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WORLD PREMIERE : “SIZQ” + INTERVIEW 【NETWORKS : DYNAMIC NATURE】


WORLD PREMIERE : NEW MV !! “SIZQ” OF NETWORKS !!

 JAPANESE ECLECTIC INSTRUMENTAL TRIO, NETWORKS HAS JUST RELEASED THEIR NEWEST ALBUM “DYNAMIC NATURE” !!

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ミニマル、エレクトロニカ、ロック、ジャズ、エクスペリメンタル、ダンス、マス、プログレッシブ…。様々な音楽的要素をキラキラとエクレクティックに取り込んだ東京発の3人組 NETWORKS 待望の2ndアルバム “DYNAMIC NATURE” がリリースされました。2010年にリリースされ、デビュー作にして傑作と評された “WHITE SKY” から実に5年。待っただけの価値は十分にある作品だと思います。まずはアルバム収録曲で、今回弊誌で独占公開、 “SIZQ” のMVをご覧いただきたいと思います。吉野耕平監督が生み出す色彩感覚と NETWORKS の音楽が完璧にシンクロし新しくも生き生きとした芸術の息吹を感じられるでしょう。「楕円運動のダンス音楽」 「最終的に祈祷になる事」 をテーマにバンド活動を続けている NETWORKS。前者は世の中に溢れる4/4拍子を円運動に見立て、楕円即ち奇数拍子、変拍子でも踊れるでしょう?そこにカタルシスが生まれるかもしれませんよ?というメッセージ。これは以前からそう思っていましたが後者の解釈はより難解でした。しかし “DYNAMIC NATURE” を聴きこむにつれて、後者は個々のミュージシャンとしてのエゴを捨て去り、より音楽と同化するといった意味で受け取るようになりました。正しい解釈はインタビューで答えてくれていますが、”DYNAMIC NATURE” がそれだけ自然体で彼らのヴィジョンを再現し、多くのインストバンドが犯す技量の詰め込みからはかけ離れた、多幸感に満ちた完成度の高いアルバムだと感じたからでしょう。リズムやメロディーにただ身を任せてもよし、思考を重ね深く突き詰めるもよし。ただインタビューをご覧になれば、皆様も歌詞のない彼らの内面がいかに哲学的、文学的であるかお分かりになるでしょう。キーボードの新後さん、ギターの齊所さん、ドラムスの濱田さん。メンバー全員による三者三様の回答をお楽しみください。

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NEW DISC REVIEW + INTERVIEW 【PASSPO☆ : BEEF OR CHICKEN】


EXCLUSIVE: INTERVIEW WITH AI NEGISHI OF PASSPO☆!!

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JAPANESE “AMERICAN GIRLS ROCK” !! PASSPO☆ HAS JUST RELEASED CUTE AND CATCHY THEIR THE NEWEST ALBUM “Beef or Chicken” !!

“少女飛行” で女性グループとしては初のデビューシングルがオリコン1位を記録。華々しく音楽シーンに登場した PASSPO☆ もデビューから4周年を迎えました。メンバーを”クルー”、ライブを”フライト”、ファンを”パッセン(ジャー)”、サポートバンドを”グランドクルー”と呼び、CAさんをイメージさせるような衣装を着用(かわいい)。空と旅をテーマにしたガールズロックユニットとしてアイドルの乱立する2015年に置いても存在感を放ち続けています。ガールズロック。彼女たちはメジャーデビューから常にロックを意識して活動してきました。2012年にリリースされた “エアライン3部作” ではLAメタル、ジャパニーズパンク、ジャーマンメタルに挑戦。ロビン・フィンク、クリス・チェイニー、ジョシュ・フリース、といった海外の大物を招いてファンを驚かせました。グランドクルーにも故 横山氏をはじめ、PANTHER、HIMAWARI といった実力派を集めメンバー自身楽器に挑戦したりとアイドルの概念を覆すような存在として注目を集めています。遂にリリースされた待望の新作 “Beef or Chicken” で提示された方向性は”アメリカンガールズロック”。確かに前作 “JEJEJEJET!!” と比較すると、リードトラック “HONEY DISH” に代表されるようにキュートでキラキラした楽曲が増えたように思います。ただ、PASSPO☆ の1番の良さであるキャッチーで一緒に歌いたくなるような楽曲という点では全く変わっていませんね。独特の少し切なくなるようなメロディーも健在。ペンネとアラビアータ機長こと w-inds.、Folder5、中ノ森バンドなどを手がけてきた阿久津健太郎氏の手腕はやはり素晴らしいですし、メンバー各自の成長、作詞に関わるといった決意も感じ取れる好盤だと思いました。今回、弊誌ではキャプテン(リーダー)のわりにマイペース。プレイしてきたゲームは100を超えるというゲーマーで、清純派な見た目のわりに腹黒いとクルー間で評判の白担当。あいぽんこと根岸愛さんにインタビューする事が出来ました。

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JAPAN PREMIERE: “DEPARTURE” + “HUMANISE / TALES EP REVIEW” 【CYCLAMEN】


JAPAN PREMIERE: NEW SONG !! “DEPARTURE (FT. YUURI)” OF CYCLAMEN !!

