NEW DISC REVIEW + INTERVIEW 【MORS PRINCIPIUM EST : DARKNESS INVISIBLE】JAPAN TOUR 26′


EXCLUSIVE: INTERVIEW WITH VILLE VILJANEN OF MORS PRINCIPIUM EST !!

“When we started, we just wanted to make melodic death metal. We did not want to sound exactly like some other band, so maybe that is one reason. But I guess our songwriters just wanted to write songs the way we have done.”

DISC REVIEW “DARKNESS INVISIBLE”

「結成当初は、ただメロディック・デスメタルを作りたかったんだ。ただ、他のバンドと同じようなサウンドにはしたくなかった。それがテクニカルになった理由のひとつかもね。このバンドの歴代のソングライターたちは、そうして僕らがやってきたように、テクニカルな曲を書いていきたかっただけなんだと思う」
メロデス始まりの地、イエテボリから少し離れたフィンランド。彼の地もまた、メロデスを牽引した重要な場所のひとつであるだけでなく、より革命的なメロデスを生み出したと OMNIUM GATHERUM のインタビューにて記しました。AMORPHIS とカレワラの奇跡的な邂逅は、後のフィンランドのメロデス世界に “個性的である” ことを運命づけたとも言えます。CHILDIEN OF BODOM, OMNIUM GATHERUM、そして最近の BRYMIR までフィンランドのメロデスは、それぞれステレオタイプとは異なる並外れた個性を持って戦ってきました。
MORS PRINCIPIUM EST もそんなフィンランドの綺羅星のひとつ。彼らの個性は、激烈なデスメタルに、ハイパー・メロディックでウルトラ・テクニカルな冷気を吹き込むことでした。
「僕にとっては、どのアルバムも特別だよ。 それぞれのアルバムがなければ、僕らはここにいなかったし、”Darkness Invisible” というアルバムもなかっただろうからね。でもそうだね、このアルバムにはファースト・アルバムからの影響もあるけど、新しいアルバムからの影響もあると思う」
古のメタル・ファンにとって、そんなフィンランドの冷気と冷徹の洗礼を存分に浴びたのが、デビュー作 “Inhumanity” であり、名作 “The Unborn”, “Liberation = Termination” だったのです。当時のギター・チームが脱退し、Andy Gillion というメロデス・シュレッド・マシンを得て、MORS PRINCIPIUM EST は荘厳シンフォニックな要素も加えながらさらに飛翔。Gillion を失うも、黄金のギター・チーム、そしてほぼオリジナル・メンバーが復帰して最新作 “Darkness Invisible” が完成を見たのです。そうして、今回のインタビューイ、バンドの首領 Ville Viljanen が語る通り、アルバムは初期と後期の完璧なる融合、MPE 集大成ともいえる傑作に仕上がったのです。
“Of Death” と “Venator”、開幕の二連撃から我々は、Jori Haukio のメカニカルかつ抒情的なシュレッドに “Liberation = Termination” の影を見ます。そうして、牧歌的なインタルードを挟んで押し寄せる、中盤の威風堂々たるドラマティシズムに我々はただ圧倒されるのみ。近年の耽美と荘厳で磨き抜かれた初期の激情と慟哭は、狂おしいまでにフィンランドの風を運び、リスナーに北欧のカタルシスを届けるのです。そう、彼らの個性はもはやフィンランドの秘宝。
今回弊誌では、ボーカリスト Ville Viljanen にインタビューを行うことができました。「メロデスは以前ほど人気がなかったり、他のジャンルほど人気がなかったりするかもしれないのはたしかだ。それでも今でも必要とされているし、求められていると思う。僕たちが演奏を続けているのは、ただメロデスを演奏するのが楽しいからなんだ」 来日も決定!どうぞ!!

MORS PRINCIPIUM EST “DARKNESS INVISIBLE” : 10/10

INTERVIEW WITH VILLE VILJANEN

Q1: You are coming back to Japan for the first time in a long time! First of all, please tell us how you are feeling right now. Is there anywhere you would like to go in Japan?

