PICK UP ARTIST 【THE SAMUEL JACKSON FIVE】


 

夏だ!サマーだ!ポストロックだ!!

このクソ暑い中重い音楽ばかり聴いていては確実に体を壊します。熱中症まっしぐらです。たまには涼しいポストロックでも聴いて体を冷やしましょう。でもポストロックって似たような感じのものが多くて刺激がないんだよなあ・・・とお嘆きのあなたにはこのバンドをオススメします。ノルウェー出身の5人組で先頃EPをリリースしたTHE SAMUEL JACKSON FIVEです。

【SEASONS IN THE HUM】

このアートワークも美しい新作”Seasons In The Hum”は2011年にリリースされた”Mid-Fi Winter Wonderland EP”の曲をアレンジし直して再録音したものと未発表曲を合わせたもので企画版のような側面があります。ただそれ故中途半端な内容かと言えば決してそうではありません。むしろ異なった時期に書かれた曲を集めた事で彼らの特徴である奔放性、多様性を際立たせる結果となりました。サイケ、プログ、アンビエント、ジャズにフォークと彼らの音楽家としての素養の深さが存分に味わえる好盤です。

【THE SAMUEL JACKSON FIVE】

こちらは2012年S.Tでリリースされた目下の最新オリジナルフル。それまでの彼らの手法、楽曲とは若干距離を置きボーカルも導入した意欲作です。ストリングスを使用したアンビエントな要素は減退しキャッチーなUSインディーロックに接近しつつクリムゾンやイエスのようなプログロックの複雑でヘヴィーな要素も多分に採り入れています。スカンジナビアのピアニストの手法をロックに落とし込んだそうでホーンを使用したJazz+Rockなパートでは同郷のJAGA JAZZISTやSHININGさえ彷彿とさせますね。ノルウェーのグラミー賞受賞者であるTruls Heggero (Lukestar fame)がボーカルでゲスト参加。傑作です。

【EASILY MISUNDERSTOOD】

2012年の作品を聴いて「全然涼しくなんねーただの変態ロックじゃねーか」とお嘆きのあなたにはこちらはいかがでしょうか。向日葵のようなアートワークも夏らしい2005年作”Easily Misunderstood”です。ホーンやストリングスも絡めてあくまでもポストロックの情景美を主眼に置いて製作されています。まだ荒さも感じられる演奏はプログロックの影響も感じさせますがスリリングというほどアツくはなくむしろ現在のマスロックの先駆けと言えるかもしれませんね。最後にバンドからメッセージを頂きました。

【MESSAGE FOR JAPANESE FANS】

Japan has a solid fan base of SJ5, about a quarter of the orders were shipped over there, it’s always awesome for European bands to know this side of the world appreciates their music.Thanks!!

日本には確固としたSJ5のファンベースがあるんだ。実際オーダーのほとんど1/4は日本からなんだ。ヨーロッパのバンドにとってそんな遠くの国の人たちが音楽を評価してくれているというのは大きな励みになるよ。ありがとう!!

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