JAPANESE PROG METAL BUDDHA, CYCLAMEN SET TO RELEASE THEIR NEWEST DOUBLE EPs “HUMANISE / TALES” ON 5/27 !!

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【PRE-REVIEW “HUMANISE/TALES EP”】

昨年はあの UK の伝説 SIKTH を招聘、共演し、今年は US PROG METAL の祖 CYNIC の招聘、共演及び UK-TECH FEST への出演も決定し乗りに乗っている JAPANESE PROG METAL BUDDHA, CYCLAMEN。常に攻め続ける彼らの新作はダブル EP !! 5/27 リリース、 HUMANISE / TALES と名づけられた CYCLAMEN の新たな挑戦はそのタイトルが重要なキーになっています。

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“HUMANISE”

“Humanise”は極限までデジタルに頼らず、ボーカル、ギター、ベースは1テイク録り、必要最小限の編集(グルーブやピッチ調整などは一切施していない)で細作され、全楽器をマイクだけでレコーディングしました。ドラムはTravis Orbin (Darkest Hour)が担当、サンプルやトリガーは一切使わず, ギターもマイクを使いアンプを通して録音しました。ソフトウェアの楽器はEPを通して一切使われていません。
Cyclamenの音を極限にまでありのままにレコーディングし、一切飾らずに表現したEPとなります。

“TALES”

“Tales”は最小限の機材を使い、ラップトップケースに収まるほどのコンパクトなセットアップで、特に特別な環境も使わず「誰の自宅でも作れる環境」をテーマにデジタルプロセッサーの力を最大に発揮した作品となっています。「Departure」ではOutside the ComaのYuuriもゲストボーカルで参加。
この2つのEPを合わせて出すことにより、同じバンドでありながらも両極端なプロダクションでどれほどの差が出るかを体験していただき、「良いプロダクション」への答えはひとつではないことを感じて欲しい、という願いからできたリリースです。

なるほど。確かに画期的です。そしてここまでレコーディングの舞台裏を顕にしてくれるバンドが他にいるでしょうか?誰もが興味のある事ではないかも知れません。しかしダイハードで細部まで拘る彼らのファンには非常に嬉しい試みだと思います。”TALES EP” には完全な新曲が3曲、”HUMANISE EP” には 2nd アルバム “ASURA” からの再録が4曲収録されています。まずプロダクション以前に記しておきたいのが “TALES EP” に収録された新曲3曲の素晴らしさです。御伽シリーズ、蜘蛛の糸をモチーフにしたという “THREAD” 。そのヴァースは垂らされた一本の糸を伝うというよりはまるで蜘蛛の巣迷宮。拍子をとるだけで一苦労、プログレッシブな CYCLAMEN ワールドがのっけから全開です。コーラスで突然視界は開け光が差し込みます。この対比はまさに芥川。複雑さと明快さ。プログレとエモ。真面目とおちんちん。CYCLAMEN にはいつだって不思議なパラドックスが存在します。そしてそれこそが彼らの魅力の一つなのです。同時にバンドの創立者である今西氏の音楽に対する造詣の深さも重要なファクター。彼のポストロック好きは有名で6月にはあの THIS WILL DESTROY YOU の招聘も決定していますが、TALES EP の2曲目、”PRECIOUS” はそのポストロック愛が存分に炸裂しています。緩やかなタッピングにトレモロ、アトモスフェリックなボーカルといったポストロックの王道的タスクをあくまで CYCLAMEN 流に料理していて実に見事です。こういった曲を CYCLAMEN として発表するのは久しぶりとの事ですよ。生じた多幸感を切り裂くように、凄まじくカオティックなリフで “DEPARTURE” は幕を開けます。 SIKTH の MIKEE と OUTSIDE THE COMA というバンドをやっている女性ボーカル YUURI さんと今西氏のデュエットが秀逸。スラップ、タッピング、そして”語り”といったまさに CYCLAMEN の要素が詰まった充実の1曲に仕上がっています。よくもまあ最小限の機材だけでこれだけのものを製作出来たなあと驚くばかりです。対して極力デジタルを廃しアナログに拘った再録の HUMANISE EP。まずは何と言っても名手 TRAVIS ORVIN のドラミングに惹きつけられます。彼の若干突っ込み気味なリズム、繊細で鮮やかなフィルインに引っ張られるようにして一体となり突き進む CYCLAMEN の演奏には鬼気迫るものがあり、ライブの迫力をそのまま伝えるようなプロダクションは素晴らしいの一言でした。「3rdアルバムは必ず素晴らしいものにします。期待してください!!」これだけのものを提示した後に発した今西氏の言葉からはさらなる高みへ突き進む CYCLAMEN の姿しか見えませんね。もし未聴の方はCYNIC のライブ、5/27発売のEPs, 過去の作品たち。入り口は何でも良いと思います。ぜひ一度彼らの音楽に触れてみてください!!

