EXCLUSIVE: INTERVIEW WITH GUILLAUME CAZALET OF NEPTUNIAN MAXIMALISM !!
“The Idea Comes From The Fact That a Scientific Community Agrees That If Humans Had Not Occupied The Leading Place In The Food Chain, Then Probably It Would Be The Elephants Who Would Occupy Our Place.”
DISC REVIEW “EONS”
「もし人間が食物連鎖の頂点を占めていなかったとしたら、おそらく象が我々の場所に位置するという科学的なコミュニティも同意した事実から来ているんだけどね。」
叡智を育むゾウの生命に支配される地球の風景。避けがたきホモ・サピエンスの破滅を受け継ぐポスト・ヒューマンの存在。それはベルギーの実験音楽集団 NEPTUNIAN MAXIMALISM が思い描くディストピアな未来です。
「マキシマリズムという概念は、芸術の歴史に直結しているよ。それはまず、無駄を省いたミニマリズム(”less is more”)への反発であり、20世紀の現代美術に強い影響を与えた工業生産コードの回復が、アート市場の堕落を許したことに起因しているんだ。つまり、今日のアートが直面しているこの人間原理、アントロピアに対抗するためには、逆の意味を喚起する何かが必要だったんだよ。それは、現在の市場にある多くの芸術作品が示す安易さに反発して、より多くの仕事、より多くの音楽的レイヤー、さらなる寛大さへと向かうことが必要だったのさ。」
ミニマルな機能美が崇拝された20世紀へのアンチテーゼとして最大限の趣向、装飾、音数が注がれた3枚組2時間超のアルバム “Éons” は、儀式的なドローンのファンファーレで壮大な終末を手招きし、他の動物が高度な知性を得る未来への招待状。海王星の最大主義者を名乗る集団は、宇宙線に魂を貫かれ、自らの分子が散乱し、宇宙の広がりに飲みこまれるような体験を当然のように提供します。
「”サピエンス” という地位に到達するための動物の能力に気づいて欲しかったからなんだ。
言い換えれば、動物は潜在的な “人間” であり、そうなるのも時間の問題なんだ。だからこそ、僕たちは動物を対等な存在として考えなければならないよね。人間が進化の過程で非常にユニークな存在であると考えるのは間違いだと判明している。進化の過程が非常に長く(ホモ・サピエンスでは約30万年)、他の種でそれを観察する時間がなかったからわからなかっただけなんだよ。」
人類は特別な存在ではない。ただ他の動物より早く進化を遂げただけ。その主張と同様に、NEPTUNIAN MAXIMALISM の音楽は前人未到です。メタルとドローンの領域に足を踏み入れ、前衛ジャズの混沌とした自由を謳歌し、トライバルで異質な触手を持つこのグループのサウンドは、連続的な渦巻きの宇宙的ハイブリッドというべきものかも知れませんね。
もちろん、メタル世界は過去40年の間にジャズの血脈をしばしば取り入れてきました。CYNIC のコズミックなプログレッシブデス、PANZERBALLETT の迷宮と技巧、SHINING の異端。しかしかし、”Éons” はそんなユニークなアプローチの末裔というよりも、劇的な再解釈であると言えるでしょう。ジャズメタルではなく、ドゥームジャズでもなく、むしろ神秘的でオリンポス火山のようなドローンノワール。
「最初、僕とルチアーノ(I、Voidhanger Records)は金子富之のこの作品にすっかり惚れ込んでしまったんだ。そのサイケデリズム、配色の多さ、複雑さ、空間の彩度などなどにね。僕たちの音楽に響くものがたくさんあったんだよ。特に怒りに満ちた複数の顔と犠牲になる牛の頭は、確かに我々の宇宙論と関係があったんだよ。」
“大威徳明王の大太鼓” でバーストするサックスの嘶きは、しなやかな即効性と強度を持って終末の儀式を開き、脈動するバリトンは渦巻く炎の中心で静かに輪廻からの解放を誘います。それは、128分の広大で予測不可能な宇宙の凛とした箱庭。
「ジャズかメタルかだって?それは君たちが考えることだよ。まあ僕にとっては、ヘヴィートライバル、時々はオペラドローンと言えるかな。」
世間一般の定義では “メタル”ではありませんが、NEPTUNIAN MAXIMALISM は、あらゆるジャンル、あらゆる意味での重力とヘヴィネスを想起させる絶対的に巨大なブラックホールを生み出しています。
“NGANGA – Grand Guérisseur Magique de lre Probocène” のひりつくようなグルーヴ感とリズム感、”PTAH SOKAR OSIRIS – Rituel de l’Ouverture de la Bouche dans l’Éon Archéen”ではミニマルなドゥームメタルの轟音にホーンが虹彩のカウンターポイントを与え、”ENŪMA ELIŠ – La Mondialisation ou la Création du Monde. Éon Protérozoïque” に至ってはカルトなジャズメタルの生け贄をサイケデリックなラーガロックへと再構成しているのですから。