【VILLE】: Hi. Yeah, we are finally returning to Japan, after 7 years. We are feeling great about it. I have always loved Japan and Japanese people. There are many places I would like to visit in Japan, too many to mention. I am just happy I get to visit Osaka and Tokyo again..

Q1: 本当に久しぶりに日本に帰ってきますね! まずは今のお気持ちを聞かせてください。 日本で行きたいところはありますか?

【VILLE】: 7年ぶりにようやく日本に戻ることができる。 最高の気分だよ。僕はずっと日本と日本人が大好きだった。日本には行ってみたいところがたくさんあって、挙げきれないほどだよ。 また大阪と東京を訪れることができることを、ただ嬉しく思っているんだ。

Q2: Japan is one of the most popular melodeath countries in the world, and many great melodeath bands have come out of here. It seems that the love of dark and sad melodies is in common with Scandinavia, would you agree?

【VILLE】: It seems to be so, yes.

Q2: 日本は世界で最もメロデスが人気のある国のひとつで、多くの素晴らしいメロデス・バンドがここから生まれています。 ダークで切ないメロディーを愛するところは、北欧と共通しているように思いますよ。

【VILLE】: そうだね、そう思うよ。

Q3: When the history of melodeath began in the early 90’s, there were no amazingly “technical” bands. That is why MPE has become so special. Why did you decide to bring your phenomenal shred and technique to melodeath?

【VILLE】: I really don’t know. When we started, we just wanted to make melodic death metal. We did not want to sound exactly like some other band, so maybe that is one reason. But I guess our songwriters just wanted to write songs the way we have done.

Q3: メロデスの歴史が始まった90年代初頭には、驚くほど “テクニカル” なバンドは存在しませんでしたね。だからこそ、MPEは特別な存在になったと感じています。なぜ、あなたは驚異的なシュレッドとテクニックをメロデスに持ち込もうと思ったのですか?

【VILLE】: 本当にわからないんだよね。結成当初は、ただメロディック・デスメタルを作りたかったんだ。ただ、他のバンドと同じようなサウンドにはしたくなかった。それがテクニカルになった理由のひとつかもね。このバンドの歴代のソングライターたちは、そうして僕らがやってきたように、テクニカルな曲を書いていきたかっただけなんだと思う 。

Q4: In this day and age, some people say that melodeath is outdated, rustic, or unpopular. What do you think about those words? Why do you keep playing melodeath?

【VILLE】: Well, it is quite clear, that atleast it is not unpopular, as there are still many people listening to melodeath and buying melodeath albums. If it would be totally unpopular, I don’t think we would be playing in Japan either, or in any other places.
But yes, maybe it is not as popular as it used to be, or not as popular as some other genres, but I think it still is needed and wanted. We keep playing it because we enjoy playing it.

Q4: 今の時代、メロデスは時代遅れだとか、田舎くさいだとか、不人気だとか言う人もいますね。それでも、なぜあなたはメロデスを演奏し続けるのですか?

【VILLE】: まあ、少なくともメロデスを聴いている人、メロデスのアルバムを買っている人がまだたくさんいるのだから、不人気ではないことは明らかだよな。もしまったく人気がなかったら、日本や他のどの場所でも演奏していないと思うしね。
でも、そうだね、以前ほど人気がなかったり、他のジャンルほど人気がなかったりするかもしれないのはたしかだ。それでも今でも必要とされているし、求められていると思う。僕たちが演奏を続けているのは、ただメロデスを演奏するのが楽しいからなんだ。

Q5: In recent years, Andy Gillion, who was considered one of the key figures in MPE, left the group and the early golden guitar team of Jori Haukio and Jarkko Kokko returned. How did this major change come about?

【VILLE】: Mr Gillion was in fact a key figure in MPE, during his time. It was time for Mr Gillion to leave and luckily Jori and Jarkko felt like they wanted to return to MPE.

Q5: 近年、MPEの中心人物の一人と目されていた Andy Gillion が脱退し、Jori Haukio と Jarkko Kokko の初期の黄金ギター・チームが戻ってきましたね。この大きな変化はどのようにして起こったんですか?