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PICK UP ARTIST + SPECIAL MESSAGE 【ATLANTIS AIRPORT】


EXCLUSIVE: SPECIAL MESSAGE FROM y0den OF ATLANTIS AIRPORT !!

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JAPANESE PIANO MATH ROCK / POP TRIO ATLANTIS AIRPORT SET TO RELEASE THEIR NEW MINI ALBUM “『a [ 360° ] Cosmic Flight』” ON 4/1 !!

NEW PV !! “HIKARI TO KAGE NO AIDA” !!

WRITER: SHUKA KASHINO (TWITTER: @kashinosss)

【ABOUT ATLANTIS AIRPORT】

もう既にご存知の方も多いのかもしれません。このところ、めきめきと頭角を現してきた「空港系」マスポップチームがいます。その名もATLANTIS AIRPORT。2011年夏に結成、以来都内にて就航中。
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まず楽曲に対して感じるのは、只管に縦横無尽であるということです。音にしろ掬う言葉にしろ、意外性の連続なのにストンと心に収まるところが最大の魅力だと思っています。
ライブでの「ご搭乗ありがとうございます」のひとことで瞬間に誘われる空の旅。限りない空間を自由自在に飛び回るかのような開放感に満ちつつも濃縮されたステージ。その様子は楽曲のみならず、自主制作というMVでも存分に堪能できます。文章を書く者が言うのもアレですが、百聞は一見に如かず!まずは一度見てください。きっと一瞬で虜になるはず。

4月1日に発売される“宇宙”をテーマに仕上げられた『a [ 360° ] Cosmic Flight』は、これまでの作品よりもさらに無限の可能性を示唆するような一枚となっています。実験的な部分がありつつも、どこか懐かしさを感じさせる楽曲たち。出会わないなんて勿体無い。搭乗するなら間違いなく今です。見渡す限りの宇宙の中を駆け抜けていく飛行機の姿を描いたジャケットが目印。ミックスエンジニアには、サカナクションや赤い公園、米津玄師、石毛輝(telephones)などを手掛けた土岐彩香(青葉台スタジオ)と、fox capture planなどを手掛けるsho ueharaを起用して製作されました。
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【MESSAGE FROM y0den】

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ご紹介ありがとうございます。
アトランティスの楽曲の多くはy0denが魂の入れていない仏のような原型を作り
そしてsoneが作詞をして皆で魂を入れて完成させます。
MVも自主制作なので大変アトランティス純度の高い仕上がりになっています
風呂敷広げすぎて畳むのが大変でした笑
是非たくさん聴いて楽しんで頂けたら僕らも嬉しいです!

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ATLANTIS AIRPORT
1st Mini Album 『a [ 360° ] Cosmic Flight』 (※読み:ア コズミック フライト)
発売日:2015年4月1日(水)
品番:ROJR-0039
価格:¥1,500+税

ATLANTIS AIRPORT HOMEPAGE
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PICK UP ARTIST + PRE-REVIEW: “GRAVEWARD” 【SIGH】


LEGENDARY JAPANESE “CINEMATIC HORROR METAL” BAND, SIGH SET TO RELEASE MASTERPIECE “GRAVEWARD” ON 4/27 !!

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NEW SONG !! “OUT OF THE GRAVE” !!

【ABOUT GRAVEWARD】

2 and a half years were required to finish up Sigh’s 10th studio full-length album “Graveward”, which embraces everything from vintage keyboards such as Minimoog and Fender Rhodes to real orchestral instruments. Each song ended up in having more than 100 tracks and the total amount of the sound data exceeded 100GB. “Cinematic Horror Metal” should be the best phrase to describe this most layered grandiose album in Sigh’s history.

SIGH 10枚目のフルアルバム、”GRAVEWARD” は完成に2年と半年を要しました。ミニムーグ、フェンダーローズといったヴィンテージキーボードから本物のオーケストラの楽器まで全てが含まれたアルバムです。どの楽曲も 100 トラック以上を有し、サウンドデータの総計は 100 GB を超えました。SIGH の歴史において、”CINEMATIC HORROR METAL” というフレーズはまさしくこの雄大に幾重にも重ねられたアルバムを表現するのに相応しいと言えます。

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【INFLUENCES】

Inspired by a little chat with Fabio Frizzi, well-known for his legendary works for Lucio Fulci’s movies like”The Gates of Hell” and “The Beyond”, “Graveward” was composed as a homage to Italian zombie flick classics, Hammer Horror Films, and King Diamond. Of course the musical influence is as wide as ever including aforementioned horror soundtrack composers (Fabio Frizzi, Goblin, James Bernard, Jerry Gold Smith, and John Carpenter), and their roots (Schoenberg, Webern, Stravinsky, Bartok, and Charles Ives), left-of-center rock / metal artists (Celtic Frost, King Diamond, The Beach Boys, Magma and Frank Zappa), Free Jazz (Sun Ra, Albert Ayler, and Peter Brotzmann) and some Central Asian traditional music.

