タグ別アーカイブ: Dream pop

NEW DISC REVIEW + INTERVIEW 【ASTRONOID : AIR】


EXCLUSIVE: INTERVIEW WITH BRETT BOLAND OF ASTRONOID !!

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Five Piece From Massachusetts, ASTRONOID Has Just Released Their Phenomenal Debut Full-Length “Air” !! “Dream Thrash” Reaches New Realm Of Metal Music !!

DISC REVIEW “AIR”

ミュージックシーンには、時にリスナーの想像を遥かに超えて、ジャンルの壁を平然と、無慈悲なまでに叩き壊すような存在が現れます。マサチューセッツを拠点とし、”Dream Thrash” を指標する5人組 ASTRONOID はまさにそういったバンドでしょう。彼らが Blood Music からリリースしたデビューフルレングス “Air” は、メタルシーンのトレンドを左右しかねないほどの傑作にして重要作となりました。
Black Metal に新たな要素を加えた Post-Black と呼ばれるジャンルが注目を集める、昨今のメタルシーン。多幸感を伴うアトモスフィア、Shoegaze 要素を融合させた ALCEST, DEAFHEAVEN、WOLVES IN THE THRONE ROOM, 実験的な Math / Prog 要素を果敢に取り入れた KRALLICE, LITRUGY は間違いなく Post-Black シーンのフラッグシップだと言えますね。
ASTRONOID はその両輪、 Shoegaze, Math / Prog 要素のみならず、Thrash Metal, Prog, Post-Rock, Power Metal, Dream Pop など実に多様なジャンルをミックスし、”Black Metal の最終形態” とでも表現したくなるような新しい音楽を生み出したのです。
“Up and Atom” は彼らの革新性を象徴するような1曲です。基本的には ALCEST のような Post-Black のフォーマットに適応した楽曲は、しかし冒頭から独自の顔を見せてくれます。キーワードはボーカルハーモニー。幾重にもレイヤーされた天上の歌声、ファルセットが紡ぐ極上のメロディーはリスナーをユートピアへと誘います。MEW の緻密に構築された幻想世界を思い出すファンも多いでしょう。時にブラストビートをも織り交ぜた、アグレッシブでテクニカルなバックの演奏との対比、マッチングの妙はアルバムを通して存在し、 ASTRONOID を”ネクストレベル”のバンドへ引き上げています。
さらに、中盤に用意された、あの HELLOWEEN を想起させるような、Power Metal 的展開はショッキングとさえ言えますね。なぜなら、モダンメタルバンドがこういった明白なメタルらしさをアピールする機会はほとんど無いからです。ツインギターハーモニーやアルペジオを多様したこのパートは、違和感なく楽曲に溶け込み、トレモロリフへと繋がりながら見事なドラマティシズムを演出していますね。
続く “Resin” も傑出した楽曲で、ボーカルの”壁”とでも形容したくなるような荘厳なるハーモニーは Devin Townsend の遺伝子を引き継いでいるようにも感じます。音の”壁”はボーカルだけではありません。シンガーでマルチプレイヤーの Brett を加えたトリプルギターとベース、4本の弦楽器が創出する、美しくも圧倒的なサウンドウォールは壮観で、心から生で体感してみたいと思えますね。
一方、タイトルトラック “Air” は比較的ストレートな “Up and Atom” と比べて実験的な一面を覗かせます。思わずカウントしたくなるマスマティカルな構成はブルックリンのシーンを意識しているようにも感じました。
さらに、プログレッシブという見地からみれば、”Obsolate” は明らかに CYNIC のリフワーク、浮遊感を独自の方法で体現しており、後半のボコーダーから難解なギターソロへと続くパートは彼らのチャレンジが身を結んだ瞬間だと言えるでしょう。
51分間のシネマティックなドリームスケープは、多幸感と希望に満ち、ポップさの限界までプッシュしながら、アグレッションと実験性をも多分に盛り込んだ、Black Metal のマイルストーン的な作品となりました。個人的には今年のベストアルバムであると確信しています。
今回弊誌では、バンドの中心人物、ボーカル/ギター担当の Brett Boland に話を聞くことが出来ました。間違いなく近い将来、大ブレイクするバンドです。日本から火が着けば嬉しいですね。尚、作品は下記の Blood Music Bandcamp から Name Your Price でダウンロード可能です。どうぞ!!

