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NEW DISC REVIEW + INTERVIEW 【JORDAN RUDESS : WIRED FOR MADNESS】【DREAM THEATER : DISTANCE OVER TIME】


EXCLUSIVE: INTERVIEW WITH JORDAN RUDESS OF DREAM THEATER !!

“I Believe The Keyboard World Can Move To Higher Level Much Like The World Of The Electric Guitar In The Last 50 Years. The Keyboard And The Keyboardist Have Incredible Potential For Music Making. “

DISC REVIEW “WIRED FOR MADNESS”

「僕は “Jordan Rudess” が経験してきたこと全てをこの作品に注ぎたかったんだ。完全に自由になって、ロックのフォーマットで僕の音楽精神全てを表現することが重要だったんだよ。」
現代キーボードヒーローの代名詞。そして巨人 DREAM THEATER にとって心臓にして中枢となった鍵盤の魔術師は、それでもなお音の自己証明をソロアルバムに求めます。
アーティストにとってソロ作品の利点は、所属する集団から隔離された天性のスペース、実験のラボラトリー、”完全なる自由”。
「”The Astonishing” は素晴らしい音楽的なチャレンジで、僕は本当に楽しめたんだ。一方で、新しい DREAM THEATER のアルバムは、ファンの愛する要素を全て取り入れた作品だと感じているよ。まさにプログとメタルのクールなミックスさ!!」
Jordan は “Distance Over Time” の即効性、穿った言い方をすれば素晴らしき “ファンへの贈物” を完全にポジティブに捉えています。しかし一方で “人生を変えたアルバム” を見れば伝わるように、彼のエクレクティックな影響の海原において原点、精髄があくまでもプログレッシブロック、”The Astonishing” に集約された挑戦の美学にあることは明らかでしょう。
コンテンポリーなクラシカルミュージック、ソロピアノ作品、奇想天外なカバーアルバムとその多様なバックボーンをソロアルバムとして昇華してきたマエストロ。そうして到達した個性の極み “Wired For Madness” は、”自分を完全に表現” した “本当にプログレッシブな作品” となったのです。
35分の組曲で、2つの楽章がさらに10のパートに分かれる一大エピック “Wired For Madness” は、Jordan にとっての “Tarkus” であり “Karn Evil 9” ではないでしょうか。それは、人生をより良くするため自己の一部をコンピューター化する男の物語。
もちろん、彼の Keith Emerson に対する心酔はよく知られるところですが、音楽のみならず楽曲の題材、テーマまでSF狂 EMERSON LAKE & PALMER へのリスペクトに溢れたエピック “Wired For Madness” のプログレッシブスピリットは圧倒的です。
加速するテクノロジーへの依存、現実世界との分断。コンピューターボイスとデジタルワールドをプロローグに、オッドタイムと鍵盤のパラダイムで近未来の特異点を描く Jordan は現代の吟遊詩人なのかも知れませんね。
興味深いことに、Jordan 自らが歌い紡ぐテクノロジーの詩は時に親交のあった David Bowie をも想起させます。ジギー・スターダストの方法論で警鐘を鳴らす鬼才の声と慧眼は、ロックの庭内でジャズやオーケストラ、エスノ、エレクトロをクロスオーバーさせながら “楽曲によりスペーシーでメロウな感覚を持たせる” ことに成功しています。
故に、例えば THE BEATLES と LIQUID TENSION EXPERIMENT, GENTLE GIANT と APHEX TWIN が入り乱れるこのレトロフューチャーな実験を奏功へと導いたのも、演者を自由に選択可能なソロ作品のアドバンテージであったと言えるのかも知れません。そして事実、彼のSFオペラには、自らのマルチプレイを含め適材適所なキャスティングがなされています。
DREAM THEATER の同僚 John Petrucci, James LaBrie、さらに Marco Minnemann, Guthrie Govan, Vinnie Moore, Joe Bonamassa, Rod Morgenstein, Elijah Wood, Jonas Reingold, Alek Darson, Marjana Semkina。ベテランから新鋭まで、ロックワールドの要人をこれほど巧みに配した作品は決して多くはないでしょう。
組曲を離れても、DIRTY LOOPS にインスパイアされた “Perpetual Shine”、意外性のヘヴィーブルーズ “Just Can’t Win”、さらに絶佳の叙情を湛えた珠玉のバラード “Just For Today” と聴きどころは満載。そうして壮大なプログ劇場は、5/8 と 6/8 を往来するコズミックなプログチューン “When I Dream” でその幕を閉じるのです。
今回弊誌では、Jordan Rudess にインタビューを行うことが出来ました。「僕はキーボードの世界は、エレキギターがこの50年で作り上げた世界に匹敵する高いレベルへ移行することが可能だと信じているんだよ。キーボード、そしてキーボーディストは、音楽制作において驚異的なポテンシャルを秘めているんだ。」 どうぞ!!