“THE GATES OF HELL”, “THE BEYOND” といった LUCIO FULCI の映画への仕事でよく知られるボローニャのコンポーザー、FABIO FRIZZI との会話から着想を得て、”GRAVEWARD” はイタリアゾンビ映画の名作たち、HAMMER HORROR FILMS, そして KING DIAMOND へのオマージュとして製作されました。勿論、音楽的影響は多岐に渡ります。前述のホラーサウンドトラックコンポーザーたち (FABIO FRIZZI, GOBLIN, JAMES BERNARD, JERRY GOLD SMITH, JOHN CARPENTER), そして彼らのルーツ (SCHOENBERG, WEBERN, STRAVINSKY, BARTOK, CHARLES IVES), 中道左派のロック/メタルアーティストたち (CELTIC FROST, KING DIAMOND, THE BEACH BOYS, MAGMA, FRANK ZAPPA), フリージャズ (SUN RA, ALBERT AYLER, PETER BROTZMANN), そして中央アジアのトラディショナルミュージックに影響を受けています。

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【NEW FACTOR】

 ”Graveward” is a big step forward from Sigh’s past albums in every aspect. The biggest evolution was brought by You Oshima, who joined Sigh as a new guitarist in 2014. He is known for his own project “Kadenzza”, who released two albums via France’s Holy Records so far. What he brought to Sigh is not only the new dimension of the guitar playing but his outstanding skill of mixing the songs. As he has his own studio, we were able to take whole three months to mix up those hundreds of tracks properly.

“GRAVEWARD” は SIGH の過去のアルバムたちに比べて全ての面で大きく前進しています。最大の進化は 2014 年からバンドに加入した新ギタリスト YOU OSHIMA によってもたらされました。”KADENZZA” という彼自身のプロジェクトでも知られていて、今までにフランスの HOLY RECORDS から2枚のアルバムをリリースしています。彼は新機軸のギタープレイだけでなく、際立った楽曲のミキシングスキルもバンドにもたらしました。彼は自分のスタジオを所有しているので、3ヵ月間まるまるこれら何100ものトラックを適正にミックスする事が出来たのです。

【GUEST APPEARANCES】

“Graveward” welcomes various guest musicians including Matthew Heafy from Trivium, Fred Leclercq from DragonForce, Niklas Kvarforth from Shining (Sweden) Sakis Tolis from Rotting Christ, Metatron from The Meads of Asphodel and so on. The cover artwork was done by Costin Chioreanu, who worked with Ihsahn, At the Gates, Deicide and Ulver.

“GRAVEWARD” には様々なゲストが参加しています。MATTHEW HEAHY (TRIVIUM), FRED LECLERCQ (DRAGONFORCE), NIKLAS KVARFORTH (SHINING), THE MEADS OF ASPHODEL などなど。アートワークは IHSAHN, AT THE GATES, DEICIDE, ULVER との仕事で知られる COSTIN CHIOREANU 氏が手掛けています。

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NEW-COMER !! 【LOQTO】


JAPANESE THREE PIECE MATH-ROCK BAND “LOQTO” RELEASED THEIR FIRST EP “REPLICATION” !!

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WRITER: SHUKA KASHINO

マスロックというジャンルが現在各地で盛り上がりをみせているという事実は、もはや説明するまでもないでしょう。170人以上もの動員を記録したという、FECKING BAHAMASのマスロックコンピレーションから開催された“BAHAMAS FEST”も記憶に新しいですね。
ただ、ひとえにマスロックと言っても各々が思い浮かべるバンドはそれぞれ異なるのではないかと思います。だからこそ、マスロックを語る上で必ずこのタイミングで知っておかなければならないバンドがいます。
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その名もloqto(ロクト)。2012年に結成。都内を中心に活動しています。
彼らは2015年2月に1st ep “Replication”をリリースしました。これが一切の過言はなく、今後マスロック史に深く根付いてくること間違いなしの 珠玉の一枚なのです。
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彼らの楽曲は、3ピースならではのそれ以上でも以下でも成し得ない緊迫感を携え、意識を尖らせていなければ置いていかれてしまうのでないかと思うほどの目まぐるしい展開が魅力です。それだけですと取っつきにくく思われますが、しっかりとキャッチーさも併せ持っており、筆舌に尽くしがたいほど絶妙なバランスで成り立っていることを痛感させられます。曲を追うごとにその構成要素ひとつひとつに隈なく仰天させられ、並々ならぬ昂揚感を感じられるはずです。

彼らの魅力はステージの上でも遺憾無く発揮されます。一見クールだけれど、ただならぬ情熱を内に秘めた彼らのステージは、ぼんやりと眺めていられるものではありません。
2015年2月21日、レコ発と銘打って行われたライブでは、これまでよりもさらに堂々とした演奏を繰り広げていました。以前までは繊細という印象が強かったのですが、回数を重ねるごとに確実に雄勁さを増しているのがわかります。是非とも彼らの楽曲は、音源で楽しむのみでなく実際に現場を目の当たりにして欲しいと思っています。

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1st epリリースという節目を迎えた彼らの動きが、今後どのように変化して行くのかを見逃す訳には行きません。マスロック界の若き精鋭を是非この機会に目撃してください。
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yoichi matsuoka : guitar
hironori kujiraoka : bass
shuma yamakaji : drums
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SHUKA KASHINO TWITTER: @kashinosss

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NEW DISC REVIEW + INTERVIEW 【FRUITPOCHETTE : THE CREST OF EVIL】


EXCLUSIVE: INTERVIEW WITH FRUITPOCHETTE !!

