タグ別アーカイブ: fusion

NEW DISC REVIEW + INTERVIEW 【PANZERBALLETT : BREAKING BRAIN】


EXCLUSIVE: INTERVIEW WITH JAN ZEHRFELD OF PANZERBALLETT !!

11233417_1106731309360332_2769741414598253221_n

21st Century’s “Heavy Metal Bebop”!! German Progressive Funky Math Jazz Metal five piece, PANZERBALLETT has just released epoch making newest album “Breaking Brain” !!

ドイツが誇る高性能ジャズ式重戦車 PANZERBALLETT が最新作 “Breaking Brain” をリリースし海外で話題を集めています!!
実際、”Breaking Brain” というタイトルは、彼らの音楽を表現するのにピッタリですね。2本のギター、ベース、ドラムス、そしてサクスフォンが創造するジャズメタルは、強烈にして圧倒的。リスナーの固定概念を完全に破壊するでしょう。
アルバムオープナー “Euroblast” は毎年10月に行われる Prog/Tech Metal の祭典 Euroblast への挑戦状。「こんな強烈なバンド、出演してます??」と言わんばかりに畳み掛ける、ポリリズムとテクニカルでジャジーなフレーズ、そしてヘヴィーなグルーヴ。これ程まで Jazz/Fusion を重音領域に持ち込んでいるバンドは他に存在しないと思います。実にエポックメイキングな楽曲ですね。”Typewriter Ⅱ” はタイトル通りタイプライターのサウンドを使用しています。詳細はインタビューを読んでいただくとして、そのユニークなアイデアと巧みなアレンジの才能には恐れ入るばかり。”Mahana Mahana” はマニアックなセサミストリートオマージュだったりするのですが、こういった小ネタも実にニクイ!
インドのパーカッション奏者 Trilok Grutu の楽曲 “Shunyai” のカバーには Trilok 自身がゲスト参加しており、アルバムのハイライトとなっています。エスニックなリズムの驚異的なパーカッションに導かれ幕を開けるこの曲には奇怪なボーカルも挿入されており、見事に狂気と異国感を演出することに成功しています。アルバムのラストを飾るのは “Pink Panzer” のテーマ。彼らがこの曲をカバーするのはこれで2度目なのですが、半ば PANZERBALLETT の代名詞のようになった楽曲はさらにヘヴィーさを増し、壮大にアルバムを締めくくります。
作品を通して、サクスフォンとギターのユニゾンで奏でられるテーマたちが非常に印象的でした。サクスフォン奏者の Alexander Von Hagke はあの ASIA ともツアーを行ったことがある実力者。Joe Henderson, Randy Brecker を思わせる Post-Bop なフレーズの数々が、 MESHUGGAH ライクなポリリズムリフの上で踊る様は決して他のバンドからは得ることの出来ないカタルシスを感じさせてくれます。まさに21世紀の “Heavy Metal Bebop”。即効性と味わい深さを兼ね備えた素晴らしい作品ですね。
今回弊誌ではバンドの創設者であるギタリスト Jan Zehrfeld にインタビューを行うことが出来ました。難解だと思われるかも知れませんが、彼のリードプレイは意外に明快でリックのアイデアも実に豊富ですよ。どうぞ!!

12191402_1081119321921531_7765598009426492759_n

MMM RATING IS…

PANZERBALLETT “BREAKING BRAIN” : 9,3/10

YOU CAN STREAM ENTIRE “BREAKING BRAIN” ALBUM HERE !!

続きを読む NEW DISC REVIEW + INTERVIEW 【PANZERBALLETT : BREAKING BRAIN】

WORLD PREMIERE: “SEA DRAGON” 【COVET (YVETTE YOUNG) : CURRENTS EP】


WORLD PREMIERE: NEW SONG !! “SEA DRAGON” OF COVET (YVETTE YOUNG) !!