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ASTRONOID “AIR” : 10/10

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PICK UP ARTIST + PREMIERE: “TEEN DREAM DEATH MACHINE” 【DRÆMINGS】


WORLD PREMIERE: NEW SONG !! “TEEN DREAM DEATH MACHINE” OF DRÆMINGS !!

DREAMY, DARK, HAZE POP WITH SOME SHOEGAZE. LISTEN TO THE BRIGHTEST HOPE OF DOOM-POP FROM SUMERIAN RECORDS !!

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ANIMALS AS LEADERS, VEIL OF MAYA, ERRA, PERIPHERY といったテクニカルでハードなバンドを多く抱える SUMERIAN RECORDS からレーベルとしては異色のアーティストがデビューを果たします。DRÆMINGS。名前の通りドリーミーでアンビエント、少しダークでポップな女性ボーカルのグループです。勿論、このレーベルからデビューする訳ですからただポップなだけではなくシューゲイズ、エレクトロニカといったモダンな要素も大いに感じられますね。DOOM-POP と呼ばれているようです。というのもバックのメンバーはあの A PERFECT CIRCLE の JEFF FRIEDL と MATT MAJUNKINS 。現在 THE BETA MACHINE でコラボしている2人の才能も注がれています。繊細で美しい珠玉のメロディーを生み出すのは KIMI RECOR。美人です。実は以前レーベルメイト、DARKEST HOUR の曲にもゲスト参加していたりしますが今回遂にチャンスを掴んだといった感じでしょうか。同郷同レーベルの NIGHT RIOTS と共に新境地を開拓しつつある SUMERIAN の将来を担うかもしれませんね。

I love Japan, I want to come play there so very badly. It’s one of my top places to see!  I make dark pop music that you can dance to or cry to. Japan, you are a beautiful strange world, and I hope to come visit you soon!

日本が大好きなの。とてもライブをやりに行きたいわ。一番行きたい場所の一つなのよ!私はあなた達が踊ったり泣いたり出来るようなダークポップミュージックを作っているの。日本は美しくて不思議な場所ね。すぐに行ければいいなあと思っているの。

KIMI RECOR

 

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FFO: Depeche Mode,MBV, The Cure, Enya, Patti Smith, Lana Del Rey, FOTY, Stars of The Lid, Fugees, Deftones, Sleep, Wolves in the Throne Room, Nick Cave, Ace of Base, FKA Twigs, Kate Bush, Eurythmics

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JAPANESE VIDEO PREMIERE【SOUNDS OF SPUTNIK】>>>NEW BORN FEAT. UMMAGMA


【NEW BORN FEAT. UMMAGMA】

BY SOUNDS OF SPUTNIK

MARUNOUCHI MUZIK MAGAZIN Presents JAPANESE VIDEO PREMIERE OF SOS!!!

SOUNDS OF SPUTNIKの初PVを日本独占公開です!!

【ABOUT NEW BORN】

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New Born, the debut album from Moscow’s Sounds of Sputnik, is a kaleidoscope of reverb-soaked guitar, calculated drums, thick bass, and angular guitars intertwined with ethereal vocals. This is extraordinary noise-pop, with layered harmonies, interlacing synth and distorted guitars. Sounds of Sputnik paired up with Canadian-Ukrainian duo Ummagma to co-write, produce, and record this album, to be released on UK label Ear to Ear Records. Ummagma’s Shauna McLarnon and Alexx Kretov both contribute solid warming vocals.