JORDAN RUDESS “WIRED FOR MADNESS” : 9.9/10

DISC REVIEW “DISTANCE OVER TIME”

DREAM THEATER がいなければ今日のプログメタルは存在しなかったでしょう。
メタルの転換期にして、モダンメタルにとって架け替えのない重要なピリオドとなった80年代後半から90年代前半の “ポストファーストメタルタイム”。ある者は複雑なリズムアプローチを、ある者はプログレッシブロックを、ある者はデスメタルを、ある者はエクストリームな残虐性を、ある者はフォルクローレを “ベーシック” なメタルに加えることで、彼らはモダンメタルの礎となる多様性を築き上げていきました。
様々なバンドがより幅広いスペクトルの音楽を聴くことで、メタルに “意外性” を加えていった変革の時代に、DREAM THEATER は別世界のテクニック、精密繊細なコンポジション、洗練されたデザイン、静謐と激重のダイナミズムでプログメタルの雛形を作り上げたのです。
特筆すべきは、QUEENSRYCHE を除いて、商業的なアピールに乏しかったそれまでのプログメタルワールドに、コマーシャルな新風を吹き込んだ点でしょう。複雑で思慮深くありながら、幅広いオーディエンスにアピールするフック、メロディー、テンションの黄金比は確実にプログメタルのあり方を変えました。
30年を経て、現在も DREAM THEATER はプログメタルの顔であり続けています。ただし、30年前のように崇高なる革命家であるかどうかについては議論が分かれるのかも知れませんね。
もちろん、DREAM THEATER に駄作は存在しません。Mike Portnoy の離脱、Mike Mangini の加入は、テクニック的には寧ろ向上にも思えますし、マスターマインド John Petrucci が聴く価値のない楽曲を制作するはずもないでしょう。ただし一方で、Mangini の加入以降、バンドの行先が “ロボティック” でアートよりもサイエンスに向いているという指摘が存在したのも確かです。
だからこそ、誤解を恐れずに言えば、前作 “The Astonishing” は傑作になり損ねたレコードでした。メロディーやエモーション、インストゥルメンタルなアプローチに関しては、群を抜いていたとさえ言えるでしょう。壮大なロックオペラというコンセプトも実にチャレンジングでしたが、故に引き算の美学を行使できず、結果として冗長な2時間超のアルバムに着地してしまったようにも思えます。
言いかえれば、プロデューサー John Petrucci 一頭体制の限界だったのかも知れませんね。少なくとも、Mike Portnoy は取捨選択のエキスパートでした。
対照的に、バンド全員でライティング&レコーディングを行った一体化と有機性の最新作 “Distance Over Time” は、Jordan の言葉を借りれば、「ファンの愛する要素を全て取り入れた作品だと感じているよ。まさにプログとメタルのクールなミックス」のレコード。
“Images & Words” のようにコンパクトでキャッチー、そして “Train of Thought” のようにダークでヘヴィーなアルバムは、RUSH と METALLICA の婚姻という原点をコンテンポラリーに再構築した快作です。
エセリアルな天使が鍵盤と弦上を華麗に踊る “Untethered Angel”、TOOL ライクなグルーヴの海に LaBrie の技巧が映える “Paralyzed”、”Black Album” meets カントリーな “Fall into the Light”、”Barstool Warrior” に開花する Petrucci の溢れるエモーション、”S2N” で炸裂する John Myung のアタッキーな妙技、そして “At Wit’s End” の LIQUID TENSION EXPERIMENT を彷彿とさせるトリッキーなシーケンシャルロマン。聴きどころに不足することは間違いなくないでしょう。
そうして、アルバムは DREAM THEATER らしいリリックの巧妙でその幕を閉じます。”Pale Blue Dot”。カール・セーガンへのオマージュで彼らは、殺戮や憎悪まで生命の営み全てが詰め込まれた碧き “点” への再考とリスペクトを促すのです。
“Distance Over Time” には、プログメタル革命の新たな旗が描かれているわけではないかも知れません。ただし、バンドの秘めたる野心の牙はきっとその鋭さを増しています。革命家の DREAM THEATER を求めるのか、政治家の DREAM THEATER を求めるのか。リスナーの需要や願望によってその評価が分かれる作品なのかも知れませんが、クオリティーは最高峰です。