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ZUMA & MINAMIN OF FRUITPOCHETTE TALK ABOUT THEIR FIRST FULL ALBUM “THE CREST OF EVIL” AND MORE !!

住民の98%が接続詞”から”の代わりに”けん”を使用し、ポンジュースを麦茶のように一日2ℓは必ず摂取するという温泉とチンチン電車の愛媛は松山から MAD MAGAZINE が送り出したメタル系ガールズグループ FRUITPOCHETTE。2枚同時発売のシングルに続いて遂に 1st フルアルバムがリリースされました。”THE CREST OF EVIL”。ガールズグループらしからぬ”輩”と化した2人のイラストが印象的なジャケットですが、彼女たちの成長を如実に感じられる素晴らしい作品です。まだアルバムからのPVが届いていないのが残念なのですが、上に貼った1st EP からの”暴虐-PARASITE-“に比べると歌唱の安定感、声量、感情表現が明らかに一段も二段も進化しているのが判ります。加えて WHEN MY LIFE IS OVER の遠藤元気氏、ALFRED の山下智輝氏が作詞作曲を手掛けた楽曲の数々は本格的なイエテボリサウンドからピコリーモ、V系にも通じるようなエピカルなものまでバラエティーに富んでいて非常に魅力的。インタビュー中でも触れられている通り「BABYMETAL には楽曲的には負けてないと思う」という言葉も決して大風呂敷ではないと思いました。ぜひこのインタビューでフルポシェ東志栞(ずま)さんと寺谷美奈(みなみん)さんの「エエとこ」をよう知ってくださいね。

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NEW DISC REVIEW + INTERVIEW 【ESPECIA : PRIMERA】


EXCLUSIVE: INTERVIEW WITH HARUKA TOMINAGA OF Especia !!

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JAPANESE “KAWAII” GIRLS GROUP Especia WILL SURPRISE YOU !! THEIR AOR, DISCO, FUNK, CITY POP SOUNDS TAKE YOU TO THE 80’S MAGICAL JOURNEY !!

大阪から登場した”堀江系ガールズグループ” Especia。その存在は雨後の筍のごとく現れる他のアイドルグループとは明らかに少々違っていました。「あれ、そんな感じの服大阪のオバちゃん着とるやん?」なカラフルで独特、一周回って激オシャなファッションセンス。「あれ、そんな感じの曲ウチのオカンよう聴いとったで?」な AOR, DISCO, FUNK 色を前面に押し出した、一周回って激新しいクールな音楽。山下達郎を臆面もなくカバーするなどイヤらしいほどに80年代を感じさせつつも SOUNDCLOUD, OTOTOY を駆使したネット戦略、音楽オタクを魅了する実力派生バンドの起用、VAPORWAVE の導入など実はしたたかに着実にその人気を増してきました。彼女たちそしてチーム Especia には何かしらファンを驚かそうというという小悪魔感が常にありますね。
めでたくメジャーデビューとなった2/18 発売の最新EP “Primera”ですが今回のサプライズは 若旦那 プロデュースの楽曲 “We are Especia~泣きながらダンシング~”。今まで築き上げてきたクールでアーバンなイメージと相対するような 若旦那 の”エモーショナル”なテイストが賛否両論巻き起こしています。個人的にはEP の他の曲はこれまで通り、いやメンバーの歌唱力が増した分だけスケールアップした Especia らしい素晴らしい楽曲が揃っているのでこういった試みも面白いのではないかと感じました。とにかく色眼鏡を外して彼女たちのサウンドを味わって欲しいですし、しっかり眼鏡をかけて彼女たちの KAWAII を見つめて頂きたいですね。
今回弊紙では Especia のリーダー、おはるかちょ(#´_`#)ノ♪でおなじみ、垂れ目系 冨永悠香さんに新 EP “Primera” や Especia のこれからについてお聞きする事が出来ました。Q5を読めば彼女が皆さんが思っているよりもずっと音楽が大好きで詳しい事に気づくでしょう。そして最後にはきっと ”はるかちょ” とディズニーシーに行きたくなるはずです。

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【HARUKA TOMINAGA】

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Q1: 遂にメジャーデビューが決定しましたね。2012年のデビュー以来約2年半経ちました。
様々な事があったと思いますがここまで辿り着いた現在の心境を聞かせてください。