BEAUTIFUL AND TALENTED MODERN GUITARIST, YVETTE YOUNG AND HER BAND COVET SET TO RELEASE THEIR DEBUT EP “CURRENTS EP” !!

yv10394037_841406905945818_3819340987552313608_n

美貌と才能を兼ね備えた新世代ギタリスト YVETTE YOUNG 率いる COVET がデビュー EP “CURRENTS EP” をリリースします。POLYPHIA, INVALIDS といったアーティストのアートワークをも担当するなど実にマルチな才能を持った YVETTE は幼い時からクラッシックの英才教育を受けて育ちました。ピアノ、ヴァイオリンを習得した彼女のギタープレイは通常のそれとは少し異なります。ピックを使用せず、フィンガーピッキングでルート音などを鳴らしながらタッピングでメロディーを奏でるスタイル。これをロックの世界で具現化しているギタリストはほとんど見かけませんし、使用ギター7弦 STRANDBERG の特性とも相まって独特でモダンな雰囲気を漂わせています。彼女はすでにソロEP “ACOUSTIC EP” をリリースしていますが、スリーピースバンド COVET としては初の音源。今回公開する “SEA DRAGON” は WHAT’S MATH ROCK? と聞かれたら THIS IS IT! と答えたいくらいにマスロックの理想像を具現化しているのではないでしょうか?どこか懐かしく風景の見えるようなメロディーと数学的な譜割のリフやリズム。素晴らしいですね。YVETTE の弊誌独占楽曲解説とメッセージです!!

yv10858575_828140287272480_8721235058608250768_n

【ABOUT “SEA DRAGON”】

yv1512863_842664289153413_3069666255277728412_n

Aw we are releasing our album soon! It will be released in 3 weeks or sooner! And tour with POLYPHIA and CHON is great! We are playing our second show and most shows are sold out! When I wrote the song I was thinking about the ocean and a mysterious dragon traveling through the water, kind of like a creature from a Miyazaki movie! The entire album is about having an oceanic adventure 🙂

【YVETTE】: アルバムはすぐにリリースされるわ!3週間後かもうちょっと早いかもしれないわね!POLYPHIA, CHON とのツアーは素晴らしいわ!今、2回目のショーをやっているんだけど、ほとんどはソールドアウトしているのよ。この曲を書いたとき考えていたのは海、そして水上を旅するミステリアスなドラゴン、そうまるで宮崎アニメの生き物のようなね。アルバム全体も海の冒険について書かれているわ。

【MESSAGE FOR JAPAN】

yv11101216_10206501257193635_7143156702553538328_n

I would like to tell Japan that I miss being there and I am grateful for their support and fans and also that I will be going there with my band Covet very soon!!

【YVETTE】: 日本のファンに会いたいし、サポートにはとても感謝しているの。COVET で近々行くわ!!

“SEA DRAGON” LIVE ON EMGtv

“HYDRA” LIVE ON EMGtv

Like Yvette Young on Facebook: https://www.facebook.com/youyve?fref=ts
Learn more about Yvette Young here: https://yvetteyoung.wordpress.com/
Check out Yvette’s band Covet here: https://www.facebook.com/covetband

mmmB5dvKwaCcAEznJZ

PLZ FOLLOW US ON FACEBOOK !!

NEW DISC REVIEW + INTERVIEW 【TONY MACALPINE : CONCRETE GARDENS】


EXCLUSIVE: INTERVIEW WITH TONY MACALPINE !!

tTony-MacAlpine-004_sml

LEGENDARY GUITAR VIRTUOSO TONY MACALPINE SET TO RELEASE AWESOME NEW ALBUM “CONCRETE GARDENS” ON 4/21!! 