DREAM THEATER “DISTANCE OVER TIME” : 9.8/10

INTERVIEW WITH JORDAN RUDESS

Q1: First of all, you got your signature model of 8 strings guitar ahead of John Petrucci, haha. Actually, what made you play guitar along with your main instrument Keyboard? Are there any instruments except for Keyboard and guitar?

【JORDAN】: I’ve played guitar for years except never really focused on it like I have with keyboards! When I was a kid my brother was taking guitar lessons and I used to sit on the steps at my family home and listen. I think that I learned how to play then more than him! Recently I met the wonderful Luthier Przemek Druzkowski and he was inspired to start a line of “Wizard” model guitars. They are incredibly beautiful custom made instruments. I used the first model on WFM!
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Q1: John Petrucci より先に、シグネチャーモデルの8弦ギターを手に入れましたね? (笑)

【JORDAN】: 僕は何年もギターを弾いてきたけど、キーボードほどギターにフォーカスすることはなかったよ!子供の頃、僕の兄はギターレッスンを受けていてね。よく実家の階段に座って兄が教わるのを聴いていたんだ。正直、その時兄よりもギターの弾き方を学んでいたと思うよ!
最近、Luthier Przemek Druzkowski (Druzkowski Guitars のオーナー) という素晴らしい人物に会ってね。彼も僕に触発されたようで、”Wizard” モデルのギターを制作し始めたんだ。信じられないくらい美しい、カスタムメイドのギターだよ。そして僕が最初に使用することとなったんだ!

Q2: For example, Derek Sherinian loves Eddie Van Halen, and his Keyboard playing is influenced by Eddie’s guitar playing. Are you influenced by players of other instruments as well?

【JORDAN】: I’m also a fan of guitarists like Hendrix and Stave Vai and Jeff Beck. That said- I also have a very wide musical scope and am influenced by a lot of classical music as well as electronic and various ethnic musics. Recently I have been very inspired by all my friends who are doing Carnatic Indian music. Especially with the way they are using it on my instrument GeoShred for iOS.

Q2: 例えば DREAM THEATER におけるあなたの前任者 Derek Sherinian は Eddie Van Halen のギターに影響を受けてキーボードをプレイしていると公言しています。
あなたも他の楽器からインスピレーションを得ることはありますか?

【JORDAN】: 僕も Jimi Hendrix, Steve Vai, Jeff Beck といったギタリストのファンだよ。それはつまり、僕はとても幅広い音楽の視野を持っていて、エレクトロニカ、エスニック、それにクラッシックといった様々な音楽からの影響にも繋がるんだ。
最近では、カルナータカ音楽 (インドの伝統音楽) をやっている友人全員からとてもインスパイアされているんだ。特に、彼らが僕の開発したアプリ GeoShred を使用するやり方にね。

Q3: In the past, there were lot’s of “Keyboard Hero”, like Keith Emerson, Rick Wakeman, Jon and of course you. But it seems there is few new Keyboard hero in Rock and Metal world recently. I think that’s why you are running “Keyfest”, do you agree that?

【JORDAN】: I run KeyFest because I feel it is really important for Keybordists to gather together and support each other. There is sometimes a disconnect between the gear and the person that happens with electronic instruments and I believe the keyboard world can move to higher level much like the world of the electric guitar in the last 50 years.. THe keyboard and the keyboardist have incredible potential for music making.

Q3: ロックの世界において近年、”キーボードヒーロー” と呼ばれる存在は減ってきているように感じます。あなたが “Keyfest” を開催するのは、キーボードの復権を願ってのことなのでしょうか?