【VILLE】: Mr. Gillion は実際、MPEの中心人物だったよ。 彼の時代の間はね。Mr. Gillion が去る時が来たけど、幸運にも Jari と Jarkko はMPEに戻りたいと感じていた。だからすべてが上手くいったね。

Q6: So, “Darkness Invisible” is really great album! “Of Death”, “Venator” and “Beyond the Horizon” will remind many people of “Liberation = Termination”! Is that album still special for you?

【VILLE】: Every album is special. Without each album, we would not be here and there would not be “Darkness Invisible” album.
We had to write all the previous albums to be able to write “Darkness Invisible” album. I think it is quite impossible not to write music that would not remind of some other previous albums, especially when the song writer is the same and he is still writing the same genre music..

Q6: “Darkness Invisible” は本当に素晴らしいアルバムですね! “Of Death”, “Venator”, “Beyond the Horizon” といった楽曲は、多くの人に名作 “Liberation = Termination” を思い出させることでしょう! あなたにとって、あのアルバムは今でも特別ですか?

【VILLE】: 僕にとっては、どのアルバムも特別だよ。 それぞれのアルバムがなければ、僕らはここにいなかったし、”Darkness Invisible” というアルバムもなかっただろうからね。
言い換えれば、”Darkness Invisible” というアルバムを書くためには、これまでのすべてのアルバムを書かなければならなかったわけだ。以前のアルバムのいくつかを想起させない作品を書くなんて不可能だよ。特に、ソングライターが同じで、同じジャンルの音楽を書いている場合はなおさらだ。

Q7: However, there are also plenty of symphonic parts on this album, such as “Seven”. Rather than a return to the roots, it seems to me that this album is more like a culmination of MPE, would you agree?

【VILLE】: I think this just was the natural way of continuing and I think Jori just wrote what he felt was right.
But yes, I think this album has influences from the first albums but also influences from the newer albums.

Q7: 初期の面影が濃い一方で、このアルバムには近年の “Seven” のようなシンフォニックなパートもたくさんありますね。原点回帰というよりは、MPEの集大成のようなアルバムに仕上がっているように思いますが?

【VILLE】: このアルバムは自然な形で続いていったと思うし、 Jori はただ自分が正しいと思う曲を書いたんだと思う。
でもそうだね、このアルバムにはファースト・アルバムからの影響もあるけど、新しいアルバムからの影響もあると思う。

Q8: Mors Principium Est means “Death is just the beginning” in Latin. And the album also opens with the song “Of Death”. In a world where death, violence, and division have become the norm, what can heavy metal do?

【VILLE】: Actually it means, “Death is the beginning”. There is no “just” word in it. 🙂 Heavy metal can still keep going and continue to be heavy metal.

Q8: “Mors Principium Est” とは、ラテン語で “死は始まりに過ぎない” という意味ですね。そして、このアルバムもまた “Of Death” という曲で幕を開けます。そうした死、暴力が常態化した世界で、ヘヴィ・メタルには何ができるのでしょうか?

【VILLE】: Mors Principium Est とは、”死は始まり” という意味だ。 そこには “すぎない” という言葉はないよ。ヘヴィ・メタルはこれからもまだ続けることができるし、メタルであり続けることができる。

FIVE ALBUMS THAT CHANGED VILLE’S LIFE!!

Helloween “Keeper of the Seven Keys”

Metallica “Kill ‘em All”

At the Gates “Slaughter of the Soul”

Hypocrisy “Abducted”

Megadeth “Countdown to Extinction”

MESSAGE FOR JAPAN

I do like some Japanese series, like for example “Alice in borderland”. My oldest daughter loves Japanese anime. Finally I hope to see many people at out Japanese shows and lets have a great time together!

日本のシリーズものが好きなんだ。例えば、”今際の国のアリス” とかね。 長女は日本のアニメが大好きなんだ。 最後に、日本のライブでたくさんの人に会って、一緒に楽しい時間を過ごしたいと思うよ!

VILLE VILJANEN

来日公演の詳細はこちら。Evoken de Valhall Production

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