【PRE-REVIEW “CONCRETE GARDENS”】

STEVE VAI との共演は勿論、PLANET X, CAB, RING OF FIRE, など多数のプロジェクトに参加。同時に数多の名作ギターインストソロ作品を残してきたギター・ヴィルトゥオーソ TONY MACALPINE。4/21 に4年ぶりのソロアルバム “CONCRETE GARDENS” をリリースします。自身の名を冠した10年ぶりのソロ作品、前作 “TONY MACALPINE” では、彼のソロ作品としては初めて多弦ギターを導入。現代的なへヴィネスと彼の持つクラッシックやジャズへの深い素養を組み合わせたような快作で、彼の復活を印象付けました。ドラムに名手 AQUILES PRIESTER を起用した 新作 “CONCRETE GARDENS” はその方向性をさらに推し進めたような作品です。アルバムオープナー、”EXHIBITIONIST BLVD” から DJENTY なリフと彼らしいロマンチシズムの融合が素晴らしくアルバムの雰囲気を伝えます。次の “THE KING’S RHAPSODY” はさらにヘヴィー&グルーヴィー。MESHUGGAH ライクな8弦リフも見事に活用。 “EPICA” にも同様のリフは登場しますがこちらは STRAVINSKY のような現代音楽の影響も感じます。彼のスイープテクニックは完全に群を抜いていて、しかも純粋に楽曲のために使用しますが “MAN IN A METAL CAGE” はまさにそんな曲。ARCH ENEMY の JEFF LOOMIS が参加した “SQUARE CIRCLES” はギターの掛け合いが GEORGE LYNCH との “TEARS OF SAHARA” を想起させます。ラストの2曲 “CONFESSIONS OF A MEDIEVAL MONUMENT” “CONCRETE GARDENS” はまさに圧巻。彼のトレードマークはギターハーモニーと転調なのですが、それらを惜しむ事なくふんだんに使用したクラシカルでエモーショナルな楽曲です。後者は MACALPAIN + DIENT といった感覚もありますね。お馴染みピアノのソロ曲でアルバムは幕を閉じます。一所に留まらず、常に挑戦を続ける TONY らしいアルバム。ヘヴィーな “CONCRETE” と 美しい”GARDENS” の対比をお楽しみ下さい。

CONCRETE GARDENS: RATING 9/10

tm10421103_10153700967584517_5921879629775850018_n

続きを読む NEW DISC REVIEW + INTERVIEW 【TONY MACALPINE : CONCRETE GARDENS】

WORLD PREMIERE “DARKNESS” + INTERVIEW 【SPECIAL PROVIDENCE】


EXCLUSIVE: WORLD PREMIERE NEW SONG !! “DARKNESS” AND INTERVIEW WITH MARKO ADAM OF SPECIAL PROVIDENCE !!

“DARKNESS”

This song is maybe the most interesting or delicate one on the new album.
A very deep and emotional piece with a constantly pulsing polyrhytmic groove, which spice it up a bit and makes it hectic.

この曲は新作で最も興味深くデリケートかもしれないね。とても深遠でエモーショナルなパートが永続的なポリリズムのグルーヴに乗っていてそれが楽曲に味付けを加えエキサイティングになっているよ。

sp10301441_10152698519375873_3833719081531855523_n (2)

INCREDIBLE HUNGARIAN FUSION / PROG / METAL BAND SPECIAL PROVIDENCE SET TO RELEASE AWESOME NEW ALBUM ON 3/30 !!

ハンガリーから現れた SPECIAL PROVIDENCE。彼らの音楽を文字で表現するのは並大抵の事ではありません。非常にヘヴィーなパートもあればファンキーだったりジャズ色の濃いフュージョンだったりはたまたプログレな雰囲気も持っていたり。自らを progressivejazzrockmetalturbochill と名乗っているのは伊達ではありませんね。彼らの新作 “THE ESSENCE OF CHANGE” が3/30にリリースされます。個人的に彼らの魅力の一つは近頃聴く事が少なくなった70年代のいかにもフュージョンらしい爽やかで柔らかいメロディーセンスだと思っていたのですが、今作ではそういった良い部分は残しながらも文字通り CHANGE にも挑んでいます。具体的には今までほとんど感じる事のなかった DJENTY なグルーヴを各所で聴く事が出来るのです。さらに強力な武器を一つ得たといったイメージでしょうか。人脈的にも今作は DESTINY POTATO の DAVID MAXIM MICIC がゲスト参加していますし IT DJENTS, CIRCLE PIT といった新しいメディアと共闘している事からも彼らの CHANGE が感じられると思います。そして勿論、MARUNOUCHI MUZIK MAGAZINE も彼らと共闘します。新曲 “DARKNESS” を世界初公開!!加えてバンドの中心人物、ドラマーの MARKO ADAM に世界初で新作についてしっかり語って頂きました。