【JORDAN】: 僕が “Keyfest” を開催するのは、キーボーディストたちが集まって、お互いをサポートし合う機会を作ることがとても重要だと感じているからだよ。こういう電子楽器だから時には機材と人の接続が断たれることはあるからね。
そして、僕はキーボードの世界は、エレキギターがこの50年で作り上げた世界に匹敵する高いレベルへ移行することが可能だと信じているんだよ。キーボード、そしてキーボーディストは、音楽制作において驚異的なポテンシャルを秘めているんだ。

Q4: I’m really love your new solo record “Wired for Madness”. It reminds some great prog epics, and your voice sometime reminds me your friend, David Bowie (especially “Lost Control”). Actually, what was the inspiration and goal of this incredible record?

【JORDAN】: I wanted to created something that was really a full Jordan Rudess experience. It was important for me to all myself the freedom to express everything in my musical mind in a rock format. I wanted it to be really progressive but at the same time have songs that were more spacey and mellow. This was a wonderful project for me and really gave me that opportunity to be full myself!

Q4: 新たなソロアルバム “Wired for Madness” はまさにプログエピックですね! あなたの声は時に親交のあった David Bowie を想起させます。
この作品の、インスピレーションの源について語っていただけますか?

【JORDAN】: 僕は “Jordan Rudess” が経験してきたこと全てをこの作品に注ぎたかったんだ。完全に自由になって、ロックのフォーマットで僕の音楽精神全てを表現することが重要だったんだよ。
本当にプログレッシブな作品にしたかったんだけど、同時に楽曲にはよりスペーシーでメロウな感覚を持たせたかったのさ。
僕にとって素晴らしいプロジェクトとなったし、自分を完全に表現出来る機会だったね。

Q5: There are lot’s of great guest appearances in this record. From Dream Theatre, John and James played but Mike didn’t play. You choose Marco Minnemann who came to Dream Theatre audition for drum role this time, what’s the reason of that?

【JORDAN】: Marco and I have done a lot of work together since the days of that audition. We are very connected musically. We have done 2 albums together with Tony Levin (the LMR albums) which are really cool instrumental albums!
When I thought about the music I wanted to write for this album and the parts that are completely over the top crazy rhythmic prog I thought that Marco would be the guy to do it!!! All that said- I’m so lucky to play with some of the best musicians in the world. Mike Mangini is an absolutely fantastic musician and I feel lucky every day to have the opportunity to be in a band with him and share the stage!!

Q5: 素晴らしいゲストプレイヤーが集結した作品でもあります。ただ、DREAM THEATER からは John Petrucci, James Labrie が参加している一方で、ドラムスは Mike Mangini ではなくバンドのオーディションに落選した Marco Minnemann が主に務めていますね?

【JORDAN】: Marco とはあのオーディション以来、沢山の作品を共に制作してきたんだ。つまり僕たちは音楽的にとても繋がっているんだよ。Tony Levin も含めて Levin Minnemann Rudess のアルバムを2枚制作したね。あの2枚は実にクールなインストゥルメンタルアルバムだったんだ!
だからこのアルバムのために書く音楽、そして完全に限界を超えたリズミックなプログパートを思えば、Marco こそが適任だと思えたんだよ! 世界でも最高のミュージシャンたちと共演することが出来て僕は本当に幸運さ。
もちろん、Mike Mangini も完全無欠に素晴らしいミュージシャンだよ。正直、僕は彼とステージをシェア出来るバンドにいる幸運を、毎日噛み締めているんだよ。

Q6: Regarding Dream Theater, I love “The Astonishing” so much. Maybe, lot’s of fans love your new record “Distance Over Time”, yeah that’s amazing prog metal record. But I feel you have big love with “The Astonishing”, considering your prog roots not metal. How about that?

【JORDAN】: I have very wide musical tastes. Perhaps my favorite music is progressive rock over anything else!! The Astonishing was a wonderful musical endeavor that I enjoyed so much. That said- I feel that the new Dream Theater album hits all the key elements that DT fans love, A really cool mix of PROG and METAL!!

Q6: DREAM THEATER と言えば、”The Astonishing” は素晴らしいエピックでしたが、多くのファンは “プログメタル” な最新作 “Distance Over Time” をより愛しているようです。
メタルよりもプログなあなたのルーツを考慮すれば、あなたは “The Astonishing” をより気に入っているようにも思えますが…

【JORDAN】: まあ僕は実に幅広い音楽の素養を持っているからね。とはいえ、おそらくプログレッシブロックが何より僕のフェイバリットであるのは確かだろうね!!
“The Astonishing” は素晴らしい音楽的なチャレンジで、僕は本当に楽しめたんだ。一方で、新しい DREAM THEATER のアルバムは、ファンの愛する要素を全て取り入れた作品だと感じているよ。まさにプログとメタルのクールなミックスさ!!