SUN RA, John Coltrane, EARTH, SUNN O)))、クラウトの化身 EMBRYO, それにインドやアラブのフォークミュージック。”Éons” で想像される世界は、たしかに基本的にはどんなメタルバンドにも備わる暗黒のビジョンであり、荒涼としたファンタジーに満ちています。 しかし、NEPTUNIAN MAXIMALISM のアポカリプスはスピリチュアルで感動的、そして美しく混沌としていて、著しく奇妙なのです。
今回弊誌では、 バリトンギターからシタール、フルート、トランペットと音の自由を謳歌する Guillaume Cazalet にインタビューを行うことが出来ました。「進化したゾウは、彼らの黄金時代の間に動物の太陽都市(HELIOZOAPOLIS)を建立しているんだ。クローサーは、完全な静けさの中で僕たちの有限性を喚起するグループ BONG の歌のタイトルから取られているよ。僕たちの後継となる世界は美しいものになるからね。」 どうぞ!!
NEPTUNIAN MAXIMALISM “EONS” : 10/10
INTERVIEW WITH GUILLAUME CAZALET
Q1: First of all, how did Neptunian Maximalism come to be? What’s the meaning behind your band name?
【GUILLAUME】: Well, at the beginning It’s just free improvised music. I met Jean jaques (Sax) in 2018 when I joined his improvisation lab (Lab’OMFI> One Moment, Free Improv). In March 2018 I organized a residency at HS63 with Jean Jacques on baritone sax, my cousin Pierre Arese (AKSU) and Sebastien Schmit (K-Branding) both on drums. We recorded everything in 2 consecutive days with a concert on the 3rd day: https://neptunianmaximalism.bandcamp.com/album/hs63-a-voodoo-heavy-tribal-experience-live-2018
Then I returned with the tracks that I arranged during 3 intensive months, adding vocals, bass lines or guitar, percussion, sitar, flute. Sebastien came to pose some high vocals and some parts of gongs and Jean Jacques came to record his fabulous sopranino sax track on what constituted our first Ep. The rest gave birth to the Eons trilogy.
So in short, we each have our respective influences, but musical improvisation makes it more the spirits that express themselves through us more than a conscious creation of the ego.
The name is directly related to the zodiac sign of Pisces, ruled by Neptune. Neptune is the planet of dreams, surreal dreams, utopias, mist, blur, indomitable oceanic abyssal depths where reigns an unknown life in the darkness, it is the planet of possibilities and therefore of the power, of everything what may happen but which is not yet, all things hidden, occult knowledge, spirituality and mysticism, acute sensitivity and spontaneity, connection to the great cosmic whole.
NNMM marks the end of the zodiac era of Pisces. It is imperative to open up to the Age of Aquarius and understand its teachings. It was therefore necessary to finish in style on this area of 2000 years marked by the delusional utopias of men, to do honor to what is about to give up its last breath.