sp10560319_10152978847655873_334285626699041729_o

続きを読む WORLD PREMIERE “DARKNESS” + INTERVIEW 【SPECIAL PROVIDENCE】

JAPANESE PREMIERE>>>KEIRO NO HI BY 【Clément Belio】


KEIRO NO HI

                                                         By Clément Belio

MARUNOUCHI MUZIK MAGAZIN PRESENTS JAPANESE PREMIERE

9/22に発売となるフランスの奇才八弦師、Clément Belioさんのフルアルバム’CONTRAST’からまさに日本のファンの為の曲KEIRO NO HIを曲解説、メッセージ付で世界独占公開です。

CB858997_10151467233178908_1171205130_o

【ABOUT KEIRO NO HI】

This track is actually the most “japanese” one of the album.
I’ve always loved Japanese music, especially mathrock…
Nah seriously, Japan has the BEST mathrock bands in the world haha, TOE, Lite, Mouse on the keys…
So that song is my humble tribute to them, and especially to Ryuichi Sakamoto and TOE.
Pentatonic scales, fun drums grooves, acoustic guitar, and in the middle of the song, an intense groove between all those elements.
The tittle, “Keirô no Hi”, is as you probably know, a Japanese holiday celebrated annually to honor elderly citizens, and this year I think it was on the 15th of september, which was the first date plan of album release… Also, as my grandmother died recently,  so I decided to dedicated that song in particular to her.
Anyway, this is one of the most “authentic” track of the album, because of the multiple LIVE instruments recorded (by yours truly), hope you enjoy…                By Clement Belio
この曲はまさにアルバムの中で最も日本的なんだ。僕は本当に日本の音楽が好きで特にMATH ROCKを愛しているよ。いや真剣に日本には世界で最高のMATH ROCKバンドがいるよね、TOE, LITE, MOUSE ON THE KEYS・・・だからこの曲は彼らへの控えめなトリビュートと言えるだろうね。特に坂本教授とTOEへかな。
ペンタトニックスケール、面白いドラムのグルーヴ、アコースティックギター。曲の中盤ではそれら全ての要素が絡まりあい強烈なグルーヴを発しているよ。
’敬老の日’ってタイトルは勿論知っていると思うけど一年に一度老人に感謝をする日本の休日だ。今年は9/15だったと思うんだけど、実はその日こそ最初のアルバムリリース予定日だったんだ。同時に最近僕は祖母を亡くしたから特にこの曲を彼女に捧げようと決めたのさ。
とにかくアルバムの中で最も’本物の’曲だと思うよ。多様な楽器を全て僕が生演奏で録音したからね。楽しんでくれるといいな・・・

CB254697_10150293182513908_7352388_n

【MESSAGE FOR JAPAN】

こちらも新作からJUMPZ。フュージョン、ワールドミュージック、DJENT, MATH-ROCK, が溶け合ったような素晴らしい曲です。まさに彼の真骨頂ですね。
My most humble tribute to your country is that song…
I’ve always been fascinated by all I could see from Japan, from the mathrock bands to the YouTube videos “wtf japan seriously” haha, from several comics to tv shows…
Well, I really want to come to Japan and see all of this at least one time in my life.
This song reflects that desire and that admiration, I really hope you enjoy that modest tribute to what Japan has best to offer :)                           By Clement Belio
’敬老の日’は日本に対する僕の最大限のトリビュートなんだ。
僕は日本に関するあらゆることにいつも魅了されているからね。MATH-ROCKバンドからYouTubeでみる”wtf japan seriously”(笑)。漫画やテレビも素晴らしいよね。
本当に日本に行きたいし人生で少なくとも一回はそういったものを実際に見てみたいんだ。
この曲にはそういった願いや憧れが反映されているんだ。僕に出来る最大限の日本へのトリビュートを本当に楽しんで欲しいな。

新譜、過去作の購入はこちらから

http://clems6belio.bandcamp.com/