Q7: Also, it’s 30th anniversary of “Metropolis Pt. 2: Scenes from a Memory”. That was your first record with Dream Theater. Looking back now, what’s the record to you? When you were making, were you conscious of kind of “Dream Theater” manner?

【JORDAN】: I learned a lot about the world of Dream Theater when we did Scenes. It was a huge awakening in my life. It introduced me to fans and friends all around the world and it was a fantastic musical project. It still is one of my favorite DT records and we have been performing it all over to sold out crowds everywhere…. It still has so much meaning in my life and its been a great celebration doing all the recent shows!

Q7: 今年は名作 “Metropolis Pt. 2: Scenes from a Memory” の30周年にもあたります。あなたにとって、DREAM THEATER 最初の作品でしたね?

【JORDAN】: “Metropolis Pt. 2: Scenes from a Memory” を制作している間、僕は DREAM THEATER の世界について多くを学んだんだ。人生において重要な気づきを得たと言えるだろうね。
あの作品が僕を世界中の友人やファンに紹介してくれたんだ。実にファンタスティックな音楽プロジェクトだったよ。DREAM THEATER の作品で、今でもあのレコードはフェイバリットの一つだし、プレイすることでどこの観衆もソールドアウトにして来たんだよ。
つまり、今でもあのアルバムは僕の人生に重要な意味を持っているし、完全再現を行うのは素晴らしいセレブレーションとなっているよ。

Q8: In Japan, lot’s of prog fans are really waiting for another Liquid Tension Experiment record. Is there any possibility of making new album someday soon?

【JORDAN】: Sure there is a possibility but it is a matter of scheduling. Everybody is so busy with everything they are doing so its a bit challenging to find time.. That said- there is interest from all involved and I expect that one of these days we will go into the studio to make it happen!

Q8: 日本では多くのプログファンが LIQUID TENSION EXPERIMENT の再始動を待ち侘びています。

【JORDAN】: もちろん、可能性はあるよ。結局はスケジュールの問題なんだ。メンバーみんながそれぞれのバンドで忙しくしているから、都合の合う時間を見つけるのも一苦労なんだよ。
だけど確かに言えるのは、関わっているメンバー全員が興味を持っているし、僕はバンドが近いうちにスタジオに入って再始動を実現させることを期待しているよ。

FIVE ALBUMS THAT CHANGED JORDAN’S LIFE

JIMI HENDRIX “ELECTRIC LADYLAND”

GENESIS “TRICK OF THE TAIL”

APHEX TWIN “COME TO DADDY”

EMERSON LAKE & PALMER “TARKUS”

YES “CLOSE TO THE EDGE”

MESSAGE FOR JAPAN

I’m so looking forward to coming to Japan. One of my favorite places to be on the whole planet.. Thank you to my fans there for always welcoming me so nicely with Dream Theater as well as my solo concerts. it was a real thrill to play there recently on my solo piano tour. What a wonderful reception!! See you soon…

日本に行くのをとても楽しみにしているよ。世界中でも大好きな場所の一つだからね。DREAM THEATER やソロコンサートでいつもとても歓迎してくれてありがとう。
最近のソロピアノツアーは実に感激したよ。なんて素晴らしい歓迎だったんだろう!すぐに会おう…

JORDAN RUDESS

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NEW DISC REVIEW + INTERVIEW 【INTO THE GREAT DIVIDE : INTO THE GREAT DIVIDE】


EXCLUSIVE: INTERVIEW WITH ZACK ZALON OF INTO THE GREAT DIVIDE !!

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Incredible Multi-instrumental Player, Zack Zalon Creates Pure Prog-metal Epic “Into The Great Divide” With Dream Theater’s Maestro Mike Mangini !!