The idea of “maximalism” is directly linked to the history of art. It is first of all in reaction to minimalism (« less is more »), this twentieth current which strongly influenced current contemporary art whose recovery of industrial production codes allowed the degeneration of the art market. So, to fight against this anthropia that art undergoes today, something was needed that evokes a contrary meaning. It was necessary to go towards more work, more musical layers, more generosity, in reaction to the ease shown by a large number of artistic productions on the current market. “Maximalism” is a saying “to the endist”: MORE IS MORE ! Powerful power of possibilities !
Q1: まずは、NEPTUNIAN MAXIMALISM 結成の経緯、バンド名の由来からお話ししていただけますか?
【GUILLAUME】: まあ、最初の頃は……ただのフリーな即興音楽だったんだ。2018年にインプロラボ(Lab’OMFI>One Moment, Free Improv)に参加したのがきっかけで、Jean jacques(Sax)と知り合ってね。2018年3月には、バリトンサックスの Jean、ドラマーとしていとこの Pierre Arese(AKSU), Sebastien Schmit(K-Branding)の2人を起用し、HS63をオーガナイズしたね。2日連続ですべてを録音し、3日目にはコンサートを行ったんだ: https://neptunianmaximalism.bandcamp.com/album/hs63-a-voodoo-heavy-tribal-experience-live-2018
その後、僕はボーカル、ベース、ギター、シタール、フルートなんかを加えて、3ヶ月間集中してアレンジしたトラックを持ち込んだのさ。Sebastien はハイヴォーカルとゴングのパートをいくつか担当し、Jean Jacques は初の EP のために、素晴らしいソプラノサックスのトラックを録音したんだよ。残りは “Eons” の3部作を誕生させることになったね。
要するに、僕たちはそれぞれに様々な影響を受けている。だけどこうして音楽的な即興演奏をおこなうことは、僕たちを通し自己を表現する上でスピリットをより感じさせるんだ。意識的な創造というよりもね。
バンドの名前は、海王星が支配する魚座の星座に直接関係しているよ。海王星 (Neptune) は、夢、シュールな夢、ユートピア、霧、揺らぎを意味し、暗闇の中に未知の生命が君臨する不屈の大洋を持つ深淵の惑星。つまり可能性の惑星であり、それゆえに力の惑星で、起こるかもしれないがまだ起きていないすべてのこと、隠されたすべてのもの、オカルト的な知識、スピリチュアリティと神秘主義、鋭い感受性と自発性、偉大な宇宙全体と繋がる惑星なんだよ。
NNMMは、魚座の時代の終わりを宣言しよう。水瓶座の時代に心を開き、その教えを理解することが不可欠だろう。故に、最後の息吹をあきらめようとしている者に敬意を表して、2000年間、人間の妄想的なユートピアとされたこの領域のスタイルを終了する必要があったんだ。
マキシマリズムという概念は、芸術の歴史に直結しているよ。それはまず、無駄を省いたミニマリズム(”less is more”)への反発であり、20世紀の現代美術に強い影響を与えた工業生産コードの回復が、アート市場の堕落を許したことに起因しているんだ。
つまり、今日のアートが直面しているこの人間原理、アントロピアに対抗するためには、逆の意味を喚起する何かが必要だったんだよ。それは、現在の市場にある多くの芸術作品が示す安易さに反発して、より多くの仕事、より多くの音楽的レイヤー、さらなる寛大さへと向かうことが必要だったのさ。
“マキシマリズム”とは、”終末論者へ”という意味なんだよ。MORE IS MORE ! 可能性の強力なパワーを!
Q2: Apparently you are predicting the future of the planet, aren’t you? After the fall of humanity, elephants rule the earth. Is this dystopian science fiction? Or is it real?