【HARUKA】: メジャーデビューできるのはほんの一握りと聞き、こんな大きなチャンスをもらえて本当に幸せだと思っています。私はボイトレに通えるだけで幸せを感じていた女子高校生でしたが、今ではたくさんライブやお仕事をさせてもらえていて、昔の自分が今の自分を知ったらびっくりすると思います。2年半前の結成の時は、ただ歌えてることが幸せで、目の前の一つ一つのことに夢中でした。メジャーという道を作っていただけて本当に感謝しています。Especia の制作チームやスタッフとしていつも Especia を支えてくれている関係者さん、いつも応援してくれているぺしすとさん達、本当にありがとうございます!正直最初はメジャーの世界が怖くて私にできるのかな…と、すごく不安でしたが、メジャーデビューの発表をして皆からおめでとうって言ってもらえた時に不安が飛んで行きました!頑張ればきっとうまくいくって自分自身を励ましています(笑)そして何より大好きな Especia の一員であることが人生の誇りなので、どんなことでも頑張るぞ!ってやる気に満ち溢れています!

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Q2: 結成当初はなかなか固まらなかったメンバーも固まり、6人で着実にステップアップを果たしているように見えました。
そこで昨年、杉本暁音さんが脱退し5人になりましたね。リーダーとして色々思う所もあったと思いますが、もう前に進めていますか?

【HARUKA】: メンバーが辞めていくたびに、自分を責めていたりもしていましたが、全国ツアーを経て団結したってこともあり、今は前を向いて進んでいます!O-EAST という大舞台も経験できて、すでに5人の方がしっくりくるくらいな感じです。

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Q3: 昨年は先輩グループ BiS の解散もありましたね。
同じアイドルとして、またつばさプラスの後輩としてどのような想いで見ていましたか?

【HARUKA】: BiS 先輩は先輩と呼んではいるものの、本当に心からファンの目線で見てしまっていました。だから単純に解散はすごく寂しかったです。ライブも何回も見させていただいてたくさんのことを学びましたが、特にプールイさんのリーダーとしての覚悟はいつもすごいなって思っていました。結成当初からずっと BiS を引っ張ってきて守り続けてきて本当に尊敬してます。

Q4: 2/18 発売の新EP “Primera” では若旦那さんが 「We are Especia ~泣きながらダンシング~」という曲をプロデュースされていますね。彼が参加した経緯を教えて下さい。これまで個人的に若旦那さんの曲を聴いたりはされていましたか?

【HARUKA】: はじめてお会いしたのは MINMI さんの「#ヤッチャイタイ」に Especia を出演させてくれた時でした。MV 監督が Especia も手がけているホンマカズキさんだったので、紹介していただき交流がはじまった感じです。若旦那さんが曲作りに Especia の気持ちを入れたいと言ってくださって、一人一人が若旦那さんへ手紙を書きました。メンバー脱退、メジャーに向けての気持ちについて書きました。
湘南乃風さんの曲は普段からカラオケでも盛り上がるので、絶対誰かが歌うし、私も踊りながら歌ってました!私のいとこが湘南乃風さんが好きなので、その影響や、学校の友達の間で流行っていたりして中学校の頃から聞いてました。気持ちをぶわーってぶつけている熱い歌でやる気とか勇気をもらっていました!

Q5: “Primera” の聴き所を教えて下さい。個人的に気に入っている曲はありますか?

【HARUKA】: Primera は「最高級の」という意味があります!その名の通り、どの曲も最高級!
今回も前回の GUSTO に引き続き、パート以外にもたくさんコーラスをさせていただいたんですが、サビのコーラスが四層の曲もあって重圧感があり、すごく聞きごたえがあるなって思います!
特にお気に入りは West Philly と Security Lucy です!
West Philly では作詞でも参加させていただいているんですが、Especia だからこそ歌える曲だなと思います。イントロから渋くて、声量がすごくて歌がうまい黒人の方の歌声が聞こえてきそう(笑) Rillsoul さんが以前留学していたフィラデルフィアの情景が目に浮かびます。そしてドラムの遅取りがめっちゃかっこいい!遅取りなのでライブでのダンスはめっちゃ難しいのですが…(笑)
私が落ちサビからのラストサビでフェイクをするところは感情がピークなので、ぜひ注目して聴いてくれたら嬉しいです!
Security Lucy はサビを脇田もなりと交互で二人で歌うという新しい歌割り。Cメロの絵莉加のソロもサビとは違ういいスパイスになっています。Especia のサウンドプロデューサー Schtein&Longer さんの色がすごく出ている曲だと思います!歌っていてすごく気持ちがいい曲なので、ボーカルにも注目して聴いてくれたらなって思います!

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Q6: Especia の音楽性は非常にユニークで80年代を想起させるようなシティーポップ、ディスコ、AORな雰囲気が特徴です。
バンドも素晴らしく、山下達郎さんのカバーも行ったりされていますね。冨永さんが普段聴いている音楽やカラオケで歌う曲はどんな音楽ですか?Especia の音楽とは違いますか?