モスクワ出身、SOUNDS OF SPUTNIKのデビューアルバムNEW BORNを文字に表すと、リバーブに浸した万華鏡のようなギター、計算されたドラムワーク、厚みのあるベース、エッジーなギターに絡み合う天上のボーカルといった感じになるでしょうか。 幾重にも折り重なったハーモニー、網目のように張り巡らされたシンセサウンド、そしてディストーションの効いたギターを味わえる極上のNOISE-POPです。 SOUNDS OF SPUTNIKは今回、カナダ/ウクライナのデュオUMMAGMAと共に作曲、プロデュース、レコーディングを行いました。UKのレーベルEAR TO EAR RECORDSから発売されます。UMMAGMAのShauna McLarnonとAlexx Kretovがそのソリッドで温もりのある歌声を披露していますよ。

【WHAT’S SOUND OF SPUTNIK LIKE?】

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This project leans heavily on a shared love of melodic dream pop, post-rock and shoegaze with each member bringing their own influences: aspects of Lush, Curve, My Bloody Valentine and No Joy cleverly blend with Hammock, Jesus & Mary Chain and The Twilight Sad to create remarkable “dream noise”.

このプロジェクトはMELODIC DREAM POP,POST-ROCK,SHOEGAZEへの愛に溢れています。
LUSH,CURVE,MY BLOODY VALENTINE,NO JOY CLEVERY BLEND WITH HAMMOCK,JESUS & MARY CHAIN,TWILIGHT SADといったアーティストからの影響をメンバー各自が持ち込んで素晴らしい”DREAM NOISE”が誕生しました。

【12 YEARS】

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Rewind about 12 years ago. Roman, Shauna and Alexx were collaborating a bit until Shauna and Alexx left Russia. After losing contact for an entire decade, the three finally reunited last year and quickly beginning to work on new material. This release is a timely show of beauty in the face of the current ugly situation occurring between Ukraine and Russia.

12年前、このプロジェクトの3人(Roman,Shauna,Alexx)はShaunaとAlexxがロシアを離れるまで少しの間コラボレートしていました。10年もの間連絡を取らないでいましたが、昨年ついに再集結し早速新しいマテリアルに取り掛かりました。現在ウクライナとロシアの間で起こっている醜い現在の状況に対してこのアルバムはその2国間の美しい一面を提示しています。

【PERSON CONCERNED】

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New Born features drummer Graham Bonnar (Swervedriver/ Brian Jonestown Massacre) on ‘Overdrive’, and remixes by Malcolm Holmes (Orchestral Manoeuvres in the Dark), psych rock producer Fran Ashcroft (Damon Albarn, Lords of Acid), Russian producers Morozov and Oleg Mezherovsky, and Brazil’s Mind Movies. British producer Marc Joy (Primal Scream, Mike Peters, Oasis Golden Fable, Bernard Butler) provided mastering support.

アルバムではGraham Bonnar(SWERVEDRIVER/BRIAN JONESTOWN MASSACRE)が’Overdrive’に参加しています。Malcom Holmes(Orchestral Manoeuvres in the Dark),サイケロックのプロデューサーFran Ashcroft(Damon Albern,LORDS OF ACID)などがリミックスを行い、UKのプロデューサーMarc Joy(PRIMAL SCREAM,Mike Peters,OASIS,GOLDEN FABLE,Bernard Butler)がマスタリングのサポートを行っています。

【MESSAGE FOR JAPANESE FANS】

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From Shauna

“From a small room with four walls, the music is born but still cannot grow if it is listened to only by its creators. We want this seed to scatter in the wind and grow in fields across the planet. This is our introduction to Japanese listeners and we are eager to grow this music in Japan too! Thank you to every listener and for the sound-space we share at the time you are listening…  This unites us with you in growing this music. Arigatou”

“壁に囲まれた小さな部屋で音楽は生まれます。ただ作者だけに聴かれていたとしても音楽は育ちません。私達はこの種を風に乗せて運び、世界中で育てたいと思っています。このビデオと記事は私達から日本のリスナーへの「初めまして」です。この音楽を日本でも育みたいと強く願っているのです。聴いていただいた全ての皆様にありがとうと言いたいです。あなたがこの曲を聴いている時、私達は同じ時と場所に居るのです・・・私達は繋がっていますよ。Arigatou”

後にこの記事を読まれて興味を持たれたレーベル、DJ、レヴュワーの方がもしいらっしゃいましたら当サイトのコメ欄、メールフォームでも構いませんし直接アーティストの方に連絡でも良いのでぜひコンタクトを取ってみてください。日本のマーケットにとても興味があるそうです!!

www.ummagma.com www.facebook.com/ummagma www.facebook.com/soundsofsputnik

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