【GUILLAUME】: In fact, we don’t really predict the future with this story. The idea comes from the fact that a scientific community agrees that if humans had not occupied the leading place in the food chain, then probably it would be the elephants who would occupy our place, with all the intellectual baggage and emotional that this implies. Higher consciousness beings, as depicted in the work of Margueurite Humeau FOXP2. So we used this story to draw attention to the finitude of the human species, the need to move into a new era (which is happening since we are leaving the era of the zodiac of Pisces for that of Aquarius, as evidenced by the global crisis) but above all it was a question of drawing attention to the capacity of animals to reach the status “sapiens”. In other words, animals are potential “humans”, it is only a matter of time. Therefore we must consider them as beings in their own right. It turns out that we are mistaken to think of the human being so unique in his process of evolution. It is only because these processes are extremely long (approx 300,000 years for homo-sapiens) and we have not yet had time to observe it in another species, not to mention that our ecological pressure prevents the potential of animals to express themselves fully. The problem is also related to the way we look at them, our anthropocentric vision. Hence the question do animals think as we think they think?
Q2: あなたたちは、まるで預言者のように、人間が絶滅した後、象が世界を支配すると説いているようですが?
【GUILLAUME】: 実際には、未来を予測しようって訳じゃないんだ。そのアイデアは、もし人間が食物連鎖の頂点を占めていなかったとしたら、おそらく象が我々の場所に位置するという科学的なコミュニティも同意した事実から来ているんだけどね。
マルグリット・ヒューモーの作品 “FOXP2” に描かれているように、高次の意識を持つ生物は存在する。そこで僕たちはこの物語を、人類の種の有限性、新しい時代への移行の必要性(世界的な危機によって証明されているように、僕たちは魚座の時代から水瓶座の時代へと移行している)に注目を促すために使用したんだけど、何よりも、それは「サピエンス」という地位に到達するための動物の能力に気づいて欲しかったからなんだ。
言い換えれば、動物は潜在的な「人間」であり、そうなるのも時間の問題なんだ。だからこそ、僕たちは動物を対等な存在として考えなければならないよね。人間が進化の過程で非常にユニークな存在であると考えるのは間違いだと判明している。進化の過程が非常に長く(ホモ・サピエンスでは約30万年)、他の種でそれを観察する時間がなかったからわからなかっただけなんだ。
この問題は、動物への見方、つまり僕たちの人間中心的な視野にも関係しているね。それゆえに、動物は僕たちが考えているように考えているのだろうか?という疑問も生じてくるのさ。
Q3: About “Eons”, I was blown away by the artwork first. This is, as the title of the song suggests, the Diitoku-Myoo, right? Why did you choose to use an esoteric Buddhist Myoo for your artwork?
【GUILLAUME】: Yes that’s right. First Luciano (I, Voidhanger Records) and I had a total crush on this work by KANEKO Tomiyuki. Its psychedelism, the many colors, the complexity, the saturation of the space, etc. So many things that resonated with our music. But certainly the wrathful subject with multiple simultaneous faces and the sacrificing bull’s head had something to do with our cosmology. It is that in the West the bull therefore refers .. to the Zodiacal area of Taurus, which brings us back to one of the periods that interests us: Egyptian and Mesopotamian antiquity. In addition, the painting shows the sacrifice of a bull, cut off with a knife. In the West, it is the Greco-Roman sun god Mithra Tauroctone who sacrifices a bull, symbolizing the passage to the Aries area. To finish the hinge represents on the right (the future) a cosmic serpent heading towards a celestial portal. This idea also interests me. First on the artistic level, the presence of a celestial sphere responding to the chaos of the general composition, but also the idea of the other world to which it refers (we are Neptunians). The message is methaphysical and very psychedelic in nature. Cosmic snakes often visit us (or we do visit them) when we take Ayahuasca for example.
Q3: アルバム “Eons” には驚愕しましたよ。まずはアートワークですが、この姿はタイトルにもあるように真言密教の大威徳明王ですよね?
