more bored I would become with it, but it is the opposite, I want to be able to create more things, more new things all the time.

Q9: 最後に、PENDRAGON がこれから目指す場所はどこでしょう?近作では、DEFTONES や PENDULUM からのモダンで多様な影響も感じられます。まだまだ創作意欲は尽きないようですね?

【NICK】: 何だって?!?!そこに気づいたの???今日までそういったバンドの名前を挙げた人は居なかったよ!まさに僕は DEFTONES と PENDULUM が本当に大好きだし、おそらく今までよりもさらに音楽の創作意欲は上がっているね。ただ、僕はファンベースやファクトリーを喜ばせるためだけに音楽を作る訳じゃないよ。僕が作る音楽は、偉大で美しく、喜びに満ちたものにならなくてはいけないね。有名になるためにやる訳じゃないんだから(笑)。
僕はいつも音楽を書いているんだ。それは頭の中でだったり、歌詞だったり、ギターやピアノを弾きながらだったりするんだけど…とにかく仕事が遅いんだよ! 面白いことに、君たちは時間をかければかけるほど、僕は飽きているんじゃないかと思うだろうけど、逆なんだ。もっと多くのものを創作したいし、新しい試みを試したいんだ。いつだってね。

FIVE ALBUMS THAT CHANGED NICK’S LIFE

PINK FLOYD “DARK SIDE OF THE MOON”

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GENESIS “TRICK OF THE TAIL”, “THE LAMB LIES DOWN ON BROADWAY”

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CAMEL “MOONMADNESS”

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PAT METHENY GROUP “FIRST CIRCLE”

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TEARS FOR FEARS “SEEDS OF LOVE”

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Most of these albums are from when I was younger, as with most people. I believe it is because when we are young we are more receptive to dream crazy dreams, as we get older we get more cynical. Most music from our teens is embedded in our soul!

MESSAGE FOR JAPAN

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こんにちは、日本からの皆さん、すぐに最初のコンサートを楽しみにしています!
Kon’nichiwa, Nihon kara no minasan, sugu ni saisho no konsāto o tanoshiminishiteimasu!

NICK BARRETT

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PENDRAGON 来日の詳細はこちら MARQUEE Inc.
PENDRAGON Facebook Page
PENDRAGON Official Site

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NEW DISC REVIEW + INTERVIEW 【BAROCK PROJECT : SKYLINE】


EXCLUSIVE: INTERVIEW WITH LUCA ZABBINI OF BAROCK PROJECT !!

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GREAT ITALIAN NEO-PROG BAND, BAROCK PROJECT HAS JUST RELEASED DYNAMIC & BEAUTIFUL NEW ALBUM SKYLINE !!

イタリアの次世代プログロックバンド、BAROCK PROJECT が新作 “SKYLINE” をリリースしました。
ご承知の通り、過去のタイトルばかりを漁って聴かなければならないプログロック冬の時代は終焉を迎えています。DJENT、アトモスフェリックな要素を配したモダンプログメタルは世界的な人気を博していますし、所謂ネオプログなどとも称される過去のプログロックを現代的に解釈した次世代のプログロックバンドも続々と登場しています。PORCUPINE TREE, ANEKDOTEN を筆頭に、BIG BIG TRAIN, MOON SAFARI, HAKEN, RIVERSIDE といったバンドたちの躍進は目を見張るものがありますね。
今回扱うイタリアの新星 BAROCK PROJECT も彼らに続く才能だと思います。”SKYLINE” は確実に彼らの最高傑作でしょう。制作中にベーシストが脱退していますが新しいギタリスト、ドラマーを加えて、ボーカル、ギター、キーボード、ドラムという四人編成で送り出す今作は ELP, GENESIS といったプログロックジャイアント達へのラブレターであり、同時に洗練されたモダンなサウンドも兼ね備えています。
GENESIS など数多の名作でアートワークを手掛けてきた PAUL WHITEHEAD がジャケットを担当、同郷の偉大な先輩 NEW TROLLS の VITTORIO DE SCALZI がゲスト参加という話題性も充分な “SKYLINE” ですが、特筆すべきはやはりキーボーディストでコンポーザー LUCA ZAPPINI の KEITH EMERSON 譲りのダイナミックな演奏と、ハードなエッジとキャッチーさを巧に取り入れた作曲術でしょう。
例えば以前インタビューを行った MOON SAFARI にも言えることですが、決してプログロックという枠のみに留まらずより多くのリスナーにアピールするであろう方向性を模索し高いレベルで提供する彼らの意識と実力は、間違いなく人気とセールスという報酬に結実すると信じます。実際、”SKYLINE” は “THE BOOK OF LIFE” という大曲にライブテイクをボーナストラックとして加え、曲順も変更した上で MARQUEE/BELL ANTIQUE より日本盤がリリースされました。更なる快進撃、来日も期待できそうですね。
彼らはメンバー全員がイケメンという極めて貴重なプログバンドなのですが、中でも一番のイケメン LUCA ZABBINI がインタビューに答えてくれました!!

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NEW DISC REVIEW + INTERVIEW 【SYLVAN : HOME】


EXCLUSIVE: INTERVIEW WITH SYLVAN !!

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 GERMAN NEO-PROG BAND SYLVAN SET TO RELEASE AWESOME CONCEPT ALBUM “HOME” ON 2/17 !!

【PRE-REVIEW “HOME”】

ドイツの NEO-PROG バンド SYLVAN が 2/17 に新作 “HOME” を発売します。”POSTHUMOUS SILENCE” 以来のフルコンセプト作 77分。前作 “SCENERIES” は90分のダブルアルバムでしたがそれに勝るとも劣らない濃密さです。”NOT FAR FROM THE SKY” の美しいストリングスに導かれてある女性の物語は幕を開けます。TOOL のような無機質なクリーンリフから一転、MARCO の個性的な歌唱力を最大限に生かしたドラマティックな “SHADE OUT OF CLOUDS” は早くもアルバムのハイライト。それと対を成すような 10 分の大曲 “IN BETWEEN” には KORN のような激しさがあります。と同時に中盤の昔 DREAM THEATER が持っていたような景色の浮かぶような展開は見事です。ディレイを駆使したギターワークや同じ歌詞を少しずつ音程を変えて歌い続ける手法がまるで U2 な “THE SOUND OF HER WORLD”。”SHINE” は今作のファーストシングル。COLDPLAY のシングルだと言われても違和感がないほどラジオフレンドリーでキャッチー。溢れ出るエモーションの量がハンパなくてエモウターも壊れる程です。シアトリカルで劇場形の2曲を挟んでアルバムはピアノとシンセサイザーが非常に美しいドラマティックな “HOME” で終幕を迎えます。”SHAPE OUT THE CLOUD” のメロディーを再登場させながら余韻を引きずるように77分の物語は幕を閉じました。極上の77分。もちろんテクニカルなシュレッドやエキサイトメントを求める向きにはオススメしませんがメロディーやアトモスフィアの質、ドラマ性の高さは DREAM THEATER, PORCUPINE TREE の良いとこ取り以上の何かがあると言っても過言ではないと思います。

RATING 9,5 / 10

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