DISC REVIEW “INTO THE GREAT DIVIDE”

マルチインストゥルメンタリスト、伏竜 Zack Zalon が提唱し、Mike Mangini, Richard Chycki の DREAM THEATER 人脈が入眼へと導いた “ロックノベル” プロジェクト INTO THE GREAT DIVIDE が渾身のデビュー作をリリースしました!!プログメタルのレガシーを存分に咀嚼し忠実に新構築する彼らの純粋なる流儀は、細分化極まるモダンメタルの風土へ却って新鮮な風を運びます。
プログロックの中でも特に RUSH や YES の持つエピカルなメロディー、繊細なテクニック、数学的な変拍子、壮大なオーケストレーションをメタルと融合させたプログメタル。DREAM THEATER, FATES WARNING の二大巨頭を始祖とするジャンルは黎明期から様々にユニークなバンドを多く輩出しています。
SHADOW GALLERY, LIQUID TENSION EXPERIMENT, MAGELLAN, ICE AGE, DALI’S DILEMMA。プログメタル、シュレッドに特化した偉大な Magna Carta, Shrapnel 両レーベルが残した遺産は決して安易に風化させてしまうべきではないはずです。(余談ながら ICE AGE デビュー作のタイトルは奇しくも “The Great Divide”。)
「これは疑いようもなくプログミュージックだよ。自分自身で聴きたいような作品を作ることに決めたんだ。だから、ある意味この作品は僕が聴いて育ったバンドたちへのオマージュの意味も持つわけさ。」 Zack が語るように、INTO THE GREAT DIVIDE は確かにプログメタルの原点とも言えるトラディショナルなポリリズム、クラッシックロックのメロディー、フラッシーなギターとエピックなキーボードに彩られ、無類の遺産を相続するに相応しきヴィジョンを提示しています。
同時により洗練されたデリケートなアレンジメント、ピアノやストリングが生み出す静と動のダイナミックなコントラスト、幻想的でシネマティックなオーケストレーションは 「それでいてフレッシュで異なるものに仕上がっていればと思う。」 というマスターの言葉を裏付けますね。
オープナー、”The Crossing” や冒険へ誘う “A Call to Adventure” はまさにレガシーとコンテンポラリーが交差するグランドライン。Zack がドラムス以外全ての楽器を手がけることで、楽曲のデザインはより密にその完成度を高めます。
冒頭にピアノやギターで示される魅力的な楽曲のテーマが、リズムや音階を少しづつ変えながら優美に展開していく様は実に音楽的で圧巻。鬼才 Brendon Cassidy のオーケストラアレンジメントも呼応し溶け合い、プロジェクトが提唱する小説や映画のようなプログメタルは見事にリスナーの想像力を喚起するのです。
フレッシュと言えば、インストゥルメンタルでありながらアルバムに濃密なストーリーを抱かせる “ロックノベル” のアイデアに触れない訳にはいきませんね。楽曲毎に用意されたイントロダクション、ディープボイスのナレーションは雄弁にして簡潔に逆境に打ち勝つ勝利の道筋を語ります。確かに全曲に解説が付与されたインストルメンタルアルバムは前代未聞で、特に英語をネイティブとするリスナーにとっては画期的なコンセプトでしょう。
Zack の全く弾き控えしないシュレッドも本作の重要なセールスポイントです。Lukather や Huff にリスペクトを捧げる Zack。経過音を豊富に組み込んだリズミックでジャジーなマエストロの滑らかなギター捌きは真に卓越しています。
加えて、折に触れて出現する様々な Shrapnel ロースターをイメージさせる場面、パッセージも好き者には溜まりませんね。Petrucci は元より、Steve Morse や MacAlpine, ロマンチックなフレーズは Neil Zaza、さらには Michael Lee Firkins のカントリーテイストまで垣間見ることが出来るのですからあの時代を愛するリスナーにとっては堪えられない贈り物となるはずです。
“Challenge Accepted” で披露するトライバル&マシナリー、刻刻と移行する拍子の魔法を完全掌握した性格無比なプレイが代弁するように、クリエイティブかつ的確に楽曲を支える手数王の素晴らしさは最早語るまでもないでしょう。
今回弊誌では、Zack Zalon にインタビューを行うことが出来ました。「Mikeはプロジェクトの熱心な支持者として参加し、彼の並外れたスタイルと能力をアルバムにもたらしてくれたんだ。」 どうぞ!!

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INTO THE GREAT DIVIDE “INTO THE GREAT DIVIDE” : 9.7/10

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