【GUILLAUME】: そうなんだ。最初、僕とルチアーノ(I、Voidhanger Records)は金子富之のこの作品にすっかり惚れ込んでしまったんだ。そのサイケデリズム、配色の多さ、複雑さ、空間の彩度などなどにね。僕たちの音楽に響くものがたくさんあったんだよ。
特に怒りに満ちた複数の顔と犠牲になる牛の頭は、確かに我々の宇宙論と関係があったんだよ。なぜなら西洋では雄牛は、牡牛座の星座をイメージさせ、興味深い時代に想いを馳せることができるからね。エジプトとメソポタミアの古代さ。
さらに、この絵には、ナイフで切り落とされた雄牛の生け贄が描かれている。西洋では、牡羊座の領域への通過を象徴する雄牛を生け贄に捧げるのは、グレコ・ローマの太陽神ミストラ・タウロクトンなんだ。
ヒンジを完成させるために、右(未来)には、天のポータルに向かっている宇宙の蛇が描かれている。このアイデアにも興味があるね。
Q4: In that sense, are you heavily influenced by traditional Japanese and Asian culture?
【GUILLAUME】: Personally, recently finally. It is through Indian culture that I come more and more. In the end, I don’t know the Japanese gods quite well, but this Diitoku-Myoo is found in Indian culture in the form of VAJRABHAIRAVA. But I am very clearly influenced by music from outside Europe, and more precisely Indian and Arab music for example. But there seems to be a lot to dig into Japanese culture !
Q4: そういった意味で、あなたたちは日本やアジアの文化から大きな影響を受けているのでしょうか?
【GUILLAUME】: 個人的に、最近、遂にって感じかな。インド文化を通して、どんどんハマっているよ。結局、僕は日本の神々のことはよく知らないんだけど、この大威徳明王はインド文化の中にVAJRABHAIRAVA (ヤマーンタカ) という形で存在しているんだ。
僕はヨーロッパ以外の音楽、より正確には例えばインドやアラブの音楽の影響を受けていることが非常にはっきりしているからね。でも、日本の文化にはまだまだ掘り下げていくべきことがたくさんありそうだね。
Q5: At two hours and eight minutes, a triple album is almost unheard of, but how did you manage to make it so long?
【GUILLAUME】: It just happened. It’s the fruit of free improvisation, but it’s also 3 months of intensive production in my home studio, 7 days a week. At the beginning I thought to release 3 albums one after the other but Luciano to propose to release all 3 at once. Rich idea !
Q5: デビュー作から、2時間8分の3枚組アルバムなど、ほとんど前代未聞ですよね?
【GUILLAUME】: たまたまそうなったんだ。フリーなインプロビゼーションの結果なんだよ。同時に、不休で臨んだ3ヶ月に及ぶ僕のホームスタジオでの集中したプロダクションの成果でもあるね。
最初は一枚づつ段階的にリリースしようと考えていたんだけど、Luciano が同時のリリースを望んだんだ。リッチなアイデアだよね!
Q6: The album is divided into three chapters: “To The Earth”, “To The Moon” and “To The Sun”. What stories are told in each chapter?
【GUILLAUME】: The first chapter tells about the creation of the Earth, the reign of the first giant mushrooms having created the soil conducive to the germination of plants, the appearance of the first forms of life and their survival strategies.
The second chapter tells about the world during the homo-sapiens domination. Its rituals, its culture, the dark forces that inhabits it, but also its quest for knowledge, and finally the awareness of the need to bury homo-sapiens-sapiens to make room for homo-sensitis: man who knows he does not know. Which will lead to the greatest genocide of humanity, that of the ego.
The third chapter tells about a world where man has been discreet and which has given way to animals with higher consciousness. We are therefore in a new era, a new eon: the “Eon Evaísthitozoïque” based on sensitive intelligence, notably evolved elephants (Probocene) during their golden age (flamboyant) having erected animal solar cities (HELIOZOAPOLIS) . To finish the last title is taken from the title of a song by the group Bong which perfectly evokes our finitude in a total serenity, because the world which will succeed us will be beautiful.
Q6: アルバムは “To The Earth”, “To The Moon”, “To The Sun” という3つのパートに分けられていますね?
