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NEW DISC REVIEW + INTERVIEW 【DHARMA (達磨樂隊) : BHAISAJYAGURU】


EXCLUSIVE: INTERVIEW WITH JACK OF DHARMA 達磨樂隊 !!

“Chthonic Uses Political Music To Let The World Know Taiwan, We Want To Change The World With Faith.”

WHEN MANTRA MEETS METAL

台湾・台中 – 1月の土曜日の夜、観客は耳をつんざくようなリフを期待した。
黒服を着たメタル・バンドのメンバーは、コンサート・ホールの巨大なアンプの色とマッチしていた。しかし、異彩を放つメンバーが一人。頭を剃り、宗教上の伝統的なオレンジのローブを身にまとった仏教の尼僧がメンバーの中に入っていたのだ。
台湾の仏教メタルバンド、DAHRMA 達磨楽団のメンバーであるミャオ・ベンさん(50歳)。彼女が、ゴシック・メイク、死神のローブ、偽の血をまとった他のメンバーのとなりに立つと、対照的な光景か広がる。控えめに言ってもメタル世界には異色の存在。「伝統的な人々にメタルと仏教の融合を説明するためには、本当に準備をしなければならないわ。」
「最初にメタルを聞いたときは受け入れがたいと思ったけど、彼らのコンサートに参加してからは、美しいメロディーがあるし、何よりバンドの情熱に感動したの。森の中の寺院で静かに歌うことを好む、台湾の伝統的な信者からは反対の声も上がっているけれどね。DAHRMA はその壁を割るような和音が、音楽的にも精神的にも宗教と合っているの」

ミャオはギターの音が鳴り響く中で儀式の鐘を鳴らす。そして9人の修道女と一緒にパフォーマンスのオープニングに参加し、3人のギタリストがステージに上がる前に経典を読みきかせる。
ミャオ・ベンによると、彼女は昨年、かつての同級生を通じて台北のドラム指導者でバンドの創始者でもあるジャック・タンと知り合ったそうだ。彼女が DAHRMA に参加したのは、メタルが台湾の若い人たちと信仰を結びつけてくれると思ったからだという。
「少しずつでも受け入れてもらえるようになるのではないでしょうか。」
2017年には、台湾にある4,000の仏教団体のうち、最大の4つを含むできるだけ多くの仏教団体を訪問するようになった。長い黒髪とスペックを持つジャック・タンは、仏教とメタルをミックスするという彼の計画が誰をも怒らせないことを確認したかった。歌詞は僧侶や尼僧のように唱えられ、暴力的なメタルのテーマは意図的に避けている。
「俺たちは意味のあるチャントを選ぶ。大きな音で邪悪なものを追い払うためにね。」
仏教徒の中には、信仰と音楽のジャンルが精神的に合うかどうか疑問を持つ人もいたが、彼のメタルとマントラの融合に反対する団体はないという。
ジャックはずっと「オルタナティブなことをしたい」という気持ちを持っていたという。16年前にチベット仏教の音楽を聴いたとき、それが最終的に自分のメタルにおける使命になることを知った。そして彼は台湾の小さなメタルシーンから同じように熱狂的なメンバーを集めたのだ。
リードギタリストのアンディ・リンは、敬虔な父親のもとで仏教寺院に通い、経典を読みながら育ったため、今では歌詞に最適なマントラを選ぶことができるようになった。
リード・シンガーのジョー・ヘンリーは38歳のカナダ人で、大学のルームメイトの勧めで2005年に台湾に移住し、その1年後にドラマーの創設者と出会う。彼は他の仕事のストレスを和らげるためにバンドに参加したが、DAHRMA の歌詞を学ぶうちに、キリスト教から仏教へと改宗し、今ではこの場所を “避難所” と呼んでいる。
台湾内務省のデータによると、人口の35%にあたる約800万人の台湾人が仏教徒である。デビュー EP “BHAISAJYAGURU” が世界を変える。

DHARMA “BHAISAJYAGURU” : 10/10

LA TIMES:This is what happens when a Buddhist nun joins a heavy metal band

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