【HARUKA】: 親が山下達郎さん竹内まりやさんが好きで小さい頃からよく耳に入ってきていました。なので山下達郎さんのカバーのお話を初めて聞いたときはすごく驚いてすぐ父に言いました!とても喜んでいました。
私は小学校の頃に大塚愛さんにハマり、次は浜崎あゆみさんにハマり、他にもたくさん色んなアーティストさんを聴いていました。昔から歌手になりたかったからなのか、いつも憧れの目線で女性アーティストさんばかり聴いていました。最近ではアイドルさんが好きで、YouTubeで歌いながら踊ってる姿を見てきゅんきゅんしてます(笑)
普段から Especia もよく聴きます!やっぱり Especia の曲が大好きです。

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Q7: “GUSTO” は”ネットの音楽オタクが選んだ2014年の日本のベストアルバム”の30位にランクしました。実際素晴らしいアルバムだったと思います。Especia がインターネットの世界から評価され火がついていく事についてはどう思いますか?

【HARUKA】: ありがとうございます!初のアルバムの GUSTO が高評価でとても嬉しいです!インターネットはどんどん情報が拡散されていくし、音楽を始め、いろいろな情報を知ってもらうのにはすごく便利なツールだと思います。まだまだTVやラジオに頻繁に出られるわけじゃないしインターネットがあったからこそ私たちも活動の幅を全国まで広げていけていると思うので、こういったランキングやインターネットの評判などを見て頂いてCD買ってくれたり、ライブに来てくれるのはすごく嬉しいです!

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Q8: 関西出身のアイドルと言えば Especia 以外にも、たこやきレインボー、Passcode、コウベリーズ、いずこねこなどがいます。関西のシーンの良さはどこですか?東京と比べて温度差のようなものはありますか?

【HARUKA】: どこの場所にいっても楽曲のおかげで Especia の空間ができあがるので、ライブやらせてもらってる限りでは地域によっての差って私たちにとってはあまりないです!関西は地元ってことが大きいので安心感、ホーム感は大きいです!

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Q9: 日本のシーンはさながらアイドル戦国時代です。例えば ベビメタちゃん は世界的に大成功を収めましたし、ももクロは大人気、デンパ組、エビ中もブレイク目前です。Especia の目標は何ですか?また冨永さんにとってアイドルとは何でしょう?

【HARUKA】: Especia は長くたくさんの人に愛されるのが目標です。毎年zeppツアーができるようなアーティストになれればなと思ってます。音楽的にも大人っぽくて背伸びをしている曲も多いので、逆に年齢を重ねるといい味が出ると思います。それぞれが個性を活かした仕事もしながら、やっぱり5人揃ったら最強のだ!って言われるグループになりたいです。
私はアイドルが好きなので、ファン目線から見るとアイドルは最高の癒しです!自分自身歌っている立場からすると、生活のスパイスです!Especia を好きと言ってくれている皆さんの生活の一部分になって、Especia のおかげで楽しかったり嫌なことを忘れられたり、そんな存在になっていたらいいなと思います。

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Q10: これは全てのアーティストさんにお聞きしているのですがデートで行きたい場所と好きな男性のタイプを教えて下さい。

【HARUKA】: デートで行きたい場所はディズニーシー!ペアルックを来てミッキーとミニーで行きたい♪
好きなタイプは優しくてお兄さんみたいにお世話してくれる人(笑)

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Q11: 最後に読者の皆さんにメッセージをお願いします。

【HARUKA】: 読者の皆様!読んでくださってありがとうございます!Especiaのことを知っている人にはさらに Especia について詳しくなってもらえたかと思いますし、初めての方はぜひ一度 Especia の80’s サウンドを聴いてみてください♪ 皆のスパイスになれますようにっ(#´o`#)

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MATH-ROCK SPECIAL !!! LIVE REPORT: BAHAMAS FEST 【MATH-FEST JAPAN】


EXCLUSIVE: TAK YAMAMOTO, EXECUTIVE PRODUCER OF BAHAMAS FEST TALKS ABOUT MATHFEST JAPAN !!

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世界の音楽シーンで日増しにその存在感を増しつつあるニュームーブメント、MATH-ROCK。まさに日の出の勢いである MATHMATICAL なアーティストたちを集めたロックフェス、第1回 “BAHAMAS FEST” が今年ここ日出づる国日本で開催され、非常に話題を呼びました。マスフェスト及びその発端となったマスコンピの立役者である TAK YAMAMOTO 氏にライブレポート、裏話などを語って頂きました。

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JAPANESE PREMIERE : ‘KIEV’ AND ‘KIEV (HAIOKA REMIX)’ 【UMMAGMA】


JAPANESE PREMIERE : ‘KIEV’ AND ‘KIEV (HAIOKA REMIX)’ FROM UMMAGMA’S UPCOMING ALBUM “KIEV REMIXES”

‘KIEV’

‘KIEV (HAIOKA REMIX)’

CANADIAN/UKRAINIAN TEAM ‘UMMAGMA’ WILL RELEASE INTERNATIONAL REMIX ALBUM ‘KIEV REMIXES’ ON 10/31!!