【GUILLAUME】: 第一章では、地球の創造、植物の発芽を助長する土壌を作った最初の巨大なキノコの治世、最初の生命体の出現とその生存戦略について説明しているよ。
第二章は、ホモサピエンスの支配下にあった世界について書かれているよ。その儀式、その文化、それに生息するダークな力だけでなく、知識のための探求、そして最後に、ホモ-センティス (増感人間) のための場所を作るため、ホモ-サピエンス-サピエンスを埋葬する必要性が認識される。これは、人類の最大の大虐殺となり、まさにエゴだよね。
第三章では、人間が滅び行き、より高い意識を持つ動物に道を与えた世界について語っている。我々は、新しい時代、新しい “Eon” に到達したんだ。”Eon Evaísthitozoïque” 敏感な知性に基づいて、特に進化したゾウは、彼らの黄金時代の間に動物の太陽都市(HELIOZOAPOLIS)を建立しているんだ。クローサーは、完全な静けさの中で僕たちの有限性を喚起するグループ BONG の歌のタイトルから取られているよ。僕たちの後継となる世界は美しいものになるからね。
Q7: By the way, I don’t know of any other music that combines Sun Ra, John Coltrane, EARTH and SUNN O)))). Is this metal? Or is it jazz?
【GUILLAUME】: This is what you think it is. For me it’s heavy tribal, and at times an opera drone.
Q7: それにしても、SUN RA, John Coltrane, EARTH, SUNN O))) が共存する音楽など、はじめて聴きましたよ。これはメタルですか?それともジャズなんでしょうか?
【GUILLAUME】: それは君たちが考えることだよ。まあ僕にとっては、ヘヴィートライバル、時々はオペラドローンと言えるかな。
Q8: Your home country, Belgium, is in trouble right now because of the pandemic. I am very worried. Your fellow countryman, Amenra, told me that they uses English, Flemish and French to describe the feelings and situations. How about you?
【GUILLAUME】: Yes it gets tiring here. In our music I use a homo-sapiens proto-language designed by researcher Pierre Lanchantin as well as Kurdish behdini on the title The Conference Of The Stars. If not a little English, and in project: French, Enochian, Indian for example. There remains the idea of developing our own language with its own sintax, its own concepts, but that’s for later …
Q8: 同郷の AMENRA にインタビューを行った時、彼らは英語、フランス語、フレミッシュを感情や場面によって使い分けていると語っていました。
【GUILLAUME】: そうなんだ、ベルギーは三ヶ国語が話されていてね。僕たちの音楽では、研究者 Pierre Lanchantinによって設計されたホモサピエンス原語を使用しているだけでなく、クルド語の behdini も “The Conference Of The Stars” のタイトルに使用している。
ほとんど英語はなく、フランス語、エノク語、例えばインド語のプロジェクトだからね。独自の概念を持つ独自の言語を開発するというアイデアも残っているけど、それは後のお楽しみさ。
FIVE ALBUMS THAT CHANGED GUILLAUME’S LIFE
AUTECHRE “DRAFT 7.30”
KANATHE “CAPTURE & RELEASE”
DIAMANDA GALAS “THE LITANIES OF SATAN”
USTAD ASAD ALI KAHN
JUTE GYTE “RESPICE FINEM”
Yes, sure. First I remember Draft 7.30 from Autechre, I didn’t know what to think. I was flabbergasted. Enusite I made the same face when I discovered Capture & Release of Kanathe. Appalling. Then followed a double revolution, the simultaneous discovery of Litanies de Satan by Diamanda Galas and even more the music of Éliane Radigue. More recently it’s Indian music (and Gamelan) (vocals, sitar, surbahar, Rudra Veena, etc), but I don’t have any particular album, except musicians like Ustad Irshad Khan & Ustad Imrat Kahn, Shubah Mudgal , Kaushiki Chakraborty, Pandit Mallikarjun Mansur. But the first meeting was with Ustad Asad Ali Khan’s live on Youtube. Otherwise my last ultimate crush to date is for JUTE GYTE, microtonal black metal.