本誌でも大好評だった SOUND OF SPUTNIK のメンバー二人によるプロジェクト UMMAGMA。彼らの ‘KIEV’ という曲を様々な国の様々なアーティストがリミックスした ‘KIEV REMIXES’ というアルバムが Emerald & Doreen Recordings から10/31にリリースされます。今回はそこからオリジナルテイクと 日本人アーティストSHINTARO HAIOKA がリミックスを行った素晴らしいテイクを日本のファンの皆さんへ特別に公開します!!

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【ABOUT ‘KIEV’】

In this new release, Ummagma rise above the decay and mayhem encountered in that country to embrace diversity and beauty, while taking their music in new directions. ‘Kiev’ is not only the epicenter of massive civil unrest – it is the name of this release, and is ultimately a message of hope. The outcome shows that what is the end for one person may be the start for another.  In ‘Kiev’, this Canadian-Ukrainian team celebrates their freedoms, exploring the root of today’s problems to create beauty in the face of hostility. Even more importantly, it shows that beauty can blossom even in the midst of ugliness. Despite heavy turmoil in Ukraine, Ummagma look forward to a brighter future for Eastern Europe. 

UMMAGMA はこの新作で新しい方向性を提示しました。ウクライナが直面している腐敗や混乱。そこから脱するような多様性や美しさを抱く事で。キエフが象徴しているのはただ市民の不安の震源地というだけではなく希望へのメッセージでもあるのです。私たちはウクライナとカナダのチームです。自由に感謝し、敵意に満ちた今日の問題のルーツを美しさを奏でることで探求していきます。重要なのは醜さの中でも美は花開くという事です。ウクライナは確かに大混乱のさなかにありますがUMMAGMA は東ヨーロッパの明るい未来を見据えています。

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This release is an impressive package featuring the original track ‘Kiev’ plus 9 remixes from 9 fantastic artists from as many countries, celebrating the splendour of the original composition in their own unique styles. One of these artists is Japanese producer Shintaro Haioka, who is one of just three Red Bull Music Academy artists from Japan, renowned for mixing traditional Japanese instrumentation, such as the koto, with electronic chill sounds.  In the words of the Academy, which is now underway in Tokyo, “Haioka offers a distinctively Japanese take on modern electronic music, and one that rationalises the past with the future, and his nation with the world.”

今回のリリースは ‘KIEV’ のオリジナルトラックと様々な国の9人の素晴らしいアーティストがリミックスを行った ‘KIEV’ の9バージョンが収められています。それぞれが独自のスタイルでオリジナルの楽曲に輝きを与えています。その中に一人、日本人アーティストがいます。RED BULL MUSIC ACADEMY に所属する日本人3人の中の一人、SHINTARO HAIOKA です。琴のような和楽器をミックスする事で有名ですね。アカデミーの言葉を引用すると、「HAIOKA は彼独特の過去と未来、日本と世界を結ぶようなモダンなエレクトロミュージックを創造している」という風に紹介されています。
Haioka wants to represent Japanese style at RBMA

【MESSAGE FOR JAPAN】

Once again we have the fortune of working with a good record label and also the opportunity to introduce our music to you. For this, we are thankful. This release is a bit different than the Sounds of Sputnik release, which recently premiered here in Marunouchi Musik Magazine, because it’s just Ummagma, our duo, which was created and blossomed on the basis of love. We have been experiencing a very strange time in our lives due to the war in Ukraine, but it has united us even more and made us even more determined to make music – to create something beautiful – even if many people are looking in the other direction. This song ‘Kiev’ is a statement about everything wrong with our greedy society, but the song ends on a note filled with hope. Love, light and hope – that is what we wish – for everyone and, most immediately, for anyone taking the time to listen to this music. We also hope you will explore Shintaro Haioka’s music further, as we think he is brilliant!  Domo arigatou gozaimasu!
幸運にも良いレーベルとめぐり合い、また皆さんに私たちの音楽を紹介する事が出来ました。本当に皆さんには感謝しています。今回のリリースは以前MMMで紹介した Sound of Sputnik (こちらの記事)とは少し異なっています。Ummagma というデュオで愛の音楽だからです。ウクライナの戦争によって私たちは人生でも最も奇妙な時を経験しています。ただそれによって私たちはより結束し、美しいものを作るという音楽への熱意を新たにしました。この’KIEV’ という曲は全てが間違っている私たちの貪欲な社会へのステイトメントです。ただ最後は希望で一杯の音で終わりますよ。皆さんへの愛、光、希望。それこそが私たちの望む物なのです。同時に Shintaro Haioka の音楽もぜひチェックして下さい。彼は本当に素晴らしいと思っているからです。どうもありがとうございます。

                      FROM UMMAGMA

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彼らの関連ページです。合わせてチェックして下さい!!

http://ummagma.bandcamp.com

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